掃除を雑事と捉えるか、天が喜ぶ、神事のような行いと捉えるかで、掃除に対するイメージや、受け取れるものが大きく変わってしまいます。
徳が高く、よい会社の経営者は皆、掃除を大事にしています。
掃除のような地味で誰もが嫌がることの中に、本当に大事なことが隠されていることを知っているからです。
それは、真摯に向き合い、実践しなければわからない事。
多くの経営者が、そのことを理解すれば、世の中は必ず良い方向に変わっていくはずです。
日本の学校では昔から、最近ではアジアの学校でも、生徒が掃除する習慣が定着してきているようです。しかし、掃除の本当の意義や役割を理解して行っている人は、ほとんどいないのではないでしょうか?
掃除は、この世界で生かされていることへの最低限の責任です。
自然のサイクルを遮ってまで、私たちは生かされているのだ、ということに気が付けば、まず何に感謝をするべきなのかが分かります。
厳しい言い方をすれば、掃除をすることは、この世界で生かされている私たちの義務です。
左図引用:KMK環境免疫学研究会