・ワカモレ・クバーノ
メキシコで定番のフレッシュなアボカドのサラダです。キューバではこれにパイナップルやきゅうりを追加して、塩コショウとオリーブオイル、レモンやライムなどで作ったドレッシングを混ぜて食べることが多いです。暑いキューバでは、サッパリした味わいが人気を呼んでいます。
・アロス・コン・ポジョ
米にサフラン(またはアブトー)やクミン、オルガノ等の香料を加え、鶏肉、ピーマン、タマネギ、ニンニク等の野菜とともに炒め炊きした、キューバ流のチキンライスです。最後に彩を追加する飾りつけとして、グリーンピースや赤ピーマンを盛ります。
・アロス・コングリ
米に、赤いんげん豆と塩、玉ねぎ、豚バラ肉、油を加えて炊き込んだ米料理です。黒豆を使うこともあります。
見た目が日本の赤飯と似ていることから、日本人の我々には親しみが湧きますよ。味付けは塩コショウとオレガノです。ここが日本とは違うところです。
黒いんげん豆を使う場合は「アロス・コンフリホーレス」となります。
・プエルコ・アサード
アサードとはロースト料理のことで、プエルコは豚肉を意味します。
キューバの祭りや祝いでは、豚を炭火でじっくりと丸焼きにします。
豚肉は日本のものより若干固いですが、お肉の旨みは抜群で、食べ応えたっぷり、満足感のある一品です。丸焼きすることが難しい家庭では、厚切りの豚肉をフライパンで焼きます。
・トストーネ
皮をむいた調理用の青バナナを輪切りにし、石で潰してから油で揚げる料理で、二度揚げしてカリカリに仕上げることが多いです。塩を最後にふり、サイドメニューやおやつの一品として食べます。
フライドポテトに似た味というと分かりやすいでしょうか。語源はスペイン語の「きつね色に焼く」を意味する動詞に由来するといわれています。