男性の多い建築の世界で、業界トップクラスのクロス貼技術を誇る深山ジュン先生の指導が受けられるのはココだけ!！建築の仕事の中でも、クロス貼の仕事は、筋力いらずで、年齢的にも長く働けるので女性こそ活躍できる理想的な仕事‼未経験・初心者大歓迎です！

深山先生の経験談

https://susmaga.team-sustina.jp/jun_miyama/　より抜粋

深山さんがクロスの仕事を始めたのは、今から20年前。23歳のときでした。離婚を機に「手に職を付けなくては」と思っていたとき、クロス・内装会社の社長さんと知り合ったのがきっかけと言いますが、それ以前の“とび職”の経験があったことも大きかったようです。

「平成4年当時は、女の子がとび職に就くのがけっこう流行っていたんですよ。同年代の女の子も多くいましたけど、基本的におじいちゃんばかりの職場だったので、作業着を買ってもらうとか、良くしてもらっていましたね。ロッカーを開けたらメロンが入っていたこともあって(笑)。仕事自体も、ものすごく楽しかったですよ」。

このときの経験と「手に職を付けたい」希望が後押しとなり、深山さんはクロスの世界に入ることに決めました。

クロスの基本的な業務は、お客さんに選んでもらったクロスを壁に貼る、というもの。朝から晩まで黙々と大きな壁にクロスを貼っていきます。

「20歳の息子には、“毎日壁ばかり見て作業するなんて暗い仕事だね”って言われちゃって」と笑う深山さんですが、黙々と無心でできるところが好きなのだと言います。7～8割方の作業は1人で完結できてしまうところも、現場の他の仕事にはない特徴です。

仕事に対する深山さんの表情は真剣そのもの。職人としての誇りが感じられます。

また、お客さんの要望があれば、クロス選びをしてあげることもあるのだとか。

クロスの世界で12年以上に渡り、職人として経験を積んできた深山さん。男性が多い業界で苦労した経験はなかったのでしょうか。お話を聞いてみると、意外な答えが返ってきました。

「よく聞かれるんですけど、女性だからという理由で苦労したことはないんですよね。仮設トイレが汚すぎて使いたくない、とかはあったけど、そんなのは男性だって嫌じゃないですか。重たいものを運ぶと言ってもたかが知れているし、小柄な私が12年以上も仕事を続けてこられたことが証明になるんじゃないかな」。

女性だから大変なのではという“偏見”を見事に一蹴してくれましたが、「むしろ女の子こそ向いている仕事だと思う」と深山さんは話します。

「クロス貼りってものすごく細かい作業なんですよね。なので、現場の仕事の中でも手先が器用で、一般に細かいところに気を配れやすい女の子のほうが向いているんじゃないかと思うんです」。

ほかにも、作業時にお客さまのご自宅にお邪魔するときや、クロス選びのときに直接接するお客さまに女性が多いことも、女性がクロス貼りに向いていると考える理由なのだそう。

また、クロスの現場では動きやすい格好であれば、服装は自由。無骨な印象が強い作業着ですが、最近では女性向けのかわいらしいカラーリングのものを開発しているメーカーも増えてきていると言います。

こうした“追い風”を受け、クロスの業界で働いてきた女性の“先輩”として、深山さんはこう話します。


「私はクロスの仕事がすっごく好きなので、この業界にもっと女の子たちが入ってきてほしいなと思っているんです。今、女の子が少ないのは単にどんなお仕事なのか知らなかったり、実情と違うイメージが付いてしまったりしているからだと思うんですよね。未経験からでも何歳からでも“手に職”がつけられるし、“やりたい”と思ったら、どんどん飛び込んできてほしいと思います」。