1964年生まれ、熊本在住。
元幼稚園教諭、保育士。
◆0歳から高校生までの子育て教室「ママごとスクールアカデミア」代表。
幼児教育30年、熊本市子育て支援センター長16年の経験から、30万人のママと子ども達に関わってきた実績を生かし、実践型子育て教室や、子育て相談、女性の夢実現マインドを整えるセッションをしています。
◆心の声を、視覚を通して言語化する「心のパズル」セラピーの創始者。
パズルセラピーは、難しいルールが一切なく、36枚のパズル(イラスト)の中から気になるパズルを選んで置くだけのシンプルなコーチングセッションです。視覚から入るので、顕在意識が反応する前に潜在意識が無意識に反応し、絵を見ながら話すだけですが、心の声が出安くなります。絵がある事で、クライアントとセラピストの焦点や共通意識がずれにくく話せます。又、話したくない内容が出てきた場合には、話を他のパズル(イラスト)に移動して話せるので、テーマの変更が簡単にできます。その為クライアントが必要以上の緊張感や抵抗を受けずに、自分が話しやすい話題からしゃべっていきます。触れたくないテーマの糸口が見え始めてくると、自分で戻って話すことで、本質に近づきやすいのが特徴です。自分自身の事や人間関係、仕事、子育てや夫婦関係、これからどうしたいか、思考や脳の癖に気付いたり、ビジョンの構築をしたり、解決策を見える化する、子どもから大人まで対応できる、クライアントに優しいコーチング手法を伝えています。
◆都留文化大学特任教授、(一社)教育デザインラボ代表石田勝紀先生主宰、カフェスタイル勉強会「МamaCafé」認定ファシリテータとして、子育てを楽しみながら子どもと大人の良質な自立の仕方を、大阪、熊本、宮崎、鹿児島などで伝えています。
※手相、人相、姓名判断などを総合的に使ってセッションに取り入れているます。30年以上の幼児教育の経験から、子どもの性格や行動の特徴、思考の傾向、関わり方等も、オンリーワンの個人セッションとして、伝えています。
結婚し知り合いもいない土地で、子育てを手伝ってくれる親も遠方、主人の帰宅は連日0時を過ぎ、週休1日の日々、ワンオペ育児を、「私が憲法の放牧子育て」をしながら、子育てと保育士の仕事を30年以上両立してきました。
長男の断乳の時が年末で、主人は仕事で不在の真夜中の街を一人で歩きながらあやしました。仕事復帰してからは、私が仕事を終えて買い物をして帰宅するのは19時過ぎ。お腹がすいている子ども達は夕飯前にお菓子を食べないではいられませんでした。0歳でも2人の子どものお風呂を一人で入れるのは日常茶飯事で、夕食は21時前後を回っていました。朝から晩まで続く仕事と子育てと家事、子どもの送迎、地域や学校行事もほぼ一人でした。夫は、日曜しか休みではないので、土曜日は一人で家事を済ませてから子どもを連れて出かけていました。子ども達と私は1年中、四六時中行動を共にしているので、クリスマスのプレゼント準備がしづらかったので、毎年この時期はバタバタしてため息が出ていました。毎日疲れ切って子ども達を寝かせる私は、寝落ちしては、真夜中に食器を洗ったり、保育士の仕事も明け方までしていました。
そんな日々を続けていましたが、よその家庭と比べても何も変わらないし、不平不満しか見つからないので、元々母の影響から自分なりに生活や育児を工夫する事を一つ一つして、「私のいい感じ」に生活のペースを、色々試しながら変えていきました。
仕事をしながら、自宅でもママや保育士が元気になる「おうちサロン」をボランティアで行ってきました。ピクニックや遊びの会、行事ごとのイベント、メンタルワークショップなど、ママがご機嫌だと子どもも機嫌よく遊べること、保育士の心が元気だといい保育ができること、又、子どもが大人をよく見ている事がわかりました。子育て問題を解決するためには、一緒に話しながら、自分がしたい事を我慢せずに楽しむ事が大切だとお伝えしてきました。
2016年の熊本地震の時、2度に渡る震度7の本震の翌日から、震災で県内のほとんどの親子の居場所が閉鎖になった為、「ママの為の青空保育」をボランティアで立ち上げ、2540人の方が利用され、親子の居場所を作り、ママの話を聞いたり、育児の相談をうけたり、ママが元気になる講座や、楽しく遊ぶイベントや、心を癒すワークショップ、講師の方を呼んでのイベントなどを、1年間ボランティアを続けました。
熊本地震から、震災を経験した熊本のママ達の本当の姿や思い、心からの声を伝えたくて、「劇団・熊本ママ一座」を座長として設立。
震災の時、小さい子ども達を抱えて避難所に逃げたママ、避難生活の中で出産をした方、母乳が出なくなった方、家が崩れてしまった方、熊本に引っ越して来て1週間で震災に会った親子、マンションの7階まで赤ちゃんをかかえて水くみに走ったママ、4人の子育てをしながら自分もボランティアとして走り回ったママ達・・・が、たくましく前に進もうとしている本当の声を伝えたいと感じたからです。
支援者側の声でだけではない、ママ達の朗読劇「劇団・熊本ママ一座」は、NHKニュースに取り上げて頂きました。本番講演では、会場はたくさんの涙と拍手に包まれ反響を頂き、熊本県合志市教育委員会や、熊本市の保育園などに呼ばれて公演させて頂きました。その後、「ママの為の青空保育」の活動を、「熊本地震でママの心の支えになったもの」というテーマで東京に呼んで頂き、講演会とワークショップをさせていただきました。
熊本地震の時、自分にできることは、「ママと子ども達の側にいる事。親子が楽しく笑顔になることをしたい。」と、できることから始めました。自分も保育士だからと協力して下さる方、支援物資を届けて応援してくださる方、東日本大震災時に被害者でありボランティア活動をしていた方がアドバイスに熊本までお越し下さったり、居場所としての場所を提供して頂いたり、日本財団さんの支援も頂いたり、「居場所作りにドームがあれば助かります。」とブログに投稿した所、白百合女子大学の工学博士、松前祐司教授とネパール大地震支援用仮設住宅ダレデモドームをデザインされた、元南極観測隊の村上裕資さんが、現物を届けて下さり、設置して下さったりと、全国からほんとにたくさんの方のお力を貸して頂きました。
そして、「ママの為の青空保育」に来られた方々が、いつまでも悲しんで、辛いだけというママ達ではなく、少しずつ元気にたくましく成長していかれ、仕事を見つけたり、自分の夢を実現したり、起業したりしていいかれたのです。
私が、熊本地震のボランティアを7か月間続けてこられたのは、自分にできる事を無理せずにできたから、好きなことをしたから、そして、支えて下さったたくさんのみなさまのおかげです。そこで分かったことは、「私は、ママと子もが大好き」だと実感したのです。
親子の様子を見ながら、側に寄り添い、話を傾聴する中で見えてきた事は、やっぱりママ、女性が笑顔で楽しくしていると、問題や困難もなんとかなる。世の中が明るくなる。日本が元気になる。そして、そんな姿を子どもに見せることが何よりの教育なのでは、と考えました。
今でも、「女性や大人が幸せだと、子どもも大人も良質な自立ができる」を信念に、女性やママ、大人と子ども達の無理なく居心地の良い距離感を見つけるサポートを続け、楽しい事、面白いことを伝えていきたい。そう、思っています。
ママと子ども達が笑顔で居られたら、家庭が楽な場所になる。世の中は楽しくなる。日本は幸せになる。世界は豊かになる。地球は健やかになる。と、私は本気で思っています。
女性が楽しかったら、子ども達や男性を取り巻く現状まで幸せが上昇すると…。
私は、女性と子ども達がたくさんしゃべって、安心して居られる場所を全国に作りたいと思っています。