大腸内視鏡検査の基礎知識
大腸内視鏡検査と聞くと必要以上に身構えてしまう人が多いです。こちらでは、どのような特徴があるのか基礎知識を見ていきましょう。
・大腸内視鏡検査ってなに?
大腸内視鏡検査とは肛門から内視鏡を入れて大腸全体の観察をする検査です。肛門から内視鏡を入れるということで恐怖を感じる人もいますが、検査自体に痛みはなく10分程度で終わるので「予想していたものと違った」と感じる人の方が多いです。
・大腸内視鏡検査が必要な理由
大腸内視鏡検査が必要な理由、それは病気の発見のためです。現在日本では大腸がん患者が増えています。年齢を重ねることでがんリスクは増加するのです。50歳以上になった時は急激に大腸がん患者が増えていると言われています。
・大腸がんは症状が出た時は進行している
大腸がんは初期症状がほとんどありません。そのため、自覚症状が出た時には既にかなり進行していることがほとんどなのです。定期的な大腸内視鏡検査を受けておくことで自覚症状がない時に大腸がんに気づくことができます。
大腸内視鏡検査で分かる病気
大腸内視鏡検査で分かる病気と言えば、大腸がんというイメージも強いでしょう。しかし、それ以外の病気も発見することができるのです。こちらではどんな病気が分かるのかを見ていきましょう。
・虚血性大腸炎
ストレスなどが原因と言われている病気です。大腸への血流が何らかの原因で悪くなってしまい、超粘膜に炎症や潰瘍ができてしまうのです。高齢者に多いと言われていますが、近年は若い世代の女性にも多く見られるようになっています。
・クローン病
炎症性腸疾患のひとつであり、小腸や大腸に炎症が起こってびらんや潰瘍ができる慢性の病気です。原因は不明とされていて、肛門付近の晴れや痛み、下痢や血便などの症状が出てきます。
・弛緩性便秘
大腸の蠕動運動が低下することによって、糞便通過時間が長くなってしまい、水分が多く吸収されることで便が固くなってしまうことを指します。便の特徴として硬い・太い・コロコロしていると言うものがあるようです。
大腸内視鏡検査を受けるクリニックの選び方
大腸内視鏡検査に限らず、検査という名前がつくものはクリニック選びが重要となります。こちらではどんなポイントに注目して選ぶべきかを見ていきましょう。
・料金
大腸内視鏡検査の相場として検査のみの場合は6,000円前後、ポリープ切除まで行う場合は3万円前後と言われています。クリニックによって若干の差がありますが、相場から大きく離れているクリニックはやや不安が残ります。
・技術力
大腸内視鏡検査において技術力が高い医師の場合、麻酔を求められるような痛みは引き起こさない特徴があります。麻酔でカバーしようとする医師の場合はあまり技術力が高いとは言えないようです。
・実績
クリニックのホームページに実績数などが記載されていても、病院としての実績であり、医師としての実績ではない場合が多いです。医師の実績を知りたい場合は問い合わせてみた方がいいかもしれませんね。
名古屋で大腸内視鏡検査が受けられるクリニック
こちらでは、名古屋で大腸内視鏡検査が受けられるクリニックについて見ていきましょう。現在検査クリニックに悩んでいる人は候補のひとつにしてみてください。
・西山団地内科胃腸科
苦痛のない検査が特徴的なクリニックです。他院で検査を受けた時は痛かったけど、西山団地内科胃腸科ではまったく痛くなかったという意見も多くあります。医師ひとりあたりの実績が1,600件以上という驚異の数字を誇っているのです。
・横山記念病院
歴史ある病院であり、丁寧な検査に定評があります。日帰り手術はできず、入院が必要です。僅かな異物感を覚える程度であり、痛みを感じることはなかったという意見が多いです。説明なども丁寧であり、患者が疑問を残したまま検査に入ることはありません。
・中野胃腸病院
清潔感のある院内が特徴的であり、痛みのない検査を得意としています。そのため初めての大腸内視鏡検査の人でも安心して受けることができるのです。痛みに不安がある人は鎮痛剤を使用してもらえると言われています。
名古屋で大腸内視鏡検査を受けられるクリニックについて知りたい人は
こちらのサイトをご覧ください。
名古屋にはさまざまなクリニックが大腸内視鏡検査に対応しています。
病気の早期発見や治療のためにも、しっかり検査を受けておくようにしましょう。
がん以外の病気が発見されることもあるので1年に1回程度は受けておきたいところです。