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SDGsに対応した
探究学習ワークブック

高校生の論文執筆支援するための解説とワークブックから構成されています。『総合的な探求の時間』・『課題研究』・『論文学習』の副教材としてご利用いただけます。
(著)延原  宏
仕様:オンデマンド (ペーパーバック)
ページ数:74
ページサイズ:21.0 x 0.5 x 29.7 cm
出版社: デザインエッグ社
定価:¥1,091 税込:¥1,200

学ぶ生徒の支援
サポートする教員の支援

Point.
1
高等学校の「総合的な探求の時間」・専門高校の「課題研究」に対応
Point.
2
スモールステップでの論文作成を通して探求学習で重要な「主体的に課題を発見する能力の育成」を目指す
Point.
3
現代社会で注目度が高い「SDGs(持続可能な開発目標)」に対応
Point.
3
最近のスマホの解像度は×2なので、実際に設定した文字サイズの2分の1で表示される。

ワークブックの概要

 本書は、高等学校で「総合的な探求の時間」や専門高校における「課題研究」で学ぶ生徒に向けて、探求学習として論文を書き進めるためのワークブックとして作成されました。
 論文を書き進めていく上で必要な知識が身に付くよう、基本的には見開きで左ページが解説、右ページがワークシートとなるようにレイアウトされています。このワークシートは、実際の授業実践を通して、生徒たちが記入し、問題点を修正する作業を繰り返して完成しています。
 現在、世界中の人々に注目されているSDGs(持続可能な開発目標)にも対応できるよう構成していますので、様々な探究学習の足掛かりとなるワークブックになっています。

著者より

 これまで、高等学校で取り組む授業実践やクラブ活動を通して、各大学・官公庁が主催するビジネスプラン・ビジネスアイディアコンペに出場してきました。活動当初は、教師側からアイディアやテーマを提示し、取り組みを開始することが多かったように思います。「総合的な学習の時間」は、それで良かったのかもしれません。
 しかし、「総合的な探求の時間」となって、従来の「主体的な取り組み」に加え「主体的に課題を発見する」目標が加わりました。こうした目標の達成には、大学教育において取り組まれてきた卒業論文が、自ら課題を発見し、表現するといった観点から親和性が高いことに気が付きました。こうした経緯を経て、全国で探究活動を実践する教員の間で、論文学習が行われるようになってきました。
 しかし、実践で使える教材は多くありません。また、大学生を対象にした卒論の書き方といった書籍はありましたが、高校生を対象にした論文学習のワークブックはありませんでした。そこで、見開きで左側に解説があり、右側にワークシートがあるといった年間を通して使用できる教材を作成しました。このワークブックは、著者が初等中等教育に携わってきた中で得られた知見を活かし、ワークブックとして自作したものを授業実践において活用してきました。
 こうして完成したワークブックによって、全国各地の学校で探求学習が大きく花開くことを期待しています。

著者紹介

延原 宏(神奈川工科大学講師)
1967年 岡山県生まれ。修士(学術)大手前大学大学院比較文化研究科博士後期課程在籍。
神戸女子商業高等学校商業科教諭、岡山県立江見商業高等学校商業科、岡山県立津山東高等学校普通科、岡山県情報教育センター研究員、環太平洋大学元非常勤講師、松陰高等学校元非常勤講師、岡山県立津山商業高等学校情報処理科長・ビジネス情報科長、神戸星城高等学校教諭、2023年より現職。
文部科学省委託事業教育情報共有化促進モデル事業研究主査(商店街通信の発行を題材に授業実践を追体験できる教員向けの動画コンテンツを開発し、公開する)
平成23年度第14回コンピュータ教育実践アイディア賞宮島記念教育賞受賞(高等学校教育実践年間1位相当)
平成26年度文部科学大臣優秀教職員として表彰
平成30年度一般社団法人日本教育情報化振興会ICT夢コンテストNHK賞(ICTを活用した地域活性化に学校が連携する試み)
全国パソコン技能競技大会情報処理技能競技団体優勝通算10回優勝監督。
効果的なプロジェクト学習の推進と評価法について追究。
2020年度執筆の著書 『カリキュラム・マネジメントで実現する学びの未来:STE(A)M教育を始める前に』翔泳社(共著)
           『商業科教育法:理論と実践』東京法令出版(共著)

山田 太郎
東京都みなと学園 経営学部 経営学科 教授
1968年 東京都生まれ。
1986年東京大学経済学部 経済学科に入学、その後同研究科に進学。
30年間民間企業にて経営戦略を行い、独立。
10社以上の企業に対し、コンサルティングを行う。