お寄せいただいた寄付を元に助成の仕組みを企画し、助成先の募集・選定や資金の提供を行います。「寄付者はどのようにお金を使ってほしいと考えているか」「地域にはどんな課題があるのか」「NPOはどんな支援を求めているのか」といった現状と予測を総合的に考慮し、時に実態調査や当事者へのヒアリング等を行いながら、募集要項の作成などを通じ助成プログラムを形にしていきます。

【活かせるスキル】
情報収集(文献調査、当事者へのヒアリング等)、提出される企画書や報告書類の確認、事業成果の検証、寄付者の志を受け止める力、お金が最大限に社会で生かされる方法を考え提案する力

「自分の寄付はどう社会の役に立ったのか」。ご寄付をよりよい形でつなげていくためには、助成先となるNPOの情報や活動を公開し、事業の成果を広く発信していくことが重要です。寄付の使い道(助成先)や、事業を実施することでどのような効果が地域にもたらされたのかなどを言語化し、寄付者や市民に向けてわかりやすくお伝えしていきます。
また当財団に関心を持ってくださる方に、私たちの使命や業務内容をお伝えすることも大切な仕事です。

【活かせるスキル】
ウェブサイトやSNS等へ掲載する文章の作成(読みやすく、納得していただける説明を書く力)、チラシやパンフレットの作成、地域の課題やNPOの活動をイラストや写真で表現する力

一定規模での助成を続けていくためには、継続的な寄付金の調達が必要です。一口に資金調達といっても、その方法はさまざまです。募金箱の設置や寄付に関する相談窓口の開設、時には寄付に関心のある個人の方へ直接お願いに足を運ぶなど、いわゆる営業のような仕事もあります。

助成先となるNPOに代わり、寄付者へ説明を行い、資金を託していただくことになりますので、地域課題やNPOについて一定の知識が求められます。

【活かせるスキル】
地域課題やNPOについて関心があるまたは学ぶ力、寄付による効果を寄付者に提案する力、税額控除について説明する力