自己肯定感、自己効力感を高める指導
「私は頭が悪い」、「勉強が苦手」という生徒を、何百人も見てきました。
しかし、実際は学び方を知らないだけのことが多いのです。
たとえば、主要教科については、あなたは次のようなことを教えてもらったことはあるでしょうか。
・国語をどうやって勉強したらよいのかを、教えてもらったことはあるでしょうか。
・数学の文章題を解くために、「どのような順番で解くか」よりも、「まず最初に何に注目するべきか」を教えてもらったことがあるでしょうか。
・歴史を学ぶときは、何がどの順番で起きたかよりも、「なぜその順番で起きたか」のほうが大切だと学んだことがあるでしょうか。
上記のような科目の特性だけではなくて、学び方一般について教えてもらったことがあるでしょうか。
・その科目のテキストを読む前に、問題を解いたほうが理解が早くなると教えてもらったことがあるでしょうか。
・1つの教科を集中してするよりも、複数の教科をランダムにやったほうがよいと教えてもらったことはあるでしょうか。
・覚えるためには「間違える必要がある」と、教えてもらったことがあるでしょうか。
・複数の教科を同時に学習したほうが、理解も、記憶もしやすくなると教えてもらったことがあるでしょうか。
ほとんどの子供たちは、上記のようなことを教えてもらっていません。
そして、「自分は頭が悪い」と思い込んでしまっています。これが自己肯定感、自己効力感を下げる原因となってしまっています。
私は、プロ家庭教師として、教科ごとにわかりやすく説明するだけでなく、心理学・脳科学などの知見を踏まえた学習法を伝え、さらには自己肯定感・自己効力感を高める働きかけを行います。
子どもの自己肯定感、自己効力感を奪う教育は、すべての人を不幸にします。
ですから、子どもの自己肯定感・自己効力感を高める指導を受けるチャンスを、子供に与えてあげてください。