あの世界最高峰のバレエ学校、ロシア国立ワガノワ・バレエ・アカデミーでは「入学希望者4,000名に対して合格者60名」と言われています。
これは入学希望者約70人に対して合格者1人。バレエ向きな身体条件を満たしている生徒の数は、ごく僅かということをこの数字が物語っています。
もちろん、
ターンアウトだけで合否が決まるわけではありませんが、日本のように希望すれば誰でもバレエが習えるという状況では、バレエを習っている人のほとんどが
「いまよりもっとターンアウトが出来るようになりたい」
と願っていると言っても過言ではないでしょう。
ところが、バレエの指導法はバレエ向きな身体条件を満たしていることが前提で作られています。
したがって、伝統的なバレエ指導法では、日本でバレエを習っている生徒のほとんどは適切な指導を受けられないということになります。
これは、生徒にとっても問題ですが、教える教師の側にも、その隙間を埋める知識を得る機会がないという点で深刻な問題となっています。
解剖学を学んだとしても、標準的な体についての知識しか得られません。バレエの身体条件を満たす生徒たちの体は、解剖学的に見れば例外領域。
つまり、解剖学の中に答えはないということになります。
では何を学んだらいいのか?
対策は二つ。
1) 前提条件を満たしたごく一部の生徒さんにしか、バレエを教えないようにする。
2) 前提条件を満たしていない一般の生徒さんに合わせて、指導内容を変える。
対策1は、極めて合理的。英才教育のことです。
でも、嫌ですよね。ほとんどの生徒さんがバレエを習えなくなってしまいますから。
とすると、望ましいのは対策2。
でも、前提条件を満たしていない股関節にどう対応したらよいかは、教科書には書かれていません。
先生には伝統的な指導法がありますが、生徒さんがその前提条件を満たしていないとしたら...
割りを食っているのは生徒さんの方です。
なぜなら、
「先生は正しいことを言っている。
出来ないのは生徒さんがきちんとやっていないから。」
という構図になるからです。
でも、生徒さんは精一杯頑張っているし、上達したい。
このギャップが無くならないので、生徒さんが無理をする。それで、
「痛みなくして得るものなし」
が当たり前になってしまうのです。
でも、痛みは勲章ではありません。危険を告げる体からのメッセージです。
何かがおかしいということ。どこかに無理があるということ。
だからやっぱり、対策2が必要なんです。
「どうやって?」
その答えを得るには、ターンアウトについて、今以上に詳しくなるしかありません。
伝統的な指導法には出てこない内容も含めて知識を増やすしかありません。
ターンアウトのエクササイズを正しく行えるようになる。
子どもから大人まで、ターンアウトの指導をアレンジできるようになる。
バレエに自信がつく。
バレエ上達ナビゲーター
ターンアウト整体創始者
ターンアウト起業プロデューサー
ダンシングファン株式会社代表取締役
一般社団法人 日本バレエダンサー育成協会 代表理事
大学講師
本書を読んで得られるのはスキルではなくて、ターンアウトに対する観点です。
サングラスの色を変えると、世の中が違って見えるように、観点が変わると、同じターンアウトを見ても得られる情報が違ってきます。
螺旋階段を登ったとき、視点が高くなると見える景色が違ってくるのと同じです。
さて、その新しい景色を眺めるには、いくらが妥当でしょうか?
本電子書籍は、本書著者デボラ氏の動画講座『ターンアウト』の字幕と文字数で比べると5.6倍、約5万7千文字です。文字数≒知識の量と考えると、単純比較で6,200円の5.6倍は34,720円となります。
しかし、映像から脳に入ってくる文字にならない情報があることを考慮すると、この何分の一かに減額できるでしょう。さらに、電子書籍は紙代も印刷代もかかりません。純粋に情報の価値代で考える必要があります。
まず、
本書には、ダンサーやダンス教師、さらには保護者が抱えている具体的で切実、そしてどこに尋ねてよいか分からず困っているような質問17例と回答(Q&A)が紹介されています。仮に、この中に一つでもあなたに該当するものがあったとします。そして、この本を読まずに何処かへ、解決を求めに向かったとしましょう。現状ターンアウトについて詳しい医師や治療家に出会う確率は極めて低く、期待していた回答が得られないかも知れません。そこへの交通費や時間をロスすることを考えると、本書の購入代金など1回で元がとれるのではないでしょうか?
仮に、
あなたの今の上達スピードで一年掛かって出来るようになるステップがあったとします。そのステップが、本教材を学ぶことで、一ヶ月早く出来るようになったとしましょう。すると一ヶ月分のレッスン代が浮くことになります。月一回のレッスンで四回とすると、当スタジオの大人のクラスでは月謝約7,800円となります。本書で得た知識は、一年経ってすっかり忘れられない限り、その後もあなたの上達を早め続けます。二年目まで考慮すれば二ヶ月分で15,600円、三年で23,400円と経済的にもプラスです。
でも、
もちろん予測通り行かないこともありますので、絵に描いた餅に踊らされる必要はありません。そこで、先ほどの7,800円を基準として、紙の書籍として考えた場合この半額3,900円くらいが妥当かと思います。でも、電子書籍では紙代や印刷代がかかりませんので、定価をさらにお安くすることはやぶさかではありません。そこで、定価1,980円(税別)でご提供させていただきたいと思います。
なお、
理論が嫌いな方は購入なさらないほうがよろしいかと存じます。本書は医療の専門家向けに書かれたものではありませんので、難解なことは書かれていません。また、専門用語が多用されることもありません。ダンサーやダンス教師の方たちにターンアウトのことをより深く理解していただくために、解剖学や運動生理学、脳科学などの知識を盛り込み整理してまとめたものです。したがって、あなたには本書の根底に流れる論理性を尊重し、エクササイズは実際に行い検証していただくことで、学びを最大化することが出来ます。そうすることで初めてワンランク上の感覚を味わっていただくことが出来るようになるわけです。そうでなければ、そもそも本書の価値を評価することは出来ませんし、本書を読む時間だけあなたの人生が無駄になってしまいます。
だから、本書に真剣に向き合ってみたい方のみご購入ください。
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電子書籍(PDFファイル)のみの購入となります。
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