ただやるだけではダメ!効果的な暗記法や勉強法

北大医学部に現役合格した現役北大医学部生が教える効果的な学習法。

はじめに

単語帳を何周もしているのに覚えられない、問題集はたくさんやっているのに結果がついてこない、そんな人のために今回は、僕が受験生の時に実際に行っていた暗記法や勉強法を紹介したいと思います。勉強は、ただたくさん問題を解けばいい、何周も読めばいいということではありません。時間の無駄です。この記事が、皆さん自身の効率的な勉強法を見つけ出すことの参考になればいいなと思います。

暗記法

僕が単語帳を使って単語を暗記するときに意識していたことは、覚えている単語と覚えていない単語を区別すること、継続的に行えるようにすることです。そして、覚えている単語は、次出たとき反応速度(瞬時に訳を思い浮かべられる)を上げることを意識し、覚えていない単語は、次出たとき思い出せるように意識します。この暗記法で大事なのは、覚えている単語と覚えていない単語を区別する方法と、覚えていない単語の日本語訳を見えないようにすることです。
 
 具体的にどのようにやっていたかというと、まず小さめの細長い付箋を用意します。そして、一周目に通して読んで、わからなかったところすべてに、日本語訳の部分にかぶせるように付箋を貼ります。僕は鉄壁という英単語帳を使っていたのですが、この時点で七割くらいの単語に付箋がついて1.5倍くらいの厚みになっていました(笑)。そして次に付箋のついているところの単語だけを注意深く、覚えられるようにすべて読んでいきます。この時付箋はいじりません。そしてそれが終わったら、また初めから通して読んでいきます。この時付箋がついていない単語は反応速度を意識し、付箋がついている単語はすぐ訳を見ないでなるべく思い出せるように意識します。付箋がついている単語の訳が当たっていた時、ここではじめて付箋を外します。これを最後までやっていくと、付箋の量が減った単語帳になると思います。そうしたら、また付箋がついているところを注意深く読む、初めから通して読んで付箋を外していく、を繰り返し、付箋がなくなるまで続けます。付箋がすべてなくなったら、その単語帳の訳はすべてわかっているということです。
 
 僕は鉄壁の付箋がすべてなくなるのに、6周くらいしました。しかし、確実に一周一周の読むスピードは速くなり、何度も出てきた単語は瞬時に訳ができるようになりました。この暗記法の利点としては、付箋をすべてなくすという目に見える目標があるので、それを達成するために継続的にできることです。また、わかっている単語も何度もやって、ないがしろにしないことで、どの単語も忘れることなく一語一語確実に覚えられるということです。逆に注意点としては、確実に覚えてから付箋を外すということです。そうしないと通しで読んで付箋が張っていないわからない単語が出てきてしまい、その答えがすぐ見えてしまうので、わかっているつもりになってしまうのです。単語帳は何も工夫せずただ読んでいては、何周しても覚えられません。自分は上のようなやり方でやっていましたが、皆さんも自分なりのやり方を見つけて効率よく勉強しましょう。

問題集のやり方

問題集のやり方も基本的には単語帳のやり方とおなじで、解ける問題と解けない問題の区別をしてやることが大事です。ただ、単語帳と違う点は、一問にかかる時間が多いということです。単語帳の場合はわかっている単語も何周もして復習していましたが、問題集の場合はそうしてしまうと時間の無駄になってしまいます。では僕はどのようにやっていたかというと、まず一通り問題をやっていく中で確実に解ける問題以外は(少しでも迷った問題も含めて)問題番号に印をつけます。そして二周目はしるしがついているところだけをやっていき、また同様に確実に解ける問題以外は、別のしるしをつけていきます。三周目は新しいしるしがついている問題だけをやり、同様にしるしを更新します。それを繰り返し、しるしをつける必要がなくなったら、今度は最初から通しでやります。そしてまたしるしをつける、二周目やる、しるしつける三周m…、のように繰り返していきます。このやり方で大事なのは、通しでやるときにしるしが残っているようにすることです。たくさんしるしがついている問題ほど苦戦した問題だということです。なのでその問題はなぜ解けなかったのかなどを意識して解くことができます。また、時間が空いた時にしるしがついている問題をピックアップしてやってみるのもいいかもしれません。

 問題集をやるうえでもう一つ重要なのは、たくさんの問題集をやらないで、一つのいい問題集を徹底的にやりこむことです。たくさんの問題集をやるひとはたくさんこなすことを意識しすぎてしまい解けなかった問題をないがしろにしてしまいます。勉強で大事なのは解ける問題をたくさんやるよりも解けない問題を解けるようにすることです。自分を信じてみてください、自分が解けると思った問題は久しぶりに解いても解けるはずです。なのでそのことに時間を割くよりは、解けない問題を解けるようにして解ける問題の範囲を広げましょう。そしていい問題集はたいていの入試問題に出るような形式の問題を網羅してくれています。一つの問題集を徹底的にやりこんで、もう全て解けると思ったら、別の問題集にチャレンジしてみましょう。

おわりに

 いかがだったでしょうか?たくさん長々と書いてきましたが、僕が一番言いたいことを簡単にまとめると、勉強は解けない問題を解けるようにすることだから、自分の解けない問題を認識して徹底的にやりこもうということです。この記事がみなさんの最適な勉強方法を見つけるための参考になることができたら幸いです。
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