ホテルライクな内装のデザインは、世代を問わず多くの人に好まれます。
例えば、仕事やお出かけで疲れた帰り道、玄関の扉を開けた先にホテルのような非日常の空間が広がっていたらそこで過ごすひとときは特別な癒しの時間になることでしょう。
ひとりで過ごす静かな夜も、ひとりで過ごす賑やかな休日もいつもより思い出深いワンシーンになるかもしれません。

一口にホテルといってもデザイナーホテルやクラシックホテル・リゾートホテル・高級旅館などさまざまな種類があります。まずは‘‘ホテルの部屋に入ったときにどう感じるか‘‘という観点でホテルライクな空間を構成することが大切です。

仕事で疲れた体を休める、安心できる我が家。
安心してくつろげる家がいい。
ただ、旅に出た時の高揚感や非日常感も疲れを癒すポイントであったりもします。
毎日の安心感とリラックス。
自分の好きが詰め込まれた我が家でその両方を味わえるなら最高なのではないでしょうか。

部屋の中にある家具の色や配置などに統一感があることもホテルライクな空間の特徴です。同じ空間に色を多用すると、ごちゃごちゃして雑多な印象を与えてしまいます。

家具の配置も重要です。規則性がなく置かれていると落ち着きのない空間になってしまいますが、直線上に並べてたり対角線上にレイアウトすることで統一感を出すことができます。

また、部屋によってコンセプトや軸があるとまとまって見えます。
例えば、家具のスタイルをモダンやアンティーク調などで統一したり、テーマカラーを決めて同じ系統の色で家具や小物を揃えるとホテルライクな空間に近づきます。

シンプルであることは大切なことですが、同時に重厚感をまたらせたインテリアにするとホテルライクな空間に近づきます。壁や床といったインテリアのベースとなる部分には重みがあり高級感を感じさせるものを選ぶと良いです。また、小物やアメニティにもこだわって上品なデザインを取り入れることがポイントです。
壁や床に高級感をもたせても飾られている雑貨によってチープな印象を与えてしまうと台無しになってしまうので注意が必要です。