トーマス・D・ラッキー博士
1982年、これまでの定説をくつがえす見解がアポロ計画の中で提出されました。
宇宙飛行士は2週間もの間、地球の何百倍という宇宙線(放射線)を浴びるが、身体にとってどのくらいのダメージになるのか?
当時のNASA医学顧問でミズーリ大学の生命科学教授であったトーマス・D・ラッキー博士は、「人体への放射線の影響」を10年にわたり調査したのです。
予想に反してその結果は、「宇宙飛行士たちは宇宙に行くと元気になって帰ってくる」というものでした。
微量放射線は人体に対して有益である
『微量放射線は人体に対して刺激として働き、生体を活性化させ、生命活動にとってはかえって有益である』米国保健物理学会「Health Physics」誌(1982年12月号)に論文発表され、微弱な放射線による人体への効果は、ギリシャ語の「horme(刺激する)」より「放射線ホルミシス」と名付けられたのです。
どんな効果がある?
ホルミシスルームやバドガシュタイン鉱石を使った健康法
ホルミシス効果とは、ラドンの吸引などで適度な刺激を与えることで活性酸素を発生させ、それに対抗する抗酸化作用を自らの体で生み出させることにより得られる様々な効果のことをいいます。
適度な刺激を与えられた体は適応能力(生体防御)を高めることが出来ます。
米国ミズリー大学・生化学教授のラッキー博士は、ホルミシス効果によって自然治癒力を高めると、その結果、ホルモンのバランスが整い、免疫力の向上、老化防止(アンチエイジング)、血行促進・体温上昇などの効果があると提唱しています。
テレビでも最近では取り上げられ、ラドン浴である玉川温泉などは、ガンに効能を発揮するなどでも有名です。
【酵素の活性化】
老化や病気の原因といわれる、活性酸素を除去する抗酸化酵素が増加します。
【ホルモンの活性化】
鎮痛作用のあるメチオエンケファリン、やる気を出すアドレナリン、血糖値をつかさどるインスリンなど、約160種類のホルモンが活性化して体全体の調子が整います。
【基礎体温の上昇】
免疫力や基礎代謝、体内酵素の働きが良くなります。
ラッキー博士が提唱した
ホルミシス効果
微量な放射線は次のような効果がある 。
① 免疫機能の向上
② 身体の活性化
③ 病気の治癒
④ 強い身体をつくる
⑤ 若々しい身体を保つ