一方、民間営業は一般企業を対象とした営業です。建物の建設はそう頻繁に行うことではないため、大工工事や鉄筋工事などの専門的な工事を請け負う専門工事業者に分類されます。施工管理建物を造る過程全体を管理する職種です。しかし構造設計を行っているおかげで、同じ顧客のところに何度も足を運んで商談を重ねることもあります。広い
土地を所有している顧客に対しては、マンションの建設計画を提案することも多いです。またハウスメーカーの場合には、個人を対象として新築住宅の営業を行います。これから住宅を建てようとしている人を対象としたものだけでなく、複雑なデザインの建物でも安全に利用することが出来ます。修
現場で作業する職人さん一覧建設現場では大勢の職人さんが働いていますが、職種もさまざまです。
職種が違えば繕工などに関する営業を行うことも多いです。担当する仕事も異なります。
では主な職人さんに関して仕事内容を見ていきましょう。
大工職人は、数いる職人さんの中でも中心的な役割を果たす職種です。
主に建物の骨組みや下地などを作ります。
屋根から外壁、内壁、床下まで大工職人の手が加わるため、大工職人の仕事は
建設業においてかなり重要度が高いです。
また大工職人の仕事は現場で行うものだけではありません。
大工職人は工務店内に設置されたスペースで作業を行うこともあります。
木材の加工などを行う際に、工務店内で大まかに加工しておき、現場
で細かな部分を仕上げるという具合です。仕上げた木材を現場で組み立てて建物を作っていきます。
一人前の大工職人として扱われるためには、加工と組み立ての両方ができなければなりません。
そのため大工職人が一人前になるには、他の職種に比べて時間がかかります。
壁や床、塀などに漆喰やモルタルなどを塗る仕事です。
仕事中は、コテを使用します。
比較的シンプルな仕事内容であるため、簡単な仕事だと思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし左官職人の仕事は奥が深く、想像しているよりも大変な仕事です。
慣れていないと、まっすぐ均一に塗ることが出来ず曲がってしまったり、
ムラになったりしてしまうことも多いです。
慣れている人とそうでない人で出来不出来の差が出やすく、
綺麗に塗るには相応の経験が求められる仕事です。
建具職人は、建物にドアや戸、障子、ふすまなどを取り付ける役割を果たす職種です。
開けたり閉めたりする箇所であるため、ピッタリ合わせて取り付けなければなりません。
手先の器用さが求められる仕事です。
以前までは主に和室に取り付けるふすまや障子などを対象
としている建具職人がほとんどでした。
しかし最近では洋建具を取り扱う建具職人も多いです。
また建具を取り付けるだけでなく、建具そのものを作る建具職人もいます。
建設現場で活躍する職人の中では、比較的危険の少ない職種です。
鳶職人は主に高所での作業を担当する職種です。
足場を組んだり鉄骨を組み立てたりする仕事から、
橋を架けたりする仕事まであり、仕事内容は多岐にわたります。
建物をつくる上で高所での作業はどうしても必要であるため、鳶職人は建設現場には欠かせません。
大きなビルの建設現場においては活躍の場が多いです。
また危険と隣り合わせの仕事であるため、高い集中力が求められます。