お釈迦様は、法華経の中で、末法(まっぽう)という時代にお釈迦様の一番の弟子(本化の四菩薩/上行菩薩 無辺行菩薩 浄行菩薩 安立行菩薩)の出現を預言しました。
お釈迦様は、
①自分と同時代に生きた人々と、自分が死んだ後の2,000年間に生まれる人々は皆、私の徳と力によって救われていくが、2,000年以降の「末法時代」には、自分の教えだけでは救うことができないこと。
②末法時代には、四菩薩が出現して、法華経の根底に秘められた根源の法(南無妙法蓮華経)を説いて、一切の人々が根源から救われること。
と預言しています。
この言葉どおりに末法時代に出現し、お釈迦様の時代に救うことができなかった人々を法華経の南無妙法蓮華経によって導き、未来永劫の人々の成仏のために本化常行菩薩として現れたのが日蓮聖人です。
私たちは、南無妙法蓮華経のお題目を信じて唱えていけば、かならず一生のうちに仏のような境地に至ることができると教えられているのです。