『保育救命 
~ 保育者のための安心安全ガイド
 ひろばブックスより 7月1日発売


『保育救命』は、子どもが安心して元気に遊べる環境づくりと、
子どもの命にかかわる重大事故を減らし、
当たり前の保育の日常を守ることを目指しています。

保育の場で子どもの安全を守る、すべての保育者のために

『保育救命』は、安全・安心の保育を実現する新しいマニュアルです。
適切な応急手当の方法、保育スタッフ全員による事故防止の取り組み、保護者との関わりまで、子どもの安全を守るアクションを、総合的に解説しています。
新人保育士の方から、管理職、後進の指導的立場の方まで、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。

安心・安全の保育に不安がある保育士の方へ

保育園での死亡事故は、この10年で2倍に…

"のびやかな保育"と"安心・安全の保育"は両立できるの?
発熱・誤嚥・けいれん・嘔吐・骨折…

その時、その場所に遭遇したら、どうしたらいいの?
保育の場で ヒヤリとした… ハッとした

再発防止と事例共有の仕組みづくりって、どうやればいいの?
保護者との関係づくりがむづかしい…

保護者とのよりよいコミュニケーションの取り方は…?

『保育救命』子どもを守る4つのポイント

『保育救命』は、PDCAサイクルに合わせた4つのポイントをもとに、判断チャートにそった応急手当法、ハザードマップのつくり方、保護者対応について解説しています。

POINT①
わかりやすい応急手当の図解と判断チャートで、"その時" "その場所"での適切な対処を解説

子どもが頭をぶつけたけど、どうしたらいいのか迷って動けなかった…。
そうならないためには、子どもの身体の仕組みや事故の原因を知っておくことが大切です。
「保育救命」では、応急処置のやり方を解りやすく伝えるだけでなく、身体の仕組みについて理解いただけるよう、ふんだんにイラストを掲載しました。
イラストレーターは元看護師のとげとげ。さん。重要なポイントの違いがストレートに伝わる、細部までこだわったイラストです。

POINT②
ヒヤリハットを集めて終わりにしない、ハザードマップづくり

『保育救命』では、子どものケガや事故の対処法を伝えるというだけでなく、保育者の皆さんが、*保育現場で子どもを手当てするシチュエーションで役立つことを目的としています。
保育の流れの中で、刻々と変化していく事故状況や、ケガの様子に合わせて、優先される判断内容と、その先の手当てについて、イラストとともに解りやすいチャートに表しました。

POINT③
ハザードマップと指導計画をむすんで保育のPDCAをまわす

共有するための方法のひとつが「ハザードマップ」です。ハザードマップとは、重大事故の防止を目的に、ヒヤリハットや事故を目に見える形に記載したものです。
シフトですれ違う職員同士でも共有がしやすく、視覚化することで、課題を発見しやすくなります。

POINT④
保育の事故を保護者に冷静に受け止めてもらう連絡帳の書き方

保育現場で子どもがケガをしたとき、上手に応急手当ができたら終わりではありません。
保護者の方への状況の説明、保育に対する不安が解消されるような対応が求められます。
『保育救命』では、日常に書く連絡帳やお便りの文例と、事故が起きてからの文例とを取り上げ、それぞれ3つのポイントを解説します。

推薦のことば

とげとげ。(イラストレーター・元看護師 「保育救命」のイラストを担当)

看護師時代、患者さんが急変した時、動転して思うように動けず、後悔することが何度かありました。一番重要なのは経験なのですが、具体的な対応法をきちんと頭に入れておくだけでも、落ち着いて行動する助けになると思います。
そんな経験から、今回の『保育救命』のイラストは、対応法がぱっと見でわかりやすい、ということを意識して描きました。対処法を身に着け、いざという時の助けになればうれしいです。
私も現在、子どもが二人いて、保育園には0歳クラスからお世話になっています。保育士さんは一緒に子育てしてもらっているような存在、一番の育児の協力者で、とても感謝しています。こんな風に保育士さん向けの本に関われて本当に嬉しいです。

イラストレーターとげとげ。のオフィシャルサイト

『保育救命 ~ 保育者のための安心安全ガイド』

発売日: 2016年7月1日
著者 : 遠藤 登 著
ISBN : 978-4-89622-412-2
価格:1,800円 +税
2色刷88ページ・両面カラーポスターつき

出版社 予約問い合わせ
株式会社メイト
〒114-0023 東京都北区滝野川7-46-1 明治滝野川ビル
03-5964-1700

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『保育救命 』を、ひとりでも多くの保育関係者に手に取っていただき、保育現場で活用されるように、7/3(日)、16(土)の両日、渋谷にて著者遠藤登による「保育救命」重要ポイント解説セミナーを開催します。

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著者紹介

遠藤 登

保育士 (保育所園長職歴 9年)
保育事故の救命処置法講習インストラクター( LSFA-Children’s / 認定No.CI-051)
平成5年に保母資格(現 保育士)ほか教諭免許を取得。以降、幼稚園勤務、会社起業を経て保育所の園長職兼、子どもの傷病者対応を専門とした救命処置法の普及活動をスタート。
2011年に心肺停止した園児を救えなかった経験から、保育を仕事にする対応義務者に、子どもを守り保育を守る救命処置法とリスクマネジメントの研修や情報をお届けしています。

著者 遠藤 登 ~これまでのものがたり

高校の時に男性でも保育ができることを知って、幼児教育への興味から幼稚園教諭を目指しました。食べてはいけないからヤメなさいとの反対を押し切ってまで就職した幼稚園は、自らの保育観を大きく揺さぶる出会いをもたらしました。

はじまり ~ ゴミ屋敷の悲しき親子との出会い
 「ママ~、ママ~」夜の八時になろうかというとき、その少女は小学校五年生のお姉ちゃんに手を引かれ、泣きながら少女が通う幼稚園へとやってきました。お姉ちゃんの手を離すまいと懸命に握りながら、やっと辿り着いた様子の少女。
その手に握られた先の姉の目にも、泣くまいと堪える涙が園庭の外灯に照らされて光っていました。
その少女は、五歳になってから年長組に入ってきました。いつも、どこか遠いところを見つめる目と、お姉ちゃんからのお下がりと思われる少し薄汚れた服を着て、クラスの先生が声をかけても、子どもたちの輪の中には入ろうとはしない子どもでした。

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