頬、特に頬骨周辺の部分に出来たシミにはシミケアに有効な成分が配合された美白化粧品でのケアが必須です。
頬に関わらず皮膚は紫外線を浴びると、メラニンを生成し、そのメラニンが徐々に蓄積された結果が肌の表面にシミとして現れます。
その為にも
ハイドロキノンは、シミを漂白する作用が期待出来る成分です。
ドラッグストアなどで売られている化粧品などにはあまり配合されていませんが、通販専売品であったり、個人輸入できる化粧品に配合されています。
ハイドロキノンはどれぐらいで効果が実感できるかその効果は個人差もありますし、使ったものの濃度にもよりますが、早ければ1ヶ月程度で効果が期待できます。
ケシミンクリームには頬・頬骨のシミを消す成分なんて入っていないし、既に出来たシミには効果があるとは言ってない事は分かりました。
ケシミンに配合されている有効成分は、ビタミンC誘導体やビタミンEです。
・ビタミンC誘導体
シミの元になるメラニンの生成を抑えてくれる効果あり。つまり、もう出来てしまったシミを消す効果はないって事です。
・ビタミンE
新陳代謝をやかめてくれる成分。ならお肌のターンオーバーを促進させる効果があるんじゃと思うのですが、シミを消すほどの効果はないんだそうです。
つまり、ケシミンでは今ある頬・頬骨のシミは消えないという事なので使用する前には注意しなければいけませんね。
多くの頬・頬骨のシミがこのタイプです。
主に紫外線対策を怠っていた事が原因で、褐色の色素斑で淡いものから濃いものまであります。
顔以外にも手、背、前腕、上背などの露出部に多く発生します。特に中年以降に増えるのが特徴です。
◇老人性色素斑を消す方法
出来たばかりの頃は美白化粧品による改善が期待できます。
また、紫外線によって出来る事が多いので、予防策として日焼け止めを使用することが最も大切です。
放置していて状態が悪化した場合は、レーザーで治療します。
女性の顔に多く生じるシミで、妊娠・経口避妊薬などにより誘発あるいは悪化するので、女性ホルモンの乱れが主な原因で発症すると言われています。
紫外線でも悪化します。薄い褐色でやや広範囲に、頬骨に沿って左右対称に発生するのが特徴的です。
トラネキサム酸配合の美白化粧品が効果的に働いてくれます。
また、レーザー治療は悪化する恐れがある為、おすすめしません。漢方薬やトラネキサム酸などの内服薬による治療が一般的です。
俗にいうそばかすと呼ばれるタイプのシミです。
直径数ミリ以下の丸い斑点の様な顔に生じる茶褐色の小さな斑点で、頬や鼻の周りなどに多く発生します。
遺伝性が強く、3歳頃から見られ、思春期に特に目立つ様になります。
◇雀卵斑を消す方法
先天的なものの場合は成長とともに改善していく可能性があります。
ただ、それ以外の場合は、レーザーでの治療となるでしょう。
やけど、ニキビ、化粧品かぶれなどによる肌の炎症が治った後に生じる褐色のシミです。
年齢・性別・部位に関係なく出来ますが、時間と共に徐々に薄くなる事が多いです。
◇炎症性色素沈着を消す方法
すぐに目立たなくしたい場合はクリニックなどのケミカルピーリングでターンオーバーを促進させましょう。
それ以外であれば炎症性色素沈着は比較的美白化粧品の効果が期待できます。
美白成分のハイドロキノンやトラネキサム酸が配合されているものを試してみることをオススメします。
以前、NHKの人気番組『ためしてガッテン』で放送されたシミ対策法が話題となりました。
その内容は、頬・頬骨のシミが出来たり濃くなったりする原因として、誤ったスキンケア方法による肌のこすり過ぎがあります。
番組内では肌をこすらないスキンケアを行った結果、3ヶ月間でシミが改善した方も紹介されていました。
しかし、この様な洗顔などのスキンケアの見直しで改善されるのはシミではなく炎症です。
肌の炎症は放っておくと炎症性色素沈着の様シミになってしまいます。
洗顔料は肌に摩擦を与えない様にたっぷりと使用しましょう。
洗顔は泡立てネットを使って手の平を逆さにしても落ちない位、弾力のあるふわふわの泡で行う事が重要です。
馬油(バーユ)とは、馬の皮下脂肪を原料とする動物性油脂のことをいいます。
人の皮脂に近い成分で出来ているので、肌に馴染みやすくスキンケア用品として幅広く利用されています。
古来から火傷や肌荒れ、切り傷などの治療薬としても使われていました。
肌への浸透性が高く
もあるとされています。
また、馬油にはオレイン酸やリノール酸、α‐リノレン酸といった不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。
これらの不飽和脂肪酸には強い抗酸化作用があり、肌のバリア機能をアップさせてくれます。
更に、血行を良くして肌のターンオーバー(新陳代謝)を整えてくれる働きもあります。
とは言っても馬油のみで出来てしまった頬・頬骨のシミを完全に消す事は難しいのが事実。
肌のバリア機能を高めてターンオーバーも整えることで、どのタイプのシミ改善には効果が期待できます。
基本的に美白化粧品でのケアのプラスワンとして使用するのがオススメですよ。
ビタミンCにはシミの元であるメラニン色素の生成を抑制する効果があります。
排出されないメラニン色素を通常の色素に戻す還元作用も持っているので、既にシミができている場合もおすすめです。
ビタミンCはピーマンなどの緑黄色野菜やレモンなどの果物に多く含まれています。
芋類にもビタミンCは入っており、他の食べ物と比べて一度にたくさん食べられるのでビタミンC摂取量を増やすことができます。
タバコを吸う人はビタミンCを多く消費しているので、食べ物を意識しないと不足することもあります。
水溶性ビタミンなので一度にたくさん摂取しても、尿と一緒に排出されます。満腹感がある時にビタミンCが体内にあると長い時間利用されます。
ビタミンEは老化防止ビタミンとも呼ばれ、頬・頬骨のシミにも効果があります。
メラニン色素は活性酸素が原因で生成されますが、ビタミンEは活性酸素を除去する抗酸化作用を持ちます。
毛細血管を拡張して血行を良くする効果もあるので、メラニン色素の排出を促進します。
ビタミンEはアーモンドやうなぎ、すじこといった食べ物から摂取できます。
ビタミンEは脂溶性ビタミンで過剰摂取すると体内に蓄積されます。
過剰摂取が原因で骨粗鬆症のリスクが高まるといわれていますが、通常の食事で過剰摂取になることはほとんどないので安心です。
油を使う料理との相性が良く、食用油ではひまわり油やべに花油に多く含まれているので、これらを使って調理すると良いです。
β-カロテンは体内ではビタミンAとして作用します。
肌のターンオーバーを促進する事によりメラニン色素を排出させ、シミを薄くします。
余ったβ-カロテンは抗酸化物質として働くので、これにもシミを予防する効果が期待できます。
β-カロテンを多めに摂取すると、数ヵ月後には年齢関係なく肌のくすみが軽減して透明感がアップしたという研究もあります。
β-カロテンは緑黄色野菜に多い事で有名で、100gほど食べれば十分な量を摂取できます。
マンゴーやパッションフルーツからも多く摂れます。
海苔にも含まれていますが、一度にたくさん食べられないので効率が良くありません。β-カロテンも油と合わせた料理で吸収率が上がります。
桂枝茯苓丸は主に骨盤内や下腹部の血行不良や生理痛、生理不順などの慢性的な血行循環障害の症状のある人に勧められる漢方薬です。
しかし実はシミに対しても有効であるとされ、特に血行不良が原因で起こるシミには効果を発揮すると言われています。
例えば点々と現れる黒褐色のくすんだものや肌が荒れていたり顔色がくすみにより悪くなっている場合は桂枝茯苓丸を服用すると良いでしょう。
〇桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)の副作用
漢方薬という事で副作用にも触れなければいけません。
考えられる副作用として食欲不振・胃の不快感・下痢・発疹・皮膚の痒みなどがあり、著しく体力が衰えた人には向いていません。
また流早産を引き起こす恐れがあることから妊娠中の女性が服用することは危険であるとされています。
加味逍遥散(かみしょうようさん)は肝斑などの女性ホルモンの乱れが原因で起こるシミに効果的な漢方薬です。
肝斑はホルモンバランスが崩れることで紫外線などの刺激を肌が受けやすい状態になり、メラニンが過剰に生成され蓄積すると出来るシミです。
肝斑は実は治りにくい種類である為、美白化粧品が効果的ではあるものの、美白化粧品のみで改善するのは難しいとされています。
しかし加味逍遥散は、代謝を上げ、ホルモンバランスを整える働きがあります。
出来てしまった頬・頬骨のシミを正常な肌に戻す美白効果が期待出来ます。
〇加味逍遥散(かみしょうようさん)の副作用
副作用には発疹・皮膚の痒み・食欲不振・胃腸の不快感・悪心・嘔吐・腹痛・下痢・肝機能障害・黄疸などが報告されています。
しかし、それほど副作用の発生頻度が高い漢方薬ではありません。
清上防風湯は主に赤ら顔の治療に効果的な漢方薬です。
顔の皮膚トラブルを改善するために使われることが多く、ニキビに悩む人によく処方されています。
その為、清上防風湯が有効なシミは炎症性色素沈着です。
炎症性色素沈着は顔に出来たニキビが悪化したり、アレルギーやアトピーによる肌荒れした部分が色素沈着をして出来るのですが、清上防風湯を服用することで炎症が鎮まり、シミになることを防いでくれる効果が期待出来ます。
〇清上防風湯(せいじょうほうふうとう)の副作用比較的穏やかな漢方薬なので副作用の心配はあまりありませんが、食欲不振・胃腸の不快感・吐き気・下痢・むくみ・発疹・皮膚の痒みなどが報告されています。
また体力が低下している人にはあまりお勧めできません。
これら漢方薬の効果が比較的期待できるのは頬・頬骨の位置に出来やすい肝斑です。
老人性色素斑には漢方薬をはじめとした内服薬は効果が期待できません。
また漢方薬のみで頬・頬骨のシミを消すのも難しいと思われます。
美白化粧品で適切なスキンケアをしつつ、漢方薬で内側からケアをするのが相乗効果が期待できますね。
頬、特に頬骨の位置にあるシミを消したい女性の皆さん、シミの種類にもよりますが
などのシミは食習慣を始めとした生活習慣の見直しや美白化粧品によるスキンケアが必要不可欠。
今お使いの化粧品がシミに有効な美白有効成分が入っていなければ見直すべきです。
今回紹介した美白化粧品はお試しできるトライアルセットばかりです。まずは気軽に試して自分の肌に合うものを見つけて下さいね♪