函館音楽祭2020
オーケストラ演奏会

　岡山県倉敷市出身。くらしき作陽大学音楽学部指揮専攻を首席で卒業。同大学大学院音楽研究科修了。桐朋オーケストラ・アカデミー、キジアーナ音楽院（伊）で指揮を学ぶ。指揮を志賀保隆、大山平一郎、故岩城宏之、リヒャルト・シューマッヒャー、ダニエレ・アジマン、ジャンルイジ・ジェルメッティ、下野竜也、ピアノを日高七恵、重川逸呼、チェンバロをダミアノ・チェルッティ、音楽学を丸山桂介、故森泰彦の各氏に師事。
　1998年、ポーランドで開催された第21回マスタープレイヤーズ国際音楽コンクールで指揮部門最高位の名誉ディプロマ賞を受賞し、併せて全部門の中から最優秀者に贈られるマスタープレイヤーズ大賞を同時受賞。このほか倉敷市芸術文化栄誉章（2000年）、第10回エネルギア音楽賞（2004年）、出雲市市民文化賞（2006年）、出雲市文化功労賞（2015年）を受賞している。
　これまでに札幌交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、群馬交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、大阪市音楽団、岡山フィルハーモニック管弦楽団、広島交響楽団、九州交響楽団などで客演指揮を務める他、全国各地の市民オーケストラや、大学オーケストラ、ジュニアオーケストラ、吹奏楽団、オペラ団体との共演や学校教育現場での指揮・指導、講習会や講演会での講師など、多岐にわたる活動に精力的に取り組んでいる。
　現在、出雲芸術アカデミー芸術監督、出雲フィルハーモニー交響楽団常任指揮者、北九州シティオペラ客演指揮者。イタリア学会会員。2017年から京都市立芸術大学大学院博士（後期）課程作曲・指揮領域に在籍。

　函館市出身。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻首席卒業。（公財）ロームミュージックファンデーション奨学生として、2008年パリ国立高等音楽院卒業。21世紀ピアノコンクール 第1位、安川加壽子記念コンクールファイナリスト、ショパン国際ピアノコンクール in ASIA大学生部門最高位。イル・ド・フランス国際ピアノコンクールドビュッシー特別賞（仏）他、国内外で多数の受賞歴を持つ。ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団、函館市芸術ホール管弦楽団、函館市民オーケストラと共演。2007年、カワイ表参道にて東京デビューリサイタル開催。2010・2011年、フランス・エクサンプロヴァンス国際音楽祭出演。2016年、モーツァルトが演奏したイタリア・ヴェローナマフェイアーナホールでアジア人初のソロリサイタルとして成功を収める。2018年、ピアニスト類家唯氏、マリンバ奏者佐々木雅代氏とHakodate Music Academyを設立。これまで2枚のピアノソロアルバムをリリースし、パリ国立高等音楽院卒業生によるJACOBピアノ四重奏団など、ソロ・室内楽において国内外で演奏活動を行っている。2020年3月、ロシア・ウラジオストクにて、マリインスキー劇場管弦楽団首席チェリスト、オレグ・センデツキー氏と共演予定。
　ピアノを堀川眞智子、田代慎之介、岡本美智子、金澤希伊子、横山幸雄、ジャック・ルヴィエ各氏、室内楽をアラン・ムニエ、レジス・パスキエ、ブリューノ・パスキエ各氏、ジャズをグレン・フェリス氏、和声学を佐々木茂氏、作曲を新実徳英、鈴木輝昭各氏に師事。
函館短期大学非常勤講師。青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会委員。（公社）日本演奏連盟、函館音楽協会、クレアシオン、北海道桐朋会、日本ショパン協会北海道支部函館地区各会員。