当施設では、クライアント様にどのようなケアを行うのかをしっかりとご理解いただくと同時に、どのような症状でお悩みなのかを正確に把握させていただくために、1時間の無料相談を設けています。無駄な待ち時間を無くすために、無料相談も完全予約制となりますので、ご希望の日時を
こちら からご予約ください。
当施設は心身のバランスを崩し、症状の改善を望んでおられる方の心のケアをするための専門機関です。心身のバランスを崩し、様々な症状を改善するための方法や選択肢はたくさんあると思います。病院の精神科・神経科などで受診されるのも一つの方法ですし、当施設のようなカウンセリング・催眠療法などでのケアを望んでおられる方もいらっしゃいます。どんな方法であれ、元の元気な状態へと戻ることが大切です。当施設では、医療機関での薬物治療とは異なったアプローチから症状の改善、そして今の状況を自ら乗り越えていくためのお手伝いをさせていただいております。
また、スポーツ心理学を基にしたメンタル強化の研究も行っています。スポーツにおいても、心と体の調和を正しく保つことが、勝つための秘訣と言えます。 一流と言われる選手は、早くから心身の関係に注目し、トレーニングを積んでいます。トレーニングを進める際にも心と体のバランスを取りながら、「高い目的意識を持って臨む」という姿勢が、心と体を深く結びつけることにつながります。常に「心と体」の相互関係というものを意識しながら、メンタル、フィジカル両面のトレーニングを進めることが大切と言えます。
催眠療法とは、催眠状態を利用して潜在意識に働きかけ、性格改善、悪癖矯正やうつ病などの抑うつ気分を和らげたり、心の病による様々な症状を改善したり、考え方、感じ方を変えていくための方法です。 心は大脳新皮質の働きと言われており、旧皮質に記憶や潜在意識があると考えられています。この潜在意識は普通自分では気付かない心の働きで、覚醒状態では意識の下に隠れています。隠れていると言っても潜在意識はさかんに活動しているのです。
人が何かを考えたり決めたり勉強したりするときは意識(顕在意識)を働かせています。では潜在意識はどんな働きをしているのでしょう。潜在意識は無意識とも言われており、人が意識的に行っている事以外、すべて潜在意識によるものと考えられています。例えば、コップに入れたジュースを飲むとき、そのコップを口に近づけて口を開き、ジュースを口の中へそそぐという一連の動きを考えながら行う人は少ないのではないでしょうか。飲もうと思った場合、コップを口に近づける動きも口を開く動きも無意識に行っていると思います。ふだん習慣的に行っている行動は、潜在意識がその行動を記憶していて、何も考えなくても無意識にその行動パターンを行えるわけです。
潜在意識は記憶の宝庫と言われており、生まれてから今現在に至るまでの体験してきたことが、すべて記憶されていると言われています。成功体験や楽しかったこと、逆に辛いことや失敗体験も記憶されています。問題になるのは、この失敗体験や辛い出来事の記憶です。記憶には意識的に思い出せる"顕在的記憶"と思いだしていることを意識できない、あるいは思い出せない"潜在的記憶"があるということがわかっています。
ネガティブな考え方やイメージは、とても強いパワーを持っていますので、潜在意識に入っているネガティブなパターンが、やがてその人を苦しめてしまうことがあるのです。次々とネガティブな事が頭に浮かんできてしまうのは、そのためです。潜在意識は意識でコントロールすることが難しいため、意識的にネガティブな事柄を頭に浮かべるのをやめようとしても、かえってそれにとらわれてしまい、更に気になってしまうというスパイラルに陥ってしまうことがあります。
この潜在意識を制御、コントロールする力を"暗示"と言います。その"暗示"の反応しやすい催眠状態を利用して心のケアを行っていくのが"催眠療法"です。現在では大学病院やクリニックなどにおいても催眠療法を取り入れて治療を行っているいる施設もあるようです。
ただ、基本的にほとんどの精神科、心療内科などの医療機関での治療は薬物療法が中心となりますが、薬物依存や副作用の問題があったり、何より薬物療法だけでは"こころ"そのもののケアができない所に限界を感じているドクターもいらっしゃるようです。もちろん薬物療法を否定しているのではなく、薬物療法でQOLの向上を図りながら、心そのもののケアも併せて行っていくことがベストではないかと考えています。