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『こころのあゆみ 子育てブック』とは・・
生まれたての赤ちゃんは人間ではなく「ヒト」です。生物としての「ヒト」であり、まだこころがかよった人間ではありません。赤ちゃんの体は自然に授かりますが、脳(こころ)は人間がつくっていくものです。『温・凛・厳(おん・りん・げん)の躾(しつけ)』(大きなあたたかい愛のもと凛とした親の心構えによる時に厳しいしつけ)で人間になります。そして、脳がある程度できあがってゆく10歳くらいまでに、「これはいい、これは悪い」をしっかり教えていきましょう。この『こころのあゆみ 心の子育てブック』では、まずその基盤となる3歳までの「脳とこころ」の仕組みの秘密をしることができます。
類人猿の体に巨大脳を付けた生物「ヒト」が人間直近の生物である、「ヒト」は生後10年 の「人間教育の営み」によって「人間」に育つのです。 古来の伝統的「自己抑制型教育の子育て」は1970年頃のアメリカ流「子ども中心育児法」 にいとも簡単に教化されて、いわゆる「すぐキレる子」に育ち、人間になれない「未熟な大人」が現れ、反社会的、非社会的行為で社会を驚かせることが稀ではなくなりました。 心的エネルギーの源は自己抑制にあることを教えないからです。 人間のすべての営みは天賦の大脳の働きの結果です。大脳は古い脳(感性脳)と新しい 脳(知性能)から成り立っています。親の深い愛情の下の「温・凛・厳・畏」の躾が赤ん坊を 感性化して、ヒトは人間に育つのです。
(医学・理学博士 井口 潔)