広島大学病院は、妊娠10週から17週の妊娠(ふたごも検査可能です)で、下記のいずれかの条件を満たす妊婦さんが対象です。
1.出産予定日の年齢が35歳以上である。 (ただし、凍結胚移植による妊娠の場合、採卵時の妊婦年齢が34歳2ヶ月以上である。)
2.以前の妊娠・分娩で胎児が13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーであったことが確認されている。
3.その他、胎児が染色体異常のうち13トリソミー、18トリソミー、21トリソミーのいずれかに罹患している可能性を指摘されている。
ご注意いただきたいのは、本検査は希望すれば誰でも受けられる検査ではないことです。上記の条件を満たす方のみが臨床研究に参加する形で、受検できることになっています。
現在の産科医療の背景を考えると、適切な出生前診断の需要は高く、かつ胎児医療においてのメリットも高いです。
条件が揃わず本検査を受けることが出来ない場合はどうしたらいいの?という方の場合には、これまで沢山のご夫婦が当院での他の各種出生前診断と遺伝カウンセリングで安心されていますので、ご相談ください。
本検査を含め当院で出生前診断を受けられる方は、どの検査を行なう場合でも同じように、検査前後にご夫婦で遺伝カウンセリングを受けていただいております。遺伝カウンセリングや出生前診断は自費診療で料金がかかります。
また、現在は広島大学病院で分娩される方のみ、新型出生前診断(NIPT)の検査を実施しています。
費用:約20万円位
※検査内容
基本検査(13・18・21番トリソミー検査)
来院回数:夫婦揃って2回以上
結果通知:約2週間
年齢制限:35歳以上
公式サイト:広島大学病院