平方地区の貴重な遺産を次世代に伝えるために

上尾市平方地区は、かつては平方河岸として江戸との舟運を支える重要な位置を占め、
昭和初期まで大きな繁栄を誇っていました。

 しかし、鉄道や自動車が運送の主役となり、また、昭和30年の市町村合併で
平方地区が上尾市の西端の一角となる中で、
かつての活気は薄れ、人が行き交う姿もまばらな状況となってしまってきています。

 それでも近年、荒川沿いのサイクリングロードを利用したサイクリストが
地区内や近隣の店舗を利用したり、
「どろいんきょ」という地区の祭りが「奇祭」としてマスコミに取り上げられるなど、
新たな風景を築く芽が出始めているように感じます。

 そこであらためて街中に目を戻すと、
かつての平方の隆盛を伝える貴重な遺構がところどころに散在しています。

 私たちは、こうした貴重な遺産を次世代に伝えつつ、
平方の新たなまちづくりの一つの糧となることを願って、
「(仮称)平方河岸の遺産を活かす会」を発足し、
まずは(旧)石倉家の再生に向けて活動を始めたいと考えております。

表の通りから見る
かつて平方地区ではレンガの生産もされていました。そのレンガを使った蔵も残ってます。
裏側には居住スペースとして使われていた離れや土蔵も残っています
裏側には居住スペースとして使われていた離れや土蔵も残っています

6月4日「上尾駅からハイキング」に合わせて、通る方に建物の案内をしました

久しぶりにシャッターを開放
「平方の三井と呼ばれて」
江戸後期の平方河岸の地図
「駅からハイキング」の参加者が
興味を持ってくださいました
店の中ものぞくことができます
奥の蔵の方まで見に行っていただく方も
いらっしゃいました
江戸後期の平方河岸の地図
江戸後期の平方河岸の地図
江戸後期の平方河岸の地図

7月15日に平方に伝わる奇祭「どろいんきょ」が行われました

白木の神輿をどろの中で引き回します
引き回す人も観客もどろだらけ
平方地区内の各所で行われ、石倉家の庭でも例年行われています
平方祇園祭のどろいんきょ行事
(上尾市教育委員会)
平方地区内の各所で行われ、石倉家の庭でも例年行われています

平方の街並みとアマナの見学会
2019.3.23

絶滅危惧種のアマナ
天気が悪かったため、蕾の状態でしたが、群落は確認。
開花すればその可愛らしい姿を見せてくれたはず。
野路スミレ
可憐な花です。この花もアマネと一緒に咲いています。
見学会には約20名の参加
地元の高齢者のお話も頂き、
普段、意識していなかった風景も
新たな視点で観ることが
できました。
見学会には約20名の参加
地元の高齢者のお話も頂き、
普段、意識していなかった風景も
新たな視点で観ることが
できました。