引越しの時期はいつが安い?
新居の契約に敷金礼金、家賃、新居に合わせた家具の新調、引越し料金、ご近所さんへの挨拶用手土産…。
後々ものが残らない引越し料金が削りやすいところかと思います。
\どうせなら削れるところは削り安く済ませたいですよね。/
そもそも引越し料金の内訳は?
引越し料金は、【基礎運賃】【実費】【付帯サービス料】と3つに分けられています。
それぞれを簡単に説明しますと、
基礎運賃:
引越しの距離や移動にかかる時間に応じて定められた料金です。
それぞれの引越し業者が設定しているので、引越し業者ごとに少しずつ運賃が異なります。
荷物の量によって決まるトラックのチャーター料も基礎運賃に関わってきます。
実費:
主に人件費や段ボール箱など梱包資材費、高速道路代・有料道路代などの交通費です。
付帯サービス料:
引越し業者が行う基本的な作業以外を依頼する時にかかる料金です。
本来は、専門の方がしていた作業ですが、引越し業者まとめてが行うサービスです。
例えば、エアコンの移設やピアノ、自家用車の運送、ハウスクリーニングなどがこれに含まれます。
最も安い引越しの時期は?
単純にですが、需要のある時期は料金が高くなりますし、逆に需要の少ない時期は安くなります。
月末に需要が多くなる傾向があります。そのため月末付近の引越しは割高になります。
それは賃貸物件の家賃と関係していて、入居は日割り計算されても退去に関しては日割り計算されず、月末までの家賃が発生してしまうことが多いのが実情です。新居と旧居の家賃を支払わなくてはならなくなるため、月末まで住む方が家賃を無駄にせずに済むからです。
とはいえ、月初めに一気に安くなるかと言えばそういうわけでもなく、月初めも退去の遅れなどを狙い、急には安くしないということもありますので、2週目、3週目が最も安い週だといえます。
午前中に引越しを終わらせ、早く片付けに取り掛かりたいですよね。午前中の需要が多いため、午前中は高く、午後には安くなります。
また、午前中の引越しだと、朝一で作業をしてくれるので開始時間を把握することができますが、午後の引越しとなると、午前中の引越しが終わり次第の作業開始になることもあり、時間が読めないというデメリットもあるので安くなっています。 最も安い時間設定プランにフリー便というプランもつ業者も多くあります。
引越し料金を抑える方法
単身パック:
単身パックは、単身赴任や学生の一人暮らしなど一人分の荷物しかない引越しに便利なプランです。あらかじめ決められたサイズのコンテナに荷物を詰めるので梱包資材費も必要ないですし、ひとまとめにコンパクトにすることで人件費も抑えることができます。またこの単身専用パックでは、トラックに単身パックの複数のコンテナボックスを積み込み運送するので、運送効率にが良くなり、基本運賃が抑えられ、安く引越しができます。
フリー便:
作業開始時間を業者に合わせるというもので、引越し日時を業者の都合に合わせることで引越し業者の手間が省け、通常より安く引越しができます。
これは時間指定をしないというもので、もしかすると夕方の開始になるかもしれないですが、業者の手が空き次第開始という業者の都合に合わせることで安くなるプランです。
引越しの日にちも業者側が決めるというプランをもつ業者もあります。
混載便:
同じ地域や方面へ引っ越しをする人と自分の荷物を同じトラックに載せて運送するプランです。
荷物を混載することで、運転手代やガソリン代、高速料金などの実費が割り勘になるため料金が安くなります。
同じ方面へ引越しをする人がたまたまいた場合にはこの混載便が成立しますが、尋ねてみなければ分かりません。
帰り便:
一般ではあまり知れ渡っていませんが帰り便という格安のプランをもつ業者もあります。引越しを終えて帰路にあたるトラックに荷物を載せるプランです。帰るだけであったトラックで荷物を運送できるので人件費と燃料費の実費の無駄がなくなるため格安で引越しを行えます。こちらのプランも尋ねてみなけば使えるか分かりませんし、使えたらラッキーと思うほどのプランです。
インターネット割引:
インターネットで見積もりをお願いすると少し割引をしてもらえるキャンペーンです。多くの引越し業者がされています。
リピーター割引:
前回の領収書提示で割引をしてもらえるもの。転勤の多い方は是非使いたいキャンペーンですね。
《値引き交渉をする!》
一括見積もりを出せるサイトもありますので最低3社からは見積もりをしてもらうべきです。 書面での見積もりの後に訪問見積もりに来てもらいます。
その時に多くの人が値引き交渉をして料金を安くしてもらっています。値引き交渉をした9割以上の人が訪問見積もりで相談して値引き成功しています。
訪問見積もりは荷物の量などを踏まえ具体的に見積もりを詰めていくための時間ですが、ただそれだけではなく、お得なプランがないか相談したり、安い日が空いていないかどうか引越し業者の状況を尋ねたりしてみてください。
《自力で費用を抑える》
・不用品を処分する
引越しの荷物の量が増えるほど料金は高くなります。荷物が増えると作業員の人数も増えます。人件費は1人当たり1日10,000円程度です。1人減らせると大きく減額できますね。トラックも最大積載量の少ない小さいトラックになるほどチャーター料は安くなります。不用品は引越しを機に処分して少しでも荷物を減らしましょう。リサイクルショップに持ち込むと値段がつくこともあります。大型ごみとなるものはリサイクルショップで値段が付かなくても引き取ってもらえた方が、処分にかかる費用を抑えられます。
・自分で引っ越しの荷造りをする
荷造りサービスは、プロが梱包するので輸送中の破損や、引越し先のでの開梱作業がスムーズに行えるといったメリットがありますが有料サービスであることがほとんどのため、自分で準備をしましょう。
・宅配クリーニングを利用する
宅配クリーニングとは、衣類を集荷に来てもらい、クリーニングが終わると自宅まで配送してもらえるサービスです。クリーニングに出す予定の衣類が多い場合にはこちらを利用し、クリーニング後は引越し先に配送してもらうと良いでしょう。衣類を保管してくれるというクリーニング屋もあります。
・宅配便を利用する
荷物が少ない場合には、引越し業者へ依頼するより、自分で宅配便で送ってしまうという方法もあります。引越しの見積もりを出してもらってから、どちらがお得か計算してみると良いですね。
つまり、引越しの時期は、7月11月の2週目か3週目、火曜日から木曜日の平日の午後に引越しすると安いです。
そして、一括見積もりを数件出してもらい、比較しながら検討することが大切です。 安い引越しの時期と希望に添えるプランで少しでも低価格な引越しができるとよいですね。 これから始まる新しい生活がステキな分岐点となりますように(^ ^)