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【引っ越しの手順】確認しておきたい3つの準備

引っ越しでやること、引っ越し前にやること。確認しておきたい3つの準備をお伝えします。

荷造り・引っ越し業者の選び方・新住所に移る前や後に届出する手続きの3つを事前に知っておくとスムーズに引っ越しできます。引越し間際になって慌てない為にもやることをチェックしておきましょう。

引っ越しをすると、生活を取り巻く環境は大きく変わります。引っ越し直後からスムーズに生活を始める為には事前の準備を要チェックです。


準備を
確認!

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引っ越し業者の準備

まずは引っ越し業者の準備です。
引っ越しは大変なものです。トラックをレンタルし、友人知人に手伝ってもらう方法もありますが、新居に傷が付いたとしても責任を問うことも躊躇しますし、お礼や食事を用意する気遣いも必要となります。
あとで気まずいことになるのも嫌ですよね。

おすすめはやはり、引っ越しのプロである業者にお願いするのがいちばんです。

最近は、引越し業者一括見積もりサイトを利用する事で、簡単に複数の引越し業者の見積もりを取る事ができるようになってきました。便利になったものです。
でも、引っ越しの忙しい時期によっては、予定した日に引っ越し業者と契約できない場合があります。

少し余裕を持って事前に引っ越しの一括見積もり等を利用して、業者も先に決めておくのが得策です。
【注意】
10社とか見積もりが取れるのですが、「あまり多くても迷う」ので5社ぐらいで良いでしょう。
次は、引越し業者の一括見積もりサイトを利用する際に、いくつか抑えておくポイントについてです。

引越し業者の一括見積もりサイトの抑えておくポイント


ほとんどの引越し業者の一括見積もりサイトは、無料で見積もりを行う事ができきます。でも、利用するにあたっては、デメリットがある事も理解しておいてください。
例えば、一括見積もりサイトを利用する事で、かなりの引越し業者から連絡が入ってくる事が考えられます。

引越し見積もりサイトに申し込むと、はじめに引越し業者からメールや電話連絡が入り、簡単な引越し荷物の確認と予定日、引越し地域などを告げてから、見積もり日の打ち合わせをします。

見積もりを取る業者の数が多ければ多いほど、値段競争で料金を下げるにはメリットです。

ですが、逆にしつこい電話を掛けてくるところは、早めに断る事をお勧めします。
その上で、気に入った業者を4から5社ほどに絞ります。

引越し業者の選び方のポイント


一括見積もりサイトからの引越し業者選びには、つい料金やサービス内容だけで選びがちな方も多いようですが、トラブルなく、安心・気持ち良く作業してもらえる業者選びも、引越し業者選びの重要なポイントですよ。

ポイント1.見積もりに来た営業マンをよく見る

気に入った業者の選び方は、まず、料金の安さより営業マンの態度で絞ると良いでしょう。

トラブル防止のためにも、引越し業者を選ぶときには、
  • その会社の営業マンの対応が誠実か?
  • 質問に明確に答えてくれるか?
  • 取り決めたことをきちんと業者内で連絡が行き届くのか?
  • などを見極めることが重要です。
※取り決めた内容を口頭だけではなく、ちゃんと記載してくれる業者は安心です。

値段が法外に高いところや、逆に安過ぎるところは要注意です。
引越し当日に、業者との話のすれ違いや、作業の不備などでトラブルになることが、意外に多くあります。

荷物に破損があった、時間どおりに作業が進まない、いざトラブルになってからの解決は、引越し業者の見積もりや荷造り作業よりも、手間もかかり、精神的にも負担がかかります。

また、引っ越し日によって、料金に大きな差が生じる場合もあります。
なので、あらかじめ「絶対にその日ではないといけないのか?」「料金によっては日程変更も可能だろうか?」などを家族で相談しておくことも大切です。

そのような準備をした上で、本格的な見積もりをお願いしましょう。

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ポイント2.引っ越しの見積もりを実際に経験して思ったこと

はっきりとした料金やサービスを確認できれば、その日は一旦帰ってもらう事にします。
多くの営業マンが、自分たちの後にも他の引っ越し業者に見積もりをお願いしていると知っています。そのため、業者の中には、半ば強引にその場で契約を取ろうとしてきます。そのしつこさは、意外と強力です(笑)

なので、まずは固い決意で、「後日、連絡させて頂きます。」と言うように心がけてください。
そうしないと、何のために一括見積もりサイトを利用して、引越し業者を選んでいるのかわからなくなってしまいます。
見積もり当日に決めない」その事だけは頭に入れ、複数の引越し業者からまずは見積もりをもらうことが大切です。

見積もり書の内容をよく見る


実際の訪問見積もりですが、1社の見積もりは約30分から1時間程度。
見積もり日には、引越し業者の営業スタッフが訪問し、荷物の確認と料金など引越し料金などを交渉し、見積もりを作成してもらいます。
このときに、きっちりと、出来るだけ詳細にこちらの要望を告げましょう。
例えば、エアコンなどの取り外しと取り付けや、ピアノなどの運搬が必要な場合など。

個々の荷物や扱いが特別な荷物の対応や、トラブルがあったときの責任の瑕疵、アフターサービスなど、当日になって焦ることのないように契約内容を確認します。

大ざっぱな見積もり書や契約書だと、引越し当日になって作業スタッフとの間でトラブルになったり、契約どおりのサポートが受けれない、なんてこともあります。
言った言わないのトラブルを避けるためにも、丁寧な見積書を作成してくれる引越し業者は安心度の高い引越し業者です。
【ポイント】
実際の引越し日に作業してくれるスタッフと営業は、同じスタッフではない場合が多いので、見積もり書にきちんと細部まで、取り決めた内容を記載してくれる業者は安心です。
引っ越し業者と日程が決まったら、次はいよいよ荷物を移動する準備です。

荷造りをし、荷物を移動させる準備

引越しの準備の中でも特に手間と時間がかかるのが荷造りです。
引っ越すぎりぎりまで荷造りに追われてしまわないよう、手順を決めて手際よく行なうポイント(コツ)を押さえておきましょう。

引っ越しの荷造りは決して簡単ではありません。
日用品はもちろんのこと、普段は使っていない物も引っ張り出してコンパクトにまとめる作業が必要です。

引越しの荷造りを手際よく進めるコツ【引っ越し荷物の分類】


荷造りの際は荷解きの利便性も考慮し、使う場所で分類しておくことをお勧めします。

「時間をかけずスピーディーに」と考えて手当たり次第に荷物を詰めてしまうと、新居で箱を開けた時に「この箱の中はどこの部屋のだっけ?」ということになってしまいますよ。

例えば、リビングに必要な物とキッチンで使う物とを一緒に梱包すると、箱から出した時に両方の場所に荷物を広げなくてはならなくなります。

具体的な方法ですが、新居の部屋別、収納場所別に必要な荷物を分類してみましょう。

引越し後、まずキッチンをすぐに使える状態にしたいという場合は、キッチンで使用する物だけをまとめて梱包しておく方が無駄がないわけです。

また、部屋別に荷造りした後、箱の表面に「キッチン」とか「リビング」といったようにマジックで分かりやすく書いておくと、家族はもちろん、引越し業者にもいちいち口頭で伝えずに済み、全体の作業がスムーズになります。

荷造りに使う梱包材を上手に選ぶ【古い布類は荷造りに活用】


【注意】
引っ越し荷造り用の段ボール箱に余白があると、できるだけたくさん荷物を詰め込みたくなりますよね?

でも、きちんとどの部屋で使うのかを「部屋ごとに分類」して箱詰めすることを優先しましょう。
このひと手間で、引っ越し後の荷解きの手間が劇的に軽減されますよ。
荷造りを手際よく行なうために重要なのが、梱包材を上手に選ぶ、使うということです。
食器などの割れ物は、プチプチのようなクッション性の高い梱包材で一つ一つ包みましょう。
もちろん荷造り専用の緩衝材があれば何の問題もありませんが、無ければ古くなったタオルやTシャツなどを利用してください。

【補足】
引越しの準備中には不要な物をどんどん処分してしまうかもしれませんが、古い布類は荷造りに活用することもできます。
適当な大きさにカットしてストックしておくと便利ですよ。

【不要なものが出たら】
買取してくれるところに出してしまうのも良いですね。
廃棄処分をする前に一度見積もりをしてもらいましょう。
多少なりとも引っ越し費用の足しになります。

新居の壁や床、建具などの保護


荷物の損傷を防ぐと同時に必要なのが、新居の壁や床、建具などの保護(養生)です。
引っ越し業者が全てきちんと保護してくれるところが多いですが、金額が安いところは事前の打ち合わせで、保護をどの程度してくれるのか確認しておきましょう。

自分で保護が不足しているなと思う箇所があれば、やっておいて絶対損はないです。

十分に保護しておけば、傷の有無に関して引越し業者とトラブルになる心配も減ります。せっかくの新居なのにあとで傷を見つけたらショックですからね。

特に部屋の出入り口の角や階段の手すりなどは、荷物を運搬する際に傷を付けやすい箇所です。このような箇所には、貼り跡の残らないテープで緩衝材を貼り付けておくなどの対処をしておきましょう。

保護の準備は引越し当日に行なうよりも、事前に行なっておいた方が慌てずに済みます。何事も、事前準備が大事です。
次は最後の項目、あなたや家族が引っ越しするための準備についてです。

あなたや家族が引っ越し先に移動する為の準備

引っ越し業者が決まり、荷造りも少しずつ進めておくとして、それと同時進行で進めていきたいのがあなたや家族が移動する為の準備です。

引っ越しは、単純に生活の拠点を移して終わりではありません。
新たな生活の場を築くということは、そこでの電気やガスや水道等のライフラインの準備も必要になってきます。

電気・ガス・水道などのライフラインの準備


ライフラインは、それぞれの供給会社と契約して利用できる仕組みになっています
※ライフラインは、今住んでいる所(現住所)での契約。

そのため、引っ越し当日からすぐに新居で電気・ガス・水道などのライフラインを利用出来るようするには、引っ越す前に各供給会社に連絡し「引っ越し日に合わせて使えるように」しておきましょう。

ライフラインの利用開始手続きの中には、立ち会いが必要なものもあります。
引っ越し当日に立ち会いで開始作業をする場合、自分のスケジュールに合わせて「事前に手続きの時間を決めておく」ことも大事です。

また、引っ越す前の住居でのライフラインの利用料金の精算手続きもお忘れ無く。こちらも事前に連絡しておくようにしましょう。

インターネット回線の準備


ライフラインの他に、案外忘れがちなのがインターネット回線の契約内容変更手続き。

有線のネット回線を引っ越し前の住居で利用しているご家庭は非常に多いはずです。

引っ越し当日から新居でインターネットを利用出来るように、引っ越し日に合わせてインターネット回線の移動手続きを依頼しておくと安心です。

市内とか近くの引っ越しであれば簡単な工事でインターネット回線を引っ越し移動できる業者もあります。今使っている業者に事前に連絡して聞いておきましょう。

インターネットの引っ越し移動も、連絡してから1ヶ月~2ヶ月ぐらいかかるところもあるので、余裕をもって早めに連絡しておくといいですよ。
次は、転出届と転入届手続きの手引きについてです。

転出届と転入届などの手続き


引っ越しするには、現在住んで居る市町村への「転出届」と、引っ越し先の市町村への「転入届」が必要です。
※同じ市町村内での引っ越しには、転出届と転入届は不用。引っ越した後に「転居届」を提出します。

届出に必要な書類や期間をチェックしておきましょう。

【転出届】

まずは引っ越し前に住んでいる市町村役場に出向き、転出届を提出します。

転出届を提出できる期間は市町村によって異なり、中には14日以内でなければ受け付けない市町村もあるので注意してください。
心配な時は事前に市町村役場に電話で確認しておきましょう。

転出届に必要なものは、認印と運転免許証など身分証明できる書類です。
転出先の住所も必要なので、紙に書いておいて持参するか、新住所の書いてある書類をスマホで写メっておきましょう。

引っ越す前の市町村で受理された時点で「転出証明証」が交付されます。
この証明証を受け取った時点で引っ越し先の市町村への転出届が提出できます。
【注意】
転出届がなければ、引っ越し先で転入届が提出できません。
必ず無くさないように引っ越し日には手元に持って移動しましょう。

もし国民健康保険に加入している場合は、同時に手続きを行います。
その他にも家族に高齢者がいる場合は介護保険証、お子さんがいる場合は転校届と児童扶養手当証の手続きが必要です。

【メモ】
本人が手続きすることが基本ですが、どうしても無理な場合は代理人に委任状を託して依頼することもできます。

【転入届】

引っ越しが終わったら、次は転入届けです。
引っ越し日から14日以内に、できるだけ早く新居のある市町村役場に転入届を提出しましょう。

必ず必要なのは、転出届の際にもらった「転出証明証」です。
これがなければ転入が認められないので、決してなくさないように気を付けて下さい。

その他には認印、運転免許証など身分証明ができる書類を、転出届と一緒に用意します。
【メモ】
国民健康保険の手続きを同時に終わらせると、保険の払い忘れもなく安心です。
転入後の国民健康保険はきちんと受理されているか、払い忘れはないか、年金保険機構で確認して下さい。
手続きをすればインターネットで確認することもできます。

転出届で同時に、転校届などの提出も併せておこないましょう。
いろいろな書類の提出でほぼ半日潰れますが、一度に済ませてしまったほうが楽ですよ。

まとめ

引っ越しの手順は確認できましたか?

もう一度おさらいすると
  1. 引っ越し業者の準備
  2. 荷物を移動させる荷造りの準備
  3. あなたや家族が新居に移動する為の準備
の3つの準備をすることです。

トラブル無く引っ越しが完了することをお祈りします。