当社御創建について延喜年間(901~922年)に始まったといわれています。慶長年間(1596~1614年)石出掃部守がこの地を開墾し、正保年間(1644~1647年)掃部新田と称しました。元和2年(1616年)郷土鎮護のため武蔵国一の宮氷川神社の分霊を遷し、敬神崇祖の誠をもって爾来神社を中心として、産業に文化に平和な郷土を造り発展してまいりました。
安永年間(1772~1780年)に本殿、文化年間(1804~1817年)・明治8年(1875年)に拝殿、昭和8年(1933年)に鳥居・石垣を改築するなどいたしました。太平洋戦争の災害は最小限にて現在に至り、昭和43年に社務所を改築、社殿の修復、さらに、平成2年、永年にわたり風雪に耐えた本殿修復、神輿庫改築などし、現在に至っておりますが、現在拝殿の屋根が雨漏りにより祭事に支障をきたしているため、平成31年(2019年)2月より修復工事を行います。修復工事の費用が不足していため、皆様のご理解と温情なる協賛を賜りたく、心よりお願い申し上げます。