フィラリアって何?
フィラリアは蚊が媒介する心臓の寄生虫で、ワンちゃんやネコちゃんの心臓や肺に入り込み、体に様々な障害を引き起こします。
フィラリア症は、きちんと投薬すれば完全に予防できますが、発病したら治療することは難しい恐ろしい病気です。
フィラリアの予防期間は?
フィラリアのお薬は体に入ってきたフィラリアを駆除するためのお薬です。
予防期間は蚊の発生後1ヵ月から、蚊が見られなくなった後1ヵ月までです。
当院では5月~12月の月1回、フィラリア予防薬を投薬して頂きます。
今までは11月15日以降に最後の投薬をお願いしていましたが、最近は温暖化や異常気象の影響から感染終了日はその年ごとで大きく変動し、過去の動向から正確な感染期間を予測することは困難となっています。
以下画像参照
「2020年のフィラリア感染開始日・終了日および近年(2002~2019年)のフィラリア感染開始・終了の最早日と最遅日期間」
※感染終了日の1カ月後までが推奨予防期間です
そのため、フィラリア予防薬の投薬終了日は余裕を持って設定する必要があり、そうすることで、適正な投与・効果的な予防につながるものと考えられます。
そのため、当院では12月までの予防を推奨します。
最後の1回を忘れずに予防することが大事です。
春のシーズン初めには、血液検査をしてフィラリアの感染有無を確認することも必要となります。
ネコちゃんの10頭に1頭が感染
フィラリアはワンちゃんだけの病気ではありません。
全国では10頭に1頭の猫ちゃんが感染していたというデータが出ています。
猫ちゃんがフィラリアに感染しているかの判断は非常に難しいため、感染する前の確実な予防が重要です。
室内飼いなら予防不要?
フィラリアは蚊に刺されることで感染しますので、100%蚊に刺されないのであれば大丈夫です。
しかし、人も室内で蚊に刺されることがあるように、室内飼育でも安全ではなく、過去に5階に住んでいる猫ちゃんでもフィラリア症にかかったというケースもありました。
A コース: フィラリア抗原検査
2,750円
▼若い子にオススメ▼
B コース: A+血液検査19項目
6,050円
▼中高齢の子にオススメ▼
Cコース : A+血液検査23項目
11,550円
▼若い子にオススメ▼
A コース: 血液検査19項目
5,500円
▼中高齢の子にオススメ▼
Bコース : 血液検査22項目
9,900円