Hello! Doll World!

こんにちは、ドールファンのBellettです。
ここでは私が取材したドールディーラー情報を掲載します。
他にない詳しい作家様の情報をお届けします!

ドール衣装ディーラーで有名なChannel TOYBOX様について

耽美系のドール衣装作家としてドール界の頂点に君臨する



今回はドール衣装で有名なChannel TOYBOX様の紹介になります。
マニアでディープな世界かもしれませんが、ドールというジャンルがあることを皆さんはご存知ですか?
お子さんの人形遊びとは違う大人のドール…というと少し聞き心地の悪い話ですが、全くそうではありません。
ビジュアルがよく独特の世界観を持ち、大人になった"今だからこそわかる"価値観で飾る人形が今回のテーマです。

その所謂"ドール界"には企業から繰り出されるラインナップは勿論、その醍醐味の大きな特徴こそ本記事で紹介するディーラーと呼ばれる作家達の存在です。

ドール界を語る上で切っても切れない存在であるディーラーとは、ドールのあらゆるファッションを製作する人たちのことを指します。
そこにはわかりやすいところで衣装であったりアクセサリーであったり。
少し特徴的なところでガラスの目玉やウィッグ、幻視画的なものもあります。

それぞれの作家が自分の得意とするジャンルで展開するそれらは、年にいくつか開催される大きなドールイベントで披露、そして販売されます。

中でも人気の作家はユーザーから熱い支持を得、イベントにはその欲しさから行列が出来るほど。
人間の世界を振り返ってみても様々なファッションブランドのイベントに行列を成す事は周知の話。
それがドールという世界にも発生するところが面白いです。
理想に近づくために誰もが努力するのはドール界も同じということでしょうか?

ここに一人の有名なドール衣装ディーラーがいます。
2006年から活動し、今やドール界で知らない人はほとんどいないでしょう。
耽美系というジャンルの衣装で活躍する作家、Channel TOYBOX様(以下、敬称略)です。
今回はChannel TOYBOXにスポットを当て記事を進めたいと思います。

なぜドールといわれるのか?

ドールといえど、色々なジャンルがありますね。ここで少しドールとは何なのかについて振り返り、紹介したいと思います。
人形ではなく、ドールなのです。

はてな によると

以下のことが書かれていました。

“なお「人形」ではなく、あえて「ドール」と表記する場合は、1/6*1であったり1/5*2であったり60cmサイズであったりスーパードルフィーであったり……というように、所謂「抱き人形*3」を除いたものを指す事が多い。”

これから紹介するドールはスーパードルフィー( 以下、SD)という、株式会社ボークスによって製造、販売されている合成樹脂製の一般向け球体関節人形です。
その世界をお伝えいたします。

Channel TOYBOXとは

今回のテーマ
ドールの衣装ジャンルを牽引し、圧倒的な支持を誇るChannel TOYBOXとは一体何なのでしょうか?
その存在を紹介する前に実際の作家であるChie様を知っておかなくてはなりません。

Chie様とは

様々なディーラーにもドール界に入るきっかけというのがあります。
趣味が洋裁であったり、他ジャンルの業種からドールに活かす事に着目した方、本(元)職がそうであった、等々。
Channel TOYBOXとして活動するChie様は先に述べたように元はスタジオで活躍するスタイリストでした。
スタイリストとは何かについては以下の通りです。

キャリアガーデン様からの引用

以下の内容が記載されていました

“スタイリストとは、テレビやCM、雑誌、カタログなどでタレントやモデルに着せる服や周辺小物をコーディネートする人のことをいいます。”

ご本人曰く、

「時代はバブル最盛期。今テレビでも活躍中のタレントであったり、雑誌、広告、百貨店のカタログにモデルの衣装をコーディネートしていました。」

とのこと。
もともと衣装に携わる仕事をしていたことからも、こだわりや今に至るポリシーにも多く影響しているものだと思います。
ずっと衣装やそのデザインについて研究に余念がなかったことからも、今の圧倒的な人気を裏付ける要因となっているのではないでしょうか。
ではなぜドール界に参入したのでしょうか。次で紹介します。

あほあほちゃんねるという存在があった?

時代は2000年。ダイアルアップ回線からISDN回線が普及しだした頃のこと。
ポストペットなど流行り、色々な人とのプライベートコミュニティが栄えました。
そんな時代に一つのサイトが登場しました。名前は"あほあほちゃんねる"。
当時普及していたポストペットの"おやつエディタ"や"お部屋エディタ"なるもので自作したデータを公開していました。
その運営者こそが当時のChie様。
当時でいうホームページが普及しだした頃から積極的なウェブ展開に興味があり、Adobe GoLiveなどでデザインしたものを公開することに没頭していました。
ポストペットや他のコミュニティに精通し、色々な情報が手に入っていくChie様でした。
そこであるドールに出会うのでした。

それはブライスの存在です。

ブライスの衣装を作ってみた

時代は2002年頃、ブライスというドールが人気を博し大人ユーザーからも支持を集めだしました。
当時のChie様はそんなブライスでも、ネオブライスというドールを手にし、家に飾るようになりました。
やはりここで満足しなかったのがChie様です。
衣装へのこだわりが強かったがために、ブライスの衣装を自作することになりました。
これには今のChannel TOYBOXにも当て嵌まるポイントではあります。

ヴィンテージブライスを手に入れるために

復刻版であるネオブライスは目の色がソリッドカラーでできていました。
これに比べ、オリジナルであるヴィンテージブライスは目の色がガンメタリック仕様でした。
今でも高値で取引されるヴィンテージブライスですが、Chie様は喉から手が出るほどに欲しかったそうです。
そこで思いついたのは、自分の衣装をオークションにかけてみることでした。

思いの外、高値で落札?

最初に出品したのは、ドール衣装ではおなじみのボンネットをブライス用に製作したものでした。
これがなんと高値で落札されてしまったのです。
そこからChie様はドール衣装作家として活動することになったそうです。
様々なサイトや、公式サイトでも活動は2006年となっているそうですが、実際のところは少し前だったということですね。
そしてついに、ブライスの衣装で得た資金でヴィンテージブライスを手に入れたのでした。
衣装ディーラーとして活躍する第一歩となりました。

参考:Channel TOYBOX ボンネット

Channel TOYBOX様のボンネット

改名、Channel TOYBOXへ

本格的に活動するためにネックとなったのは公式サイトの名前でした。
そこで"ちゃんねる"という言葉を残し、活動名をChannel TOYBOX(当時はC/T/Bという表記も長年併用した)としました。
そして公式に2006年からの活動とし、ブライスからより市場規模の大きいSD系、iMda系の衣装製作へとシフトしていきました。

展開されるChannel TOYBOX ワールド

長い衣装ディーラーとしての活動の中で様々なファンを集めてきたのがChie様であり、Channel TOYBOXです。
次第に、その素材やコンセプトにも強いこだわりをみせ、多くのユーザーを虜にしていきます。
特にヴィンテージ生地を多用する衣装はアンティーク調であり、前衛的でもあります。
衣装のジャンルでいうと"耽美系"と呼ばれるのがChannel TOYBOXの作品の特徴です。
最近発表されたセーラーセットは大きな反響を呼びました。

参考:Channel TOYBOX セーラーセット

大反響を呼んだ セーラーセット。SDGr少年に対応。

イベントでは長蛇の列

現在も積極的なイベント出展をみせるChannel TOYBOX様。
あるホームタウンドルパ 京都というイベントでは開始早々から全力で走ってChannel TOYBOXブースに並ぶユーザーが印象的でした。
Channel TOYBOXブースの前でこけてしまう方、勢いがあまり喋れない方も見受けられました。
こうしたイベント毎の特異性からもChannel TOYBOXのブランド性が増していきました。
現在はその危険性からもこういった光景をドールイベントではお目にかかることはできませんが、整理券を片手に並ぶユーザーは長蛇の列を成します。
そこには日本人には留まらず、今では海外からChannel TOYBOXの衣装目当てに訪れるユーザーも少なくありません。

他ジャンル作家とのコラボレーション

あまりの人気ぶりに他ジャンル企業や作家からコラボレーションの話が多いChannel TOYBOX。
有名どころで紹介すると、ローゼンメイデン展などが有名です。
三原ミツカズ氏とのコラボレーションも大変盛況でした。

ワークショップ活動

イベントに参加する傍ら、ワークショップでの製作体験会にも積極的です。
特に大阪では名品市というイベントでも有名なTourbillon Osakaが主催するワークショップで講師を勤めることが多いです。
少人数で募集をしているため席は毎回満員です。
イベントでもなかなかChie様と話せる機会がない方でも話せるチャンスかもしれません。

公式サイトで情報発信

Channel TOYBOXは現在も形を変えつつもウェブサイトが存在しております。
イベントでも手に入らない衣装の受注通販を定期的に行ったり、今後のイベント情報、またファンならChie様のドール画像もきになるのではないでしょうか、様々な情報を発信しております。
更新頻度はそれほど高くはありませんが、是非ドール 衣装のChannel TOYBOX公式サイトにてその世界を覗いてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。
たかがドールと括ってしまっていた方も多かったのではないでしょうか?
今回はChannel TOYBOXにスポットを当てドールの紹介をしましたが、そのディーラーの数は数え切れない程存在します。
もちろん趣味の世界なのでユーザーがドール界を支えています。
しかし、こういったディーラーが活躍する文化全体をみてドール界がいかに支持されているのかということも考えさせられます。
今後の活躍に期待です。

Profile

Bellett

大阪ITエンジニアだったが、趣味の自動車好きが高じて、自動車整備士になる。
大手外国車ディーラーの経験を経て、再びITエンジニアとして活動開始。
時にドールの世界に没頭する。
好きなこと:ドライブ、勉強、子供と遊ぶ