友人の前田さんから「今度ふぐカフェがあるのですが一緒にいかがでしょうか?」とラインがあり「いいですね、その後ランチしましょう」と返信した1時間後に横浜在住の難病を抱えた友人から大分へ帰省すると電話がありました。
まさに絶妙なタイミング、ご縁だなと思いふぐカフェに誘い一緒に初参加させて頂きました。
あんなに元気だった自分がどうして?何で難病?受け入れ難い現実の中主治医の放つ冷たい返事に心が凍り付き絶望の淵に立たされました。
今は信頼出来る主治医を得て現実を受け入れつつリハビリに頑張っている友が、林先生の穏やかで優しい語り口に誘われて自分の中にたまっていた思いを吐き出すことが出来ました。横浜に帰ったら地元のがん哲学外来に参加して前向きに生きたいと言ってくれました、本当に誘って良かったと前田さんや林先生に感謝しています。「生活環境や言葉が違っても心が通えば友達であり、心が通じ合う人と出会うことが人間の一番の楽しみである」(新渡戸稲造) まさに今回ふぐカフェに参加させて頂き、苦しみや悩みを抱えていてもお互いの心に寄り添い労り合う「ふぐカフェ」は一筋の光だなと思いました。
自分もサバイバーでもあり、親友を苦しみのはてに亡くして絶望したこともありますが、どんなにあがいても運命は変えられないのであればせめて今を大切に笑顔で生きていきたいとあらためて思いました。
ふぐカフェの後で、久しぶりの青空のもと加藤農園さんの桃の花に癒やされ心身共に充実した一日を過ごすことが出来ました。
皆様優しさをありがとうございました。