がん哲学外来「大分ふぐカフェ」

     
         
     第17回がん哲学外来「大分ふぐカフェ」 2021年12月19日(日)10時30分~12時30分 残り 10人
     第18回がん哲学外来「大分ふぐカフェ」 2022年  1月16日(日)10時30分~12時30分 残り 11人
                                                定員 12人 
     現在、大分県のコロナ感染状況は、ステージ1となり、すべての制限が解除されました。            
     12月、1月の「大分ふぐカフェ」も、いつも通りのリアル開催します。                   
                                                                                                         2021年11月26日更新

こんな悩みはありませんか?

  • 医師は自分の聞きたい事だけを聞いて、こちらの話を聞く姿勢が見られない。
  • 診察室では、病気の事しか聞く事ができない。
  • 病院では、医療者と話す時間がない。
  • 医療者は時間ばかり気にして、話を切り出せない。
  • 治療中の辛い症状を話したら、治療してくれないかもしれない。
  • 院内掲示している医療相談を利用したいが、具体的な方法が分からない。
  • やっぱり病院では、医療者とコミュニケーションがとれない。
  • 医師は自分の聞きたい事だけを聞いて、こちらの話を聞く姿勢が見られない。

そんな悩みを解消します。

  • がん哲学外来は順天堂大学樋野興夫先生が開設したカフェです。
  • 聴診器を対話に変え、薬ではなく「ことばの処方箋」を提供し、医療者と患者さん・ご家族の隙間を埋めます。
  • 医療者は「暇げな風貌」で接します。たとえ忙しくても、その事を表に出さず、ゆったりとした雰囲気で対話します。
  • 「偉大なるお節介」を提供します。患者さんやご家族の気がかりに耳を傾け、共感する事で忘れかけていた自尊心を蘇えらせ、殺伐とした時代に、一歩踏み込んで対話し、患者さん・ご家族の希望や欲求をすくい上げます。
  • 「大分ふぐカフェ」は、周りの方々と悩みを語り、笑顔を取り戻すための対話の「場」を提供します。
  • 「大分ふぐカフェ」は一般社団法人がん哲学外来の認定団体です。
  • がん哲学外来は順天堂大学樋野興夫先生が開設したカフェです。
参加に当たっての注意

1.このカフェで話した内容や個人情報はお守り下さい。
2.各個人の連絡先は、こちらからお知らせしません。各個人の了解の上、
   それぞれで
連絡先を交換して下さい。
3.一人の方がお話しされているときには、その方のお話を聴いて下さい。
4.  人の発言を否定しないで下さい。また、上手に話す必要はありません。
     しどろもどろでも結構です。
他の人は最後まで聴きましょう。
5.  発言はしなくても自由です。聴くだけの参加でも構いません。
6.途中参加、中途退出も自由です。
7. それぞれの分かち合いは他の方とは比較できません。発言に優劣はありません。
     比べないように
しましょう。
8.何か企画の要望や、お気づきの点は遠慮なくスタッフにお声かけ下さい。
9.  新型コロナウイルス感染防止の観点から、遵守をお願いする事項(リアルカフェ)
 ・当日の朝検温をお願いします。来場時にも検温します。37.5度以上の方は参加を
  お断りする事があります。
  (会場に非接触型の体温計を準備しています。)
 ・会場内ではマスクの着用をお願いします。マスクを着用していない方は
  入室をお断りする場合があります。
  (会場に個人用のマスクを持参して下さい。)
 ・アルコールによる手指消毒をお願いします。
  (会場に準備しています。)
 ・アクリル板は設けませんが、ソーシャルディスタンスには配慮します。

がん哲学外来「大分ふぐカフェ」代表からのご挨拶

フリーランス緩和ケア医師 林 良彦

こんにちは、がん哲学外来「大分ふぐカフェ」代表のフリーランス緩和ケア医師の林 良彦です。
緩和ケア病棟という臨床の場で多くの最終段階にある患者さん・ご家族と接して強く感じた事は、
カール・ベッカー先生が述べているように「患者さんが求めているのは薬の処方箋ではなく、
自分の事を理解してくれる相手が欲しい!」という事です。
 創始者の樋野興夫先生は、「時間をかけたからこそ分かることがある。遠回りしたからこそ見えるものがある。」と仰っています。悩みを持つ人が自分自身に話しかけても、なかなか解決はつかないものです。むしろ、「解決しなくても解消しよう……」という気持ちです。マイナス×マイナス=プラスです。マイナスをプラスに転化させる最高の処方箋は「出会い」とも仰っています。
このカフェで同じ悩みを持つ人たちと話し合ってみませんか?!
そしてこのカフェが少しでも苦しんでいる人の助けになれば、幸いです。

がん哲学外来「大分ふぐカフェ」の様子

第17回がん哲学外来「大分ふぐカフェ」参加者の声(2021年11月21日)

 私はステージ4のがん患者です。様々の治療を受けながら、5年目を迎えようとしています。医学が進歩し「癌=死」と考えるのはナンセンスな時代になりましたが、辛い療養中には「治療に苦しめられて死ぬのは嫌だ。死ぬことさえ難しい。」と鬱々することもあります。ある朝、林良彦先生(大分合同新聞10月29日)の記事を拝読し、「死を身近な問題と捉えて自分の生き方を見直して」という言葉に、これからも私らしく生きるために強い心構えもちたいと、がん哲学外来「大分ふぐカフェ」の扉を叩きました。
 当日は、たくさん話し(放し・離し)、たくさん聞き、おかげ様で、生きる命すべてに課せられた死への恐れではなく、今の私の生活をもっともっと楽しみたいという気持ちが強まりました。私は、自分自身の大切な人生の一日いちにちは、病院や施設ではなく、大好きな自宅で草むしりもしていないジャングルのような庭を見ながら自分らしく生き続けるつもりです。「神よ!変えられないものを受け入れる心の静けさと、変えられるものを変えられる勇気と、その両方を見分ける英知をお与え下さい」カフェでいただいた牧師(ラインホルト・ニーバー)の言葉は、癌を生きる人々が納得するものだと思います。
ありがとうございました。(2021年11月 MAさん、70歳代女性)

過去のがん哲学外来「大分ふぐカフェ」参加者の声

①今回、がん哲学外来「大分ふぐカフェ」に友人と2人で参加しました。友人から、ある日突然連絡があり、私に病気のことを
 打ち明けてくれました。私に何ができるんだろう? そんな時にこの「大分ふぐカフェ」の事を知りました。思い切って友だちを
 誘い福岡から参加しました。私は友人がどんな風に感じるか初めは心配でした。しかし、すぐに安心感に変わりました。
 友人が笑ったり、真剣に考えて自分の気持ちを伝えている姿を見たからです。私自身も何を話しても温かく受け止めて下さる
 先生、スタッフ、参加者の方々のおかげで、素直な気持ちを話す事ができました。帰りの電車の中で友人は「行って良かった」と
 満面の笑みでした。そして、またいろんな事を話してくれました。「みんなが、健常者、障害者じゃなく一人の人間として私の
 ことを見てくれた。それが嬉しかった」「私ね、大丈夫よって、ずっとずっと言ってきたけど、本当は全然大丈夫じゃなかった。
 大丈夫じゃなかったんよ」「次は一人で来られる。またあの人達に会いたいもん!」 人との出会いってすごいと思いました。
 いろいろな方の思い、考え方を聞くことで自分の本当の気持ちに向き合う勇気や希望がわいてくるんですね。
 隣でぐっすり寝ている友人の寝顔を見ながら、私はとても満たされた気持ちでいっぱいにになっていました。
「大分ふぐカフェ」へのプチ旅は自分発見の旅になりました。友人とふぐカフェの皆様に感謝です。
 (桐島照美さん、2019年12月)

②私はがん患者本人で、周りに心配をかけまいとして我慢してきたけど、家族の人の話を聞いて残される人の思いも知りました。
 頑張って生きていくしかないと思っていましたが、少し肩の荷が抜けた気がしました。素敵な時間を有り難うございました。
 (花田智子さん、2019年12月)

③今回友人よりカフェがあると知り視野を広げたいと思っていたこともあり参加させていただきました。母親が37歳の時に
 メラノーマで亡くなり私はその時姉と弟の三人兄弟で小学2年生でした。
 母親が亡くなるということは道しるべを失うことだったんだなと今回振り返ることができました。そのためか何故かずっと自分は
 何者なのかを知りたいと思って生きてきました。今は特養ホームの看護師として看取りを含めた寄り添ったケアに生きがいを
 感じています。参加するにあたり改めて自分の生きてきたことを回想しながら紙に書き起こしていく作業ができたこと、
 今回そのことを皆さんに聞いていただいたこと本当に感謝しています。私の人生の宿題を提出させていただき
 ありがとうございました。
 (中山 美佳さん、2020年1月)

④先日は話を聴いて頂いて有り難うございました。
がん宣告を受けた時、自分自身は冷静に受け止めているつもりでしたがショックでした。「何か悪いことした?」「なぜ私なのか?」「間違いでありますように!」の思いでいっぱいでした。不安定な日々を過ごして”うつ”になるのが怖いと考え、阿部さんに相談して「がん哲学外来」の存在を知りました。
 お会いして話を聴いて頂いて先生の「今を考える」の言葉で少し前を向けました。がん宣告を受けてから過去を振り返り未来の事を考えると、思いはマイナスの考え方しか出来ませんでした。先生の「今を考える」の言葉で現実を受け入れる事により自分自身を見つめることが出来ました。「いま」を生きる、「いま」を考えることの大切さを知ることが出来ました。少し頭を上げることが出来ました。これからは一歩足が(気持ちが)前に出るようになるといいなあ、と思っています。貴重な時間を作って話を聴いて頂き有り難うございました。
(野田 敏美さん、2019年4月)

⑤私が林先生に是非お会いして、お話を聴いてみたいと思ったのは、Facebookで、パッチアダムスと同じ赤い鼻をつけておられるのを見つけたからでした。がんと聞いて暗い心で生活している中で、先生のようなユーモアをお持ちのお医者さんのお話を聴いてみたいと思ったからです。会場はやさしい、ホワッとした雰囲気で、先生は穏やかな話し方で、一人一人にやさしい眼差しを向けて下さり、心療内科のお医者さんのように感じました。看護師さん達の笑顔も素敵でしたし、患者さんの話からもいろいろ学びました。久しぶりに良い会に参加させて頂きました。これからも参加させて頂き心を上向きにしていきたいと思います。
 それから、お名前を伺わなかったのですが、会が終わって、おばさまの例を挙げて食道がんの事、励まして下さった方、大きな力を頂きました。ありがとうございました。
(簑原 康子さん、2020年10月)

⑥お一人お一人の話を聴きながら、共感し心の中で拍手をしたり心の声でエールを送ったりしました。すてきな出逢いのひと時
でした。合間にお茶を頂きながら、晩秋の窓辺に目を移したら、小さな鳥がチョン・チョン動いていてなかのようすをうかがっているような…… 可愛くて思わず微笑みました。
 カフェの後半、林先生から紹介された方の凜とした生きる姿勢、ユーモア、感謝の思いなどに深い深い感動を覚えました。本当にありがとうございました。
(樋口典子さん、2020年11月22日)

⑦第7回がん哲学外来「大分ふぐカフェ」に参加させて頂きありがとうございました。 林先生との出会いは、私の友人てるちゃんから「こんな素敵な活動をされている先生がいるよ」と聞いて私も会いたくなり、11月に林先生主催の「もしバナゲームサロン」に参加させて頂いたのが最初です。身近にこんな素敵な考えをもたれている先生がいらっしゃるんだと、とても嬉しく思った事を覚えています。その後、私がずっと観たかった映画「いきたひ」の上映会で林先生と長谷川監督の対談も拝見させて頂き益々ファンになりました。
 そんな尊敬する先生が毎月主催されているがん哲学外来「大分ふぐカフェ」があると聞いて迷わず参加させて頂いたのですが、参加されている皆さんが素敵な方々で、生きる力を頂いて帰りました。私も経験してきた事を皆さんの前で話させて頂きましたが、私の経験が少しでも誰かのお役に立てるといいなあ~と思います。話したくなかったら話さなくても良かったり、話したい人は安心して話が出来る雰囲気にとても心が癒やされたので、また参加させて頂きたいと思います。
(田崎貴代子さん、2020年12月19日)

⑧コロナ禍であるが、人と会いたくて人と話がしたくて、マスクや消毒液やいろいろな防御をしながらビクビクふぐカフェに出かけてみました。しかし、ビクビクした自分を忘れるように時間を過ごすことができました。林先生をはじめ、闘病中の方や姉妹が闘病中の方、看取りをされたご家族の方、闘病中の方としっかり向かい合っている看護師の方、苦しんでいる友人を見守る方など。いろいろな立場の方が参加されており、それぞれの現状や思いを聞かせていただきました。声のトーンやマスクの奥の表情や伝わってくる雰囲気を感じながら皆さまと同じ時間を過ごすことができました。
 お一人お一人の話は個々のもののように感じますが、何かしら共通点があったり自分のことのように捉えることで、モヤモヤしている自分を振り返ることができたり問題解決の糸口や方向性が見えできた気がします。
具体性のない表現ではありますが、立ち止まっている私の足が、再度前に少し振り上げることができそうな気がします。
参加させていただきありがとうございます。皆さんとの出会いに感謝いたします。
(入船幸恵さん、2021年1月17日)

⑨今回、サバイバー仲間と初めての参加でした。コロナ禍で“がんサロン”の開催も難しくなっている中、コロナ対策もバッチリで皆様との素敵な時間を過ごさせて頂きました。 サバイバーになって、人との出逢いが私を元気にしてくれていますが、今日も皆様から、沢山のエネルギーをもらい、心地よい一時でした。「幾つになっても“挑戦”」と話されていた方の力強い言葉と笑顔が心に残っています。
 今日、出逢った皆様に心からありがとうございました。
(山本さん、2021年2月)

⑩友人からのお誘いで初めての参加でした。
「大分ふぐカフェ参加について」  の中に上手に話す必要ありません、しどろもどろでも…聞くだけの参加でも構いません。を読んで緊張が解れたのか自己紹介の時にもう余分な話しをしてしまってご迷惑お掛けしました。あたたかい林先生のお言葉と導入そして会場の雰囲気にのまれたのだと思います。今日は16年前に亡くなった主人の病気の事で医者にも友人にも言えなかった心のモヤモヤをはき出させて頂いたお陰で身も心も軽くなった感じで帰路に着いた処です。本当に有難うございました。いつか又参加できる日を願いつつ…。  (梶取さん、2021年3月)

⑪二回目の参加でした。今回は、どちらかというと、がんのある方や家族を、サポートする支援者側の参加が多かったようです。
皆さん日々、がん治療や緩和ケアのなかで援助者として、人としての自分自身を投入し、おそらく医学や科学を超えたところで人の人生に向き合い、揺さぶられ、いろんな想いを抱いているのかなというご様子でした。
支援者自身が受け止めて貰えるという場所もひょっとしたら少ないのかもしれません。
私自身も、軽い頭痛がマインドフルネスで取り除かれ、手作りおやつの黒糖饅頭がツヤツヤでとてもおいしく、温かいお茶、そして優しい他者に受け止められたことに、とても感謝です。
また共にありたいです。
(小野久美子さん、2021年4月)

⑫大分県ではコロナ陽性者の数が高止まりしています。病床使用率と人口10万人あたりの新規感染者数はステージ4の段階で、総合的に判断してステージ3となりました。いつ「まん防」が発令されてもおかしく有りません。
この状況下で皆さんには、参加にあたり慎重な判断をお願いしたところですが、連絡が取れなかった方、予約されていない方の突然の参加を考え、304号室で待機しました。案の定、二人の参加があり、十分ソーシャルディスタンスを取った上で、有意義な雑談となった事を報告します。(林良彦、2021年5月)

⑬この度は、先生からのお誘いをを受けて、がん哲学外来「大分ふぐカフェ」に参加させて頂きました。私は人生の半分を病気と
 共にしています。今回は参加された皆様の病気に関するさまざまな話を聞くことができ、また私自身の話も聞いて頂く事が
 できて、本当に良い機会となりました。そして私も、これからの人生をもっと強い気持ちを持って病気と向き合っていこうと
 思いました。病気に負けることなく、1日1日を大切にしながら、妻と共に笑顔で過ごしていきたいと思います。
 今回参加された皆様と、またどこかで再開できる日を楽しみにしています。
 素敵な機会を本当にありがとうございました。
 (田渕 宗継さん、真知子さんご夫妻 2021年6月)

⑭今日は、共にがんになったご夫婦がふぐカフェに初めて来られました。 奥様は自分の思いを、水道から水が勢いよく出るように
 語ってくれました。
  私は、医療現場という限られた時間と空間の中ではこんなに話してはくれないだろう。こんな風に誰かに聞いてもらえる場所が
 あることはとても大切で、みんなと共有している空間もまた大切なんだろうと感じました。対面で話をしたり聞いたりすることの
 大切さもまた感じました。
  がん哲学外来とは、生きることの根本的な意味を考えようとする患者とがんの発生と成長に哲学的な意味を見出そうとする人との
 対話の場であるとありますが、私は、今日の皆さんの話から自分のそばにわかってくれる誰かがいるということはとても大切で、
 存在していることは知覚されることで、知覚されないと存在しないということにつながるような気がしました。
 生きることの根本的な意味を考えて皆さんと成長していきたいと思います。
 (阿部純子さん 2021年6月)

⑮ 出会いと巡り会い、今日の大分ふぐカフェでは中野正三さんという患者さんの話でしたが、そこには林先生が中野さんと出会い、医者と患者という巡り会いがあり、最後を林先生に診てもらえたから、がんになったが幸せだったと思えたんだと思います。また、今日初めて来られた方が林先生のお父様の時にお世話になったエピソードもありましたが、その方が今日の大分ふぐカフェに参加しなかったら聞けなかったエピソードである為、出会いと巡り会いによっては自分の人生の分岐点(ターニングポイント)になり得るのではないかなと思いました。 また、僕も今日来られていた樋口さんからどこから来ているかを聞かれました。うきはから来ている事を伝えたら樋口さんは日田の前津江村の柚木に住んでいた事を知りました。これも、僕と樋口さんがふぐカフェで出会い、話をする機会があったからこその巡り会いだったのかなと思います。そう考えるとカフェに来ている方たちといろいろな話をしたら意外とどこかには共通する事や繋がりがあるような気がしました。また、出会いと巡り会い、それを偶然と思うのか必然と思うかによっても出会った方との今後が変わってくるのかなと思いました。僕は林先生と出会ったのは必然であり、必然で出会えた事が僕の人生のターニングポイントになってます。 これが僕の今回のふぐカフェの感想です
(石井克幸さん 2021年7月)

⑯支援に行った北海道での25日間の活動から昨日8月26日、無事に大分に帰県しました。
現地では1週間に2回の抗原検査 濃厚接触者が出ればその都度職員全員にPCR検査を行いながらの活動でした。
最初は片道1時間かけての往診に戸惑い、右を見ても左を見てもひたすら真っ直ぐな道路に方向感覚を失いました。
この間、2例の在宅看取り、1例の施設での看取りが有りました。コロナにもかかわらず、家族がそろった中での旅立ちで
確実にいのちのバトンが遺された家族に受け渡されていると感じました。家族の絆や患者さんの底力は全国共通ですね!!
(林良彦 2021年8月)

⑰今回、父の友人の紹介で、初めて参加させてもらいました。父の病気の事で今後の治療やお世話をどうするかという心配事が
あったからです。参加するまで、先生が一通りお話をされて、何か質問が有ればお答頂くのかなと考えていました。
しかし、参加者ご自身の自己紹介をし、今、ご自身の病気の事や、家族の病気の事を報告し合い、話を聞く形でした。
 今まで、主治医や看護師さん、親族、友人からアドバイスを受けたり、心配事を共有する事は有りました。でも、同じ様な境遇に合われた方のアドバイスを受ける事 は経験した事が無かったので、とても貴重な体験をさせて頂きました。
 参加する前はどうしたら良いのか不安で、涙をこらえながら発言させて頂きましたが、他の方のお話を聞き、全部終わった後には心がスッキリしました。
 皆さんの意見を聞いて、それぞれの抱える心配事や家族を大切に思う気持ちは同じなんだなと感じました。
先生が仰っていた「いかに穏やかに過ごすか」は、普段から目標にしたいです。また、家族を看病する時も常に頭の中に入れて置きたいと思いました。答えは無いとは思いますが、参加者に恵まれて、これからの考えがまとまりました。
素敵な会に参加出来て光栄です。先生を初め、皆さんどうもありがとうございました。 大塚真澄さん(妹)2021年9月

⑱今回、たまたま集まったとは思えないくらい縁を感じるような参加者の方から、貴重なお話を聞けて、本当に良かったです。
中でも、私が気づいて良かったことは3つで、
 1つ目は、妹と私の気持ちが整理できたこと。
 2つ目つは、父の病気と引き換えに、父の歩んできた人生を教えてもらっていたこと。
今年の初めに、父の病気が発覚してから、父と親しい方から、お見舞いの言葉と共に、父との思い出や性格を教えてもらっていました。また、父の学生時代からのアルバムを作り、父自身からも思い出話を聞くことができました。
初めて聞いた話も多く、とても新鮮でした。そして、父は周りの仲間に大変恵まれていたなぁ。と、しみじみ感じました。
 3つ目は、林先生をはじめ、医療従事者の方にゆっくりお話を聞いてもらえたことです。普段、忙しそうなので、遠慮して聞けないことを聞いてもらえて、とても安心感を覚えました。これから先、不安も多いですが、家族で手を取り合って、乗り越えていきたいと思います。ぜひ、また参加させていただきたいです。本当にありがとうございました。 後藤由紀子さん(姉)2021年9月

⑲机の上に1枚「大分ふぐカフェ」の紹介文書が置かれていた。
お話しても、しなくても良いとある、途中退出も自由、がん哲学外来?? 何故、今私はここにいるの? 
そして、
「神よ! 変えられないものを受け入れる心の静けさと、変えられるものを変えられる勇気と、その両方を見分ける英知をお与え
 下さい」 ラインホルト・ニーバー(牧師)
と記載されていた。 
 何気に参加しただけなのに、読みながら えっ!私のために用意された時間なの? そんな想いが心を乱していましたが、
参加者の暖かい眼差しが私の終わらない心配事を話す背中を押していただいたように思いました。
 辛い思いを、今まで話さなかった訳では有りません。今までこんなに優しく人に寄り添う方々にお話しする事はありませんでした。必死に今を生きる、を目標に好きな事に没頭している時間その積み重ねが今の私、何事も楽しんで来たように思います。
 ただ、心暖まる時間を味わい「大分ふぐカフェ」に集う方々の優しさに包まれ、不安な気持ちが、流れに抗う事の無いような、
随分遠くにあった記憶を手繰り寄せた心地よさのような、少し不思議なほっとした気分の自分がいました。
優しい時間を有難うございました。この機会を頂けた事ほんとうに感謝いたします。
(AEさん) 2021年10月

申し込みはコチラ(定員12名)

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お問い合わせ先

がん哲学外来「大分ふぐカフェ」代表林 良彦
メール:hayashi_snake@yahoo.co.jp 
FAX:097-596-6140

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