それは、日常のケア現場での一場面から始まりました・・・・。
「チョッと漏れただけなのに 看護師さんがおむつを持ってきた。妻へ汚れた洗濯物を持って帰らせるのが 悪くて おむつを着けたんだ。。。。」と入院患者さんはつぶやきました。
「紙おむつ使用者の約7割は 病院から付け始める。」というデータがあります。この患者さんのように体調が悪くなり、入院して生活環境が変わったことがきっかけで、トイレまで間に合わずチョッと尿が漏れてしまいました。その一回で病棟看護師が紙おむつを勧めました。もちろん、看護師は良かれと思ってパンツおむつを勧めたのは言うまでもありません。
これは、医療の現場でありがちな事実です。
尿や便漏れを経験した人達の笑顔が消えていく瞬間。この場面に立ち会う私たち看護師・介護士にできる事は無いかと考え集まったのが「Teamはぴなぴ」のスタートラインでした。