「対岸の彼女」だったはずが、
読み進めるごとに
“これは自分だ” と気づかされた。

この“公開日記”の主人公の家族構成、育ってきた家庭環境、仕事内容。
それらはわたしと、まるで違う。

でも。

「対岸の彼女」だったはずが、読み進めるごとに“これは自分だ”と気づかされた。

彼女が周囲に対して抱く感情。
がんばらなくちゃ、ちゃんとしなくちゃという思いや金銭感覚…。
それらはほとんど当てはまってしまう。

「どうしてこんなにうまくいかないの?」
「どうしてこんなにがんばらなきゃいけないの?」
「どうしてこんなに大変なんだろ?」

理由がわからなかった「どうしてこんなに?」の数々の答えがそこにある。
心をきゅっと締め付けていた何かをほどくチャンスをくれる一冊。

(編集担当:桜井沙織)

あっという間に読み終えてしまいました。
読み進めて行く中。途中、私のことか⁈と感じました。自分と向き合って向き合って、今があって。
視点を変えるってちょっとした事なんですけど、凄い勇気や奇跡みたいなことが、たくさんたくさん隠れてて。
見つけて行くだけ。信じて感じるだけでいいのね。生きてるだけで、いいんだな。と感じました。
(30代働くママ)
胸がぎゅうううっっと締め付けられ、涙が。それは主人公と自分が恐ろしく重なっていたからでした。
ラストでも泣きました。嬉し泣き。すべての母、娘、そして男性に読んでいただきたい一冊です。
(40代働くママ)

私も1児の母です。胸打たれました( ; ; )のめり込むように、読みました!!
母と子という関係性を考えさせられました。母とわたし、わたしと我が子…
ぜひ子供を持つお母さんや旦那さん、育児を終えた親御さん達、おススメです!!
(30代働くママ)

反対側へのダイアリー
~わたしが見つけた、もうひとつの世界~

ふれるま たみ子著
kindle版電子書籍
¥540(Kindle 価格)
…………………………


≪ひとりの“オス化女性”が本当の自分に目覚めるまでの変化を綴るリアルダイアリー≫


生まれ育った家庭環境の中で心に刻まれたトラウマ。夫婦関係、初めての出産と子育て、仕事と家庭の両立、SNS起業…。

その全ての中で彼女は罪悪感を覚え、責任感を背負い、自分を殺しながら生きていた。

「ただ、がむしゃらに頑張っていただけ。
私は一体、どこで何を間違えたのだろう。」

子供を産んだ女性の在り方とは。反対側の幸せとは。一日一日の感情を見つめながら日記をしたためる彼女が、“本当に大切なこと”に気付くまでの100日間の再生物語。

購入ページ

反対側の世界へ

この日記物語の著者である主人公は、東京のベッドタウンに夫と3歳の息子と3人で暮らすアラフォー女性。映像プロデューサーとして積み上げたキャリアを、結婚・妊娠・出産によって諦めたくない思いで保活、社会復帰するも、育児しながらではまともに会社へ貢献できない現実に突き当たる。

そんな折に出会った、“自由な働き方ができる”というSNS起業。

独立を目指して会社員と起業のダブルワークを始めるも、仕事と育児、そして起業の両立に苦しむ日々。
次第に悪化する夫婦関係。心と体のバランスも大きく崩れていく。

彼女が“本当の自分”を取り戻すために行ったのは、本当は初めからそこに存在しているのに見ようとしていなかったもうひとつの世界【反対側の世界】を見つめ直すことだった。

子供を産んだ女性の在り方とは。反対側の幸せとは。
一日一日の感情を見つめながら日記をしたためる彼女が、
“本当に大切なこと”に気付くまでの100日間の再生物語。

自分がいなければ、
お母さんはこんなに
苦しまなくて済んだかもしれない


「あなたに起こっているのは、“オス化”という現象です」と、猫さまは言った。
「発端は、悲しい寂しい母親に娘が責任を感じるところから。自分がいなければ、お母さんはこんなに苦しまなくて済んだかもしれないと、“存在への罪悪感”が強めにインプットされていきます。大人になる頃には、罪悪感の思考回路が脳に定着します。そうしてオス化した娘は、男らしくいろんなものを自ら背負って様々なものに責任を感じ生きていきます」

 そして猫さまは続ける。
「世界と社会と夫と、あるいは自分自身と、あるいは今は年老いた若かりし頃の父親の亡霊と、あるいは世の中の不甲斐ない男たちと戦う、全ての女性たちの代わりに、私のメソッドを受けながら、日記を書くのです」

(本文より)

「どうしてひとりで背負っているのですか」

ある日、猫さまは私に
「どうしてひとりで背負っているのですか」と聞いた。
「自分の嫁が自分の知らないところでここまで追い詰められていると知ったら、自分だったら自殺ものだ」そう言っていた。
心が崩壊しかけると、美味しい話が次から次へと入ってくる。そのひとつに手をつけた瞬間、今度は体もショートしてしまった。
「できなかったことを白状しなさい。自分ひとりではどうにもできなかった、一緒に考えて欲しいと、ご主人に白状するのです」
 
次から次に溢れ出る涙を拭いながら、私はその晩初めて夫に出来事の一部始終を話した。
夫は驚愕したように、口を手で覆う仕草を見せ、うんとも、わかったとも言わなかった。
 
そんな夫をぼんやり見つめながら、ただ心の圧迫感だけがスッと抜けるようなそんな感覚だけを抱いて、その日は眠った。
(本文より)

生々しく切ないくらい繊細なストーリー
………………………………………………


このエッセイ。まだ、メルマガで発信されていた頃に夢中で読んでいました。

すごく共感できる部分と、生き苦しいけど、それでも何かを目指して進むような空気とどうやって、今の彼女に行き着いたの?な気持ちで、毎回配信が楽しみでした。
とても赤裸々に、生々しく切ないくらい繊細に書き綴られています。

頑張ってるはずなのに。なんかうまくいかない。

そんな思いを心の隅っこに抱きながら生きてる女の人って案外多いとおもう。
そんな方におすすめ!私も今、改めて読み返してます。

女って弱くて強い。

(ネイルサロン「KiccA nail」オーナー:いけだ桃子

著者紹介

ふれるま たみ子

【ABOUT】……………………………

九州の美術系大学を卒業後、広告代理店にて販促デザインを担当。その後、3DCG制作会社にてアニメ映像制作の編集・特殊効果の制作から進行管理業務を務める。結婚を機に上京、出産。都内の3DCGプロダクションにて映像プロデューサーを務めながら、副業としてSNS個人事業をスタート。請負でブログデザイン・カスタマイズやプロモーションムービーを制作する中始めた、スマホアプリのレッスンが評判を呼び、デザインレッスンやムービーレッスンなど次々とメニューを展開。平成29年11月フリーランスとして独立。個人起業家を対象にSNS発信に於けるプロモーション講座を実施している。

【執筆背景】……………………………

SNS個人事業をスタートしてまだ駆け出しの頃、起業家の中でもとりわけ異彩を放つ「猫さま」に魅了され、デザイン制作の営業をかけたところから物語はスタートする。心に行き詰まりを抱えた筆者が「猫さま」との関わりで生活が一変していく中、感情の変化を記録する「日記」を書くよう勧められた事がきっかけで、日々感情と過去の記憶を書き出すようになる。現在と過去、そして親や夫、家族の感情を行き来するパラレルワールドにも似た筆者初めてのエッセイ。

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編集・制作

桜井 沙織

歌声喫茶を営んでいた祖父母の影響で、学生の頃から都内で音楽活動をスタートさせる。社会人になり、楽器と楽譜の総合商社に勤めた後、自分のライフスタイルに合った働き方を模索し、2014年、ヨガ講師として働くことを決意。現在も都内のスタジオや子育てサロンなどでヨガを教えている。音楽活動は長男の出産を機に休止させるも、次男出産を機に再開。「反対側へのダイアリー」内にて楽曲を公開中。作中にもある「オス化女性」の苦しく切ない気持ちと、その根底にある本当の願いをリアルな言葉で書き綴った歌詞が共感を集めている。

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くまもと あや

鹿児島市在住のライター兼編集者。小学校教員を目指すも挫折。その後カフェ経営や料理教室講師など長く飲食業界に身を置く。30代半ばの結婚・出産を経て生き方を見直し、2年間の出版社勤務を経て2017年よりライターとして独立。女性の半生を"物語化"するライティングが得意であり「過去・現在を客観的に知ることで自分の人生を肯定的に捉えることができる」と好評を得ている。『反対側へのダイアリー』の制作過程で販売元として「遊亀舎(ゆうきしゃ)」を設立。読み手の目線を意識しながら執筆者の文体を活かす編集作業の魅力を知る。

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