人前では堂々と話しをしたい。
スピーチやプレゼンテーションの場でジョークの一つも言いながら場の雰囲気を和らげ
説得力のある話しで聞き手の心をつかみ、難しい質問にも余裕な顔で答える。

そんな風に出来たらいいなと思っていても
実際は人前で話す時、自分の順番が近づくだけでドキドキ…。
何から話したらいいのか、どんな風に話したら相手に伝わるのか、上手く話せるか、
そんな事ばかりで頭がいっぱいになり緊張して結局思うように話せなかった…。
終わった後にモヤモヤして溜め息。。

人前で話すたびこんな苦い思いをしていませんか。

これは失敗して当たり前です。
なぜなら、人前での話し方の知識・技術がないからです。
小学校の頃から国語の授業でみんなの前で教科書の音読はしても
人前での話し方の方法は学んでいませんよね。

人前で話す知識・技術がないのですから上手く相手に伝わらなくて当然です。
知らないことをするのは勇気が必要ですし怖いものです。
だから、人前で話す事が楽しいよりも「苦手意識」が先立ちます。

とは言っても、社会人になり経験を積んでいくほどスピーチを頼まれたり人前で話す機会は増え
最低でもその場相応の期待に応えなければなりません。

昨今意識の高いビジネスマンが増え、話す手法は知っているという人も多くなりました。
しかし、この「知ってる」に対し「実際に出来ている」人が比例していないのも事実です。
知っている＝出来るではないのです。
これは残念ながら、知識はあっても出来ていないということ。

また、将来的には自分の得意分野を活かし講師として教えたいという人にとっても
まずは教える立場として重要な「話す」「伝える」の基礎が身についていないと話になりませんね。
登壇した時に受講者の講師に対する信頼・信用にかかわります。

どんな職業であれ話す技術は一生を通してあなたの武器となるものです。
上手く話せるようになるコツはスポーツと同じです。
手法を学び、修正しながら場数を踏んでいけば成長します。