私たちは、いま歴史的な出来事の只中にいて
今しか作れないものが、きっとある。
俳句は、たった17音で、「今」を切り取り、
鮮やかなままに残すことができます。
作るときは、
自分の「今」を見つめ、深く向き合う。
取り出された言葉は、
その言葉以上の世界を、他の誰かに伝える。
形となった一人一人の「今」は、
未来の大事な資産となる。
俳句で、いろいろな人たちと「今」を見つめ、
「今」を残していきたいと思っています。
未定(2020年10月予定)
オンライン開催
・前半で俳句の基本や作り方をお伝えし、後半で実作していただきます。
・経験は不問です。未経験でも、俳人(講師)のアドバイスや指導が受けられます。
・紙とペン(お持ちの方は、国語辞典と歳時記)をご用意ください。
・一人でも、どなたかと一緒でも参加いただけます。お子様も。
※プライベートやグループでの実施をご希望の場合、別途ご相談ください。
・定員:3~5人くらい
・参加費:1,500円/人
※お申込みされた方に、Zoomリンクとお支払い方法をご連絡します。
※このワークショップで作られた俳句(1人1句)は、この活動の中で使用させていただくことを予めご了承ください。
暦の上では秋 2020年8月10日(月・祝)
暦の上では秋ですが、東京は「そよりともせいで秋たつ事かいの 鬼貫」に深くうなずきたくなる日でした。参加者は、東京、神奈川、沖縄から。少しずつ違う場所の、少しずつ違う季節。
仲夏 2020年6月6日(土)
仙台とロンドンから参加してくれました。それぞれの季節が、空間を超えて共有されました。このWSの面白さが、俳句をつくる「プロセス」に着目しているところにあることも、参加者の声で気づかされました。
初夏 2020年5月23日(土)
初夏 2020年5月5日(火)
普段なら、もっと町が子供で賑わうはずの子供の日。大人は、そんな子供たちの声や姿から、生き生きとしたエネルギーを受け取る日かもしれません。けれど、今年は静まり返っている。窓の外から聞こえてくるはずの元気な声はない。でも、そこに吹く風は、確実に明るさを増していて、それは希望の色にも感じられる。子供はきっと、家の中で元気に遊び、着々と成長している。どれもこれも、今年の今日しか読めない、尊い作品です。
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晩春 2020年4月29日(水)
外出自粛で会えない人を想ったり、空がいつもより広く感じたり、子供の成長の早さに驚かされたり、家にいて心は羽ばたく自分を感じていたり。ここに、それぞれのかけがえのない「今」が刻まれました。俳句の読み方は自由。ここから、どんな「今」を受け取るでしょうか?
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