太古の磁気を帯びている場所がここにあります
比婆山の基盤を形成する玄武岩は柱状節理を形成し、六角形や五角形などの形を見せ、それは巨大な亀を連想させます。
この玄武岩は太古の磁気を帯びており、現在の磁極方位とほぼ逆になっています。
その磁場の影響か、山頂付近にはここにしか生息しないと言われる「陰陽竹」(天然記念物)と呼ばれる植物が繁殖しています。比婆山を沿うように流れる伯太川は大蛇や雌雄一対の山容が神聖な大地の母神そのものを連想させます。
そして山頂付近には「玉抱石(たまがかえいし)」と呼ばれる古代遺跡「盃状穴」(はいじょうけつ)が存在しています。
島根ふるさと伝統工芸師として、全国伝統的工芸品コンクールで二度入賞している門脇和弘さんによる組子細工体験
組子細工は釘などを使わず切り込みやほぞを入れた細かい板を一つ一つ手作業で組み合わせて、精密な紋様を編み出していく伝統技法。
組子とは障子や襖などの建具を構成する細かい部材のことで、一般に桟と呼ばれるものより小さい部材のことをいう。
組子細工は1700年代に開発されたもので、3本の細い板を正確に組みあわせて正三角形を作る「三組手」という技法が生まれたことをきっかけとしている。
後に正多角形を作り出すことが可能になったことで表現方法や模様の数が飛躍的に増加し、現在その組み方や技法は200通り以上も伝えられている。
▼お車でお越しの方
・米子方面から。
米子駅から国道300号を山陰道米子バイパス(無料)にのり、
米子西で降りて(1区画)左の国道180号を真っすぐ進む。
【南部町総合福祉センターしあわせ】の角を向かって左に曲がり、国道104号を進み(橋を渡って左に曲がる)、
途中生活道路に切り替わりますが、そのまま道なりに【与一畑】まで進んで、向かって左【与一畑】区域の橋(バス停または集会所あり)を渡る。
そのまま生活道路をまっすぐ道なりに進んだ、集落の一番奥になります。
途中、向かって右側に赤いポルシェの廃車があり、そこから見える坂道にポツンと家があり、その向かい側になります。約25分
・安来方面から。
安来駅から国道9号線を松江方面に進み、向かって左に国道45号線をまっすぐ進むと、
県道9号線に切り替わり、そのまま直進(途中橋を2回渡る)。Lawsonを過ぎて車で3分くらいで、左手に【100円のみちくさ店】が見えて、初めての四つ角を向かって左に曲がる(トンネル手前、左に小さく【ハートフルロードしまね】の看板あり)。
集落の家が途切れたところに、左に曲がる生活道路があり(八幡宮が角にあります)、
曲がって道なりに直進。向かって右側。与一畑バス停のある(道路両脇にカーブミラーあり)橋を渡り、そのまま生活道路をまっすぐ道なりに進んだ、集落の一番奥になります。途中、向かって右側に赤いポルシェの廃車があり、そこから見える坂道にポツンと家があり、その向かい側になります。約30分。