眼科検診について
地域の眼疾患患者を減少させるためには、早期発見が重要です。
ここでは、その問題性と眼科検診の最新の知見をご紹介します。
眼科検診はなぜ必要?
40歳以上の20人に1人が緑内障、糖尿病の方の4人に1人が糖尿病性網膜症という失明に至る病を抱えていると言われております。これらは早期発見により進行を止められます。
しかし、ゆっくり進むこれらの病は自覚するのが難しく、気づいたときには失明間近であったということが多々ございます。仮に、違和感を感じても「疲れているのか」と病気を疑わない人が多いです。
そこで、市民の方が気軽に受けられるような自治体が行います眼科検診が早期発見には効果的です。
眼科検診の効果
◇ 自治体が眼科検診を行いますと37%もの失明を減らせると言われております。
◇ さらに、白内障などの発見につながり市民のQOLが改善致します。
◇ 以下は眼科検診の流れについては以下の流れで行います。
STEP
1
一次検診
ここで病気へのスクリーニング(病気の有り無しを判定すること)を行います。検査項目としては、眼底検査・眼圧検査等を行います。
STEP
2
精密検査
眼疾患の疑いがある方は、病院にて精密検査を受診してもらいます。
STEP
1
一次検診
ここで病気へのスクリーニング(病気の有り無しを判定すること)を行います。検査項目としては、眼底検査・眼圧検査等を行います。
対象年齢
40歳以上を対象に、4年以下の間隔で検診対象を設定することを推奨しております。