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【事務所ビルZEB化改修】
省エネ地域区分1地区における既設事務所建物のNearly ZEB (BEI:0.18, BPI:0.54)化改修を計画し, 強靭性確保や環境配慮を実現しました。
事務所用途におけるエネルギー消費の大半は空調と照明であり,特に積雪寒冷地である北海道(省エネ地域区分I地区)においては、空調に使用するエネルギーの大半が暖房時の消費であります。本建物では,老朽建築ストックを高性能な断熱材を用い再生し,空冷ヒートポンプ空調,全熱交換器やLED照明を採用し,Nearly ZEB(BEI=0.18)を達成しました。
災害時においては壁面設置の太陽光パネルおよび蓄電池により最低限の電力を確保し事業継続と,電力量の削減を図ることとしています。 ストック建物の省エネが本邦の課題として,クローズアップされる中,本事業は積雪寒冷地における事務所建物のNearly ZEB化改修の嚆矢として,改修によるZEB普及による建築ストック活用に資するものと期待しています。
【未評価技術の導入】
省エネ地域区分1地区における既設大型ショッピングセンターの改修を計画に参画し, 省CO2性や環境配慮を実現しました。
空調機の外気処理負荷軽減対策としてクールヒートチューブを導入し、クールヒートチューブを通して外気を取り入れることで、夏期は外気を予冷、冬期は余熱を行います。
建物内店舗の営業時間(24時間営業)に合わせ、夏期・冬期は常時運転としています。
中間期(※冷房期)においては、夜間など外気温が低い時間帯はクールヒートトレンチのファンを停止し、自然給気による外気取り入れを行うことで省エネを図ります。