5年生になって急激に国語の成績が下がり始め、家であれこれチャレンジしましたがなかなかうまくいきませんでした。そこで、飯田先生にご指導をお願いしました。その授業はこれまで経験してきた授業とは全然違いました。
まず教わったのは、要約でした。要約というと「難しい」と思っていましたが、簡単な手順でできるのでやっていて「楽しい」と感じられるものでした。読解の教え方もたいへん独特でした。特に解説というのはなく、考える時間を多くくれました。また間違えても決して怒らず、正解が出るまで何度でも待ってくれました。こんなにも考えることはこれまでなかったと思います。 何度も何度も失敗を繰り返すうちに自分の中で「こう読めばいいのかな」「こう解いたらいいんだ」といろんなことが見えてきたように思います。6年生の夏には集中的に記述の特訓をお願いしました。これまた8割は自分で考える授業です。その中にいくつものポイントがあって、それを何度も粘り強く教えてくださいました。「飯田先生がいれば間違えてもいいんだ」そんな気持ちでどんどん書くようになった結果、部分点が徐々にとれるようになりました。
飯田先生は「まちがえる恐怖から解放してくれた人」だと思います。また、「考えることの大切さを教えてくれた人」です。飯田先生に出会って国語に対して前向きに考えていけるようになったのが合格できた一番の理由だと思います。 受験直前期は、ほぼ毎日Skypeで過去問添削に付き合ってくれました。本当にあきらめの悪い先生のおかげで開成中学に合格することができました。感謝しています。ありがとうございました。