NPO 法人スポーツ&文化振興協会

◆毎月のスケジュール◆
◆S.C.F.Aサッカー教室  規約◆
◆2024年の年間予定表◆
◆活動の様子◆

12月のスケジュール

12月3日第1火曜日 小学生以上希望者
                             第一中学校体育館 19:00-21:00(小学生20:30 延長希望者20:50)
12月6日第1金曜日 小学生以上希望者
                             相模台小学校体育館 18:00-21:00(小学生20:00 延長希望者20:50)
12月7日第1土曜日 旭ヶ丘第3公園
          3年生以下 10:00-11:30
          4年生以上 11:00-12:30
12月10日第2火曜日 小学生以上希望者
                               第一中学校体育館 19:00-21:00(小学生20:30 延長希望者20:50)
12月14日第2土曜日 ゼットフットサル流山(フルコート人工芝TMor練習)
           4年生以上 16:00-18:00(TMor練習)
           相模台小学校体育館
           3年生以下 10:00-12:00
12月17日第3火曜日 小学生以上希望者
                               第一中学校体育館 19:00-21:00(小学生20:30 延長希望者20:50)
12月20日第3金曜日 小学生以上希望者
                               相模台小学校体育館 18:00-21:00(小学生20:00 延長希望者20:50)
12月21日第3土曜日 旭ヶ丘第3公園
            3年生以下 10:00-11:30
            大会に行かない4年生以上 10:00-11:30(変更しました)
12月21日第3土曜日 U12選抜者
           トミーフットサル松戸 12:00-16:00 Jrフットサル大会
12月24日第4火曜日 小学生以上希望者
                               第一中学校体育館 19:00-21:00(小学生20:30 延長希望者20:50)
12月28日第4土曜日 旭ヶ丘第3公園
            1グループ 10:00-12:00
            相模台小学校体育館
            2グループ 9:00-10:30
            3グループ 10:30-12:00

※12月の個人スクールの予定はありません。
※U12カテゴリーはトレーニングマッチや大会参加などで予定が変更になる場合がありますので、ご了承ください。

S.C.F.Aサッカー教室規約(2024年3月改訂)
本利用規約(以下「本規約」といいます)は、NPO法人スポーツ&文化振興協会(以下「当協会」といいます)が運営するS.C.F.Aに関する利用条件及び当協会、S.C.F.Aに参加し活動する受講生(以下「受講生」 といいます)、その保護者の方々(以下「保護者」といいます)及びS.C.F.Aにおける指導者(以下「コーチ」といいます)との間の権利義務関係が定められているものです。S.C.F.Aへの参加にあたっては本規約に同意いただく必要がありますので、内容をよくお読みください。

第1条[名称および所在地]
 1.本教室の名称は「S.C.F.Aサッカー教室」(本規約において「S.C.F.A」という)とする。
 2.本教室は千葉県松戸市根本452番地 篠崎建物401に事務局を置く。
第2条[目 的]
 S.C.F.Aはサッカーを通じて受講生の健全な人間性と身体の発育を手助けすることを目的とする。目的を達成するプロセスにおいては、特に受講生自身の「自主性」を尊重する。また、地域のサッカーレベルの向上に寄与するべく努力する。
第3条[入会資格]
S.C.F.Aの目的に賛同し、かつ入会を希望する者で、以下の各号のいずれにも該当せず、かつS.C.F.Aが入会に適切と認めた者に受講生としての入会資格を与える。
 1.本規約及びS.C.F.Aの諸規則を遵守することができない者
 2.反社会的勢力等(暴力団、暴力団員、右翼団体、反社会的勢力、その他これに準じる者を意味する。以下同様)である、又は資金提供その他を通じて 反社
       会的勢力等の維持、運営若しくは経営に協力若しくは関与する等反社会的勢力等との何らかの交流若しくは関与を行っていると当協会が判断した者
 3.医師等から運動を禁じられている者
 4.本規約第12条に基づき除名されたことがある者
 5.当協会に提供した情報の全部又は一部に虚偽、誤記、又は記載漏れがあった者
 6.未成年者、成年被後見人、被保佐人、又は被補助人のいずれかであり、法定代理人、後見人、保佐人、又は補助人の同意等を得ていなかった者
第4条[入会手続き、年間活動会費の納入、保険加入手続き]
 1.第3条により入会を認められた者は当協会が作成する入会申込書に指定事項を記入し提出する。
 2.受講生は年間活動会費を支払うものとする。年間活動会費の金額、支払い方法等については当協会が作成する入会申込書にて別途記載する。
     (単発参加の受講生に関しては入会申込書に記載された方法とする)
 3.受講生は、当協会が指定する保険に加入するものとする。当該保険への加入手続は年間活動会費の入金確認後に行われる初回の活動日までに事務局にて行
       う。(単発参加の受講生は年度初回の練習参加日に現金にて当該保険加入料1,000円を支払う)
第5条[退会・休会および年間活動会費の扱いについて]
 口頭、書面にかかわらず、受講生もしくは保護者から休会や退会の申し出があった場合は、速やかにこれを認めるものとするが、すでに支払った年間活動会費についての返金はしない。
第6条[活動期間]
 S.C.F.Aの活動期間は、原則として毎年4月から翌年3月までとし、年間予定表に定める日程に基づき実施する。ただし、やむをえない事情(悪天候や練習場が使えない等)により練習を中止する場合がある。また、受講生の自由意思によりオプション活動を追加で実施する場合がある。
第7条[指導方針]
 1.サッカーを通じて、基本的な体の動かし方(バランス感覚やステップ等)を覚える。
 2.レベル別のプログラムを提供する。
 3.サッカーの基本的な技術の習得と個人戦術の習得を目指す。また、受講生自身で考えることにより、サッカーの楽しさの本質を知ってもらう。
 4.教室の参加に関する倫理的なルールは基本的に「受講生」で決める。
第8条[往復路の安全確保]
 1.低学年(1~3年生)の受講生については一人で参加して一人で帰ることのないように、各保護者の方々で受講生の往復路における安全の確保を図り、万一
       の事故などにより第三者との間で訴えの提起、クレーム等の紛争(以下「紛争」という)が生じた場合、受講生及び保護者は、受講生及び保護者の責任と費
       用負担で紛争を処理解決し、当協会は一切の責任を負わないものとする。特に練習終了後は、保護者はそのまま受講生だけで遊んだりしないことを徹底させ
       るようにする。
 2.高学年(4~6年生)の受講生についても集団で帰り、寄り道をしないなど、各受講生自身および保護者の方々で安全の確保を図り、万一の事故などにより第
        三者との間で訴えの提起、クレーム等の紛争(以下「紛争」という)が生じた場合、受講生及び保護者は、受講生及び保護者の責任と費用負担で紛争を処理
        解決し、当協会は一切の責任を負わないものとする。
第9条[遵守事項]
 コーチ、受講生および保護者は次の事項を遵守しなければならない。
 1.コーチは暴言や恫喝的な言動を行ってはならない。
 2.受講生はコーチや他の受講生に対する暴言や暴力(ケンカ)、過度にふざける、指示に従わないなどの行為を行わない。受講生がこれらの行為を行うなどの
        違反があった場合はその時点で練習は中止となり、違反の態様が悪質な場合には全員を帰宅させる場合もある。
 3.コーチは受講生が前項に定める違反行為を行わないよう事前に注意喚起する。
 4.受講生は下記に掲げる行為を遵守しなければならない。
   (1) 人の迷惑になる行動をしない。
   (2) 陰口などを言わない。
   (3) ウソをつかない 。
 5.練習や試合などを見学・観戦する保護者は、過度なレフリーの判定への不満抗議、大声での叱責や暴言等の他者を畏怖させる行為、及び戦術的なアドバイス
       を行わないものとする。
 6.当協会の施設、設備を故意に毀損してはならない。
 7.他のコーチ、受講生または保護者に対しストーカー行為、宗教勧誘又は営業行為を行ってはならない。
 8.その他当協会の会員として不適切と当協会に判断される行為を行ってはならない。
第10条[禁止事項]
 1.受講生をはじめコーチ及び保護者は次の行為を行ってはならない。
   (1) 第9条に定めた[遵守事項]に違反すること。
       (2) 許可なく受講生及び保護者以外の第三者を参加、見学させ、練習内容や戦術などを開示すること。
       (3) 理事、発起人、コーチ、受講生にかかわらず当協会に入会、関係するすべての個人情報について、正当な理由なくメール、SNS等の媒体へ掲載をするこ
      と。
       (4) その他、当協会の名誉または利益を害する行為。
 2.前項第3号の違反により生じた紛争については、掲載等に係った当事者の責任と費用負担で紛争を処理解決し、当協会は一切の責任を負わないものとする。
第11条[負傷時の処置]
 1.受講生が練習中または試合において負傷した場合に治療ないし療養に要するときの費用は受講生の負担とする。
 2.前項の費用は、公益財団法人スポーツ安全協会の運営するスポーツ安全保険の適用を受ける場合がある。
 3.受講生は練習中または試合中に負傷した場合には、速やかに書面または口頭により負傷日時、場所、負傷状況、負傷部位等に関する事故報告をしなければな
       らない。
第12条[除 名]
 受講生が次の事項のいずれかに該当した場合は、直ちに除名することができる。
 1.本規約に違反したとき。
 2.刑罰法規に抵触する行為を行ったとき。
 3.受講生またはその保護者からの説明がなく、年間活動会費(20,000円/年)の納入の遅延が2ヶ月以上にわたったとき。
 4.本規約第3条各号に該当することが判明したとき。
 5.当協会の合理的な指示・指導に従わないとき。
第13条[閉 鎖]
 S.C.F.Aは、社会情勢の変化その他、継続を困難とする事由が生じた場合は、3か月前に予告することにより無条件に閉鎖することができる。ただし、天変地変などの不可抗力により継続が不可能となった場合は、予告せずに直ちに閉鎖することができる。
第14条[免 責]
 1.受講生は、S.C.F.Aにおける活動および施設使用に際しては、コーチおよび施設管理者の指示、本規約に従って行動するものとし、これに違背して盗難、傷害
       その他の事故が発生しても、当協会およびコーチなどに対して何ら損害賠償を請求しない。
 2.受講生の往復路および活動時間外、施設外での盗難、傷害その他の事故に対しては、すべて当事者の責任と費用負担で紛争を処理解決し、当協会は一切の責
       任を負わないものとする。
第15条[個人情報について]
 1.当協会は、当協会が取得した個人情報については、コーチ、受講生または保護者の本人確認、受講生または保護者への連絡、入会後の当協会またはS.C.F.Aに
       関する情報提供・案内、当協会の利用料金の請求の目的以外には使用しない。
 2.当協会は個人情報を厳重に管理し、正当な理由 なく個人情報を第三者に提供しないものとする。
 3.当協会は、受講生、保護者またはコーチから個人情報保護法の定めに基づき個人情報の開示を求められたときは、本人からの請求であることを確認の上で、
       受講生、保護者またはコーチに対し、遅滞なく開示を行う(当該個人情報が存在しないときはその旨通知する)。ただし、個人情報保護法その他法令により
       当協会が個人情報の開示義務を負わない場合にはこの限りでない 。
 4.当協会は、その取り扱う個人情報の漏洩、滅失又は毀損の防止その他個人情報の安全管理のために必要かつ適切な措置を講じる。当社が講じる安全管理措置
       については以下の事項が含まれる。
     (1) 基本方針の策定
         個人情報の適正な取り扱いの確保のため、関係法令・ガイドライン等の遵守、質問、及び苦情処理についての基本方針を策定
     (2) 組織的安全管理措置
     個人情報の取扱状況について、定期的に自己点検を実施するとともに、他部署や外部の者による監査を実施
     (3) 人的安全管理措置
     個人情報の取扱いに関する研修を従業者に対し定期的に実施
     (4) 物理的安全管理措置
     個人情報を取り扱う機器、電子媒体及び書類等の盗難又は紛失等を防止するための措置を講じるとともに、事業所内等の移動を含め、当該機器、電子媒体等
         を持ち運ぶ場合、容易に個人データが判明しないような措置を実施
     (5) 技術的安全管理措置
    個人情報を取り扱うシステムを外部からの不正アクセス又は不正ソフトウェアから保護する仕組みを導入
 5.個人情報の取扱い等に関する意見、質問、その他問い合わせは第1条第2項に定める事務局に対して行うことができる。
第16条[成果物等の公開について]
 S.C.F.A及び当協会は、情報発信のため、活動の写真および動画等(以下、報告媒体)を公開することがあり、受講生は撮影および公開に同意したうえで、参加するものとする。受講生は報告媒体に対して、肖像権、プライバシー権等の権利を行使しないものとする。
第17条[改正および細則・付則]
 当協会は必要に応じ随時本規約を改正できるとともに、本規約に定めない事項について細則を定めることができる。

附則
 1.2024年1月制定
 2.2024年3月改定

2024年度の年間予定表
(学校行事や天候などにより変更がありますので、必ず月のスケジュールでご確認ください)

2024年度  U12の活動

◆2024年10月26日「2-4年生TM VS. プエンテフットサルスクール」の報告
2024年10月26日(土曜日)、12-14時の予定でプエンテフットサルスクールさんの招待を受けて、トミーフットサル松戸インドアコートで2-4年生のフットサルTMを行いましたので報告いたします。
4年生3名、3年生5名、2年生2名の10名が参加して10分1本の試合を7試合行いました。通算成績は4勝3敗、総得点19、総失点14、得失点差+5という結果でした。キーパーを含むすべてのポジションを全員で経験ができるようにメンバーを組み替えながら試合を進めていきました。ボールが外に出た時は4秒以内にプレーを開始しなければいけないフットサルルールでしたので慣れないで苦戦する子も見られましたが、全員が相手を怖がらずに一生懸命に試合に集中できていたのは大きな収穫だったと思います。
毎回、試合に招待してくださるプエンテフットサルスクールの関係者の皆さまや引率をしてくれたコーチ、子どもたちを参加させてくれ応援に来てくださった保護者の方々には心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチ(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
本日はフットサル形式の練習試合を行いました。
4、3年生がメインでしたが2年生も数人同行し経験として試合参加致しました。
参加した低学年に関しては、練習の内容が試合で必要なことが少しでも痛感?感じた?のであれば収穫◎です!
ボールを止める→どこに?→なぜ🤔
ボールの置場所→どこに?→なぜ🤔
目的まで伝え、頭でまず理解し、技術として身につけていきましょう!
まだまだ時間はかかりますが、上達してきていますので自信をもってチャレンジしてほしいと思います!
4年生は技術の細部までこだわる。
サッカーとはちがう狭いコートのなかで優先は変えず考える力。
まだまだ拘れることが沢山あります👍
楽しみながら真剣に!継続していきましょう!
本日対戦してくださったプエンテ(@puente.fs)の皆様有難うございました!

◆2024年10月20日「4-6年生TM VS. 中国分リトルウィングス・市川真間SC」の報告
2024年10月20日(日曜日)、16-18時の予定で中国分リトルウィングスさんから招待を受けて中国分小学校にて、市川真間SCさんとの3チームによるTMを行いましたので報告いたします。
4年生3名、5年生4名、6年生1名の8名が参加して交代なしで、15分1本の試合を3チームで回していきました。
通算成績は3勝3敗、総得点11、総失点6、得失点差+5という結果でしたが、最初の試合を6-0と勝ち切り、今までのTMの中ではよい入り方ができました。その後の試合も勝ち負けに関係がなく、コンパクトで早いサッカーができメリハリのある良い試合内容が続きましたので、観ていても面白い試合でした。
失点や負けた試合も押し込んでもシュートまで持ち込めずにボールを奪われてのカウンターというものでしたので、相手との距離が近い中での「ボールを止める」「判断を早くする(パスorドリブルなど)」ことを子どもたちが自身で「課題だ」と感じて今後の練習に取り組んでくれれば、もっと良いサッカーできると思います。
毎回の事ですが試合に呼んでくれる中国分リトルウィングスさんには感謝です。対戦をしてくださった市川真間SCの方々、引率してくれたコーチたち、お子さんを参加させてくれ応援に来てくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチ(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
本日は3チームでの練習試合を行いました!
日々の練習を軸に試合のテーマを決め望みました。
アグレッシブにそれぞれが責任をもって試合に入ることができ、良いシーンが沢山見れた内容でした。
攻守共に切り替えも早く、スピーディーなサッカーが出来ていたと思います。
まだまだ個人技術を突き詰め、個人戦術の理解を高める必要がありますが全体通してポジティブな収穫が多くありました👏
今日の試合をベースとし自分たちで基準をあげていきましょう!
中国分リトルウィングスFCの皆様、市川真間SCの皆様有難うございました!
寒い中、長い時間応援してくださった保護者の皆様有難うございました!

◆2024年9月29日「1-2年生TM VS. 中国分リトルウィングス・新浜FC」報告
2024年9月29日(日曜日)、中国分リトルウィングスさんの招待を受けて中国分小学校にて、新浜FCさんとの3チームによるTMを行いましたので報告いたします。
2年生11名、1年生1名の12名が参加して、14:00-17:00の間に10分1本の試合を3チームで回して行いました。1-1、0-1、0-1、0-1、0-3、0-1、0-1、2-1の8試合を行い、通算成績は1勝1分6敗、総得点3、総失点10、得失点差-7という結果でしたが、ほとんどの試合が1点差という拮抗した内容となりました。
相手チームにはサッカーの上手な子もいましたが、全員が良く走りボールへの寄せが早く「予測して準備」が自然にできていたような展開だったので、今までで一番良い内容の試合でした。失点もほとんどが攻め込んでいて相手のゴール前でボールを奪われてからのカウンターでしたので、「ボールを取られたら必ず最後まで追う」ということと、攻め込んだ時には必ず「シュートで終わる」という課題がはっきりとしました。今後の練習で取り組んでいきたいと思います。
毎回、試合に招待をしてくださる中国分リトルウィングスの皆さまには感謝しかありません。対戦してくださった新浜FCの関係者の方々、引率してくれたコーチたち、お子さんを参加させてくれ応援に来てくださった保護者皆様には心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後もよろしくお願いいたします。

担当コーチ(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
本日は小学生1、2年生の練習試合を3チームで行いました!
試合内容としては、必死に食らいつく場面がおおくとても成長を感じる試合内容でした⚽
試合のなかで目的は何か。
低学年のうちから優先順位をまず理解する。
大きなテーマのもと奮闘したと思います!
スポーツには勝敗がうまれるからこそ勝つという大事さも学んでほしいと思います。

そのためには、誰がではなく自分に目を向けられるか。
まだまだトレーニングしていきたいと思います!
その為に試合前、それぞれに自分の目標を設定させました。
試合後に振り返ると出来た!と胸をはって言える子と出来なかったとちゃんと言える子。
出来た、出来ないの結果も勿論大事ですが、自ら考える、その過程が大事だと思います。
言われたことだけをやれるように練習するのではなく自分がどうしたいのか、その為には?と考え行動できる子供たちに育ってほしいと思います!

本日は練習試合をしてくださった中国分リトルウィングスFCの皆様、新浜FCの皆様有難うございました!
また応援に駆けつけて下さった保護者の皆様有難うございました!

◆2024年9月21日「親子サッカー」の報告
2024年9月21日(土曜日)、松戸市運動公園サッカー場にて19-21時に今年度2回目の「親子サッカー」を開催しました。
クラブに参加している子どもたちと卒団した子たちも対象に、お父さん、お母さんやその兄弟姉妹などまで参加者の幅を広げましたので、今回は大変に多くの方々が参加してくれ、交流のための「親子サッカー」を開催することができました。普段は、あまり会う機会がない人たちがサッカーを通じて交流することにより、すぐに「仲良し」になり大変に良い雰囲気の中でのイベントとなりました。
そんな中でもお父さん、お母さんたちともに真剣な表情でボールに向かっていく姿は、いつも接している子どもたちにとっては違った一面を見せられたようで、見守っている表情が大変に印象的でした。次回も予定しておりますので、参加をお願いします。
参加してくれた子どもたちやお母さん、お父さんと兄弟姉妹の方々、イベントの準備や進行をしてくれたコーチたちには、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。

コーチより(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
本日は2ヶ月振りの親子サッカーを開催しました⚽
前回よりも多くの方が参加してくださり盛り上がった親子サッカーとなりました。
サッカー、スポーツ、スポーツにとわず原点は[楽しい]という気持ちです。
サッカーを続けていくなかで時に悩み、サッカーの向き合い方に苦しむ子供たちも沢山います。
親子サッカーをとおして、お父さんお母さんと一緒にサッカーを楽しむこと。
そして親御様も子供たちと一緒にサッカーを体験し楽しさと難しさを感じること。
親子サッカーには多くのことが凝縮されているとコーチ陣は感じています。
大人が楽しそうにサッカーをしている姿は必ず子供たちにとって大切な経験となると思っています。
今後も定期的に開催していきたいと思います!
ご参加いただいた皆様有難うございました☺️

◆2024年5月26日「2-6年生TM VS. HSCサッカークラブ」の報告
2024年5月26日(日曜日)、9:00-13:45の予定でHSCサッカークラブさんに招待いただき各学年のTMを八ケ崎第2小学校にて行いましたので報告します。
9:00-11:30は6年生4名、5年生8名、4年生1名が参加して、5-6年生、4-5年生を15分で各3試合を行いました。5-6年生は0勝3敗、総得点0、総失点11、得失点差-11という結果で完敗でした。4-5年生も0勝1分2敗、総得点0、総失点7、得失点差-7という結果でよいところがありませんでした。
集合した時点から、覇気がなくアップからも「試合だ!」という高揚感が伝わってきませんでしたが、そのまま試合結果につながってしまいました。サッカーは一人ではできないスポーツですので、5-6年生はもう一度「なぜサッカーをするのか?」ということを真剣に考えてほしいです。
11:45-13:45は2年生6名、3年生3名、4年生1名、5年生5名で2-3年生、3-5年生を15分で各4試合を行いました。2-3年生は0勝3敗1分、総得点1、総失点8、得失点差-7という結果でしたが、全員が良く走り頑張りが「伝わる」内容でしたので、今までの試合の中では一体感があり非常に良かったと感じました。
3-5年生の試合は3勝1敗、総得点9、総失点2、得失点差+7という結果でしたが、相手は4年生でしたので5年生は勝てたことより内容にこだわってほしいと思います。3年生の子が得点をしたことは大変に良かったと思いました。
いつもTMに招待をしてくださるHSCサッカークラブの皆さまにをはじめ、引率をしてくれたコーチや子どもたちを参加させてくれ、応援に来てくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
本日はHSCさんと各年代TRMをさせて頂きました!
[5·6年生]
試合とは?をもう一度!
ピッチにたったら自分のプレーに責任を!
そして、チームスポーツであることを理解しましょう。
失敗しないように、上手くやろう。ではなく、思いきったプレーを発揮してほしいと思います!
[4·5年生]
難しい事でありますが、ゲームスピードをコントロールしましょう!
最短で相手ゴールに迫ることをテーマにしていますが、相手の状況をみてスピードダウンすることも大事です。目的はゴールをとることです。
ゴールにむかう中で手段は沢山あります!
意図としたプレーができるように!
[1-3年生]
初めて大きいコートで試合をしましたが、暑い中、よくボールを追いかけていたと思います!
誰かに任せるのではなく、自分から!
試合のなかで沢山ボールに絡みましょう!
なにより、ただボールを蹴ってしまうシーンが減りました! 今日を基準にして練習も取り組みましょう!

全学年共通しチーム、個人として基準を引き上げていけるように日頃の練習に取り組んでいきたいと思います!
HSCの皆様本日は有難うございました!
また、暑い中応援に駆け付けてくださった保護者の皆様有難うございました。

■2024年4月27日「U12フットサル大会」の報告
2024年4月27日(土曜日)、12:00-16:00の予定でトミーフットサル松戸主催の「U12フットサル大会」へ6年生1名、5年生7名の8名で参加してきましたので報告します。大会は参加3チームによる6-1-6の前後半の試合を各2回ずつ戦う総当たりのリーグ戦で順位を決定し、その後2-3位での準決勝戦を勝ち抜けたチームと予選リーグ1位とのチームで優勝決定戦を行うルールで行われました。
予選トーナメントを1-0、0-1、2-2、0-2の1勝1分2敗の2位で通過して、2-3位のトーナメント戦へ進みました。この試合を2-0と勝利して予選1位チームとの優勝決定戦へと進みました。前半を味方のオウンゴールで0-1とリードされて折り返しましたが、後半の立ち上がりにオウンゴールをした選手自身が持ち込んで1点を奪い1-1と追いつきました。その後、ほとんどの時間を相手コートに押し込んで戦っていましたが、シュートの精度が悪く決定機を逃すと相手チームのカウンター攻撃で立て続けに3点を失って1-4で敗戦して優勝を逃しました。
通算成績は2勝3敗1分、総得点6、総失点8、得失点差-2、3チーム中2位という結果でしたが、6試合とも相手を押し込む展開となったものの、シュート精度が悪く相手のカウンターで失点をすることを繰り返すという内容でした。すべての試合でボールを保持した時間は相手より長かったので内容では上回っていたと思いますが、何度も「決定機を逃す」とこうした結果になるという典型的な試合でした。決定機にはしっかりと「点を取る」という大きな課題が目立った大会となりましたので、今後のコーチングに反映していきたいと思います。
大会を開催してくださったトミーフットサル松戸の関係者の皆さまをはじめ、対戦をしてくださったチームの選手やスタッフの皆さま、引率をしてくれたコーチとともに大会に子どもたちを参加させてくれて、応援にきてくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
4/27日(土)、U-12フットサル大会に参加致しました!
出場チーム数が少ない大会となったため目標は優勝を掲げながら、今大会のテーマは
[相手チームに脅威を与える]
ハイプレッシャーからの守備を整え、攻撃へ!
スピーディーな展開を自ら起こす!
試合数を重ねてチーム内での意識が統一され相手チームを押し込む時間、場面を増やすことができました!
目標に掲げた優勝には一歩届かず、結果は2位でしたが、消極的なプレーではなく積極的なプレーが見えた大会でした!
ですが優勝出来なかった結果を受け止め日々の練習に取り組んで行きたいと思います!
大会運営をしてくださったトミーフットサル場の皆様、対戦してくださったチームの皆様有難うございました!
また、応援に駆けつけて下さった保護者の皆様有難うございました!

■2024年4月21日「1-3年生TM VS 中国分リトルウィングス」の報告
2024年4月21日(日曜日)、14:00-17:00の予定で中国分リトルウィングスさんに招待いただき、3年生6名、2年生9名の15名が参加してトレーニングマッチを行いましたのでご報告します。
通算成績は4分7敗、総得点1、総失点15、得失点差-14と大敗をしました。
5人制のTMでしたので参加人数が15名と多く、10名近くがベンチで試合を観ていなければならない時間がある中で、試合に出ている仲間を応援することができず、大きな声で「ちゃんとやれよ! バカ!」といった「ヤジ」のような声がありました。しばらく様子を見ているとほとんどの子どもたちが同調して「大声でヤジる」ようになり「子どもだから」というレベルではなく、大変に驚かされました。すぐに注意はしましたが、招待をしてくださった相手チームの関係者の方々はどのように感じたのかと気が重くなりました。
20年以上にわたり、子どもたちのサッカーに関わってきましたが、今回のようなことは初めてでしたので、対処の仕方も思いつきませんでした。観ていて強く感じたのは「試合に出れない」「自分が損な役回りだ」という子どもたちの感情でした。こうした「自分が中心」という考え方には「他者」という視点が全く存在せずに、最終的には自身の「孤立」を招くということになりますので、とても危ないと思いました。
サッカーは団体スポーツですので「他者」という視点は不可欠なものです。生きていくうえでも「人の痛みがわからない」というのは自身が窮地に追い込まれる要因と思われますので、子どもたちにサッカーのコーチングを通じて「試合をするためには仲間が必要で、相手のことを思いやるスポーツ」だということを理解してもらえるようにと思いました。
招待をしてくださった中国分リトルウィングスの皆さんをはじめ、引率をしてくれたコーチ、子どもたちを参加させてくれて、応援をしてくださった保護者の皆さまにはお礼を申し上げます。ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
1勝もできず1得点、15失点と大敗でした。
ただ、それ以上にピッチ外での立ち居振る舞いや仲間に対する声がけなど様々な場面で残念な点がいくつかありました。
どういう言動が他人に迷惑をかけるのか
どういう声がけが仲間を助けるのか
どういう姿勢で物事に取り組むのか
答えを他人に頼ったり、結果を人や環境のせいにして逃げても成長はありません。
自らで判断し答えを出していきましょう!!
対戦して下さった中国分リトルウイングスの皆様、応援して下さった保護者の皆様ありがとうございました。

■2024年4月13日「ソレイユカップU11」大会の報告
2024年4月13日(土曜日)、14:00-20:00の予定で千葉県佐倉市岩名球技場にてFC Soleil2003主催の「ソレイユカップU11」大会に5年生7名、4年生2名の9名で参加してきましたのでご報告します。
大会は15分1本マッチで参加全8チームによる総当たりのリーグ戦を行い優勝を決める方式で行われました。レイソルTORなど力のあるチームが千葉県内だけではなく東京都からも参戦していて少しレベルの高い相手との戦いとなりました。
0対3、1対1、0対1、0対1、0対6、0対2、0対2。0勝6敗1分、勝点1、総得点1、総失点16、得失点差-15、参加8チーム中8位という厳しい結果でしたが、クラブにとっても初めての遠征での試合で結果以上に参加した9名の子どもたちには良い経験になったと思います。詳しくは下記に担当コーチよりのInstagramを転載しますので参照ください。
大会を主催してくれたFC Soleil2003の関係者の皆さまをはじめ、対戦をしてくださった7チームの選手、スッタフそして遠征に子どもたちを送りだしてくれ、応援に来てくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
4月13日(土)U-11 SOLEIL CUPに参戦させて頂きました!
レベルの高いチームと試合をさせて頂き、とても良い経験になりました。
結果としては決して満足いく結果ではなく強いチーム、強いチームの選手たちと比べどこに差があるのか、サッカーに対する姿勢や意欲、個人戦術ふまえた技術的な部分。
また必要不可欠な基礎の部分。多くの要素で学ぶことが沢山あったと感じています!
今後に繋げる良い経験とするために、大会結果を選手とコーチ共に目線を合わせ、練習からもう一度取り組んでいきたいと思います!
失敗を恐れ、プレーを放棄してしまったらいつまで経っても上達はありません!
上手くなる為にサッカーをしているからこそ上手くなるためにチャレンジしていきましょう!
その気持ちがサッカーの楽しさを、もう1段階あげてくれます!!
お誘い頂いたSOLEIL様、対戦してくださったチームの皆様、大会運営をしてくださった皆様誠に有難うございました!
また、遠方会場まで応援に駆け付けてくださった保護者の皆様有難うございました。

2023年度  U12の活動

第5回「交流戦」

■2024年3月23日「第5回 交流戦」の報告
2024年3月23日(土曜日)、10:00-16:00の予定でトミーフットサル松戸のインドアコートにて「第5回 交流戦」を行いましたので、ご報告します。
●低学年大会
年長さん2名、1年生10名、2年生4名の参加16名を3チームに振り分けて、10:00-12:00の予定で「交流戦」を開催しました。試合は8分のランニングタイムで総当たりのリーグ戦の2回対戦での総合成績で優勝を争いました。
チーム1が2勝0敗2分、勝点8、総得点3、総失点1、得失点差+2で優勝。チーム2が1勝1敗2分、勝点5、総得点4、総失点4、得失点差0で2位。チーム3が0勝2敗2分、勝点2、総得点2 総失点4、得失点差-2、で3位という結果でしたが、どのチームにも優勝の可能性のある拮抗した試合内容でした。特に小学生の中に入った年長さんたちの頑張りがありました。いつもの練習では見られない真剣な表情も見られ「一生懸命」が伝わる対戦でした。「次も試合したいですか?」というと問いかけには全員が「はい!」と元気よく答えていましたので次回も開催したいと思います。
●高学年大会
12:00-16:00の予定で6年生8名、5年生5名、4年生8名、3年生2名の参加23名を4チームに振り分けて、総当たりのリーグ戦を行い順位を決め、最下位 VS 1位チーム、2位 VS 3位チームの敗者復活戦を経て、3位決定戦、優勝決定戦を行うスケジュールで「第5回交流戦」を行いました。
順位決定リーグ戦のあとは10-1-10の前後半を戦うトーナメント戦でしたので、最下位のチームにも優勝の可能性がありまりました。1位 VS 最下位チームのトーナメント戦は下位チームが前半を2-1とリードして折り返しましたが、気持ちが守りに入った後半に1位チームに3点を入れられて2-4で逆転負けしましたが、お互いに必死な攻防が見られて迫力がありました。
2位 VS 3位チームの決勝進出をかけた対戦は前半に1点ずつを取り合って1-1での折り返しとなり後半に入りました。後半は両チームともシュートカバーやGKの好セーブで決定機を防ぐなど緊迫した展開となりましたが、そのまま後半は点が入らずに試合は終了し、サドンデスのPK戦に持ち込まれました。両チームとも1人目は成功しましたが、2人目で明暗が分かれ、2位〇、3位×で2-1で2位チームがPK戦を勝ち抜けて決勝へ進みました。
4位チーム VS 3位チームとの3位決定戦はお互いに点の取り合いで3-3で試合終了となり、これもこれもサドンデスのPK戦に持ち込まれましたが、お互いに1人目が決めたものの、その後2人が立て続けに外し、4人目のキッカーへと進みました。先行の4人目が決めると後攻の4人目にはかなりのプレッシャーがかかりキックはGKの正面でブロックされ2-1で3位チームが勝ちました。
予選1位と2位の対戦となった優勝決定戦は1位チームが攻め込む展開となったものの相手GKの好守もあり、なかなか点が入りませんでしたが前半終了間際に1位チームのGKからのロングスローを相手ゴール前で1トラップから反転して相手をかわしてシュートする見事な個人技で1点を入れ、1-0で1位チームがリードして後半へ入りました。後半の立ち上がりにも1位チームが相手のスキをついて1点を入れ2-0とリードしましたが、残り5分に2位チームに与えたコーナーキックを直接ゴールインされ1点を返されて2-1となりました。この後両チームともさらにスピードが上がり必死の攻防となりましたが、そのまま2-1で予選1位チームが勝利し優勝となりました。
「大人が口を出さない」交流戦のルールですが、これにより毎回のように練習では見られない子どもたちの「一生懸命」が多くみられます。これからのコーチングでの関わりだけではなく「大人と子どもたちとの関わりの在り方」についてとても大切なことを「こどもたちが教えてくれる」毎回の「交流戦」でした。
子どもたちを参加させてくれ、応援に来てくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申しあげます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
1-2年生の部と3-6年生の部と共に大盛り上がりでした!!
普段見れないようなプレーやバチバチなアツい球際の戦い、前向きなコールアウトなど全学年を通して多く見られました!!
逆にできなかったことは課題として、これからの練習から取り組んでいきましょう!!

6年生は最後の交流戦でした。
1年生から所属していた選手、途中から加入した選手様々な思い出があります。
楽しいことだけではなかったと思います。
ただこの経験が必ずどこかに活きるとコーチたちは信じています。
閉会式での代表の言葉が全てだと思います
"人に言われたことではなく、自分の頭で考え決断し行動してください"

大会運営を手伝っていただいた方々、応援に駆けつけて下さった保護者の皆様ありがとうございました!!⁡

■2024年3月20日「U12 卒業フットサルフットサル大会」の報告

2024年3月20日(水祝日)、12:00-16:00の予定でトミーフットサル松戸が主催した「U12卒業フットサル大会」に参加してきましたのでご報告します。大会は参加7チームによる総当たりでの7-1-7の前後半を戦うルールで行われました。
これが6年生の最後の対外試合となりましたが、最初はテンポよく試合に入り前半早々に1点を先制したものの、後半の早い時間に1点を返され相手に押されて防戦一方の展開になりました。こうした展開になると逆転負けをすることが多かったのですが、今回は持ちこたえて1-1の引き分けのスタートとなりました。続く第2戦も0-0に引き分となり、いつもの大会に比べ「持ちこたえている」と感じました。3戦目は優勝したチームとの対戦となり結果は2-6の敗戦となりましたが、後半に2点を返したことには、6年生の成長を強く感じました。
通算成績は1勝3敗2分、総得点7、総失点14、得失点差-7で参加7チーム中6位という結果でしたが0-0で引き分けた試合以外ではすべての試合で得点が取れて、上位チームとも接戦が戦えたことは大きな収穫になったと思います。中学生になっても小学生時の経験を活かして何事も「一生懸命」に取り組んでほしいと思います。
引率をしてくださったコーチたちと試合に参加させてくれて応援に来てくださった護者の皆さまには心よりお礼をお申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
6年生全員参加出来ずでしたが卒業生フットサル大会に参加致しました。
小学1年生の時から見ていた現6年生。
本当に成長しました。
最初の頃は、ボールの関係ないところで跳び跳ねて。w
試合になると元気がなくなり消極的なプレーが多く。
せっかく上手くなりたい! 強くなりたい! と思ってやっているはずが、いつの間にか失敗しないように。。が優先になってしまっていた代です。
逞しくなりました。
これから中学生になって、もっともっと色々なことを経験します。
サッカー、スポーツに限らず自分自身に厳しい目を向けられるか。
大人になる過程でとても大事なことです。
逃げ道はいつでも誰でも作れます。
逃げ道ではなく、自分の将来に沢山の希望をもって前に進んで行って欲しいと思います!
君たちなら大丈夫だ💪 今週の交流戦、30日のコーチとの試合本当に今のメンバーでサッカーをやる最後です。
思う存分最後まで楽しんで!!
本日は試合相手をしてくださったチームの皆様、大会運営をしてくださったプエンテの皆様、応援に駆けつけてくれた保護者の皆様有難うございました!!

■2024年3月3日「3年生以上紅白戦」の報告
2024年3月3日(日曜日)、11:00-13:00の予定で松戸市運動公園サッカー場にて、2月24日にに続き3年生以上の18名が参加して「紅白戦」を行ましたのでご報告します。
前回同様に戦力を均等に分けての10分マッチを連続で行いました。前回の課題だった「個人技に頼りすぎて判断が悪い」という点は少し改善され、立ち上がろからゴールにつながる場面が多くみられましたが、味方に大する「声掛け」については、まだ「個人攻撃」的な部分もあり、今後も注意する必要を感じました。前回に比べるとすべての部分でよい面も見えた「紅白戦」でした。
引率をしてくださったコーチたちと試合に参加させてくれて応援に来てくださった護者の皆さまには心よりお礼をお申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
本日も紅白戦を行いました!!
パスを受けるための動き出し、パスを要求する声、ボールを奪うためのディフェンス、ゴールを守るためのディフェンスなど要所で工夫したプレーがたくさん見られました!!
一緒にプレーをする仲間を鼓舞する声掛けは必要ですが、一方的にミスを指摘する声などはチームの士気を下げてしまいます。
仲間に対する声かけをしっかりと考えましょう!!


■2024年2月24日「3年生以上紅白戦」の報告
2024年2月24日(土曜日)、19:00-21:00の予定で松戸市運動公園サッカー場にて3年生以上の19名が参加して「紅白戦」を行ましたのでご報告します。
戦力を均等に分けて20分マッチを連続で行いました。「紅白戦」ということもあり、パスよりも個人で突破する傾向が強く出ましたが、なかなか突破できずに跳ね返される場面が目立ちました。
ドリブルで相手をかわして運んでいく技術は大切ですが、「状況判断」があってのドリブルということが忘れられてしまい、単調なリズムの攻防となって、お互いに相手ゴールに迫る場面も少なく、「ボールの奪い合いだけ」という状況が続きました。練習で行っていることも忘れられてしまい乏しい内容の「紅白戦」でした。どのような状況でも、高学年ですので「サッカーをする」という意味を自分で考えて試合をしてほしいと感じました。
引率をしてくださったコーチたちと試合に参加させてくれて応援に来てくださった護者の皆さまには心よりお礼をお申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
プレーに熱くなることは大事なことですが、熱くなるポイント、一生懸命になるポイントを間違えないように!
仲間にたいして、要求することは必要なことですが、仲間だからこそ助け合う気持ちと思いやりをもったプレー、接し方をもう一度。
練習から見直していきたいと思います!

■2024年2月24日「U8 フットサルトレーニングマッチ」の報告
2024年2月24日(土曜日)、12:00-14:00の予定でプエンテFSさんと2年生以下の6人制のフットサルトレーニングマッチを2年生2名、1年生7名が参加して行いましたので、ご報告します。
通算成績は1勝6敗1分、総得点2、総失点18、得失点差-16という結果でした。前回の3年生以下のTMでは体格差が大きく勝つことができませんでしたが、今回は6敗はしたものの1勝1分と勝つこともできました。まずは相手を恐れずに向かっていくことができましたし、前回ではGKが苦手だった子が今回はできていたことには驚かされました。また1年生が得点したことも次回につながると思いました。
試合を組んでくださったプエンテFSの関係者の皆さまや対戦をしてくれた子どもたち、引率をしてくださったコーチたちと試合に参加させてくれて応援に来てくださった護者の皆さまには心よりお礼をお申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
まだ試合数を重ねていない学年でもあり、試合というものに慣れていなく、スタートは元気がなく防戦一方な展開でした。
途中からエンジンがかかってきて一生懸命ボールを追いかけ、テーマにしていた[得点]もあげることができました👏
サッカーは対人スポーツである以上、相手を見て判断し行動する必要がありますが、まずは"自分たち"がやるべきこと。やりたいこと。にチャレンジすることが大事です!
今後、試合数を重ねて低学年のうちから経験を増やしていきたいと思います! なにより、失敗を怖がるよりも元気いっぱいに楽しむことが大事です⚽
プエンテの皆様、応援に駆け付けてくださった保護者の皆様本日は有難うございました!

■2024年2月18日「3年生以下 8人制トレーニングマッチ」の報告
2024年2月18日(日曜日)、9:00-13:00の予定でHSCサッカークラブさんにご招待をいただき、松戸市市民交流会館運動施設で8人制の15-20分1本のトレーニングマッチを3年生2名、2年生3名、1年生8名の13名が参加して行いましたので、ご報告します。
通算成績は0勝5敗1分、総得点2、総失点23、得失点差-21という結果でした。相手は3年生が主力のチームだったこともあり、子どもたちの体格差が大きく最初の試合は0-5と圧倒されてしまいました。その後も0-3、0-7と大差がついての敗戦となりましたが、体格差に慣れたのか次の試合を0-0で引き分けると最後の2試合では1-4、1-4と敗れたものの、目標としていた「得点をとる」ことができてよい経験になったように思いました。
招待をして対戦をしてくださったHSCサッカークラブの子どもたちをはじめ関係者の皆さま、引率してくださったコーチ、子どもたちを参加させてくれ応援に来てくださった保護者の皆さまには心よりお礼をお申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
本日はHSCさんと3年生以下の練習試合を行いました。
3年生が2名、2年生1年生主体として挑みましたが、相手チームの体格差や体力、基礎的な運動能力に差があったものの、1年生2年生も必死にボールを追いかけていました!
沢山得点されました。。ですが、2名の3年生を軸に得点をあげることができました。
特に1年生や2年生の低学年においては、何点取られても良いので、1点でも取り返す。
低学年のうちから技術や運動能力を高めていく事が大事な時期ですが、加えて"勝つために""得点するため"を考える、スポーツの根本的な事を学ぶ時期でもあります。
失敗は沢山すればいい!
ただ、失敗を塗り替えれば失敗ではなく成功です。
ボールを取られた。で終わったら失敗で終わってしまいます。
ボールを取られても取り返した。は成功です。
シュートを外した、よりもシュートまで行った!
パスが通らなかった、よりもパスコースが見えていた!
と見方を変え、小さな成功体験、次に繋がる捉え方を行いサッカーを好きになる大事な時期です。
高学年とは違うコーチングで、サッカーを好きになってもらうために日々の練習から小さな成功体験を増やしていきたいと思います!
3年生の2名も下の学年の子達にプレーでみせ、沢山カバーしてあげる姿は素晴らしかったと思います!
HSCの皆様、応援に駆け付けてくださった保護者の皆様本日は有難うございました!

■2024年2月17日「U12 11人制トレーニングマッチ」の報告

2024年2月17日(土曜日)、9:00-13:00の予定でHSCサッカークラブさんとカンガルーFCさんにご招待をいただき、3チームで松戸市古ヶ崎スポーツ広場の第一グランド、大人用のサッカー場にて11人制の15-20分1本のトレーニングマッチを6年生7名、5年生6名、4年生5名、3年生1名の19名が参加して、15-20分1本で行いましたので、ご報告します。
通算成績は1勝4敗1分、総得点3、総失点13、得失点差-10という結果でした。最初のHSCサッカークラブとの試合には2-0と快勝したものの、連続となったカンガルーFCとの2戦目は残り時間が3分を切ったところでスタミナ切れから全員の足が止まってしまい3失点をして0-4の敗戦となりましたが、2試合とも先週に引き続き内容は悪くはありませんでした。
2廻り目は控えの子どもたちでの戦いとなりましたが、こちらは1試合目が0-1と善戦したものの、続く2試合目は0-3と一方的な内容の敗戦でした。少し残念だったのは、試合中にミスをした控え組の子たちに対する言葉使いの内容で「ちゃんとやれよ!」「何やってんだ!」という抽象的で個人攻撃を含んだ言葉を使っていたことでした。サッカーだけではなく団体スポーツでは、よほどのレベルではない限り一定の技術水準を持った選手で試合に臨むということは難しく、特にU12では、Jリーグの下部組織を除けば、技術や体力に大きな個人差があるのは当たり前のことだと思います。
実力や技術で劣る仲間を批判することは「誰にでも簡単にできること」ですが、こうしたことをすれば一緒に戦う仲間の気持ちも「ダウン」させてしまい「善戦」することも不可能になってしまいます。普段の友達としての関係を忘れずに仲間として受け入れて「戦ってほしい」と強く思いました。「強い個人が集まれば勝てる」ということが難しいことは先日のアジア大会でのイラン戦の敗戦を観ても分かると思います。子どもたちには「大切な仲間」いうことをもう一度考えてみてほしいです。
TMに招待をして対戦をしてくださったHSCサッカークラブ、カンガルーFCの子どもたちをはじめ関係者の皆さま、引率してくださったコーチ、子どもたちを参加させてくれ応援に来てくださった保護者の皆さまには心よりお礼をお申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

■2024年2月11日「U12 8人制トレーニングマッチ」の報告
2024年2月11日(日曜日)、15:00-21:00の予定でHSCサッカークラブさん、国府台FCさんの2チームを招待して松戸市運動公園サッカー場にてU12の8人制のトレーニングマッチを6年生6名、5年生6名、4年生4名、3年生1名の17名が参加して、15-20分1本で行いましたので、ご報告します。
通算成績は2勝4敗、総得点5、総失点10、得失点差-5という結果でした。今までのU12のTMは下級生に頼りがちな試合内容で、体力差で押し切られる展開が続いていましたが、今回は参加した5-6年生の存在感が目立ちました。毎回のようにGKをやる5-6年生が消極的なプレーをしていましたが、今回は「自己練習をしていました」という6年生もいて積極的なプレーから何度も相手の決定機を阻止していて驚かされました。「嫌なことは誰かにやってもらう」ではなく「進んで嫌なこともやる」ということを実戦で見せてもらい大きな成長を感じました。
招待に応じてくださったHSCサッカークラブと国府台FCの子どもたちや関係者の皆さま、引率してくださったコーチ、子どもたちを参加させてくれ応援に来てくださった保護者の皆さまには心よりお礼をお申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/mscc_fc/)
本日はU-12の試合を行いました。
守備での配置や戦術を実践でチャレンジすることを大きなテーマとして望みました。まだまだ戦術理解を浸透させる必要はあるものの、多くのいいシーンが見られた試合でした。
何より、選手同士での話し合いや自分たちがサッカーをしている、自分たちで試合をしている意識が高く、ハーフタイムでも6年生軸に選手同士で集まり、ポジショニングの確認や、試合中に起こったシーンの対処方法を話し合う姿はとても関心しました。「コーチ、ボード使っていい?」と言われたときに、この試合は自分たちで解決できるなと成長を感じることができました。
子供たちが自主性を持つこと。試合の内容や勝敗に関わらず、とても大きな収穫です。
小学生である以上、親御様や大人の協力は必要不可欠ではあるものの、やってもらう生活から、自らが判断し動く。育成においてとても重要です。
引き続き子供たちの自発的な言動を促せるように取り組んで行きたいと思います。
HSCの皆様、国府台の皆様、寒い中応援に駆け付けて下さった親御様、誠に有難うございました。

■2024年2月3日「U10 8人制トレーニングマッチ」の報告
2024年2月3日(土曜日)、13:00-15:00の予定で中国分リトルウィングスFCさんを招待して松戸市運動公園サッカー場にてU10の8人制のトレーニングマッチを3年生2名、4年生7名の9名が参加して、20分1本で行いましたので、ご報告します。
通算成績は3勝0敗1分、総得点9、総失点2、得失点差+7という結果でした。先週にも試合をしているので、立ち上がりの固さもあまり見られずに練習で行っていることができている部分もありましたが、後ろでボールを受けた時の判断が悪く無理に真ん中付近にパスを差し込んでしまい、相手に奪われて失点につながるケースも見られました。練習では「視野を広く」と言われていますが、試合になると近くの味方しか目に入らない場面が多く、ミスが目立ちました。コンパクトな全員での守備ができていましたので、カバーが早く失点は少なかったですが、相手のレベルが上がれば失点につながると感じました。
大変に良かったのは、全員がGKを含めて色々なポジションで試合に出ましたが、皆一生懸命に取り組んでいて、チームとして機能していることが見えてきたことだと思います。サッカーだけではなくスポーツでは「その人の人間性の本性が現れる」といわれていますが、不満そうな態度や「やったことないポジションでやる気がなくなっている」といった場面は全く見られず、必死になっている子どもたちの姿に大きな成長が見られ少し感激しました。
チームスポーツではこうした本当の意味での「人間性」が試されます。先日のアジア大会でイランに敗戦した日本代表チームには、本当の意味での「フォア・ザ・チームがあったのか?」とTVで観ていて感じたのは私だけでしょうか。大人、子どもに関係なく人生でも大きな岐路に立たされた時にはこの「人間力」が大切になると思います。
招待に応じてきてくださった中国分リトルウィングスFCさんの子どもたちや関係者の皆さま、引率してくれたコーチ、子どもたちを参加させて応援をしてくださった保護者の皆さまには心よりお礼をお申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


■2024年1月28日「U10 8人制トレーニングマッチ」の報告
2024年1月28日(日曜日)、9:00-13:00の予定でHSCサッカークラブさんの招待で八ケ崎第2小学校にてU10の8人制のトレーニングマッチを3年生2名、4年生6名の8名が参加して、カンガルーFCさんを含む3チームで15分1本で行いましたので、ご報告します。
最初の試合は0-1で負けたものの、前日に大会があって連続での試合となりましたが、試合開始から硬さは見られずに勢いのある試合の入りができたように見えましたし、内容では押していました。
通算成績は3勝1敗1分、総得点4、総失点1、得失点差+3という結果でした。5試合で1失点しかしなかったのは練習してきたコンパクトな守備ができていたのだと思います。最後に大人と子どもの混合でHSCのスタッフの皆さんとの全員でのゲームは大変に楽しく、有意義な時間だと感じました。
招待してくださったHSのC皆さまをはじめ、対戦してくださったカンガルーFCの関係者の方々、また、応援して下さった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/)
数的優位を作ること。
裏のスペースの攻略。
プレスのかけ方など様々な場面で練習の成果が多く見られました!!
練習は嘘をつきません。やればやるだけ身につきます。
ただ、❝なぜサッカーをするのか?❞と問われた時に答えれるようになるともっと練習が身についてくると思います。
心·技·体を大切にしましょう。
運営、対戦してくだったチームの皆様、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様有難うございました!

■2024年1月27日「U10 Jrフットサル大会」の報告

2024年1月27日(土曜日)、12:00-16:00の予定でトミーフットサル松戸主催のU10Jrフットサル大会に3年生2名、4年生5名の7名で出場してきましたのでご報告します。
大会は出場3チームの総当たりの2回戦制リーグ戦を6-1-6の前後半を戦う方式で行われました。Jrフットサルルールが適応されますのでインプレーはすべて4秒以内に、GKスローはハーフライン越えは反則というルールで行われました。
このルールでの過去の大会では子どもたちが適応できず混乱して負けることも見られましたので、そこにも注目して観戦していましたが、GKのスローがハーフライン超える反則が1回のみで、キックインやスローでも相手の逆とつく動きなど、ほとんどの子どもたちが完全に適応していて驚かされました。GKも全員で回しましたが、不満な態度などは全く見られず観ていても清々しい戦い方で、子どもたちの成長を強く感じました。
予選の第1試合の立ち上がりはいつものように硬さが目立ち前半を0-1で折り返しましたが、後半は交代で入った3年生の気合の入ったプレーでペースをつかむと4点を取って4-2で快勝しました。この試合で硬さが取れたのか、その後の試合もよい内容で1敗はしたものの2勝1敗1分、総得点9、総失点7、得失点差+2の2位で通過しました。
2-3位対戦を1-0で勝ちぬき予選では1敗1分で勝つことのできなかったチームとの決勝戦に臨みましたが前半を1-0で折り返して後半も残り3分を切ったところで、相手の蹴ったボールが当たるアクシデントが発生。インプレー中でしたが、これで味方全員が立ち止まってしまい、その隙をつかれて失点すると、勢いに乗った相手に追加点を取られ1-2で逆点負のゲームとなり全体の2位という成績でした。ゲームは支配しているもののボールの失い方が悪く、簡単に失点(9失点)してしまう点が今後の課題のように感じました。
招待してくださったトミーフットサル松戸の関係者の方々はじめ対戦をしてくださったチームの皆さま、応援して下さった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/)
2024年一回目のU10フットサル大会に参加してきました。
結果は2位で優勝は逃したものの、成長を感じた大会でした。
1試合目の入りは、固い入りでリズムが作れないなかでしたが時間がたつにつれて良いプレーが増えてきました。
ただ、決勝戦はほんの一瞬集中がきれたところを相手チームにつかれ、そのまま失点。勝負の難しさを痛感し良い経験となったと思います!
どんなに押し込んでいても、その一瞬で全てが引っくり返るということを学んだと思います。ぜひ今日の試合を糧として、日々の練習に活かしましょう!
大会運営、対戦してくだったチームの皆様、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様有難うございました!

■2024年1月13日「U12 8人制トレーニングマッチ」の報告
2023年1月13日(土曜日)、13:00⁻16:00の予定でHSCサッカークラブさんの招待で八ケ崎第2小学校にてU12の8人制のトレーニングマッチを行いましたので、ご報告します。6年生6名、5年生3名、4年生6名、3年生1名の16名のメンバーで交代しながら20分1本のゲームを6本行いました。(途中から雨模様でしたので最後の2本は15分)
ほとんど相手コートで試合を進めていた1本目を1対2で落とすと、その後の試合もなかなか勝つことができずに0勝2分4敗、総得点4、総失点12、得失点差-8という結果でした。相手コートでボールを失いカウンターを多く仕掛けられましたが、必死に戻ってくる子どもたちがいて、相手の決定機を防いだり、サイドで1対1をなったときもよい対応で体を入れてボールを奪う場面など良いプレーも多くみられ収穫の多いTMになったと思います。
はじめて試合にきた子どもたちも、ミスは多かったと思いますが、一生懸命さが見られましたので次回の試合などに備えて具体的な反省点などを自分の頭で考えてほしいと思います。
試合を組んで招待くださったHSCサッカークラブの関係者の皆さま、そして引率してくれたコーチたちと子供たちを参加させてくださり、応援いただいた保護者の皆さまには心より感謝いたします。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

■2023年12月17日「1-3年生7-8人制トレーニングマッチ」の報告
2023年12月17日(日曜日)、14:00⁻17:00の予定で中国分リトルウィングスさんの招待で中国分小学校にて1-3年生の7-8人制のトレーニングマッチを行いましたので、ご報告します。2-3年生主体の7人制のチームで15分、1年生主体の8人制のチームで10分のTMを各5試合ずつ行いました。
通算成績は2-3年生が1分4敗、総得点5、総失点10、得失点差-5という結果でした。3年生が2人、2年生が2人しかいなく1年生も入っていたので、総合的な力が相手のチームの方が上回っていましたが、3年生2人が頑張って試合にはなっていたと感じました。
1年生は5敗、総得点0、総失点15、得失点差-15と大差がついてしまい完敗でした。試合中に味方同士の言い合いなども見られ、残念な結果でした。チームスポーツであるサッカーでは味方のミスに対して文句ばかり言っていてもまったく試合にはなりません。プロレベルでもミスは出ますが、カバーをすることも選手の資質には求められます。どんなに個人的な力が優れていてもこうした選手がいると空中分解してしまいチームとしては成立しません。試合後に「人のことではなく、まずは自分がうまくなるように頑張りなさい」と各コーチも話していましたが、その通りだと思います。
1年生の中でも「口ではなく」黙々と一生懸命にプレーしている子もいますので見習ってほしいです。まずは自分が練習に取り組む心構えから考えてほしいです。
試合を組んで招待くださった中国分リトルウィングスの関係者の皆さま、そして引率してくれたコーチたちと子供たちを参加させてくださり、応援いただいた保護者の皆さまには心より感謝いたします。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

担当コーチより(https://www.instagram.com/)
12月17日、中国分FCさんとトレーニングマッチを行いました。
今回はカテゴリーがU7~U9ということもあり対外試合が初めての選手も多く、立ち上がりは緊張していました。
練習でできないことは、試合で出来ないのは当たり前です。できるようになるまで練習し自信を持つ以外に方法はありません。
できないからと味方に文句を言ってもチームのためにも選手のためにもなりません。
"ボールに食らいつくこと"
"相手からボールを取ること"
"沢山シュートを打つこと"
"沢山ドリブルすること"
まずはそこから始めましょう!!
運営・対戦して下さった中国分リトルウィングスの皆様、寒い中応援してくださった保護者の方々ありがとうございました!!

■2023年11月5日「U12・8人制トレーニングマッチ」の報告
2023年11月5日(日曜日)、11:00⁻13:00の予定で国府台FCを招待して松戸市運動公園サッカー場にて(4-6年生)の8人制のトレーニングマッチを行いましたので、ご報告します。
15分マッチを5本行い通算成績は0勝2敗3分、総得点2、総失点5、得失点差-3という結果でした。担当のコーチから「試合のために来ているのだから、アップから真剣に取り組んでください」と指示されていましたが、全体的に集中を欠いた状況が見られました。
こうしたことから、先発を予定していたメンバーを直前で変更したようでしたが、試合がはじまっても緊張感がないような立ち上がりで、コンパクトな展開にならず、間延びした試合になってしまいました。相手は6年生が多く、体格的には勝っていたので間延びして1対1になる場面が多くなり、局面で競り負ける場面が目立ちました。攻撃では何回かダイレクトパスが入ってシンプルな崩しがありチャンスもありましたが、ことごとく決定機を決め切れずに最初の試合を0-2と落とすと引き分けるのがやっとという展開で勝つことはできませんでした。
コーチの指示を守ろうとしていることはわかりますが、対戦相手の体格や技量などを自身で判断してプレーすることができていないと感じました。前回のTMと比較すると守備の部分でうまくいかかなかったように感じました。コーチからの指示だけではなく、自分なりに「サッカーを理解」することができてくれば、今回のような相手でも子供たち同士で声を掛け合い、もっとよいサッカーできたように感じました。

試合の企画、引率をしてくれたコーチたちをはじめ国府台FC関係者の皆さま、子どもたちを参加させてくれ、応援に来てくださった保護者の皆さまには心より感謝いたします。ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

担当コーチより(https://www.instagram.com/)
本日は国府台FCさんとU-12の練習試合を行いました。
ボール保持、ポジショニングや守備での距離感など練習で行っていることが随所見られ成長を感じた試合でした!
日頃の練習より試合をイメージして、積み重ねていきましょう!
攻守の切り替えや、ラインの押し上げ、前への推進力、ビルドアップ時の配置など課題はありますが積極的にゲームに入っていたと感じます!
チームとして試合前のアップからスイッチが入ればゲームにもっと入りやすくなると選手自身が自主性をもってやっていけるようにしていきましょう!
国府台FCの皆様、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様有難うございました!

■2023年10月21日「U12・8人制トレーニングマッチ」の報告
2023年10月21日(土曜日)、15:00⁻17:00の予定でHSCサッカークラブさんを招待して松戸市運動公園サッカー場にて(4-6年生)の8人制のトレーニングマッチを行いましたので、ご報告します。
15分マッチを4本行い通算成績は2勝1敗1分、総得点3、総失点2、得失点差+1という結果でした。前回は任されたポジションに対しての不満そうな態度などが見られ試合内容よりも、チームスポーツの基本的な「考え方」に問題があるように感じましたが、今回は前回の反省からか参加した子どもたち全員にこうした態度は全く見られず、観戦していても「全力プレーが伝わる」良い内容に思えました。
戦術的にはコンパクトな守備ができていたので、最小の失点で戦えました。「個人」よりも「チームの中でどのような役割をするのか?」ということを考えられるようになれば「緊張してないにもできない」ということも少なくなるように思います。
試合の企画、引率をしてくれたコーチたちをはじめHSCの関係者の皆さま、子どもたちを参加させてくれ、応援に来てくださった保護者の皆さまには心より感謝いたします。ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

担当コーチより(https://www.instagram.com/)
練習で取り組んでいるポディショナルプレーが攻守に渡り見られました。
ただ、ポディションを取るだけで次のプレーのイメージやプレー選択のスピードがまだまだな選手も多く、課題ができたのでこれからの練習でできるようにしていましょう!!
サッカーはチームスポーツです。困っている人がいたら自然と体が動き助けられる人が集まることでチームは成立します。
面倒なことは、やりたくないことは誰かがやってくれるからやらなくていいという考えは通用しません。サッカーだけでなく、人としても成長していきましょう!!
対戦してくださったHSCの皆様、
応援して下さった保護者の皆様ありがとうございました。

■2023年10月1日「U12・8人制トレーニングマッチ」の報告
2023年10月1日(日曜日)、17:00⁻19:00の予定でKAMAGAYA SCさんを招待して松戸市運動公園サッカー場にて(4-6年生)の8人制のトレーニングマッチを行いましたので、ご報告します。
15分マッチを5本行い通算成績は3勝1敗1分、総得点7、総失点3、得失点差+4という結果でした。スピード感のある展開で、全体的には頑張っていたと思います。しかし、担当のコーチから指定されたポジションに対しての不満そうな態度が見られ、大変に落胆させられました。サッカーはGKを含めて11個のポジションがあり、「好き嫌い」にかかわらず「誰かがやらなければ」成立しない競技です。2-3年前の「交流戦」でも誰もGKをやらないチームがあり「大敗」しました。クラブ内のイベントであればこうしたことも「OK」ですが、対戦相手に来ていただいている対外試合では「NG」です。
このNPOでは「他者を思いやる」ことを理念の中心においていますので、上級生になってもこうした態度を示されたことに愕然としました。「自分のやりたいポジション以外は嫌だ」このような考え方ではサッカーは成立しません。8人制の試合もこうした選手がいれば、ほかの選手がカバーをしなければならず、少ない人数で戦うのと同じことになります。子どもや大人に関係なく「自分の満足だけが目的」という考えでは、「孤立」してしまうでしょう。
「試合に出る」ということには「責任」が伴います。ここでいう責任とは「一生懸命に戦う」ことです。あるレベルを超えて「背番号」でサッカーをしている選手などは見たことがありません。参加した上級生はもう一度こうした「なぜサッカーをするのか?」ということに向き合ってほしいと思います。担当のコーチがTMなど、多くの機会を準備してくれると思いますので「信頼される人間」を目指してほしいと思います。
試合の企画、引率をしてくれたコーチたちをはじめKAMAGAYA SCの関係者の皆さま、子どもたちを参加させてくれ、応援に来てくださった保護者の皆さまには心より感謝いたします。ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

担当コーチより(https://www.instagram.com/)
本日は鎌ヶ谷SCさんとTRMをさせていただきました。
練習で行っていたボール保持は随所でみられましたが、攻守においてのポジショニングやチームとしての意志疎通の課題もあり次に繋がる収穫を頂きました。 
代表からあったように、チームスポーツを通して相手を思いやる気持ちはピッチ内外において大事なことです!
サッカーだけではなく、人として成長していきましょう!
鎌ヶ谷SCの皆様、本日は遠いところまでお越し頂き有難うございました!

■2023年9月3日「U10・8人制トレーニングマッチ」の報告
2023年9月3日(日曜日)、17:00⁻19:00の予定でHSCフットボールクラブさんから招待を受けて、つくしSCさんのU9の3チームで松戸市運動公園サッカー場にて(3-4年生)の8人制のトレーニングマッチを行いましたので、ご報告します。
前回のHSCサッカークラブとの4年生同士の対戦は3敗1分で総得点2、総失点9、得失点差-7という結果でしたが、今回は2分、総得点1、総失点1、得失点差0という結果でした。前回に比べ全員が連動するコンパクトな守備ができ、相手コートで試合を進める時間が長くなりましたが、攻め込まれた少ない回数での「指示のミス」からの失点は「もったいない」感じでした。つくしSCの3年生との対戦は2勝、総得点7、総失点0、得失点差7という結果でしたが、「自分が点を取りたい」という勝手で雑なプレーが目立ち、少し残念でした。相手のレベルに関係なく「判断力の早い意図のあるプレー」を目指してほしいと感じました。
今回は「グランド準備」にも積極的に参加してくれましたが、HSCのジュニアユースの子どもたちが準備してくださいました。ありがとうございます。
招待してくださったHSCサッカークラブの関係者の方々をはじめつくしSCの皆さま、そして参加してくれて応援に来てくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/)
勝敗はもちろんですが、内容においてもアグレッシブかつ、スペースの使い方、ボールを運ぶ場所、ダイレクトプレー、仕掛けるゾーン、カバーリングなど良いシーンが多く見られました!
ゴールに向かう姿勢も素晴らしい内容でした。
少しずつ、欲が出てきて雑なプレ-が目立つようになった時間帯もありましたが、チャレンジしたからこその結果として自信に繋げてほしいと思います!
また、グラウンド準備は対戦相手のジュニアユースの選手たちが率先して行ってくださいました。
色々な方々の協力、支えがあって気持ちよくプレーが出来ていることを忘れず感謝の気持ちは持ち続けてほしいと思います。
対戦、運営をしてくださったHSCの皆様、TSUKUSHI.SCの皆様有難うございました!


■2023年9月2日「U8・6人制トレーニングマッチ」の報告

2023年9月2日(土曜日)、13:30⁻16:30の予定で国府台フットボールクラブさんから招待を受けて、国府台小学校にてU8(1-2年生)の6人制のトレーニングマッチを行いましたので、ご報告します。前回と同様にはじめて試合をする子もいましたが今回は「戦う」をテーマにしました。
相手には前回もたくさん点を取られた体格が大きくて馬力のある2年生が2人いましたので、「戦えるかな?」と思って観ていました。最初の試合の入りは前回よりも「緊張している」感じで動きもあまりよくなく、この試合を0-4で落としましたので前回同様に「全く勝てないのかな?」と思いました。
しかし、試合をこなす毎に動きもよくなり、押し込まれながらも必死でゴールを守る「戦う」姿も見られるようになり攻防のある試合展開となりました。通算成績も2勝1分5敗、総得点2、総失点15、得失点差-13で前回の結果よりも大幅に失点数が減ってかなりの善戦となりました。
少し残念だったのは終了後に自分が使ったビブスを「振り回したり、投げつける行為」が見受けられたことです。洗濯をしてクラブ側で用意しているものですので、大事に扱ってほしいと思います。サッカーは個人スポーツではありませんので「ものを大事にする」ことが「相手を気遣う」ことにもつながっていきますので今後も指導していきたいと思います。良かったのは前回と違い「キーパーは嫌だ」という子がいなかった点と、終了後のグランド整備を全員で手伝ったことです。
試合を組んでくださった国府台フットボールクラブのコーチをはじめ関係者の方々、参加してくれて応援に来てくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/)
本日は国府台FCさんとU-8カテゴリーでトレーニングマッチがありました。久しぶりの試合で緊張する選手も多く結果はいい結果と言えませんでしたが、ドリブルで突破する場面や球際での強さが出た場面など次に繋がっていくプレーが見られました。
サッカーが上手になることはもちろん大切ですが、サッカーというスポーツを通じ仲間を思いやることや責任感をこのチームは大切にしています。
まだまだ暑いですが、暑さに負けず熱くサッカーをしていきましょう!!
運営・対戦してくださった国府台FCの皆様、暑い中応援してくださった保護者の皆様ありがとうございました。

■2023年7月22日「U10フットサルTM」の報告
2023年7月22日(土曜日)12:00-14:00のあいだでトミーフットサル松戸にて、茨城県のY.S.SサッカースクールとU10のフットサルTMをおこないましたのでご報告します。
7分、1本でゲームを回していきました。通算成績は3勝5敗。得点10、総失点12、得失点差-2という結果でした。最初の2本を2-0、1-0で勝つことができましたので3本目からは参加した子どもたち全員にGKを含むすべてのポジションをローテーションで経験させて行いましたが、どのポジションでも不満そうな様子や「真面目にやらない」というような態度は見られずに大変に良かったと感じました。
どの試合も相手の倍以上のシュートを打ちましたが「決め切れずに速攻で失点」という場面が多くみられたので、今後の課題だと思いました。特に「ワンタッチの重要性」を子どもたち自身が考えて練習に取り組むことができれば、シュートの精度も上がると感じました。
以下に担当コーチのinstagramからの文章を掲載します。
引率してくれたコーチをはじめ関係者の皆さまには心よりお礼を思い仕上げます。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

担当コーチより(https://www.instagram.com/)
本日はトミーフットサル松戸(@tommy.matsudo.bosco )にてY.S.Sサッカースクールさんと5vs5のトレーニングマッチ(U-10)がありました!!
様々なポディションをローテーションで回し混乱する選手もいました。
一瞬で状況が変わっていくサッカーでは、自分で考えプレーを選択する〝判断力〟と味方選手を動かす〝声〟が重要になってきます。
今日はとても声が出ていて、いい雰囲気で全員がプレーしていたと思います!!
対戦して下さったY.S.Sサッカースクールの皆様
暑い中応援してくださった保護者の方々ありがとうございました!!

■2023年6月10日「U12フットサル大会」の報告
2023年6月10日(土曜日)、八千代スポーツガーデン主催の「U12フットサル大会」に参加してきましたのでご報告します。
大会は参加8チームを4チームのA、Bブロックに分けて総当たりのリーグ戦を行い順位を決めてから、順位決定トーナメントを行う方式で開催されました。
14:00からはじまった予選リーグ1回戦を0-3で落とすと、その後の2回戦、3回戦も0-3、0-4で全敗となり7位決定戦へ回りましたが、その試合も0-1と負けてしまいました。通算成績は0勝4敗、総得点0、総失点-11で参加8チーム中8位という成績でした。以下に担当コーチのインスタグラムへのコメントを掲載します。

担当コーチより
結果は決して良い結果とは言えません。子供たちと真剣に向き合うためにも、その場凌ぎの『頑張った』ではなく、コーチ陣はしっかりと良いことは褒め、良くなかった事はしっかりと伝える事が大切だと思います。
サッカーだけではなく、スポーツ、スポーツ以外全てにおいて言える事は『メンタリティ』です。今日は相手チームに負けたのではなく、自分たちに最初から『負けていた』が全ての結果です。
失敗を恐れずチャレンジ・挑戦する。試合前に選手とのMTGでも伝えましたが、今日は体現出来なかったと思います。
それは選手一人一人が1番理解していると感じています。後ろ向きな気持ちはプレーにでます。戦う姿勢をもう一度!
大会運営、対戦して下ったチームの皆様有難うございました。

引率しくれたコーチをはじめ応援に来てくださった保護者の皆さまには感謝いたします。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。


■2023年5月20日「U12 8人制トレーニングマッチ」の報告
2023年5月20日(土曜日)、DUCフットボールクラブのコーチの方にお願いし、U12の子どもたちをお誘いして松戸市運動公園サッカー場にてトレーニングマッチを行いましたので、ご報告します。
20分マッチを4本、行いました。通算成績は4敗、総得点2、総失点15、得失点差-13という一方的な結果となりましたが、観戦していて数字ほどの差はないように思いました。1本目の試合開始5分までは押し込まれながらも失点をせずにいましたので「試合になるかな?」と感じていました。
しかし5分を過ぎたころから6年生も多く体格やスピード、経験に勝る相手に対して「怖がってボール際で競り負ける」場面が多くなり、6年生がGKからのボールを受けようとせずに4年生にパスしたボールを奪われるミスから失点をすると、ここから一方的な相手ペースとなりました。
サッカーだけではなくどんなスポーツも「恐怖や不安」な精神状態になればよい結果は得られないでしょう。個人個人が試合に入る「気持ちの作り方」をもっと真剣に考えてほしいと強く感じました。試合前にコーチから「対人に気持ちで負けないように」という指示がありましたが「競り負ける」場面が目立ち「あと半歩前に」ができませんでした。今後のコーチングでも課題にしていきたいと思います。
招待に応じてくださったDUCサッカークラブの皆さまをはじめ、子どもたちを試合に参加させてくれて応援にきてくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

■2023年5月13日「U10-12 8人制トレーニングマッチ」の報告
2023年5月13日(土曜日)、9:00⁻16:00の予定でHSCフットボールクラブのコーチの方から招待を受けて、松戸市立八ヶ崎第二小学校にてU10(3-4年生9:00-13:00)、U12(4-6年生13:00-16:30)の2カテゴリーで8人制のトレーニングマッチを行いましたので、ご報告します。
9:00からはじまったU10は通算で3勝3敗1分、総得点14、総失点9、得失点差5という結果でしたが、4年生同士の対戦は3敗1分で総得点2、総失点9、得失点差-7という内容で勝つことができませんでした。コーチから「ボールをパスでつなぎなさい」という指示があり、自軍のゴール前での簡単なパスミスが多くなり一方的な試合になりましたが「一人がミスをするとほかの選手がカバーしようとしない」場面が多くみられる試合展開となりました。
2年生時に参加したジェフクリスマスカップで見せたような格上の相手を「全員が一生懸命」で次々と打ち破っていった一体感が学年が上がるとともになくなっているのは残念なことだと感じています。試合をするのは子どもたちなので「コーチの指示」ではなく「全員が一丸となる」ということを一人ひとりが自分の頭脳で考えてほしいと思います。
13:00からはじまったU12は2勝1敗3分、総得点3、総失点3、得失点差0という成績でしたが、内容は大変に良いと感じました。毎試合、相手にボールを持たれる時間が長く、集中力を切らせば「大量失点」につながりかねない試合展開でしたが「全員でよく守り切り」最小の失点で切り抜けている印象を持ちました。攻撃では2試合目に「ダイレクトパス3本で得点」という場面があり驚かされました。6月25日(日)には公式戦のエクザエルカップが開催されますが、今日のような戦いができれば子どもたちにとっても「楽しい」試合になると思います。
最後のあいさつの後、グランド整備を相手チームがしていた時に「手伝うか?」と聞いたところ全員が「手伝う」といってトンボ掛けに参加してくれたことも大変に良かったと思います。今回のU12のTMはサッカーだけではなく子どもたちの「精神的な成長」を感じる機会ともなりました。
招待してくださったHSCサッカークラブのコーチをはじめ関係者の方々、参加してくれて応援に来てくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。


■2023年4月22日「U8 6人制トレーニングマッチ」の報告
2023年4月22日(土曜日)、9:30⁻12:30の予定で国府台フットボールクラブのコーチの方から招待を受けて、国府台小学校にてU8(1-2年生)の6人制のトレーニングマッチを行いましたので、ご報告します。前回と同様にはじめて試合をする子もいましたので今回は「怖がらない」をテーマにしました。
対戦するチームの中に体格が大きくて馬力のある子が2人いましたので、今回のテーマである「怖がらない」は難しいと思いましたが、最初の試合がはじまると怖がらずに向かっていくことができていましたので、そこは大変に良かったと思います。通算の成績は0勝1分5敗、総得点1、総失点23、得失点差-22という大敗の結果となりましたが、相手チームの大きな子に得点をされる場面が多く、数字ほどの差は感じられない内容に思いました。唯一の得点もその子たちが入っている状況でとれましたので、今後につながるように思います。
少し残念だったのは2年生でGKを回しましたが「やりたくない」という子がいたことです。理由を聞くと「興味がない」という答えが返ってきましたが、チームスポーツであるので「嫌なことはしない」という考えた方は認められませんので、GKもやってもらいました。「低学年だらか」ではなく、チームスポーツを成立されるためには「責任と義務」があることを理解してほしいと思います。「サッカーが上手だから試合に選抜する」のではなく、どんなポジションでも「一生懸命に取り組む」姿勢をコーチたちでも共有して今後の指導に取り組んでいきたいと改めて考えさせらせました。
試合を組んでくださった国府台フットボールクラブのコーチをはじめ関係者の方々、参加してくれて応援に来てくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

■2023年4月2日「U9-U8・8人制トレーニングマッチ」の報告
2023年4月2日(日曜日)、11-13時に松戸市運動公園サッカー場にてHSCサッカークラブを招待してU9・U8の8人制のトレーニングマッチを行いました。今回はU8で初めて試合をする子もいましたので、「常識的な振る舞い」という基本的なことをテーマとしました。
U9、U8共に3試合を行いましたが、U9が0勝1敗2分、総得点1、総失点2、得失点差-1。U8が0勝2敗1分、総得点0、総失点6、得失点差-6という結果でした。両カテゴリーとも勝つことはできませんでしたが、残念だったのはTMの準備段階でHSCサッカークラブの子どもたちが積極的にサッカーゴールを運んだりしているのに対して、当NPOの子たちが、呼ばないと手伝いに来なかったことです。
スポーツをするうえで準備を自分たちでするということは大変に重要な要素だと思います。社会人でもアマチュアスポーツでこうした「ゲスト気取り」で参加している人間が多いことに驚かされます。サッカーの場合であれば「ゴールを運ぶ、ラインを引く、自分たちで運営をする」ということが基本になりますが、こうした人間たちは全く手伝うことをしません。
かつて日本のトップリーグで選手をしていましたが、こうした準備に参加する人間は決まっていましたし、「当たり前のこと」と考えていましたので経年に関係なく所属中は常に自分から準備には参加していました。あるホームでの試合の日にアップの1時間前くらいに準備していると監督から「年下にやらせ!」と厳しく言われましたが「スターは言ってもやらない」とわかっていましたので最後まで手伝い、終わってから、合流してアップに参加していました。
どんなに能力の優れた選手でも「面倒なことはしない、気づかない」という人間性ではスポーツを行う意味はないと思います。次回からは自分たちの意思で準備に参加してほしいと強く感じました。「言われる前に気づく人間」になってほしいと思います。


■2023年3月11日「U9・8人制トレーニングマッチ」の報告
2023年3月11日(土曜日)、13-17時に松戸市立上本郷小学校にて上本郷サッカークラブのコーチからの招待を受けて柏の中原サッカークラブとの3チームによる8人制のトレーニングマッチを行いました。今回もサッカーではなく準備や後片づけなど「自分のことは自分でする」という生活の基本をテーマとしました。
3年生7名、2年生2名の9名が参加して15分マッチを7本行い、通算成績は2勝4敗1分け、総得点4、総失点11、得失点差-7という結果でした。1本目を2-0と勝利して8人制では敗戦がありませんでしたが、続く2試合目を0-1で落とすと3-4試合目を0-3、0-5と大敗してしまい、チームの雰囲気は最悪な状況になりました。コーチ側から「全員で話し合えば?」と提案したもののほとんど話し合いにもなりませんでしたが、そのうち「あそこのミスはだれがした」というような個人攻撃のような声が聞こえてきましたので「そういうことではないでしょう」と話して「1-2試合目が終わって、そんなに強くないというような相手をリスペクトしない態度に全員がなったように観えたよ」と伝え「相手に関係なくしっかりとボールを奪いに行くという基本に戻ることが大事じゃないの」と話しました。しばらくすると「もう少し早くボールに寄せよう」とか「次の人が予測しよう」というような内容の話にかわっていきましたので次の試合に注目していましたが、1-0、1-1、0-1と立て直すことができました。サッカーの場合は大人も子どもも関係がなく、目線が相手に向くと試合内容は悪くなります。2023年度からは千葉県に登録して公式戦もありますので、この経験を生かして勝敗に関係なく一生懸命に「挑んで」ほしいと思いました。
試合を組んでくださった上本郷サッカークラブのコーチをはじめ中原サッカークラブなど関係者の方々、参加してくれて応援に来てくださった保護者の皆さまと引率をしてくれたコーチには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。


■2023年2月12日「U9・8人制トレーニングマッチ」の報告
2023年2月12日(日曜日)、13-17時に松戸市市民交流会館の運動施設でDUKサッカークラブのコーチの方にお誘いいただき、HSCサッカークラブと3チームでのトレーニングマッチを行いました。今回はサッカーではなく準備や後片づけなど「自分のことは自分でする」という生活の基本をテーマとしました。
4年生2名、3年生8名、2年生2名の12名が参加して15分マッチを7本行い、通算成績は4勝0敗3分け、総得点12、総失点5、得失点差+7という結果でした。1-2本目を連勝して3本目には、はじめて8人制の試合に出る子たちも出場し「どうなるのかな?」と心配して観ていましたが、結果0-0でした。しかし、ミスすると止まってしまったり、一生懸命に追わないなどの少し残念な場面も多くありましたので、試合後に「一生懸命は誰にでもできるでしょう」と話しました。1試合を挟んで同じメンバーで臨んだ5試合目は観ていて「一生懸命」が伝わってくるような内容で試合にも2-0と勝つことができましたので、はじめての子たちにも「良い経験」になったと感じました。
子どもたちの距離が近く、コンパクトな感じで試合を進めることができて1回も負けることはありませんでしたが簡単なミスも多く、ほとんどが失点につながっていましたし、攻守の両面で子どもたちの間で「コールアウト(声の指示)」すればミスや失点を防げ、得点につなげることもできる場面も多くみられましたので、今後の大きな課題のように思いました。
技術的な面は「トーレーニング(個人練習も含め)」で解決していきますが、仲間に対して「声かけをする」ことは「思いやりや気遣い」という人間の基本的な要素ですので、子どもたち一人ひとりが意識してほしいと強く感じました。こうしたことが改善されれば「格上の強い相手」とも戦うことができるようになると思います。
試合を組んでくださったDUKサッカークラブのコーチをはじめHSCサッカークラブなど関係者の方々、参加してくれて応援に来てくださった保護者の皆さまと引率をしてくれたコーチには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後もこのような機会を増やしていきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。


■2023年1月29日「U12・8人制トレーニングマッチ」の報告

2023年1月28日(日曜日)、17-19時に松戸市運動公園サッカー場にて国府台フットボールクラブに参加いただき、8人制のトレーニングマッチを行いました。
6年生1名、5年生4名、4年生2名、3年生6名、2年生2名の15名が参加して10-15分マッチを6本ほど行い、2勝1敗3分、総得点3、総失点1、得失点差+2という結果でした。4本目は2-3年生主体のチームで戦い0-0という結果でよく頑張ったと感じましたが、もっと高い目標をもって努力してほしいと思います。
寒い中、トーレーニングマッチを引き受けてくださった国府台フットボールクラブの皆さまをはじめ参加してくれた子どもたちと応援をしてくださった保護者の方たち、そして引率をしてくれたコーチたちには心より感謝いたします。ありがとうございました。2-3月にかけても大会やト―レーニングマッチなどが予定されていますので、引き続きよろしくお願い致します。

第4回交流戦

■低学年交流戦
2023年11月23日木曜日(祝)の12:00-14:00にトミーフットサル松戸インドアコートにて、12名の1-2年生が参加して「交流戦」をコーチも保護者の方々も「応援以外での声出しは禁止」というルールで行いました。
6名ずつの2チームに分けて、メンバーを交換しながら6試合を行いました。普段の練習では見られない真剣な表情でのプレーが見られ、少し驚かされました。終了後には全員に参加賞がありましたが、そのほかに得点王と最優秀選手賞、各1名を選出して賞品が授与されました。得点王は4名が2得点で並びましたのでジャンケン勝負で決定しました。最初の試合では片方のチームがキーパーを誰も「やりたくない」といっていたので、無しで試合がはじまりましたが、開始1分ほどで失点すると「コーチ待ってよ、今キーパー決めるから」といって皆で速攻で話し合いキーパーが決まりました。こうしたこともあり、最優秀選手賞は積極的に皆が嫌がるキーパーをしてくれた子に決定しました。「楽しかったですか?」という問いかけに「またやりたい!」という子が多くいましたので次回も開催したいと思います。参加して応援をしてくれた保護者の方々には感謝いたします。ありがとうございました。

■高学年交流戦
低学年の「交流戦」終了後の14:00-18:00のあいだに高学年の「交流戦」が始まりました。
3年前に第1回を開催してから今回は4回目ということになります。参加した3-6年生を不平等がないようにランダムに5名ずつの5チームに分けて、8分のランニングタイムでの総当たりのリーグ戦を行い順位決定後も最下位のチーム以外には10分-1分-10分の敗者復活戦のトーナメント戦がある「下剋上」ルールで戦いました。優勝チームにはトロフィー、賞品も授与されるのでかなりの「真剣モード」での試合となりました。
予選リーグでは、チーム2が4戦全勝、総得点13、総失点2、得失点差+11という圧倒的な強さで1位通過しました。2位は3勝1敗、総得点5、総失点4、得失点差+1でチーム3が続き、チーム1、チーム4、チーム5は1勝3敗で並び得失点差の勝負となりました。-2、-5、-7という結果でチーム1が予想外の最下位となり敗退。3位と4位による敗者復活戦第1試合は前半を終えて0-0で後半へ入ると3位のチーム5が開始早々に得点し1-0になり、すぐに追加点も入り2-0とリード広げ試合は決まったかと思えましたが、残り時間5分を切ったところで2回目のファウルをした子が3分間の退場となると、そのハーフライン付近からのフリーキックが直接ゴール左隅入り1点を返すと試合の流れは一気にチーム4に傾き終了直前に相手のオウンゴールで2点目が決まりサドンデスのPK戦に突入しました。チーム4の1人目がPKを決めると最もキック力に定評のあるチーム5のキッカーがキーパーにセーブされ、劣勢だったチーム4が優勝決定戦進出を決めました。チーム3との準決勝戦では1-3と予選2位のチーム3に敗れましたが、2試合とも「勝ちたい」いう気迫が前面に出た激しい試合でした。
決勝戦は圧倒的な強さで予選を勝ち抜けたチーム2と敗者復活のチーム4を3-1と圧倒したチーム3との対戦となりました。チーム3はクラブの中でも技術や戦術眼に優れた6年生をGKのポジション置くという「奇抜な作戦」に出ましたが、チーム2の有利は揺るがないように思えました。前半の早い時間に1点を先制されチーム3の「奇策」も通じないように思えましたが、前半終了間際にカウンターから1点を返し1-1で前半を折り返し後半に入ると「追加点を取りたい」というチーム2の焦りが感じられる展開となり、引いて守る相手を崩しきれないで不正確なシュートからボールを失う場面が多くみられるようになりました。
試合終了間際に前半と同じような展開でハーフライン付近でボールを奪われると、そのままドリブルで持ち込まれシュート、一度はGKがセーブしましたがタイミングよく詰めていた選手に押し込まれチーム3に2点目が入り、直後に終了のホイッスルが鳴り劇的な試合でチーム3の逆転での優勝が決まりました。
参加したすべての子どもたちが普段では見せないような集中力と気迫を見せてくれ、全ての試合が激闘となる激しい「第4回交流戦」となりました。6年生の子どもたちから「もう一回開催して」という熱い要望がありましたので年度末までに「第5回交流戦」を行いたいと考えています。
試合の企画と運営をしてくれたコーチをはじめ、参加してくれた子どもたち、熱い応援をしてくれた保護者の皆さまには心より感謝いたします。ありがとうございました。

担当コーチより(https://www.instagram.com/)
11月23日、交流戦(ミラクルズカップ)がありました!!
1・2年生の部、3・4・5・6年生の部ととても盛り上がりました!!
試合が進むにつれ沢山のドラマが生まれ、笑いあり涙ありの展開で見ている方もハラハラドキドキでした!!
この大会は子供たちの自主性をフルに活かすために、保護者・コーチ陣は応援以外禁止とさせて頂きました。
ポジションや戦い方を子供たちで作戦会議をしている姿はとても感動しました。
サッカーには勝敗がつきものですが、勝ち負けが全てではありません。
誰かの助言やサポートを受けて挑戦し成功・失敗を経験することも大切ですが、自分で考えて挑戦し成功・失敗を経験することはより大切です。
サッカーというチームスポーツを通して、損得の垣根を超えた仲間・友達の大切さ、自分のためではなく仲間・友達のために頑張る時、人は信じられないような力を発揮すること、能力や生産性、結果で人を見るのではなく"あなたはあなただから好き"という関係性を学んで欲しいです。
大会運営を手伝っていただいた方々、応援に駆けつけてくださった保護者の皆様ありがとうございました!!

■2023年8月27日「ジェフスタU12フットサル大会」の報告■
2023年8月27日(日曜日)、ジェフユナイテッドスタジアム主催の「U12フットサル大会」に参加してきました。大会は参加7チームでの総当たりのリーグ戦を行い成績上位の1-2位により決勝戦を行うルールで行われました。
通算成績は0勝5敗1分、総得点3、総失点25、得失点差-23という結果で、出場7チーム中7位という結果でしたが「大会にに弱い」というところも多くみられ、これまでの課題が繰り越されたようにも感じました。
しかし、得点が取れたことと全敗せずに引き分けたことには大きな意味があるように思いました。以下に担当のコーチのInstagramからの文章を転載します。

■担当コーチより
本日はジェフユナイテッド千葉主催のU-12フットサル大会に参加致しました。
6年生は残り限られた小学校生活の中で次のステージにむけ色々吸収してもらいたいと思います!
大会の結果としては満足な結果ではなかったですが、今自分ができること。チームのなかで今自分は何をすべきなのか。試合数を重ね、自らアクションする選手が多く見られました!
試合後のMTGでも、まだ小学生ではありますが小学生のうちに感じ、学び、自分にベクトルを向ける。そんな人間力と精神力をサッカーというスポーツを通して感じとってほしいと伝えています。
9月にも対外試合がありますので今日の収穫内容と改善点は次に繋げていきましょう!
大会を運営してくださったジェフユナイテッド千葉の皆様、対戦してくださったチームの皆様。応援に駆けつけてくださった保護者の皆様有難うございました。

■2023年6月25日「EXILE CUP関東予選大会」開催の報告■
2023年6月25日(日曜日)、フクダ電子フィールドで開催された「2023EXILE CUP関東予選大会」に参加してきましたのでご報告します。
大会は参加52チームを4チームずつ13ブロックに分けて総当たりでの予選リーグを行い、各組1位の13チームと2位の中での上位3チームの16チームが決勝トーナメントに進み優勝したチームは全国大会へ進出する方式で行われました。
当該ブロックで当日のキャンセルが出たため不戦勝扱いとなり3チームでの予選トーナメントとなりましたが、集合したときから子どもたちの表情は硬く、緊張しているのが分かりました。予選リーグの第1試合がはじまると動きに固さが見られ練習時にはできていることもミスをする場面が多く開始3分過ぎに失点をすると、その後もミスから2失点をして0-3となり前半を終えました。後半は何度かのチャンスもありましたが得点ができず0-3の敗戦となりました。
第2戦も同じような展開となり、ミスから2失点をして0-2の敗戦となり予選敗退が決まってしまいました。試合中の子どもたちの表情も暗く、声を出す選手もなく元気のない試合内容となりました。通算成績は2敗、総失点5、総得点0、得失点差-5というものでした。
練習時の元気さをどのようにして試合に持っていけるのかなど、コーチングするうえでの大変に難しい課題も浮き彫りとなる大会となりました。
猛暑の中で試合運営をしてくださったジェフユナイデッド市原・千葉のスタッフの皆さまをはじめ対戦相手、引率をして審判をしてくれた尊コーチと聡志コーチ、子どもたちを参加させてくれ応援をしてくださった保護者の皆さまには心より感謝致します。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

2023年2月25日(土曜日)、13-16時にトミーフットサル松戸主催の「U12ジュニアフットサル大会」に5年生4名、4年生2名、3年生2名の8名で参加してきました。6年生がひとりもいない中での参加でしたので、かなりの体格差があり「ケガをしないかなあ」と少し心配して観ていました。
第1試合は0-1の敗戦でしたが、接戦になりました。第2試合では2-1と勝つことができ体格差を跳ね返している場面も見られ良い内容と思いました。第3試合は0-6となりましたが、内容は点差ほど悪いものではないように感じました。予選リーグを1勝2敗として順位戦に臨みましたが、予選で0-1のチームに0-4での敗戦となり3-4位決定戦に回りました。
順位戦は正GKの5年生がフィールドプレーヤーで出場すると見事に得点を決めて1-1の引き分けとなりました。通算成績は1勝3敗1分。総得点3、総失点13、得失点差-10で4チーム中3位というものでした。
大会に招待してくださったトミーフットサル松戸の関係者や対戦したチームの方々、参加いただき応援に来てくださった保護者の皆さまと引率をしてくださったコーチたちには心より感謝いたします。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。


2023年2月19日(日曜日)、13-16時にBRIOBECCA FIELD 妙典にて開催されたBRIOBECCA FIELD CUP U9ジュニア大会に3年生7名、2年生2名の9名で参加してきました。大会は参加4チームによる総当たりのリーグ戦で順位を決めて、1-2位による優勝決定戦。3-4位による親善試合を行う方式で行われました。今回は「考える」と「声かけをする(コールアウト)」をテーマに大会に臨みました。
予選のリーグ戦は7-1-7の前後半で戦うルールで行われました。最初の試合は、体格が大きくて少し技術のある子どもたちとの対戦となりましたので、押し込まれる場面が多く「考える」をしないと簡単に失点をしてしまう試合展開となりました。良い守備からの得点機もありましたが、最初の失点は押し込まれている場面で無理な横パスをして相手にカットされて、そのままシュート決められるというミスによるものでした。そこから試合の流れは相手のペースとなり同じようなミスからの失点を繰り返して結果は0-4という完敗でした。
連続で行った第2戦は、ほとんどの時間を相手コートに押し込んでいたものの、不用意なミスから失点をすると何度もあった決定機もシュートミスで生かせずに0-1の敗戦で2連敗となり親善試合に回ることになりました。試合中には味方のベンチにいた子供たちから「頭を使え!」といった声が上がり、試合に出ている子が「そうゆことばかり言わないで」というやり取りがありましたが、Jリーグの試合でも外から見ていると「なにも考えていないじゃん」といった観戦者からの声は良く聞かれます。ベンチにいる子どもたちからの批判は良いことではありませんが、足で行うサッカーの場合は年齢、レベルを問わずにボールの処理に時間がかかる部分で「考えていない」とすぐにボールを奪われるだけではなく、そのまま失点につながってしまいます。
第3-4試合は同じ相手との対戦となりリーグ戦が11-0での大勝となり、続く親善試合も6-0という大差の試合となりました。通算成績は2勝2敗。総得点17、総失点5、得失点差+12で4チーム中3位という結果でした。相手のレベルということもありますが、もっと自分自身の頭で考えながら試合をしていく習慣を身につけてほしいと感じると同時にコーチングする自分自身も「考える」ことの重要さを子どもたちから知らされたように感じました。
大会を開催してくれた関係者や対戦相手の皆さまをはじめ、参加いただき応援をしてくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。

2023年1月28日「親子サッカー大会」の報告

2023年1月28日(土曜日)、17-19時に松戸市運動公園サッカー場にて第2回の「親子サッカー大会」を開催しましたので報告いたします。
当日は寒い中、ナイターでの開催となりましたので「参加してくれるだろうか?」という心配もありましたが、10家族とコーチ、社会人チームの選手も加え33名の方々が参加してくれました。
最初はビブスチームと着けていない2チームに分けてアップをかねての紅白戦を行いました。その後11名ずつのイエローチーム、オレンジチーム、ビブスなしチームの3チームによるリーグ戦を行いましたが、ビブスなしチームの完勝という結果になりました。普段はサッカーをしない保護者の方々のフィールードを走りまわる姿とその速さに驚かされる場面も随所に見られました。
第1回大会で強烈なボレーシュートを決めたママさんが、今回もゴール前でボレーシュートを放ちましたが惜しくもゴールとはならず2試合連続得点を逃しましたが、その果敢なプレーぶりは健在でした。寒い中でしたが、参加された皆さんの熱気で「あっという間」の楽しい時間が過ごせました。参加してくれた皆さまには心より感謝いたします。ありがとうございました。次回も計画していますので、ご参加いただけるよう、よろしくお願い致します。

2023年1月8日「NEW YEARジェフカップpresented byアキュア」大会の報告

2023年1月8日、日曜日スポーツオーソリティフットボールパーク幕張新都心にて開催されたジェフ千葉主催の「NEWYEARジェフカップ presented by アキュアカップ」の高学年大会と大人大会に参加してきましたので報告いたします。

●高学年大会
6年生1名、5年生4名の5名で参加しました。大会は参加5チームによる総当たりのリーグ戦を行って順位を決めた後に順位により対戦を組みかえたトーナメント戦で優勝を決める方式で行われました。今回は「予測して準備する」をテーマとしました。
9時25分からはじまった予選トーナメントの1回戦は、いつもの固さが見えずに練習と同じような雰囲気ではじまり、開始1分で得たコーナーキックを後方からは走り込んできた味方へのシュートパスからのダイレクトシュートが決まり先制点をとることができました。その後も相手のコートで試合を進め2分にもコーナーキックからショートパスのリターンをダイレクトでシュートして2点目が入り、その後も2得点をして4-0で1回戦を勝って終えることができました。
予選第2試合は、GKを後方でのボール回しに加えてパスを回してくる相手との対戦となりましたので、コーチの指示により相手陣内のセンターサークル付近からプレスをかける戦術で戦いました。後方でパス回しをしてくるので、相手がボールを保持する時間は長くなりますが、縦に入れてくるパスをカットしてカウンターで点を取ることを狙いました。開始1分過ぎにハーフライン付近まで上がっていた相手GKのボールを奪ってゴール方向に蹴り込めば点が取れる決定機がありましたが、トラップしてしまい戻ってきた相手にカットされてしまいました。その後も相手がボールを保持する同じ展開となり試合が進んでいきましたが、相手エリアで得たコーナーキックから小さく戻したパスからのダイレクトシュートがポストを叩く惜しい場面もありました。
開始5分頃に相手が後方のパス回しから入れてきた縦パスをカットして、左サイドに流れたボールを右サイドのハーフライン付近にいた味方に強く出したパスを相手ゴール方向に流し込みGKが上がっている無人のゴールに入って先制点をとることができました。同じような展開から縦に入ってきたパスをカットして何回かの決定機を作りましたがそのまま1-0で勝ち切りました。
3回戦は開始1分での味方GKからの好判断のスローイングをワントラップでターンして相手を抜き去ってのシュートが決まり先制すると、その後も相手を圧倒して6-0で3連勝としました。
予選リーグ最終戦は同じ3連勝をしているチームとの対戦となりました。寄せるスピードが速いので早く判断しないとボールを簡単に奪われてしまう相手でしたが、開始直後に最初に攻め込んで得た相手ゴール前でのキックインで背後をついてゴール前に走り込んで打ったダイレクトシュートを外して決定機を逃してしまいました。その後も相手を押し込んで何度かの決定機を作りましたが、シュートミスが続きました。開始5分過ぎに自軍のゴール前で無駄なボールキープをして相手に奪われて決定機を与えてシュートミスで助かりましたが、そこから少し流れが悪くなり、さらにシュートミスも重なり残り2分間は完全に相手のペースとなってしまいました。終了間際には相手のGKのキックからパスを4本つながれてGKと1対1となるピンチも好セーブで助かりましたが、相手に「勝てる」と思わせる内容で0-0の引き分けでした。予選リーグを終了して3勝0敗1分、総得点11、総失点0、得失点差+11で2位という結果でした。
順位結果をもとにしたトーナメント戦は予選のときに1-0で勝っている3位のチームとの対戦となりましたが、GKが後方でボール回しに加わったときの前の選手の守備が機能せずに空回りするような展開となり、相手に決定機を作らせる場面が目立ちました。味方GKの好セーブもあり0-0の引き分けとなり、サドンデスのPK戦となりました。ジャンケンに勝って先攻とり1人目が決めましたが相手も決めて1-1となり2人目も決めて2-2で3人目に入り、相手GKにはじかれるもゴールラインを超えて成功すると相手の3人目のキックを味方GKが好セーブして3-2で勝ち抜け決勝へ進みました。
予選では0-0で引き分けた相手との再戦となった決勝戦は開始2分に相手GKのミスパスからGKを抜いて無人のゴールへ蹴り込むだけの決定機にボールを持ち直したところに必死に戻ってきた相手に絡まれて外してしまうと、その1分後には自軍での相手キックインのボールをゴール前のフリーの選手に出されてしまいそのままワントラップでシュートされて先制されてしまいました。その後は攻め続け、ほとんど相手の陣内での試合となりましたが粘り強く守備をされて0-1の敗戦となりました。通算成績は3勝1敗1分(3-2PK勝)、総得点11、得失点1、得失点差+10で5チーム中2位という結果でしたが、1失点の重さを知る内容のように思いました。今回のテーマである「予測して準備する」ということに関しては良い部分と悪い部分が混在していましたので課題が残る結果と思います。

●大人大会
12時30分からはじまった大人大会にはミラクルズのコーチ4人とトップチームの選手3名に元ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの選手とその友人でなでしこリーグをへて海外でプレーする強力な女性2名を加えた9名で参加してきました。大会は全試合が8分1本のランニングタイムで参加10チームを各5チームのグループ1・2に分けての総当たりのリーグ戦を行い、各組の1-2位の4チームによる上位トーナメントと3-5位の6チームによる下位トーナメントで優勝と順位を決める方式で行われました。開会式ではジェフ千葉のコーチから「エンジョイ優先でという大会の趣旨の徹底を」というお話とともに、女性と60歳以上の選手の得点は2得点と女性に対する反則はPKという特別ルールの説明もありました。
1グループに入って12時50分からの初戦は開始1分で先制すると、その得点を守り切り1-0で勝利しましたが、女性の得点は見られませんでした。
第2試合は元プロ選手もいるジェフ千葉のコーチを中心に構成されたチームとの対戦となりました。開始直後に自軍での横パスをカットされてダイレクトでシュートされましたが、毎回GKをしてくれる瀬谷コーチが好セーブで防いでくれました。そのすぐあとに最初の味方のシュートがクロスバーに当たりGKがタッチラインに出したボールのキックインからのダイレクトシュートが決まり先制しましたが、そこからジェフ千葉のコーチチームのペースが一気に早くなり真剣モードに切り替わりました。攻め込まれて与えたコーナーキックからヘディングシュートされるも好セーブではじき出しましたが完全に相手のペースになりました。6分過ぎには何本かのパスをつながれ左サイドから浮き球でサイドチェンジされたボールを中央から右サイドに流れたジェフ千葉の太郎コーチに見事な左足でのボレーシュートを決められて1-1になりました。その後も相手ペースで試合が進みましたが、途中交代で入った女性が終了1分前にセンター付近で奪ったボールを相手ゴールのやや右側で受けて振り向きざまにシュートすると、ゴール左スミに決まり特別ルールで3-1のリードとなりそのまま試合終了となり2連勝としました。
第3試合は相手にもオーバー60の選手がいるチームとの対戦となりましたので、女性2名を先発させてリードしたらこちらもオーバー60のコーチを出場させる準備をしていました。開始1分に先発していた女性選手が得点して2-0とすると、3分にはもう一人の女性が決めて4-0のリードとなりましたので、オーバー60のコーチを交代で出場させました。4分過ぎにはゴール前でパスを受けてダイレクトでシュートするもGKに防がれました。そのすぐあとにも同じようにゴール左側でパスを受けダイレクトシュートしましたが、またしてもGKにセーブされてしまいました。試合時間はどんどん進んで残り1分を切ったところで右サイドからゴール前にダイレクトで入れられたパスをそのままゴール左へ流し込んでゴールしオーバー60のゴールとして2得点が認められ、各女性のゴールと合わせて6-0で快勝しました。
予選の最終戦は開始からボールを保持して攻め込む展開が続きましたが、決定機を何度も逃すと5分過ぎの相手の最初の攻撃で与えたコーナーキックを簡単に決められて0-1とリードされる展開となりました。選手交代をして男子で固めるとジェフ千葉のコーチから「それズルイでしょう!」との声が上がりましたが、なかなか得点できずに残り時間はどんどん少なくなっていき、残り2分となったときにようやく同点のゴールが決まり1-1に追いつきました。その後も2得点が決まり3-1と逆転で勝利しました。予選リーグは4勝0敗、総得点13、総失点2、得失点差11でグループ1を1位通過して上位トーナメント準決勝へ進みました。
準決勝の相手はグループ2の2位のチームとの対戦となりましたが、大会の趣旨とは異なり少し真剣モードでの試合となり相手から反則をされる場面もあって気が抜けない展開となりました。しかし、開始4分過ぎに相手の選手が自軍のゴール前で女性に反則をしてPKをとなり2点先制のチャンスとなりました。反則を受けた女性がキッカーとなりショットしましたが、相手GKの股をゴロで抜く技ありの見事なゴールで2-0と先制しました。点を取りに前がかりになる相手の強烈なシュートがポストを叩く場面もありましたが、カウンターで決定機を作る場面もあり2-0と勝ち切って決勝へ進みました。
15時からはじまった決勝戦はグループ2の1位で昨年と同じチームとの対戦となりました。開始2分過ぎに自軍のゴール前でボールを奪われシュートされましたがカバーに入った選手が止めてピンチを防ぎましたが、そのあとも攻め込まれて相手のシュートがポストに当たる場面もあって危ない場面が続きましたが4分過ぎにパスをつながれてダイレクトでシュートを決められて1点を先制されてしまいました。やや引いて守る相手になかなか攻め切ることができずに残り時間が2分を切ってしまいましたが、相手陣内のゴール近くの左サイドで得たキックインを右サイドでフリーになっていた味方につなぎ、そのままダイレクトでのシュートが決まって1-1に追いつきましたが、そのまま試合終了となり、すぐに3人ずつキックして同点の場合はサドンデスというルールのPK戦になりました。ジャンケンに勝って先行ではじまったPK戦は、両チームとも最初のキッカーが決めて2人目に入りました。味方が決めて相手の2人目になりましたが、ここでGKの瀬谷コーチがスーパーセーブでシュートを止めると3人目が決めて3-1でPK戦を制しましたが、応援参加してくださった女性選手2人と毎回GKをしてくれる瀬谷コーチの活躍で勝ち取った優勝でした。
大会終了後にはジェフ千葉のコーチから元Jリーグのプロ選手なども加わった20分1本のエキシビションマッチを開催していただき、社会人チームの選手や応援参加してくれた女性選手などにも大変に良い時間となりました。大会を開催し運営いただき、毎回のようにフレンドリーに接して下さるジェフユナイテッド市原・千葉のコーチの皆さまをはじめ関係者の皆さま、対戦をしてくれてチームの皆さま、そして高学年大会から居残りで応援をしてくださった子どもたちや保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。

■2022年12月18日「ジェフスタJrカップU12大会」の報告
2022年12月18日日曜日、14時よりジェフユナイテッドスタジアムにて開催された「ジェフスタJrカップU12大会」に6年生1名、5年生7名で参加してきました。今回も「自主性」をテーマにしました。大会は参加15チームを5チームのA-C組の3ブロックに分けて総当たりのリーグ戦を行い成績上位の7チームによる上位トーナメントと下位8チームによる順位決定戦を戦う方式で行われました。
C組に入って14時15分よりはじまった予選リーグ1回戦は上位トーナメントの決勝へ進んだチームとの対戦となりましたが、先制したものの1点を返されて同点となり1-1で引き分けました。もう少しで勝てる要素もあった試合内容でした。
14時41分からの2回戦を1-0と勝って勢いが出てくるのかと思われましたが、15時20分からの第3試合では寒さからか硬さが目立ち動きが悪くなり0-1と負けてしまいました。15時46分からの予選最終戦はC組の最下位のチームとの対戦でした。勝てば上トーナメントへ行けるという状況の試合でしたが、押し込みながらも何度かの決定機のシュートを外してしてしまい、相手に少ないチャンスで得点を許して1-1の引き分けとなりました。予選リーグは1勝1敗2分け勝点5、総得点3、総失点3、得失点差0という成績で惜しくも上位トーナメントへの進出を逃して8位決定トーナメントへ回りました。
17時12分からはじまった8位決定戦ではこれまでの戦い方がかなり「消極的」でしたので「自分から前へ」という積極性をテーマに挑みました。寒さと連戦の疲れから前がかかりとなったところに相手のカウンターを受けて1-7というスコアで負けましたが、内容的にはスコアほどの差はなく悪くないように思いました。今回の大会も決勝戦へ進んだチームと引き分けるなど対戦相手と技術的に大きな差はないように思いましたが、ほかのチームの子たちが自分たちで「声で指示する」など高学年らしさが出ている一方で、消極的で声も出ずに「失敗を恐れる」ようなプレーが目立ち気持ちの面での差を大きく感じる大会となりましたので、今後のコーチングに反映していきたいと思います。
試合を主催してくれたジェフユナイテッドスタジアムの関係者をはじめ対戦をしてくれたチームや引率をしてくれたコーチたち、子どもたちを参加させてくれ厳しい寒さの中で熱い応援をしてくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

■2022年12月18日ジェフ千葉主催「クリスマスカップpresented by アキュアカップ」1-2、3-4年生大会の報告
●1-2年生大会
2022年12月18日日曜日、9時よりスポーツオーソリティフットボールパーク幕張新都心にて開催されたジェフ千葉主催の「クリスマスカップpresented by アキュアカップ」1-2年生大会に2年生2名、1年生2名、年長3名の7名で参加してきました。2年生以外の子は初めての試合で、年長さんも入っていたことから今回は「2年生が頑張る」をテーマにしました。
大会は参加13チームを各4チームのグループ1-2と5チームのグループ3の三つのブロックに分けて総当たりでのリーグ戦を行いその後、戦績上位の4チームによる上位トーナメント、中位の5チームによる中位トーナメントと下位の4チームによる下位トーナメントに分かれて順位を決める方式で行われました。
4チームのグループ1に入って9時10分からはじまった第1試合は開始30秒で先制点を入れましたが、パスミスからすぐに1点を返されて同点となりました。その後、相手陣内からのキックインで縦に入れられたパスをカットに行ったGKがトラップミスして相手に渡してしまい無人のゴールに蹴り込まれて1-2と逆転されてしまいましたが、すぐに得点して2-2に追いつき、そのまま2-2の引き分けで終了しました。
9時50分からの第2試合はキックオフから直接ゴールして開始1秒で先制しました。4分過ぎには相手の陣内深くから対角線上に蹴り込まれた相手ボールを味方のGKがカットしてそのままドリブルで運び2人をかわしてシュートして2点目が決まり、そもまま試合がすすみ2-0で勝利しました。
予選リーグ最後の試合は10時20分からはじまりました。3分過ぎの左からのコナーキックに上がってきたGKが短いバックパスを受けてダイレクトでのシュートが入って1点を先制しました。そのあとも相手陣内でのキックインを同じようにGkがけり込んで2点目が入ると相手の動きが止まりその後、3点が入り5-0と勝ちました。予選リーグの成績は2勝1分、勝点5、得失点差+7でグループ1で1位となり、各組の上位4チームで優勝を決める上位トーナメントに進みました。
上位リーグ準決勝戦は相手の体も大きく、動きも予選とは違ってレベルが上がりかなり早くなりました。開始30秒で押し込まれて、右サイドからそのままシュート気味に入れられたボールを味方のGKが手で取らずに足で止めに行ってトンネルして先制され0-1となりましたが、その後すぐに相手ゴール前でGKと1対1になる決定機を作りましたがシュートをGKに当ててしまいコーナーキックとなりました。予選の最終戦と同じように味方のGKが上がって短いショートコナーからシュートを狙いましたがゴールポストに当たり跳ね返ったボールを相手選手に拾われてハーフラインの手前からゴロで無人のゴールに蹴り込まれ、試合開始2分で0-2となってしまいました。
その後のキックオフで直接に狙ったシュートは外れましたが、相手のゴールキックに対して今回がはじめての試合となった1年生と年長さんがゴール左側にいた選手に前でプレッシャーをかけたため、相手のGKが右の前に出した弱いパスをハーフラインを超えて狙っていた味方のGkがパスカットしてそのままシュートしましたが相手に当たり相手コート左側からのキックインとなりました。このキックインを相手の準備ができていない一瞬のスキを突き小さくだして味方のGKが直接シュートして1点を返し試合開始3分で1-2としましたが、そのあとにも相手のゴールポストに当たる惜しいシュートもありましたが1-2で敗退となりました。通算成績は2勝1敗1分、総得点10、総失点4、得失点差+6で15チーム中4位という結果でした。
2人の2年生がGKを交代で行い、はじめての試合の1年生や年長さんがいた中で予選リーグを1位で抜けたのには驚きました。上位リーグでも負けたものの1年生と年長さんの頑張りもあり1-2と惜しい試合になったのは良かったと思います。今回がはじめての子も短い試合時間ですが、サッカーにもっと興味を持つ経験になってくれればと感じました。

●3-4年生大会
1-2年生大会に続き13時より3-4年生大会が開催されました。今回は4年生6名で構成した4年生チームのホワイトと3年生5名と2年生2名の7名で構成したブルーの2チームでエントリーしました。今回も「自分たちで決める(自主性)」をテーマとしました。
大会は参加12チームを4チームのグループ1-3の3つのブロックに分けて総当たりの予選リーグを戦い、成績上位の6チームによる上位トーナメント。下位の6チームによる下位トーナメントで優勝と順位を決める方式で行われました。
■ミラクルズホワイト
13時10分から4年生主体のホワイトの予選リーグ1回戦がはじまりました。GKの順番やポジションなどは子どもたちが決めましたが、試合の経験をしている子は1人しかいませんので心配して観ていました。試合は互角の展開で進みましたが終了1分前に相手のコーナーキックをショートキックされフリーの子に角度のないところからシュートされ失点してしまうと、自分たちのキックオフのボールをすぐに相手に奪われ立て続けに2点目の失点をしてしまい0-2での敗戦となりました。
続く13時50分からの2回戦は優勝したチームとあたりましたが、試合開始3分過ぎまで失点せずに頑張っていましたがパスミスから1失点をすると、その直後にはバックパスをGKが手で取ってしまい相手にPKを与えて失点し、6分にも相手のコーナーキックからフリーの子に蹴り込まれて失点し、その後も失点を重ね0-4で敗れました。14時20分からの第3試合はGKをしてくれた4年生の頑張りがあって0-0の引き分けとなりました。
予選リーグは1分2敗で4位となり、下位トーナメントへ回り、15時から下位トーナメントの1回戦がはじまりグループ3の4位のチームと当たりました。試合がはじまると開始1分にゴールキックからの味方へのパスのトラップミスを相手に奪われそのままフリーでシュートされて失点してしまいました。その後、相手のGKと1対1になる決定機もありましたが、シュートをGKに当ててしまい得点できずに結局1-0と負けてしまい大会を終えました。通算成績は0勝1分3敗。総得点0、総失点7、得失点差-7で参加12チーム中12位という結果でしたが、最後の2試合は動きも出てきましたので、はじめて試合の経験ができたことは良いことでした。引分はあったものの1勝もできず無得点に終わった結果を子どもたちがどのように受け止めているのかを今後の練習などを通じて観ていき、試合で見えた課題のなどをコーチングに反映することと共に今後もこうした機会を作っていきたいと思いました。

■ミラクルズブルー

3年生と2年生2で構成されたミラクルズブルーの予選リーグ1回戦が13時10分からはじまりました。昨年に同じメンバーで参加したクリスマスカップ1-2年生大会では格上の相手を次々と打ち破り決勝に進みましたが、終了直前に2-2に追いつかれPK戦で敗れた苦い思い出のある大会で今回は1学年上の相手ですが、どのように戦うのかを楽しみに観ていました。試合がはじまるとあまり固さも見られずに、やや体格の大きな相手のチームに対し決定機を作らせずに互角の戦いとなりましたが、5分過ぎからは相手のコートに押し込む展開となりハーフライン付近の相手のキックインをカットしたボールが相手コートに流れたところをやや後方から走り込んできた味方選手がワントラップで前に運びそのままシュートして1点を先制しました。直後の相手の攻撃を守り切り1-0で勝利しました。
14時からの2回戦は1年生2人が先発したこともあり体格で押しもまれる場面もありましたが、決定機は先に作っていて流れはつかんでいたものの相手コートからのキックインを後ろに下げたボールを詰めてきた相手に当ててしまい、自軍にこぼれたところを味方のGKが触る前に相手に蹴り込まれ3分過ぎに先にミスから失点をする苦しい展開となりました。
その後もボールを下げる場面が目立ち相手の圧力を受ける展開が続きましたが5分過ぎに自軍の左サイドからドリブルで相手コート深くに持ち込み折り返したボールの相手のクリアをセンターにいた1年生がトラップして右サイドの1年生にパスし1トラップでのシュートが決まり1-1に追いつきました。このあとは押し込む展開が続きましたが決定機にシュートを外してしまい1-1の引き分けでした。
14時20分からの第3試合は開始2分に先制すると体格の大きな相手を押し込み1失点はしたものの4-1と勝ち切ることができました。予選リーグの成績は2勝1分、勝点5でグループ1を1位で通過して上位トーナメントに進みました。
上位トーナメントの準決勝戦はグループ2とグーループ3の2位対決の勝者と対戦することになりました。15時10分からはじまった試合は並んだ時に体格に大きな差がありケガなどが少し心配になりましたが、試合がはじまるとパスがつながり直後にフリーでシュートができる決定機がありましたが、わずかに外れて逃しました。その直後からは押し気味に試合を進めましたが何回かの決定機を外すと大きな相手に体力で押されはじめ、相手に決定機を与える場面もありましたがGkの好守備などもあり0-0で試合が終了して、すぐにサドンデスでのPK戦となりました。先行となって最初のキッカーが成功して後攻の相手のキックを味方のGKが止めて1-0のPK勝となり、学年は3-4年大会ですが昨年の大会同様に決勝へと進みました。
15時30分からの優勝決定戦はグループ2を1位通過してホワイトに4-0で勝ったチームとの対戦となりま。相手のリラックスしている雰囲気に対してやや硬い表情が気になりましたが、開始54秒で与えた自軍でのキックインを大きく左に蹴り込まれてフリーで待っていた子にワントラップでのボレーシュートを入れられてしまいました。全員がボールウォッチーになり左サイドのスペースががら空きになったところを突かれたもので残念な失点でした。1点を先制されたことでややパニックになってしまいそのあともゴールキックからつないだボールをハーフスペースのやや右側にいた相手にパスしてしまい、そのままセンターに残っていた子にパスされ4人で囲んだものの強引に右に持ち出されてシュートされ開始2分で2失点となってしまいました。悪い流れを変えることはできず終了直前にもGKがスローして右サイドに出したボールのリターンを相手に読まれ、そのままカットされて持ち込まれ3失点となってしまい、そのまま試合終了となり0-3での敗戦となりました。通算成績は2勝2分(1PK勝)1敗、総得点6、総失点5、得失点差+1で12チーム中2位という結果でした。負けてしまったことよりも緊張からか硬さが目立ったことが気になりました。もっと自分からボールをもらうことや「声掛け」など、積極的に行動することができるようにならないと技術が向上しても試合結果にはつながっていかないように感じました。
毎回、大会を主催し運営をしてくれるジェフユナイテッド市原・千葉の関係者の皆様をはじめ対戦をしてくれたチームの方々、子どもたちを送り出してくれ応援をしてくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

■2022年12月4日「U12・8人制トレーニングマッチ」の報告

2022年12月4日、日曜日の17時より松戸市運動公園サッカー場にて、国府台フットボールクラブのコーチの方にお願いしてU12を対象としたトレーニングマッチを6年生1名、5年生7名、4年生3名、3年生4名の15名で参加して行いました。試合も8人制も今回がはじめての子も多くいましたので「どれだけ相手に向かっていけるのか」ということに注目して観ていました。 15分で試合を回していく方式で行い最初の15分は0-0で終えましたが、その後は1-2、1-2、0-1という内容で、最後の1本は1-0と勝つことができ通算成績は1勝3敗1分。総得点3、総失点5、得失点差-2という結果でした。 はじめての試合の子どもたちも相手を恐れずに一生懸命に向かっていく姿が見られましたし、5年生では相手にドリブルをされたときにバックステップで長い距離をついて行ってボールを奪うなど諦めない姿が見られ内容は良いものだと感じましたので、もっとこうした機会を作っていきたいと思いました。
招待に応じてくださった国府台フットボールクラブのコーチの方々をはじめ関係者の皆さんや、引率や試合の手配をしてくれた当NPOのコーチとお子さんを参加させてくれ、熱い応援をしてくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

■2022年12月3日「U9・8人制トレーニングマッチ」の報告 2022年12月3日、土曜日の13時より中国分小学校にて、中国分リトルウィングスFCのコーチの方から招待を受けてU9の8人制のトレーニングマッチに3年生6人と2年生2名、それに応援で4年生1名が加わり参加してきました。ほかにも松戸市の上本郷SCのU9のチームも参加していて、3チームで15分で試合を回していきました。今回は「考える」と「声掛け」をテーマに行いました。 先日の「ジェフスタJrカップU10大会」では体力で上回る1学年上の相手に対して善戦はしたものの1勝しかできませんでしたが、今回は最初の15分マッチを2-0とするとその後も失点をすることなく通算成績も6勝2分で総得点11、総失点0、得失点差+11というものでした。 まだ不十分ではありますが、後ろからの「声掛け」もあり、練習から取り組んできた「コンパクトな守備」ということが子どもたちの間で共有されている場面が多くみられて「考える」も前回よりもできていたように感じました。11月3日の初めての8人制で自軍のゴールに蹴り込んで失点を招いてしまった子が今回は3得点をするなど、全体的に良い内容でした。応援に来てくれた4年生もゴールキーパーをしたときに相手のロングキックの対応からの後方でのビルドアップでは落ち着いていて大変にテクニカルで驚かされました。 コンパクトな守備では失点が0だったので良かったと思いますが、攻撃面では味方が相手ゴール前に侵入したときに完全にフリーになっている子が全く「声掛け」できずに決定機を逃す場面が多くみられましたので、今後の課題だと感じました。12月18日にはこのメンバーでジェフ千葉主催の「クリスマスカップ3-4年生大会」に出場しますので、前回と同じ1学年上の相手にどのよな戦いをするのかを注目したいと思います。 招待をしてくださった中国分リトルウィングスFCのコーチの方をはじめ上本郷SCのコーチ、関係者すべての皆さま。引率や試合の手配をしてくれた当NPOのコーチとお子さんを参加させてくれ、熱い応援をしてくださった保護者の皆さまには心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

■2022年11月27日「ジェフスタJrカップU10大会」の報告
2022年11月27日(日曜日)、14時よりジェフユナイテッドスタジアムで開催された「ジェフスタJrカップU10大会」に3年生5名と2年生1名の6名で参加してきました。大会は参加15チームを5チームずつのA、B、Cの3組に分けて8分1本の総当たりでのリーグ戦を行い順位を決め、各組の1-2位と3位で最も勝ち点の高い7チームによる上位トーナメントと3-5位の8チームによる下位トーナメントに分けて優勝と順位を決める方式で行われました。トーナメント戦は5-1-5分の前後半を戦うルールで行われました。
今回は「すべてを自分たちで決める」をテーマに行いポジションや先発のメンバーなども子どもたちで決めましたが、試合前に「ルールは確認しましたか?」と問いかけると全員が「確認した」と答えていましたが「フットサル用のボールでの試合になるのでかなり蹴りにくいよ」という注意だけしました。
C組に入って14:23分からはじまった第1試合はキックオフからセンター、右サイドへといい感じでボールが回りましたが前線に蹴り込もうとしたボールが全く飛ばずにセンター付近にいた相手の子へのパスとなってしまい、そのまま持ち込まれ、相手のシュートは防いだものの開始20秒でコーナーキックとなり一気に大ピンチとなりパニックになりましたが、ふわりと浮かされたコナーキックをヘディングされたものの相手のミスに救われました。しかし、その後のキーパースローを前線に投げることができずに近くの子に渡してしまい相手のプレスを受け、苦し紛れのキックをその子に当ててしまいセッターにいた相手の子がトラップして左サイドから上がってきた子にわたりフリーでシュートされ開始40秒で失点してしまいました。
2年生が先発していましたが2学年上の4年生が相手では、ほとんど守備では機能せず3年生と交代しましたが、相手が上位の決勝に進んだ強いチームで個々の力が上だったこともあり、ほとんど自軍内に押し込まれる状況が続きました。3分過ぎの失点も自軍のゴール前で不用意にボールを保持しようとして相手にとられフリーでシュートされるというもので、ミスの連鎖が止まらない状態となりました。5分付近の3失点目も判断の遅れから相手に絡まれたルーズボールをカバーした子の体の向きの悪さからセンター付近にいたフリーの相手へのパスとなってしまい、そのまま正面に持ち込まれの失点でした。6分過ぎの4失点目も自軍に押し込まれた状態からの前線へのミスキックをそのままダイレクトでシュートされるという形でした。1-2回しか相手コートに入れずに0-4の完敗でしたが、練習してきたコーナーキックからは1点を返すチャンスがあったことは良かったと思います。
14:56からの第2試合も相手のキックオフうから押し込まれてコーナーキックを与え、カットしてマイボールにしたものの不用意なキープから相手に取られて開始1分での失点でした。その1分後にも同じようなミスからゴール正面からの強いシュートを受けましたが、ここは味方ゴールキーパーがしっかりとセーブしてナイスキャッチ。このプレーから少し流れが変わり相手コートへ侵入する回数が増えていきました。5分過ぎには相手のキックインをカットしてセンターに当てたリターンを左サイドの味方につなぎ前に運んで相手を引き付けた瞬間にセンターにいた味方につなぎワントラップからゴール左隅へのシュートが決まり1-1に追いつきました。その後は大きな相手に互角の戦いとなりましたが、よく守り切り1-1の引き分けとなりました。
15:21からの第3試合は開始直後の40秒に相手ゴール前でGKと1対1になる決定機を作りましたがシュートをGKに当ててしまい得点機を逃してしまいました。その後は一進一退の攻防が続きましたが、どちらも得点ができずに0-0の引き分けでした。15:45分からの予選リーグ最終戦は、開始直後に相手GKにプレスをかけてのパスミスをゴール前でカットした決定機でシュートを打たずにパス選択をして逃したチャンスが惜しかったですが、その後は前の試合同様に良く守り切りきって0-0の引き分けとなりました。予選リーグは1敗3分、勝点3、得失点差-4という結果で1勝が遠くC組4位で下位トーナメントへ回りました。
16:20からの下位トーナメントの1回戦からは5-1-5分の試合形式となりますが、予選の3試合目で戦って0-0で引き分けた相手との再戦となりました。この試合からかなり体が動くようになり、相手より先にボールへ寄せることができ試合開始から一回り大きな子たちを慌てさせる場面が増え、最初の決定機も作ることができました。前半の3分過ぎには前線からのプレスから右サイドでボールを奪いゴール前に送ったパスを左サイドから上がってきたフリーの味方がワンタッチでシュートを決めて1点を先制しました。1-0で折り返した後半も守備が安定していて相手に決定機を与えずに何度かの惜しい攻撃もあり、良い内容で1-0で勝利しました。
16:48からの下位トーナメント準決勝はメンバーに女子が3名ほど入っているチームとの対戦となりましたが、相手のトップに入っている体の大きな男子についていくことができず全員に疲労が見え、相手に押し込まれる展開となりました。前半の3分過ぎに相手陣内でボール奪いきれずに簡単な縦パスを通されて相手のカウンターとなり、自軍コートに出だボールを男子選手にドリブルされフリーでシュートを決めらてしまい0-1となりました。そのまま前半を終わり後半へと入りましたが互角の攻防が続き、そのまま0-1で試合が終了し敗戦となりました。
通算成績は1勝2敗3分、総得点2、総失点6、得失点差-4で15チーム中10-11位というものでした。「すべてを自分たちで決める」という今回のテーマについては「声掛けが全くない」「自分からボールを要求しない」など大きな課題とともに普段練習で行っていることが「できない(忘れてしまう)」場面も多くみられましたが、1学年上の体の大きな子に対しても怯まずに向かっていく姿勢は大変に良かったと感じています。
大会を主催し運営を行ってくださったジェフユナイデッドスタジアムの関係者の皆さんをはじめ、大会に参加してくれた子どもたちと大きな応援をしてくださった保護者の皆さま、対戦相手の選手やスタッフすべての方々に心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

■2022年11月13日「ジェフスタJrカップU11大会」の報告
2022年11月13日(日曜日)、14:00よりジェフユナイテッドスタジアムにて開催された「ジェフスタJrカップU11大会」に5年生6名と3年生3名の9名で参加しました。大会は5人制のフットサルルールを基本とした参加6チームによる5分ハーフによる総当たりのリーグ戦を行い、順位によってのシード制のトーナメント戦という予選の成績が悪くても優勝ができる方式で行われました。
14:15分からはじまったリーグ戦の初戦は前半の早い時間に1点を先制して1-0で前半を終えたものの、後半に3失点をして1-3での敗戦となりました。立ち上がりはいつものように硬さが目立ちましたが、1点を先制したのでペースをつかめるかと思いましたが、ミスから1点を返されるとその後も硬さからか、元気がなくなり相手に逆転されてしまいました。
続く第2試合は前回の「ジェフチャレンジカップ」で優勝したチームとあたり、0-4での敗戦となりました。「このまま全敗してしまうのかな?」と思いましたが、第3試合を2-1と僅差で勝ち切り、第4試合ではこの大会で優勝したチームとの対戦となりましたが、3-1と勝利しました。この試合は全員に連動性があり、相手のボールを奪ってのカウンター攻撃からの得点ができ、よい内容の試合でした。リーグ戦の最終戦は3-1で勝った優勝チームのセカンドチームとの対戦となりましたが、内容では押し込んでいたものの、相手の守備での頑張りが目立ち0-0の引き分けとなりました。予選リーグは2勝2敗1分で全体の4位という成績でした。
決勝トーナメントの1回戦は最終戦で引き分けた予選6位の最下位のチームとの再戦となりましたが、予選と同じように守備で粘られ、後半にオウンゴールを含む2失点をしてしまい0-2で負けてしまい大会を終えました。通算成績は2勝3敗1分。総得点6、総失点11、得失点差-5という内容でした。
全体的に「元気がない」という印象が残りましたが、時間が短いとはいえ前後半を戦うルールで優勝したチームに3-1で勝った試合は大変に内容もよく「サッカーができる」ということを体現してくれたように感じました。大会を開催してくれたジェフユナイテッドスタジアムの関係者をはじめ引率をしてくれたコーチや参加して応援をしてくだった保護者の皆様には心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
このあとも23日の水曜日の祝日にはU9のトレーニングマッチ、27日の日曜日には「ジェフスタJrカップU10大会」などが続きますが、今後ともよろしくお願いいたします。

■2022年11月3日「U9・8人制トレーニングマッチ」の報告
2022年11月3日(木曜日祝日)、9:00-13:00に松戸市市民交流会館の運動施設にて当NPOの保護者の方を通じ、松戸市内の少年サッカークラブDUKさんから招待を受け、初石SSCさんとの3チームによる8人制のトレーニングマッチを行いました。
3年生7名、2年生2名の9名で試合に臨みましたが、タッチラインを出たボールはスローインからの再開でオフサイドルールも適用される公式なルールでの試合は今回がはじめてでしたし、スローインの練習も1-2度程度しかできませんでしたので「試合になるのかな?」と思って観ていました。いつも試合をしているフットサルコートの2.5倍ほどの広さですが、戦術的にはコンパクトに相手を追い込むという同じ考え方の作戦で戦いました。
9:45分からはじまった最初の試合に臨んだ子どもたちは、思った以上の適応度でスローインやオフサイドルールにもそれほどの戸惑いは見られずに、相手をコンパクトな状況に追い込み有利に試合を進めることができ2-0で勝つことができました。
その後も大差で敗れることもなく、8試合を行い3勝3敗2分。総得点7、総失点6、得失点差+1という通算成績ではじめての8人制のサッカー体験を終えましたが、内容的には大変に良いものだと思いました。適応度が高かったのは参加した子どもたち一人ひとりが、サッカーが好きでプロの試合などを「自分から観ている」からだということを強く感じました。相手GKのロングのパントキックへの「対応ができない」という課題も見えましたが、これは練習での対応が十分に可能だと思います。
子どもたちが懸命に走る試合を観ていて、全てのスポーツは個人の「関心度」の高さから派生する「観察能力」が大きな影響を持っていて「個人の能力を引き上げている」ということを改めて考えさせられました。特にサッカーでは体の大きさや運動能力以上にこうした要素が高いのは世界の一流のプレーヤーに身長が160-70㎝程度で体重も65-70㎏ほどの小さな選手が多いことでも理解ができると思います。
試合の機会を作ってくださった保護者の方をはじめDUKさん、初石SSCの関係者や引率をしてくれたコーチの皆様へは心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

■2022年10月16日「ジェフチャレンジカップ高学年大会」の報告■

2022年10月16日日曜日、9:00よりジェフユナイテッドスタジアムにてジェフ千葉主催の「ジェフチャレンジカップ高学年大会」に6年生1名と5年生4名、3年生3名の8名で参加してきましたので、結果をご報告いたします。今回は「相手のコートで試合をする」「ボールを奪われたら取り返す」「ミスをしても止まらない」ということをテーマにして大会に臨みました。
大会は参加15チームを5チームの1-3グループに分けて総当たりの予選リーグを戦い各組の1-2位の6チームによる上位トーナメント。3-4位による中位トーナメントと各組5位の3チームによる下位トーナメントで順位を争いました。
高学年の大会では6年生が1人ということもあってか、毎回初戦から「気持ちの弱さ」が出てしまい試合数が進むにつれて内容が悪くなることを繰り返していたので、前回よりも良い試合内容を期待して見守っていました。
9:20から始まった第1試合では、最初から相手にプレッシャーをかけることができ開始20秒位で先制点を奪いましたが、その後何回かの決定機を生かせず、3分過ぎにはコート中央で体格の小さな子に簡単に競り負けてカウンターを受け失点をして1-1となってしまいました。「このまま押し込まれてしまうのかな?」と思いましたが、5分過ぎに2点目が入ると相手の勢いがなくなりすぐに3-4点目が入り試合が決まりました。
続く第2試合でも開始直後の決定機を外してしまいましたが、その直後に6年生の個人技で先制点が入りその後も押し込む展開で試合が進み4分過ぎに2点目が入り交代で入った3年生が6分過ぎに3点目を入れて勝ちました。
第3試合では相手の体格が大きく特にGKをしている子は170㎝近くあり、予選で最も手強い相手との対戦となりましたが、連勝で少しリズムが良くなっていたのか、いつものように体格の大きな相手に「最初から怖がる」様子もなく試合に入れました。
最初のシュートも打てましたが大きな相手のGKに簡単にキャッチされていましたので「シュートはゴロで足元に」とアドバイスを送りましたが直後に味方GKのキックからセンター、右サイド、センター、左サイドに少ないタッチ数で展開でき右サイドを駆け上がった味方につながり2タッチでミドルのゴロのシュートが決まり2分以内に先制点が取れました。その後も体格の大きな子たちにいつものように「怖がる」ことなく試合を進めることができ、予選で最も良い内容で1-0と勝つことができました。
4試合目は相手の体格が小さく開始2分で2得点してその後も押し込むことができ3-4点目が入りましたが、内容的には気が緩みあまり良い内容ではないように感じましたが、4-0で勝ち予選を4戦全勝としてグループ3の1位で上位トーナメントへの進出を決めました。
上位決勝トーナメントの1回戦はグループ2の2位のチームとの対戦となりました。体格も同じような相手だったのと予選の最終戦で気が緩んでいたのが影響したのか、自軍のコートでボールをキープする場面が多く、相手に簡単にボールを奪われてシュートを打たれゴールポストに当たって失点にならずに済んだりとマンツーマンでマークしてくる相手に苦戦となりました。
決定機は数回あったものの相手のGKの好反応で防がれ、ほとんどを自軍のコートで戦う展開となり0-0で試合時間が終わりすぐにサドンデスでのPK戦に突入しました。先行を選択して始まったPK戦は味方の3人目までが決めて相手の3人目が外し3-2で勝利して準決勝戦へ進みました。
準決勝の相手はグループ1を4戦全勝で勝ち上がってきた千葉県内でも強豪といわれているクラブの子たちで構成されたチームとの対戦となりましたが、開始1分過ぎに自軍のゴール前で3人で囲み込んだもののボールを奪えずに左サイドでフリーになっている選手にパスを通され1トラップでシュートを決められて早々と失点してしまいました。
その後も押し込まれる展開が続き、3分過ぎには自軍深くからのキックインのボールを相手にパスしてしまいダイレクトで中央にいた子にパスされそのままダイレクトでシュートを決められて2失点目を失うと相手のペースとなりその後も2失点をして0-4での敗戦となりました。通算成績は4勝1敗1分(3-2PK勝ち)。総得12、総失点5、得失点差+7で15チーム中3位という結果でした。
準決勝戦を観ていて感じたのは自分たちで声を出し合って「積極的に戦う」相手の子どもたちに対して「ミスを恐れてどんどん消極的になる」という決定的な差でした。少し格上の相手と対戦をすると毎回こうしたことを感じますので、これからの最大の課題だと思います。
引率をしてくれたコーチをはじめ、参加いただき応援をしてくださった保護者の皆さん、大会を運営してくれているジェフ市原・千葉ユナイテッドの皆様には心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

 

■2022年10月2日U12アレグレイルサッカースクールTMの結果報告■
2022年10月2日日曜日、10-13時までアレグレイルサッカースクールのコーチに招待をいただき「アレグレイルの森ファミリーパーク」にてU12カテゴリーのトレーニングマッチを6年生1名、5年生2名、3年生5名の参加で行いました。
上級生の参加が少なく3年生が多かったので、圧倒されてしまうのではないかと心配になり先方のコーチへの挨拶時に「今日は上級生が少なく相手にならないかもしれませんが、よろしくお願いします」と話していました。試合前の練習でも体の大きな相手の子どもたちが強いキックをしていましたので、ケガも心配になりました。
10時15分から8分マッチでのトレーニングマッチが開始されましたが、試合がはじまるといつものような硬さもなく、練習時と同じような速いペースでの試合展開となり前線の3年生の相手へのプレスも効いて2-1で最初の1本目を勝つことができました。
最初のはいりでペースがつかめましたので2本目を4-0と次も3-2と連続してとることができて相手に余裕を与えない早いプレスの試合展開に持ち込むことができました。その後は引き分けや敗戦もありましたが8分×14本を行い7勝5分2敗。総得点22、総失点11。得失点差+11という内容でした。
長い時間を戦ったことも原因と思いますが、後半は集中力も切れがちになり前線からのプレスが外されて相手のカウンター攻撃を受ける場面が多くなりました。また、マンツーマンで相手にマークされると外す動きができずに後方でのボール回しが多くなって押し込まれる展開が続くなど、多くの課題もあったように感じました。
コーチに指示されるのではなくマークされたときに相手を外す動きや、後ろでボールを回しているときにボールサイドの前方を開けて味方の選手にドリブルするスペースを作る動きなどは「予測して準備」することや「ポジショニング」と同じで頭でイメージしないと身につかないのでプロサッカーの試合を見るなどしてイメージしてほしいと感じましたが、大きなケガもなく無事に終了することができて良かったと思いました。
招待をしてくださったアレグレイルサッカースクールのコーチの方々やお子さんを参加させていただき、応援に来てくださった保護者の方々には心より感謝いたします。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

■トミーフットサル松戸主催のU12ジュニアフットサル大会の報告■
2022年9月23日金曜日の祝日、トミーフットサル松戸主催のU12ジュニアフットサル大会に参加してきました。
参加3チームで前後半7分での2回のリーグ戦を行い2-3位の順位戦で勝ったチームと1位のチームで決勝戦を行う方式で優勝を争いました。
14:50分から始まったリーグ戦の1回戦は、いつもに比べると1人だけの6年生を中心に最初から速いペースで試合に入ることができ、開始1分過ぎには味方コーナーキックからのこぼれ球を強烈なシュートで押し込んで先制点をとることができました。しかし試合が進むにつれて相手に少しずつ押し込まれる展開となり、耐える時間が続きましたが、3分過ぎに自軍前での混戦からのクリアを拾われてパスをつながれて失点して1-1に追いつかれました。その後も攻め込まれる展開が続きましたがそのまま前半が終わりました。
後半に入ると押し込まれてはいるもののほぼ互角の展開が続きました。相手チームは後ろに体の大きなキック力のある子を置いて、そこにパスを落としてシュートをしてくるという戦い方でしたが、落としたパスに素早く反応ができている間は防げていましたが、残り30秒で相手に与えたコーナーキックを後方で待ち構えていたGKまでパスを落とされトラップして時間ができたものの味方選手の寄せが遅れてミドルシュートを打たれて失点し、1-2での敗戦となりました。
第2試合は1-0で勝利したものの、1回戦と同じ相手との2巡目の試合を1-4で落とすとチーム全体が失速してしまい、その後の試合も2連敗となり大会を終了しました。通算成績は1勝4敗、総得点3、総失点9。得失点差-6で3チーム中3位という内容でした。
観戦していて一番に感じたのは「失敗を恐れる」という消極的な姿勢でした。競技サッカーを経験して残る選手と辞めてしまう選手の最も違っている点はミスをした後の対処の違いでした。必死になって「取り返しに行く」選手は残り「すぐにあきらめてしまう」選手は去っていきました。技術的な差ではなく「気持ちの強さ」が人生を大きく分けることを競技サッカーから学びましたが、その後の人生でもそのことが大変に重要だと知りました。まずは「自分との戦いにチャレンジ」してほしいと強く思いました。
試合をサポートしてくれるコーチの皆さんをはじめ、子どもたちを参加せてくれ応援に来てくださった保護者の皆さん。大会を運営してくれたトミーフットサル松戸の関係者の皆さんへは心より感謝いたします。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

2022年7月2日「親子サッカー」の様子

2022年7月2日、土曜日15:00‐17:00に松戸運動公園サッカー場にて希望者参加による「親子サッカー」を行いました。
当日は50名近くの参加があり、4チームに分けて総当たりのリーグ戦を回していきました。サッカーをしたことがないというお母さんの右クロスのバウンド際に合わせて得点をしたボレーシュートには驚かされました。
参加した皆さんの楽しそうな様子に心が和みました。次回も企画したいと考えていますので、ご参加お願いします。参加をいただいた保護者の皆さまをはじめ、準備をしてくれたコーチの皆さまには心より感謝いたします。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

2022年度  U12の活動

■2022年9月11日「ジェフチャレンジカップ大会」3-4年生大会の結果報告■

2022年9月11日日曜日、13時よりスポーツオーソリティフットボールパーク幕張新都心にてジェフ千葉主催の「ジェフチャレンジカップ大会」3-4年生大会に2年生2名と3年生6名の8名で参加してきましたので、結果をご報告いたします。今回は「自分たちで決めること」「判断を早く」ということをテーマにしましたが、子どもたちが「勝ちたい」といっていましたので、キーパーだけは2人の3年生で回しました。

大会は参加10チームを5チームのグループ1とグループ2の2つのブロックに分け、8分のランニングタイムでの総当たりのリーグ戦を行い各組の1-2位の4チームによる上位トーナメントと各組の3-5位の6チームによる下位トーナメントを10分のランニングタイムで行い優勝と順位決定戦を行いました。
グループ2に入り、4試合のリーグ戦を戦うことになりました。前回の「ジェフチャレンジカップ」では上位トーナメントに進み参加11チーム4位という結果でしたが、今回は勝敗よりも良い試合内容を期待して見守っていました。
13:10から始まった第1試合では、前回以上に固さが見られ、相手キックオフ直後の自軍ゴール前に蹴り込まれたボールをエリア外でキャッチをしてハンドの反則をするという大ピンチの立ち上がりでした。得点はされなかったものの、その直後にも自軍の右タッチラインから相手が蹴り込んできたボールを味方の選手がペナルティエリア近くでまたしてもハンドをするという展開でしたが、相手のキックミスで失点にはなりませんでした。
全く体が動かないような状況で試合が進みましたが、相手もミスが多く3分過ぎに先制点が取れましたので勝てる展開になったように思いましたが、試合終了直前に自軍からのキックインを相手に渡してしまい空いたゴールにショートされ1-1の引き分けとなりました。
2-3試合目は4年生中心で少し個人技のあるチームとの対戦で0-2、0-5と2連敗でした。予選リーグ最後の試合は2-0で勝ちましたが、1勝1分2敗、得失点差-4で5チーム中4位となり下位トーナメントに回りました。
下位トーナメントの1回戦はグループ1の5位との対戦で2-1と勝って2回戦へ進みグループ1の3位との準決勝戦へと進みました。この試合は動きもよくなり4-0と良い内容で勝ちすすみ、下位トーナメントの決勝へ進みました。
決勝は予選リーグで0-2と負けている相手との再戦となりましたが、相手の個人技のある子を抑えることができず、同じように0-2と負けてしまいました。通算成績は3勝3敗1分、得失点差-2で10チーム中6位という結果でした。昨年の12月の大会をピークにまとまりがなくなり、トレーニングマッチからこの大会まで一人ひとりが孤立する場面が多く、声をかけることもできずに流れのないぶつ切りのような試合内容が続いていて、観ていて「何が原因ないのか?」という思いを強く持ちました。サッカーは個人競技ではないので「相手を思いやる」という原点に立ち返ることが必要なのかなと感じた大会となりました。

■トレーニングマッチの報告
●2022年8月21日 U10「国府台FC」
2022年8月21日、日曜日の12-14時までトミーフットサル松戸アウトドアコートにて「国府台FC・U10」とのトレーニングマッチを行いました。
試合は休憩を入れながら1本8分マッチを8本程度行いましたが、毎回のことですが今回も試合の立ち上がりは、全員が硬くなり全く「声かけ」がなく静かな試合となりました。先に先制したものの終了間際にGKのスロー判断のミスから失点をして1本目は1-1の引き分けとなりました。シュートミスも驚くほど多くありました。前回の「アレグレイル」とのトレーニングマッチと変わらない内容で試合に入る「考え方」のトレーニングが必要のようにも思いました。個人的には今までの試合の中では「大変によく頑張った」子もいましたが、全体としては低空飛行だったように思います。
前回と同じように数回は良い判断が共有されて得点につながるプレーがありましたが、8分間を通じて継続ができない状況でしたので、強い相手になると勝つことは難しいように感じました。技術的な弱点もありますが「声をかける」という誰でもができることは積極的にしてほしいと思います。
いつも試合をしてくれている国府台FCの皆様にはここより感謝いたします。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。
暑い中、応援に来てくださった保護者の皆様にも感謝いたします。ありがとうございました。

●2022年8月7日 U9「アレグレイル」
2022年8月7日、日曜日の13-16時まで我孫子市民体育館にて「アレグレイル」とのトレーニングマッチを行いました。
試合は休憩を入れながら1本10分マッチを10-12本程度、行いましたが、いつものように立ち上がりからかなり固さが見られぎこちない試合の入りとなりました。
全体的には引き分けはあるものの負ける試合はありませんでしたが声かけがなく、パスとドリブルの判断が遅くスムーズな流れがほとんどありませんでした。数回はパスがつながりサイドからのクロスに合わせて得点ができた場面もありましたが、後半は疲れからかプレーが雑になり、良い内容ではありませんでした。もっと自主性をもってボールが来る前に「何をしたのか」をイメージしてほしいと強く感じました。
声掛けをしてくれた「アレグレイル」の関係者の皆様には心より感謝いたします。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。
参加いただき応援をしてくださった保護者の皆様にも感謝いたします。ありがとうございました。

●2022年7月23日 U12「国府台FC」

2022年7月23日、土曜日の12-14時までトミーフットサル松戸アウトドアコートにて「国府台FC・U12」とのトレーニングマッチを行いました。
内容的には負けることはありませんでしたが、試合の立ち上がりに緊張から固くなって練習のしていることがあまりできない場面が多くみられました。もう少し皆で声を掛け合い連動性のある試合をしてほしいと感じました。
いつも試合をしてくれている国府台FCの皆様にはここより感謝いたします。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。
猛暑の中、応援に来てくださった保護者の皆様にも感謝いたします。ありがとうございました。


■2022年6月26日「コープデリカップ」2-3年生、4-5年生大会の結果報告■

6月26日(日曜日)、午前9時よりフクダ電子スクエアにてジェフ千葉主催の「コープデリカップ」1-2年生、3-4年生大会に参加してきましたので、結果をご報告いたします。

■1-2年生大会
2年生3名、1年生2名の交代なしのメンバーで参加しました。大会は参加8チームを4チームの2つのブロックに分け、8分のランニングタイムでの総当たりのリーグ戦を行い各組の1-2位と3-4位の各4チームによる上位リーグと下位リーグに分けて優勝と順位決定戦を行いました。
グループ1に入り3試合のリーグ戦を戦うことになりました。5月4日のトミーフットサル主催の「U8ジュニアフットサル大会」では参加4チームでの2回の総当たりリーグ戦を戦いましたが、4戦全敗で最下位となっていましたので、今回は中心となる2人の2年生でGKとボランチを交代で行い、GKのポジションを上げ自陣のセンターサークル近くで相手のボールを奪ってカウンターで得点を狙う作戦で戦いました。
9:00からはじまった1回戦は1-0で勝ちましたが、2回戦は0-4と敗れ1勝1敗で3戦目に臨みました。最初の2戦よりもGKとボランチの連携が良くなり、3-0で勝つことができ優勝を争う上位リーグへと進みました。
位リーグでは対戦をする相手の試合を見ていましたので「3連敗かな」と思っていましたが、1回戦では攻められながらもよく守り切り数少ない得点機で先制をして1-0で勝つことができました。2回戦は最初に0-4で敗れている相手との再戦でしたが、個人技のしっかりした子が3名ほどいて1-5で大敗をしました。
最終戦は1-5で敗戦をした相手と互角の戦いをしていて0-2で負けたチームが相手で、体の大きな子もいましたので「何点差をつけられるのかな?」と思って観ていましたが、全員がよく頑張り2-0で勝つことができました。通算成績は4勝2敗、総得点8、総失点9、得失点差-1で参加8チーム中2位という結果でした。特にテーマは決めませんでしたが、最後の試合はGKとボランチをしていた2人の2年生の気持ちが、ほかの子たちにも伝わって格上の相手に勝てた収穫のある試合のように感じました。

■3-4年生大会
4年生1名、3年生6名の7名で参加しました。大会は1-2年生と同じ形式で行われ2ブロックの1-2位、3-4位の各4チームによる上位リーグと下位リーグに分けて優勝と順位決定戦を行いました。
9時からはじまった1回戦は全員が緊張で硬くなり、開始40秒で失点をするという立ち上がりでした。その後も動きが硬くシュートまでも行けずに負けてしまうような展開でしたが3分過ぎに得たコーナーキックにうまく合わせて1-1の同点に追いつくとプレスがかかるようになり相手陣内で試合を進めることができはじめ、残り時間2分で相手のゴールキックをカットし2タッチでシュートし2点目が入り逆転し、そのまま2-1で勝ちました。
2回戦は個人技のしっかりした優勝候補との対戦となりましたが、硬さも少しは取れて動きのある試合となりましたが、1対1の局面では負けていて少し押し込まれる展開となりました。開始3分過ぎに自軍の右サイドをとドリブルで突破されそのままシュートされ先制されると相手ペースとなりましたが良く守り追加点を与えずに0-1の最小点差での敗戦でした。
3回戦は開始1分で先制することができ、相手のコートに押し込んで試合を進めることができましたが、なかなか追加点が奪えず試合が進み終了1分前にようやく追加点が入り2-0で勝ち予選リーグを2勝1敗で終え上位リーグへと進みました。
上位リーグ1回戦は優勝したチームとの対戦となりました。相手選手全員が体は大きく、特に7番の女の子は個人技もあり手強い相手でしたが、良く守り切り0-0の引分でした。
2回戦は予選リーグでは0-1で敗れた相手との再戦となりましたが、この試合もよく守り切って0-0での引分でした。3回戦は6-0で大勝したものの上位リーグ1回戦で戦った相手が2勝1分で優勝しました。通算成績は3勝1敗2分、総得点10、総失点2、得失点差+8で参加8チーム中2位という結果でした。
4年生主体の相手チームに対して6試合で2失点はGKをしてくれた4年生をはじめ、良く頑張ったと感じられる内容でしたが、大会の初戦は毎回、緊張で体が動かないことの繰り返しなので「最初から全力」ということをできるようにしていくことが課題だと強く思いました。
猛暑と強風の中でしたが参加して応援をしてくださった保護者の皆様や指導をしてくださったコーチ、大会に招待をしてくださったジェフ千葉のコーチの皆様には心より感謝いたします。ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。

■2022年5月4-5日(祝日)ジュニアフットサルU8・U10・U12大会参加報告
2022年5月4-5日にかけてトミーフットサル松戸主催のU8、U10、U12のジュニアフットサル大会に参加しましたのでご報告いたします。
■U8大会
2022年5月4日、大会は参加3チームで総当たりのリーグ戦を2回行って順位を決めました。
「子どもたちで決める(自立)」をテーマに大会に臨みました。最初の1廻り目のリーグ戦では1-2、2-3とスコアを見ると接戦でしたが、初めて参加する1-2年生もいましたので、内容は相手に押し込まれる展開が続きました。1年生から2年生の試合に出ている子たちで持ちこたえていましたが、2廻り目に入ると一方的な展開となり0-5、1-4の完敗でした。
GKも試合経験のある2年生2人で回していましたが、最後の試合で「キーパーはほかの人は誰もやらないの?」と聞くとはじめてきていた1年生の2人が「キーパーやってもいいよ」と言ってくれたので前半と後半に交代でやってもらいました。ミスが多くて失点につながりましたが「いやなこともやる」という心意気が見えて今後につながると感じました。交代も自分たちで決めていましたので「自立」の最初の一歩にはなったように思いますが、新1年生のコーチングの課題も見えた大会となりました。通算成績は4敗、総得点4、総失点14、得失点差-10で最下位でしたが、2年生が主力の相手に4得点したのは良かったと思います。
■U10大会
2022年5月5日、大会は参加4チームでの総当たりのリーグ戦を行い1-2位による優勝決定戦と3-4位による順位決定戦を行う方式で戦いました。
U8と同じように「子どもたちで決める(自立)」をテーマに大会に臨みましたが、4年生が2人しか参加できず3年生3名と2年生2名を補っての参加となりましたので、苦戦が予想されました。最初の「キーパーは誰がやるの?」という問いかけに4年生が「やりたくない」と話していましたので、その点についてだけ「必ずやってください」と注文を付けました。
リーグ戦は1-4、0-3、0-8と3連敗となり、3-4位決定戦に回りました。順位決定戦は最初に0-3で敗れている相手に2-3と接戦に持ち込みましたので善戦したと感じる内容でした。
通算成績は4敗、総得点3、総失点18、得失点差-15という結果で最下位でしたが、4年生もキーパーを頑張ってやってくれて、2‐3年生の良いポジショニングからのパスカットから相手ゴールへ迫る場面も多くみられ、最後は体力とスピードに勝る上級生に追いつかれて阻止されるものの、数字ほどの差は感じられませんでした。もう少し試合でのスキルが上がれば上級生相手でも「戦える」と感じられる内容でした。
■U12大会
2022年5月5日、U10大会後の14時30分からはじまったU12大会は、参加4チームでの総当たりのリーグ戦を行い1-2位による優勝決定戦と3-4位による順位決定戦を行う方式で行われました。6年生1人と5年生4人の5名の交代なしでU8、U10と同じように「自主性」をテーマにしました。
相手が6年生主体ということもあり、予選リーグの3試合は序盤は互角に戦えるものの、徐々に押し込まれるという同じような展開となり、0‐3、0‐0、0‐3の1分け2敗でしたが、前の子どたちに積極性がみられずに、後でボールを回しているところを追い込まれミスから失点するというパターンの繰り返しでした。
3⁻4位決定戦は予選で0‐0と引き分けたチームに1‐0と勝利しました。通算成績は1勝1分2敗、総得点1、総失点6、得失点差‐5で4チーム中3位という結果でした。参加したカテゴリーの中で唯一の勝ち星はあったものの、すべての試合で消極的な内容の印象が強く、ほかのチームの子どたちに「元気で負けていた」のが残念でした。結果を恐れずに積極的に試合に臨んでほしいと思いました。
大会の申し込みから引率をしてくれたコーチたちをはじめ、参加してくれた子どもたちと応援をしてくださった保護者の皆さま、大会を企画運営してくださった関係者の皆様には心より感謝いたします。ありがとうございました。今後も積極的に試合の機会を増やしていきたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。

■2022年4月24日トレーニングマッチの報告
2022年4月24日(日曜日)、13時30分よりトミーフットサル松戸にてアレグレイルサッカースクールの招待を受けてU9、U10、U11のカテゴリーでのトレーニングマッチを行いました。U9にはゲストチームとして我孫子市のKEGOU9チームも参加してくれました。
U10、U11のカテゴリーではGKやチームメンバー、選手交代など「すべてを子どもたちで決める」というテーマで臨みましたが、初めて参加した子どもたちもいて、かなり緊張しているように見えました。練習試合では1勝もできませんでしたが、真剣な子どもたちの表情からは一生懸命さが伝わってきましたので、貴重な経験になったと思います。少し残念だったのはチーム内対決になったときにメンバーが極端に偏り大差がついたことでした。
コーチから少し厳しい声掛けをしたのは「反発力も持ってほしい」という思いからでしたので、落ち込むことなく「反抗ではなく反骨心」をもってほしいと思います。練習試合でも相手は手加減はしてくれませんので「強い心」で臨んでほしいと思います。
U9カテゴリーでは、かなり激しい戦いになりましたが、ほとんど負ける試合はありませんでした。昨年末に決勝に進んだジェフ千葉主催の大会以来、急速に個人的にもチームとしても力をつけているのが伺える試合内容に見えましたが「奢ることなく」継続的に練習に取り組んでほしいと思います。
試合を企画して調整をし、子どもたちに機会を与えてくれたコーチや相手チームのコーチの方々には感謝いたします。また、参加いただき観戦をして応援をしてくださった保護者の皆様にはお礼をお申し上げます。ありがとうございました。これからも機会を増やしていきたいと考えていますので、今後ともよろしくお願い致します。

■2022年4月10日「ジェフチャレンジカップ大会」2-3年生、4-5年生の結果報告■
4月10日日曜日、午前9時よりフクダ電子スクエアにてジェフ千葉主催の「ジェフチャレンジカップ大会」1-2年生、3-4年生大会に参加してきましたので、結果をご報告いたします。今回は2つのカテゴリーともにテーマを設定せず、子どもたち自身がどのように対応するのかを見守りました。

■2-3年生大会
大会は参加11チームを5チームのグループ1、6チームのグループ2の2つのブロックに分け、8分のランニングタイムでの総当たりのリーグ戦を行い各組の1-3位の6チームによる上位トーナメントと各組の4-6位の5チームによる下位トーナメントを行い優勝と順位決定戦を行いました。
6チームのグループ2に入りましたので5試合のリーグ戦を戦うことになりました。前回の「ジェフクリスマスカップ」では格上を相手に粘り強く戦いPK戦で敗れたものの決勝戦に進む健闘を見せていましたので、今回は勝敗よりも試合内容に期待して見守っていました。
9:10から始まった第1試合では、個々が孤立したような戦い方で前回に見られた連動性に欠けていて選手間の距離が空き、カバーができない状況になりました。個人技と体力では相手が勝っていましたので、次第に押し込まれる展開となり0-1での敗戦となりました。続く第2試合も同じような展開となり0-1、3試合目も1-1と引き分けましたが、覇気のない試合展開でした。
続く第4試合は5-0と勝利したものの、最終戦を0-2で落としリーグ戦の成績は1勝1分3敗、得失点差+1でしたが、得失点差でギリギリの3位に入り上位トーナメントへ進み優勝の可能性を残しました。
上位トーナメントの1回戦はミスが重なり開始直後にオウンゴールで失点をしましたが、この試合から前回のような連動性が見られるようになりましたので、相手をゴール前に押し込んで戦うことができるようになり、逆に相手の2つのオウンゴールで2-1と逆転で勝利して準決勝へと進みました。
準決勝戦の対戦相手は初戦で戦ったチームとの再戦となりましたが、この日の7試合目ということもあり、疲労が見え0-3と敗れリベンジはできませんでした。通算成績は2勝1分4敗、総得点8、総失点9、得失点差-1で参加11チーム中4位という成績でした。
前回の「ジェフクリスマスカップ」での決勝への進出が自信を超えて「驕り」になってしまったのか、個でのプレーが目立ち孤立する場面が多く、前回のような全員での連動性に欠けていたのが観戦をしていてとても残念でした。まだ個人技では劣っていることを自覚して次の試合の心の準備をしてほしいと思いました。

■4-5年生大会
参加13チームを4チームのグループ1、グループ2と5チームのグループ3の3つのブロックに分け、8分のランニングタイムでの総当たりのリーグ戦を行い各組の1位と2位で最も成績の良かった1チームの4チームによる優勝決定トーナメント、2-3位の5チームによる中位トーナメント、4-5位の4チームよる下位トーナメントで順位決定戦を行いました。
特にテーマは示さずに「自分たちで全部決めて」とだけ伝えました。5年生の主力の2選手が欠場していたのでかなり厳しい結果になると予想していました。9:24分にはじまった第1試合では、新4年生を含めた3人が前でよく相手にプレスをかけ自由にプレーをさせませんでしたので、流れの中では相手に決定機を作らせることはありませんでした。相手GKのパントキックの直接のシュートで危ない場面がありましたが、味方のGKも準備ができてからは失点しそうな場面はなく0-0の引き分けでした。
第2試合では相手のキックオフ直後に3人で素早くプレスをかけボールを奪い開始35秒で1点目が入りました。その1分後にも相手ボールを奪い2点目が入りペースをつかむと、その後も相手のGKのミスパスをカットして3点目が入り3-0となり試合が決まりました。この試合でも前の3人が良く声を出して指示しあっていましたので、2-3年生の試合とは対照的な内容でした。
第3試合では、相手のほうが個々の技術があり、前の3人のプレスをパスで外されて何度も決定機を作られましたが、味方GKの再三の好判断とセーブで無失点に抑え0-0の引き分けに持ち込みました。予選リーグは1勝2分、勝点5得失点差+3で同率の2位となりましたが、じゃんけんで負けてしまい中位リーグへと進みました。
中位リーグの1回戦は相手に押し込まれる展開になりましたが、この試合も味方GKが再三の好セーブで相手のシュートを止めて0-0と引き分けてサドンデスのPK戦となりました。ここでも相手の2人目のPKを止めて、味方の2人目が決め2-1とPK勝ちして中位リーグ決勝戦へ進みました。
中位リーグ決勝戦は予選リーグ1回戦で当たった相手との再戦となりましたが、お互いに得点ができずに0-0で引き分けて3対3のPK戦となりました。3人が決めてサドンレスに入りましたが、6-7でPK負となりました。
通算成績は1勝0敗4分(1PK勝・1PK負)、総得点3、総失点0、得失点差+3で13チーム中6位という結果でしたが、5試合を戦って失点が0点というのは大変に良い結果と思います。2年生から皆が嫌がる「GK」をしてくれている子の頑張りと技術の向上には驚かされました。また、子どもたち同士でよく声掛けができていたことも印象に残りました。
試合当日、気温が初夏並みに上がる中で応援していただいた保護者の方をはじめ、引率してくれたコーチ、そして大会を運営してくださったジェフ千葉のコーチの皆様には心より感謝いたします。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

2021年 活動の様子  U12の活動

2022年3月26日(土)第3回「交流戦」の報告

2022年3月26日(土)、トミーフットサル松戸のアウトドアコートを借りて12:00より全グループの練習と第3回の「交流戦」を14:00より行いました。
「交流戦」は1チーム5名編成の交代要員なしでの5チームによる総当たりのリーグ戦を行い、その後3位-4位での敗者復活戦を行い勝ち抜いたチームと2位チームが決勝進出をかけて対戦し勝利したチームと予選リーグ1位のチームが対戦して優勝を決定するという最下位の5位以外は優勝のチャンスがある「下剋上ルール」で行いました。
第2回と同じでコーチによる監督は付けずに試合に出場しない高学年の子どもたちが監督をするか、子どもたちだけで作戦を立て戦う方式で試合に臨みました。
予選リーグは3勝1分で高学年の子供監督がついたチーム1が1位通過を決めましたが、4戦全敗で最下位に沈んだチーム2には1-0と僅差での勝利でしたので、すべてのチームにチャンスはあったと思います。2位は2勝1分1敗、勝ち点7、得失点差+4のチーム5、3位は同じく2勝1分1敗、勝ち点7、得失点差-2のチーム4。4位は1勝2敗1分、勝ち点4、得失点差+2のチーム3という結果でした。
決勝進出トーナメントの1回戦は4位のチーム3と3位のチーム4の対戦となり、1-0と4位のチーム3が勝利し、連続で2位のチーム5との対戦しました。体力面からチーム5が有利と思われましたが、勝ち上がってきたチーム3の勢いは衰えずに1-0と勝利し予選リーグ戦1位で無敗のチーム1との決勝戦へと進みました。
決勝戦は互角の戦いとなりましたが、予選4試合で1失点のチーム1の固い守りを崩せずにチーム3は0-1と敗れて「下剋上」の達成はなりませんでした。
閉会式では優勝のトロフィーとともにチーム全員に賞品があり、チーム1の子どもたちは大喜びでした。得点王も6得点で優勝チームから出て、賞品の総どりとなりましたが、一方で敗れて「ガックリ」していたほかのチームの子どもたちの表情も印象的でした。今後も開催を重ねていきたいと考えています。
荒れた天気の中で最期まで応援してくださった保護者の皆様はじめ企画運営をしてくれたコーチの皆様には感謝しております。ありがとうございました。

■2022年3月27日「ジュニアフットサルU8大会」の報告
2022年3月27日(日)、トミーフットサル松戸主催の「ジュニアフットサルU8大会」に参加してきましたので、報告いたします。
当日は1年生1名と2年生6名の7名にて参加してきました。
3チームの参加でしたので、7分ハーフ(7-1-7)で2回ずつ対戦をするリーグ戦形式で大会を行いました。
14:15から始まった1回戦は12月のジェフでの大会同様に高い位置からプレスをかける戦術で戦いましたが、相手陣内のゴール前に押し込んではいるものの何度も決定機でのシュートを外し相手チームのカウンターを数回、受けるような展開でした。しかし、高い位置でのプレスが効いていたので2点を取ることができ2-0で勝利しましたが、雑なプレスのかけ方ではなく、「ボール、相手の位置をみてポジションをとる」を頭の中で整理して効果的なプレスをかけてほしいと思いました。
2回戦の相手は我孫子のいくつかのスクールの子どもたちが集まって参加してきたチームで、個人的に能力の高い子がそろっていました。試合開始直後に自軍ゴール前で反則を取られフリーキックを与えて、相手の一番体が大きくてスピードとパワーのある子のキックしたボールが壁に入った2年生の鼻を直撃して鼻血が止まらなくなってしまうアクシデントもありましたが、その子の速いドリブルで何度も決定機を作られたものの、GKを中心に良く守り0-2と負けはしたものの試合内容は良いものでした。
3回戦は最初のチームとの再戦となりましたが、1試合目よりも押し込むことができ、鼻血を出していた子も復帰して点を取りました。1回目の試合よりも観ていて安定した内容で3-0で勝つことができました。
0-2と負けたチームとの最終戦は個々のレベルでは最初の対戦より対応ができていて、GKに指名された子の判断ミスがなければ接戦になっていたような内容にも思えましたが、スコアでは0-6と大敗をしました。通算成績は2勝2敗、総得点5、総失点8、得失点差-3というものでした。
課題として感じたのは「GKはやりたくない」というようなチームに対しての消極的で個人的な感情がゲームを壊してしまうということを認識することの大切さです。サッカーがチームスポーツである以上は、どのポジションにも「責任がある」ことを自覚してほしいと思いました。
新年度からは2-3年生になりますので、プロの試合などを見て、すべてのポジションの選手を観察し頭の中でイメージができるようになってほしいと思います。試合に参加してくれ、観戦し応援をしてくださった保護者の皆様はじめ、引率をしてくれたコーチたちには感謝いたします。ありがとうございます。今後も、より多くの機会を作り子どもたちに提供したいと考えています。

■2022年3月21日「ジュニアフットサルU10・12大会」の報告

2022年3月21日(祝)、トミーフットサル松戸主催の「ジュニアフットサルU10・U12大会」に参加してきましたので、報告いたします。
■U10大会
4年生6名と3年生1名の7名で大会に臨みました。
参加6チームで総当たりの7分ハーフのトーナメント戦で順位を決定しました。第1試合では、試合開始から相手を押し込む展開が続きましたが、前半の終了間際にパスミスから相手のカウンター攻撃を受け先に失点をしてしまいました。後半も押し込んでいるもののシュートミスが続きなかなか得点ができず、0-1で負けてしまう展開でしたが、試合終了30秒前に相手ゴール前でファールを受けて得たフリーキックの最後のチャンスで冷静に左側ゴール前にいたフリーの味方へつなぎ、ダイレクトでのシュートが決まり1-1に追いつき、そまま試合終了となりました。
第2試合は立ち上がりは互角でしたが、自軍ゴール前でのミスから先に失点をすると消極的なプレーが目立ち完全に相手にペースを握られ、さらに失点をして0-2で前半を終えました。後半に入っても相手を怖がるような場面が多く、すべてのプレーが後手になるような展開で、GKのミスに見えますがフィールドの選手がボールを受けようとしないことが、その後の3失点につながったように思います。この試合を0-5で落とすと3-4試合目も全く同じような展開で0-5、0-7と3連敗してしまい1分3敗で最終戦を迎えました。
最後の試合はあとから来た4年生が加わり、前からのプレスがかかるようになり有利に試合を進めることができ3-0で勝つことができました。通算成績は1勝3敗1分、総得点4、総失点18、得失点差-14で6チーム中5位という成績でした。良い成績とは言えませんが、もっと対外試合の機会を増やして実戦でのスキルを身につける必要性を強く感じました。

■U12大会
6年生1名と5年生1名、4年生5名の7名で大会に臨みました。
参加5チームで総当たりのリーグ戦を行い順位を決め、その後は敗者復活戦もあるトーナメント戦により全ての順位決定をする方式で行われました。
第1試合は試合開始2分以内に先制と2点目が入り、かなり有利な展開となりましたが、試合が進むと体とスピードで勝る6年生主体の相手チームに押し込まれる展開となりました。前半の終了間際にコーナーキックからヘディングで得点されると、ボール際で倒されることが多くなりパスミスから失点し、すぐに2-2に追いつかれてしまいました。流れが悪いまま後半に入り3分過ぎの相手コーナーキックのクリアがゴール正面にいた相手選手へのパスになり1トラップでシュートされ逆転されてしまいました。その後もすぐに失点して2-4と一方的な展開となましたがそのまま試合終了となりました。
続く第2試合には身長170㎝を超える体格の大きな6年生がいて、その子に3得点をされ0-3で前半を終えました。後半も体格に勝る相手に押し込まれ1分過ぎに失点をするとその後も4失点し0-8で負けてしまいました。
その後も0-6、2-3、0-4、1-2と連敗をしてしまい。通算成績は0勝6敗0分、総得点5、総失点27、得失点差-22で5チーム中5位という成績でしたが、嵐のようにシュートが飛んできた中で4年生のGKはコースのないシュートは完全に止めていましたし、ダイレクトでのパス交換などもあり成長を感じられる場面も見られました。唯一の6年生がチーム得点5点の中で2点を取ったのは大きな意味があるように思いました。学年差という大きなギャップの中での試合で苦しい思いはしたと思いますが、経験としては良いと感じました。
送迎いただき観戦して応援をしていただいた保護者の皆様には感謝しております。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

■2022年1月9日 「NEW YEARジェフカップ presented by アキュア」高学年、大人大会の報告■

2022年1月9日日曜日、ジェフ千葉主催の「NEW YEARジェフカップ presented by アキュア」高学年、大人大会に参加してきましたので、結果をご報告いたします。高学年は「結果を考えずに全力で戦う」、大人は「優勝」をテーマに大会に挑みました。

■高学年大会
参加7チームで1試合10分のランニングタイムによる総当たりのリーグ戦を行い順位を争いました。
9:36にはじまった第一試合は開始1分過ぎに4年生の時に転校し、応援出場してくれた元チームメートの6年生がミドルシュートを入れると、その後は相手を圧倒して9-0と圧勝しましたが、応援の6年生以外は硬さが目立ちミスを連発していて、課題の「立ち上がりの悪さ」は修正できていませんでした。2回戦の相手はジェフスクールの強化チームで、個人の力では相手のほうが上回っていましたが、ボールにプレスをかけることができていたので相手の個人技を消すことができ、互角の試合展開となりました。終了2分前にCKからのシュートをキャッチした相手GKがセンターにスローしたボールをヘディングでトラップしてそのまま前につなぎ左サイドにいた選手がワンタッチで右サイドにいたフリーの選手にわたりダイレクトでのシュートが決まり1-0となりました。気落ちした相手もミスが目立ち危ない場面はあったもののそのまま勝ち切りました。
3回戦は開始30秒で先制して、その後は一方的な展開となり7-0で勝ちましたが、各自の判断が遅く内容的にはよい試合ではありませんでした。4戦目の相手は自軍のゴール前でGKが加わり、数的に有利な形でパスを回してくるチームでしたが、開始1分に中につなごうとしたパスをカットし、1ドリブルで前に運び右サイドのフリーになった味方にパスがわたり相手GKと1対1になる決定機を作るもシュートに思い切りがなくGKにはじかれるミスとなりました。
相手のパス回しもミスが多く3分過ぎにはキックインから相手エリアのセンターサークル付近でフリーでボールを受けGKと1対1になったものの、簡単にシュートを外してしまいました。両チームともミス合戦のような試合展開になり、雑になったパスを相手にカットされ右サイドのフリーな選手に回され、最初に打たれたシュートが味方GKの股の間を抜けての失点となりました。この失点で流れは相手に行ってしまい終了間際にも同じようなミスから失点して0-2での敗戦となりました。
5回戦は、ここまでの4戦で相手を一方的に打ち負かしている優勝候補のチームとの対戦となりました。試合がはじまる前から見下ろすような感じでしたが、ボールにプレスをかけられるので個人技を発揮できずにやや苦戦となり、3分過ぎには抜け出た味方を相手GKがエリア外でハンドをする反則で得たFKがポストをたたく惜しい場面もありました。
このプレーから相手の雰囲気が変わりましたが、4分過ぎに今度は味方のGKがゴールキックをセンターにいた相手選手にパスするミスをしてそのまま運ばれ、左サイドのフリーの選手にわたり右サイドから詰めてきた選手にパスして無人のゴールに押し込まれて失点をしてしまいました。「このまま大量失点をしてしまうのかな」と観ていましたが、その後はよく集中をして積極的な守備でチャンスも作り緊迫した試合となりましたが、0-1での敗戦となりました。
最後は女子のチームとの対戦で、開始40秒で先制し4-0と勝利しましたが良いチームでした。通算成績は4勝2敗、総得点21、総失点3、得失点差+18。7チーム中3位という結果でした。応援に来てくれた6年生が大きな戦力となっていて、「次に何をするのか」という判断が「遅い」ということが大きな課題のように感じました。

■大人大会
参加10チームを5チームのグループ1、グループ2に分け、総当たりのリーグ戦を行い順位を決定して上位4チームによる優勝決定トーナメントと下位6チームによる順位決定トーナメントを行う方式で大会を行いました。
今回はジェフのスクールのコーチと保護者の方で編成したチームが主体で前年までのようなジェフのコーチチームは出場しませんでしたので参加目標を「優勝」にしてミラクルズのコーチを主体に大会に参加しましたが、トップチームから3名と元ジェフ千葉レディーストップチームの選手に「助っ人」をお願いして補強し試合に臨みました。13:25からはじまったリーグ戦1回戦は補強した女子選手の4得点(女性は1点が3得点になりますが、トップチームの経験者なので2得点です)の活躍により8-0と大勝すると2回戦を4-0、3回戦も2-1と順調に勝ち進みました。
リーグ戦の最終戦の相手には千葉県社会人1部リーグの選手がいて、手強く苦戦しましたが2-0と4連勝で1位通過して、1・2グループの1-2位の4チームでの優勝決定トーナメントへ進みました。
トーナメントの1回戦も5-0と圧倒して決勝戦へ進みました。16:25からの優勝決定戦は同じ予選グループの最終戦で当たったチームとの再戦となりました。試合開始2分で2点を先行される苦しい展開となりましたが、直後に得たCKを相手選手がペナルティーエリア内で「ハンド」の反則を犯しPKを獲得しました。ここで「助っ人」の女子選手にPKを託しましたが、サイドポストに当てて入る見事なキックで、2-2の同点に追いつきました。
ここから、相手も激しく攻めてきてからなり激しい試合となりましたが、GKをしてくれた瀬谷コーチが再三のピンチをスーパーセーブで防ぎ、その後またしても女子選手の得点が決まり4-2と逆転し、さらに1点を加え5-2として終了のホイッスルが鳴り「全勝優勝」しました。通算成績は6勝、総得点26、総失点3、得失点差+23という結果でした。チームの26得点中の12点は助っ人で参加してくれた元ジェフ千葉レディーストップチームの選手の得点で全体でも「得点王」の活躍でしたが、GKで再三のピンチをセーブしてくれた瀬谷コーチとの2人の奮闘で勝ち取った優勝でもありました。参加していただいた選手の皆様、ありがとうございます。
大会終了後に元プロ選手を含むジェフ千葉のコーチたちが10分ハーフの「親善試合」をしてくれ、私たちにとっても大変に貴重な体験をさせていただいた大会となりました。いつも快く迎えてくれるジェフ千葉のコーチの皆様にはここより感謝いたします。ありがとうございます。そして今後ともよろしくお願い致します。
長時間にわたり応援してくださった保護者の皆様には、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。これからも子どもたちに多くの経験をさせたいとコーチ一同で考えておりますので、よろしくお願い致します。

■12月26日 「クリスマスカップ presented by アキュア」1-2年生、3-4年生大会の報告

12月26日日曜日、ジェフ千葉主催の「クリスマスカップ presented by アキュア」1-2年生、3-4年生大会に参加してきましたので、結果をご報告いたします。今回は2つのカテゴリーともに「自主性(自分で考える)と最初から全力で挑む」をテーマとして大会に臨みました。

■1-2年生大会
大会は参加13チームを4チームのグループ1、グループ2と5チームのグループ3の3つのブロックに分け、8分のランニングタイムでの総当たりのリーグ戦を行い各組の1位と各組の2位で最も成績の良かった1チームの4チームによる優勝決定トーナメント、2-3位の5チームによる中位トーナメント、4-5位の4チームよる下位トーナメントを行い勝敗を争いました。
試合前のミーテングで子どもたちには「今日の試合はポジションやGKの順番など全てを自分たちで決め(自分で考える)て、怖がらずに最初から全力で挑むことをテーマにしますが、できる?」と聞くとあまり躊躇することなく皆から「はいっ!」という元気な返事がありましたので「最初にGKの順番を決めておいてね」といい、あとは子どもたちの話し合いに任せました。
9時30分から第一試合がはじまりましたが、ゲームの入りから動きが良く開始1分以内に先制すると立て続けに3点を入れて試合を決めてしまい、控えの子たちも出場させることができ、理想的な立ち上がりとなりました。2回戦の相手は中位リーグで優勝したチームでしたので、かなり緊迫した展開となりましたが、2-1と勝ち切り2連勝で1位通過をかけて、ジェフ個人強化Bチームとの対戦となりました。
「個人強化」とあるように普段はクラブチームに通っていて、自らのサッカースキルの向上を目的にジェフ千葉の元プロサッカー選手のコーチが指導するクラスに入ってきた子どもたちで個人の力量は上の相手でしたので「大丈夫かな?」と思って観ていましたが、開始から激しい試合となり1点を争う緊迫した展開となりました。残り時間がわずかとなった場面で先制をすることができ1-0と逃げ切り3連勝で優勝決定トーナメント(ベスト4)へ進みました。
張り出されている優勝決定トーナメントの組み合わせを確認すると、11時31分からの1回戦の対戦相手はグループ3を4連勝で1位通過してきた「ジェフ個人強化A」チームでした。またしても強敵との対戦となりましたが、相手もかなり気合が入っていて試合は開始から激しい攻防となりました。相手に何度かの決定機を作られましたが、味方GKの好判断により失点を防ぎ試合は0-0のPK戦へと持ち込まれました。PK戦は一巡目では決まらずに、2巡目に入りましたが先行の相手が外し後攻の味方選手が決めてPK勝ちして決定戦へ進みました。
最後の相手は4チームのグループ2を3連勝して1位通過してきたチームで体格が大きく個人技のあるチームでした。相手のキックオフで試合がはじまるとセンターサークル付近に落とされたボールをこのチームで一番体の大きな子にダイレクでのロングトシュートを決められて開始3秒での失点となってしまいました。「下を向いてしまうのかな」と思いましたが、まったく落ち込む様子もなく自分たちのキックオフから試合が再開されるとさらにスピードが上がり早い寄せと日ごろから取り組んでいる「予測して準備」で積極的にパスカットに行き相手チームの個人技とパワーを完全に封じ込め、数少ない得点チャンスを決め切り2点を取り返し2-1で試合終了のホイッスルが鳴りました。
「優勝だ!」と子どもたちが思った瞬間に試合時間の間違いがあり、2分間の延長となってしまいました。高い緊張感を保っていましたが、それが切れた一瞬のスキを突かれ相手の一番個人技のある子に同点シュート決められて、またしてもPK戦になりましたが、相手に傾いた流れを変えられずにサドンデスのPK戦は2人目で外し敗れました。通算成績は3勝2分(1PK勝。1PK負)、総得点9、総失点3、得失点差+6。13チーム中2位という結果でした。
20年以上にわたり子どもたちのサッカーにかかわってきましたが「これが子どもの試合か」と思うほど「緊迫感のある」試合を数試合記憶していますが、今回の1-2年生の後半の3試合はその数試合に劣らない「好試合」の連続でした。最後に「悔しいか?」と聞くと全員が泣き出したのにはまいりました。ジェフ千葉のコーチたちも「一番内容が良く、良いチームで驚かされた」とほめてくれました。何よりも見ていて感情が動かされる試合内容でしたので次回に期待したいと思います。

■3-4年生大会
1-2年生と同じく13チームを4チームのグループ1、グループ2と5チームのグループ3の3つのブロックに分け、8分のランニングタイムでの総当たりのリーグ戦を行い各組の1位と各組の2位で最も成績の良かった1チームの4チームによる優勝決定トーナメント、2-3位の5チームによる中位トーナメント、4-5位の4チームよる下位トーナメントを行い勝敗を争いました。
テーマも同じ「自主性(自分で考える)と最初から全力で挑む」ですが、4年生が中心なのでテーマを伝え「アップからすべてを自分たちで準備してね」とだけ話し、後は見守っていました。13:30分に第一試合がはじまりました。開始直後から3点を先取し、少し余裕を感じたので、途中から3年生を出場させました。直後に1失点をしましたが、3-1で勝利しました。14:00からの第二試合は開始直後から相手を圧倒して6点を奪ったので3年生2名を同時に途中出場させ、直後に2失点を喫したものの、6-2で大勝しました。
リーグ戦第3戦も試合内容は圧倒していましたが、決定機のシュートを外しまくり1-0で3連勝としてグループ1を1位で通過して優勝決定トーナメントへ進みました。試合には勝っているものの、第3戦は明らかに「集中力」を欠いた試合内容で、なぜこのような試合になるのか理解ができませんでしたが「自主性」がテーマでしたので、子どもたちにあまり言いませんでした。
決勝トーナメント1回戦は5チームのグループ3を4連勝で勝ち抜けてきた優勝候補との試合となりましたが、試合内容では押し気味に進めていたものの、何か予選の3試合目を引きずっているような雰囲気でメリハリのない試合となりました。先制点を奪ったもののすぐに失点をして1-1に追いつかれ、その後も何度かの決定機を簡単にミスして、攻められるとボランチと3年生のGK2人で守っているような感じで、まったく内容のない試合に感じました。そのまま試合は終わってしまいPK戦になりましたが2人目で相手のPK勝が決まってしまい、淡白な試合内容でした。通算成績は3勝1分(PK負)、総得点10、総失点4、得失点差+6で13チーム中4位という結果でした。
テーマとした「自主性(自分で考える)と最初から全力で挑む」も全く感じられず、ジェフ千葉のコーチからも「普通に戦えば優勝できたのにね」といわれました。1-2年生とは正反対な試合内容に子どもたちに「なんにもないね」という言葉しかかけられませんでした。最も残念だったのは「個人的に点を取ろう」という姿勢は強く出ていたものの「チームのために何をするのか」が欠けていて「いい加減な守備」につながり、このことが簡単な失点につながったことです。3年生で初めて試合に出たGKの子が未熟ながらも頑張っていたことだけが収穫でした。2022年1月9日に「NEW YEARジェフカップ presented by アキュア」U12大会があり相手は6年生となりますが今回の1-2年生が見せたような熱い戦いを期待しています。
今回の大会では1-2年生の「試合毎の成長」と3-4年生の「不完全燃焼」という正反対のことも見えたように思いましたが、成長期にある子どもたちにとっては、どちらも重要で貴重な体験だと受け止めています。今後もこうした機会を増やしていきたいと考えています。大会を開催して毎回のように誘ってくれるジェフ千葉のコーチの皆様には心より感謝いたします。ありがとうございます。
厳しい寒さの中、観戦し応援してくださった保護者の皆様、ありがとうございます。
2月23日水曜日の祝日に「第3回交流戦」を予定していますので、皆さま予定を開けておいてくださいね。

■12月のトレーニングマッチの報告
12月25日土曜日、午後2時よりLIETOのコーチの方からお誘いを受けていたU12の合同のトレーニングを我孫子市立湖北台西小学校にて行いました。最初に子どもたちとコーチ、保護者の方たちの混合の8-9人制の試合を大きなコートで行いましたが、松戸から見に来てくれた保護者の方たちは大きなフィールドで初めてサッカーする方も多く、15分×2本で、子どもたちのパスに走らされて疲労困憊状態になりました。
その後は小さなフットサルコートで下級生同士と高学年と、コーチの混合でのミニゲームを10分程度で回していきました。最後にLIETOのコーチと保護者 VS ミラクルズのコーチと保護者の対決がありましたが、ホームのLIETOのお母さんたちの強烈なアタックとシュートを見舞われて4-3での敗戦となりましたが、子どもたち、コーチ、保護者の皆さんと内容の濃い交流ができ楽しい時間を共有させていただきました。招待をいただいたことに心より感謝いたします。ありがとうございました。

12月19日日曜日、トミーフットサル松戸主催のフットサル大会U8で対戦したLIETOのコーチの方からお誘いをいただき、我孫子市立布佐南小学校にてAF Unitedとの3チームよるトレーニングマッチを9:00から11:30の間で行いました。
今回も最初の試合の立ち上がりが悪く、1-1で引き分けました。その後は0-1で負けた試合もありましたが、勝てた試合も多くあり全体的な内容はかなり良くなっているように感じました。時間が経過するとともに校庭の凍った地面が溶け出しドロドロになり、こうした環境下で練習をした経験がなかったので動きが悪くなる場面もありましたが、多くの試合を消化することで練習ではできない子ども同士のコールアウトなども見られ、サッカーの楽しさと苦しさを知る大変に良い機会だと思いました。LIETOのコーチの方には、今週の25日の土曜日にもU12のトレーニングマッチを組んでいただいており心より感謝いたします。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。
寒い中、参加いただき応援に来てくださった保護の皆様へも心より感謝いたします。ありがとうございます。

12月18日土曜日、14時から16時まで国府台FCよりお誘いをいただき、国府台小学校で中原SCとの3チームによるトレーニングマッチを行いました。
最初の中原SCとの対戦は相変わらずの立ち上がりの悪さから2-2の引き分けとなりましたが、その後は負けることがなく4勝1分けでトレーニングマッチを終えました。かなり試合に慣れてきたのか、少しずつ落ち着いてプレーができているように感じました。いつもお誘いいただく、国府台FCの代表の方には心より感謝しております。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

12月5日土曜日、10時から12時まで江戸川区スポーツランドのフットサル場にてFC.rogroとU8対象のトレーニングマッチを行いました。
最初の1本目は近くのクラブに通いながら、サッカースキルのステップアップを目的に参加している2年生で体格が大きく強そうな子がそろっていたので、弱気な部分とともに立ち上がりの悪さも加わり、まったく歯が立たず10分間で5点近くの失点となり大敗をしました。
その後は相手チームの下位のカテゴリーの子も加わったチームとの対戦となりましたが、最初の印象を引きずってしまいサッカーのスピードも上がらずに引き分けるのが精一杯で、相手ペースでの試合が続きました。
最後の1本は最初と同じメンバーとの試合となりましたが、体も温まり気持ちのエンジンもかかったのか最初の試合ほどには押し込まれずに善戦していましたが、0-1で敗れました。大きくて強い相手との対戦は子どもたちには良い経験になりました。尊コーチの元チームメートでもありトレーニングマッチに誘っていただいたFC.rogroの代表の方には心より感謝申し上げます。ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

■2021年11月23日(祝日) トミーフットサル松戸主催U8、U10フットサルジュニア大会の報告■

■U8大会
U8大会は1年生2名、2年生5名の7名で参加しました。参加3チームで前後半7分での総当たりの2回対戦のリーグ戦4試合の結果で優勝を争いました。今回は「1対1に負けない。一生懸命にプレーする」をテーマに取り組みました。
1回戦は午前11時10分に相手のキックオフではじまりました。20日に同じ会場で「交流戦」をしているので、それほど緊張しすぎることもなく試合に入れたように感じました。開始1分過ぎの最初のシュートが入り先制点が取れると、その後は押し込んで試合を進めることができるようになり、2分過ぎに2点目が入り、前半の終了間際に3点目を取り試合を決めることができたように感じました。その後は控えの子どもたちも出場して前半を終えました。後半は子どもたちを交代させながら戦い、追加点は取れませんでしたが3-0で勝利しました。
2回戦も開始2分ほどで先制点を取ることができましたが、味方GKのエリア外でのハンドが2度ほどあり、ペースを握ることができず、終了間際に同点とされて前半が終わりました。
後半はGKを交代して臨みましたが、相手の体の大きな子を止めることができず互角の戦いとなりました。徐々に1対1の場面で負けることが多く押される展開となり、4分過ぎに相手キックインからシュートされブロックしたボールがコーナーキックとなり全員がボール方向を見ている間に、素早くリスタートされフリーの子に1タッチでシュートされ逆転されました。残り2分弱は攻め込みましたが、1-2で試合が終わり敗戦となりました。
3回戦は最初に対戦して3-0で勝利した相手との2試合目です。メンバーを変えて試合に臨みましたが、押し込むものの得点ができずに3分が経過したところで、ようやく先制点が取れました。その1分後にも交代で入った子が2点目を決め、終了間際に3-4点目が入り試合を決めることができました。後半は一方的となり7-0で勝ちました。
最後の4回戦は最初に1-2で負けている相手との対戦となりました。2点差以上で勝てば優勝することができるという状況で試合に臨みましたが、相手は最初に勝っているので勢いがあり押し込まれる展開で試合がはじまりました。
開始2分には味方GKが相手にボールを渡してしまうミスがありましたが、自分でセーブしてピンチを逃れました。直後の3分過ぎに相手が自軍ゴール前でクリアミスしたゴロのボールをダイレクトで蹴ったミドルシュートが決まり先制することができ、その後は全体のスピードも上がり相手より先にボールを触る場面が増え、4分過ぎには相手陣内で奪ったボールに素早く反応し、ワンタッチで中に切り返して放ったシュートが決まり2点目を奪い、そのまま前半が終了しました。
後半は開始1分過ぎに自軍のゴー前で反則をして与えたフリーキックを直接蹴り込まれ失点して1点差となり、その1分後に相手陣内でのキックインを敵にパスしてしまい相手の速攻となりGKと1対1の場面になりましたが前に出てシュートを体ではじくファインプレーでしのぎました。勢いに乗る相手は動きも早くなって攻め込み、決定機を何度か作られましたがGKの好判断と粘り強い守備により失点を防ぎました。
4分を過ぎたころから相手の守備への集中力が落ちはじめ、相手陣内でのキックインをカットして攻め込みシュートまで持ち込めました。その後のGKのスローした浮き球を相手より先に触り、はじいたボールのクリアミスをミドルレンジから1トラップでのシュートをブロックされ、左側にワンバウンドしてきたボールのボレーシュートが決まり3点目を奪いました。気落ちした相手は動きが落ちそのまま試合終了となり3-1で勝利し優勝しました。
通算成績は3勝1敗、総得点14、総失点3、得失点差+11という内容でした。2020年12月20日のジェフ千葉主催の1-2年生大会では6戦全敗、得失点-25という記録的な惨敗でしたが、その後の最初の大会での優勝は参加チームが少ないものの、子どもたちの大きな自信になったと感じました。

■U10大会
U10大会は4年生5名、3年生2名の7名で参加しました。参加5チームで前後半7分ハーフでの総当たりのリーグ戦4試合の結果で優勝を争いました。今回は「結果にこだわらず、あきらめずに一生懸命にプレーする」をテーマに取り組みました。
1回戦は13時20分のキックオフではじまりましたが、いつもの課題である「緊張による固さ」が目立ち、開始1分30秒で相手キックインからのボールをダイレクトでミドルシュートを入れられてしまい先に失点しました。
「このまま相手ペースになるのかな?」と思いましたが、今回はそれほどネガティブな雰囲気にならずに、集中しているのを感じました。3分過ぎにはハーフラインやや自軍付近の右サイドからのキックインを左サイドに入れ折り返されてきたボールを1タッチで前に運び相手GKのポジションのずれを見逃さずハーフライン付近からの技ありのミドルシュートで1-1に追いつきました。その後は一気にペースを握り右サイドとセンターでの壁パスから2点目を奪い1分間で逆転しました。細かいミスはあるものの2-1で前半を終えました。
後半に入っても相手陣内でプレスをかけ続け有利に試合を運ぶことができ、相手は無理な体勢からロングレンジのシュートを打ってきましたが、ほとんど効果的ではありませんでした。2分には味方のGKからのスローを受けた左サイドから落ちてきたセンターへパスし、相手デフェンスを2タッチでかわしてそのまま持ち込みゴール左隅に流し込み3-1としました。その後、ミスから危ない場面もありましたが3-1で勝ちました。
2回戦は相手が3年生主体ということもあり10-0と圧勝しました。細かいミスもあり雑な試合になったように感じましたが、全員が試合に出たことはよい経験になったと思います。
3回戦も開始2分以内で先制点が取れて試合のペースを握りましたが、相手のGKの好守もあり、そのまま前半を終えました。後半も開始2分以内に得点ができ2-0となり、優勢に試合を進めていましたが、5分過ぎに自軍の中央付近でミスが重なり、失点をして2-1となりました。残り時間も少なく全体的に押していましたのでそのまま2-1で勝ち切りました。
最後の4回戦は勝てば優勝という状況で迎えましたので動きが硬い感じではじまりましたが、すぐに硬さはなくなり前からプレスをかけるスタイルが相手を苦しめる展開となりました。
押し込む時間帯が長くなりましたが、シュートミスなどでなかなか得点が入らずに前半が終わる直前に相手コートの左サイドからのキックインをやや後ろで受けたセンターよりの子からのリターンのスルーパスをダイレクトでゴール左隅に流し込む技ありのシュートを決め先制点を取り、前半が終了しました。
後半は開始直後の2分以内に相手GKのスローをカットして中央の味方へのパスを1トラップからGKの股抜きシュートが決まり2-0としました。その後も前からのプレスが効いてラインを高く保て相手の陣内で試合ができていましたので安心して見ていられました。5分過ぎには自軍左サイドからのキックインから前線に出たパスをカバーしようとした相手にプレスをかけ、押し込み3-0となりました。その直後に試合終了となり、全勝での優勝となりました。通算成績は4戦全勝、総得点18、総失点2、得失点差+16という結果でした。
U8、U10ともに優勝ができて、子どもたちには良い日になったと思います。見ていて感じたことは「練習は裏切らない」ということでした。子どもたちの喜ぶ顔を見ていると、これからもこうした機会を増やしていきたいと強く思いました。
ボランティアで協力してくれているコーチたちや応援に来ていただいた保護者の皆様には心より感謝いたします。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

2021年11月20日(土)交流戦の報告

2021年11月20日(土曜日)、14:00よりトミーフットサル松戸のコートをレンタルして全グループの練習と4年生以下の交流戦を行いました。
未就学児の子どもたちは正式なフットサルコートでの練習は初めてでしたが、最後の2グループに分けてのゲームではきちんとしたコートのためか、いつもより集中しているように見えました。
15時より5チームに分けての「交流戦」がはじまりました。ルールは総当たりのリーグ戦を行って、戦績上位の1-2位のチームでの「決定戦」で優勝を決めるというものでした。
チーム監督は付けずに、運営のコーチがアドバイスはしましたが、「子どもたちで決める」を基本とし、先発のメンバーやGKなども決めていました。
誰もGKをやりたがらないチームはGKなしで試合にのぞみ、無人のゴールに得点をされていましたが、後半にはメンバーの一人がGKに入り、その後は無失点に押さえていました。
予選を4戦全勝のチーム4とそのチーム4に負けて3勝1敗のチーム1との優勝決定戦になりましたが、チーム1が先制点を入れたものの前半終了間際に同点に追いつかれるという緊迫した接戦で後半に入りました。
両チームとも集中力が高く、なかなか点数が動かずに残り時間が2分を切ったところで、チーム4のパスミスから2点目が入り、気落ちしたまま終了間際にも失点し3-1でチーム1が優勝し、この試合で3得点をした1年生が得点王にもなりましたが、皆が嫌がるGKを全試合引き受けてくれた4年生の子の力も大変に大きいと感じさせられました。
5チームすべての子どもたちが練習では見られない緊張感の中で、一生懸命に試合に臨んでいる姿が印象に残りました。今後もこうした取り組みを続け貴重な体験をしてほしいと思いました。
観戦をしていただいた保護者の皆様、企画運営をしてくださったコーチの皆様へは心より感謝いたします。ありがとうございました。

会計報告
参加費:1000円×42名=42000円
コートレンタル料:9350円×6H=56100円

◆2021年5月5日(祝)交流戦の報告◆

2021年5月5日、14時より相模台小学校体育館にて2-1、2-2グループの交流戦を行いました。チーム1からチーム4までの4つのグループに分けて、前後半8分での総当たりのリーグ戦で優勝を争いました。
最初に監督を各チームの子どもたちに決めてもらいましたが、その結果チーム1が敬コーチ、チーム2が瀬谷コーチ、チーム3が4-5年生の子どもたち、チーム4が聡志コーチに決まりました。考えていた以上に子どもたちの保護者の方たちも応援に駆けつけてくれ、対外試合並みの緊張感で最初の試合がはじまりました。
1年生から6年生までとかなりの年齢幅がありましたが、試合がはじまると小さな1年生たちも大いに健闘して、スピード感のある試合展開にもついていき、得点も決めることができました。参加した子どもたちが一生懸命にボールを追いかけていて、すべての試合が緊迫感のある真剣勝負となっていました。
4-5年生が監督をして、1年生が2名入っているチーム3が2勝1敗、総得点7、総失点3、得失点差4の成績で第1回の交流戦の優勝をして賞品を獲得しました。たくさんの保護者の方たちも真剣に子どもたちを見守ってくれ、考えていた以上に盛り上がりのあるイベントとなりましたので、今後も継続していきたいと思います。

◆2021年8月28日「トミーフットサルU12ジュニアフットサル大会」の報告◆
2021年8月28日、トミーフットサル松戸主催の「U12ジュニアフットサル大会」に参加してきました。
参加4チームによる総当たりのリーグ戦で順位を決め、1-2位での優勝決定戦、3-4位での3位決定戦を行う全4試合の対戦をしました。
初戦を1-2と僅差で敗戦すると、次の試合も1-4として優勝したチームと対戦した3試合目では、先に決定機を2度、外すとその後、立て続けに失点して0-11という大敗をしてしましました。
7分ハーフの試合でしたが、前半で0-5となった時点で試合に出ている子どもたちに「あきらめムード」が漂い後半も6失点という大量失点で敗戦となりました。
3位決定戦は最初に戦って1-2と敗れた相手との対戦となりましたが、士気の下がった状態での試合となり1-3で敗戦し、大会の成績は0勝4敗、総得点3、総失点20、得失点差-17という結果で参加4チーム中の最下位でした。
前回の「Footy Park Inzai U12大会」では何とか1勝することができましたが、今回は未勝利に終わりました。
結果を見ると「全く歯が立たなかった」というように見えますが、どの試合でもパスがつながり決定機を作ることができた半面で、キックインやボールスローのタイムオバーなどで相手にボールを渡してしまうような初歩的なミスからの失点で、ほとんど自滅状態でした。
前回と今回の大会の参加結果から、子どもたちの最大の課題は「試合での緊張感に慣れる」ということだと強く感じました。
現在、新型コロナウイルスによる「緊急事態宣言」が出されていますが、状況が落ち着き次第にもっと多くの「試合機会」を作っていきたいと思います。

◆2021年7月23日 Footy Park Inzai U12ジュニアカップの報告◆
2021年7月23日、Footy Park Inzai主催のU12大会に参加してきました。
結果は1勝3敗、総得点6、総失点20、得失点差-14という結果で参加5チーム中の4位でした。
初戦を4-0と勝利しましたが、続く2戦目を1-4として1勝1敗で迎えた優勝したチームとの対戦で0-13という大敗をしてしまい、続く最終戦も1-3という結果でした。
大敗したチームは全員が6年生で体格差も大きく、キックオフで少し相手陣内に下げられたボールからの強烈なロングシュートで開始10秒ほどでの失点で一気に戦意を下げられてしまいましたが、この試合の前の1-4の試合が大きく影響をしたように感じました。
試合のテーマを「責任感」としましたが、初戦に4-0と勝利して気持ちが浮つき「得点をしたい」というような個人的な傾向が目立ち、このことが敗戦の大きな原因だと感じました。
スポーツはどんなに努力しても終点がありませんので、おごることなく「チームのため」という「責任感」を常に意識してほしいと強く感じた大会となりました。

◆2021年7月17日 U10トレーニングマッチの報告◆
2021年7月17日、土曜日の17時より中国分小学校リトルウイングスフットボールクラブのコーチにご招待いただき、4年生の15分×4本のトレーニングマッチを行いました。
4年生6名と3年生2名、2年生3名、1年生2名の13名で参加しましたが、最初の主役の4年生を中心にしたメンバーでは元気がなく、相手に押され大差がつく展開になってしまいました。
その後、3年生や2年生、1年生が入ったゲームでは勝つことはできなかったものの、ボールを必死で追いかける姿がうかがえ、大変に良い経験になったと感じました。
参加した4年生に関してはサッカーが「上手い、下手」ではなく、下級生が見せていた一生懸命に取り組む姿勢を見習ってほしいと感じました。
ナイターでの試合に招待してくださった中国分小学校リトルウイングスフットボールクラブの皆様には心より感謝申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

2021年度「昆虫教室」の活動

2021年11月7日(日曜日)、NPO法人日本アンリ・ファーブル会主催の「昆虫飼育教室ヘラクレスオオカブト編」を開催しました。当日は12組25-6名ほどの親子の方々が参加してくれました。
今回は昨年10-11月に産卵して3齢になっている幼虫と今年の8月19日に産卵セットをして8-9月に産卵し、150-250㏄のガラスビンに1卵ずつ個別に管理し孵化して1-2齢になっている幼虫を教材として用意しました。最初に編集した映像とそれを基に作成したパワーポイントでヘラクレスオオカブトの♂♀の産卵セットから卵、1-3齢幼虫、前蛹、蛹、成虫に羽化して自力で出てくるまでの説明をしました。
その後、親子で中位の飼育水槽にカブトマットを詰め込む作業を実践してもらい、押し込む圧力などを体験していただきました。準備ができると3齢幼虫を飼育しているバックルコンテナボックスを机の中央に置いた幅924×奥行610×高さ200mmのプラ船に開けると大きな12頭の3齢幼虫がゴロゴロと出てきて参加者から歓声が上がりました。幼虫を選ぶ順番を決めるジャンケンは緊張した静かな対決となり、勝った子から大きな幼虫を選んでいました。その後、休憩をはさみガラスビンの中にいる1-2齢幼虫を1頭ずつ渡しました。
余剰に持ってきていたガラスビンに入った1-2齢幼虫や10月に出てきたヘラクレスオオカブトの110㎜ほどのオスや80㎜超えの♂と50㎜超えの♀のオオクワガタのペア、ギラファノコギリクワガタ♂単品なども希望者に安価で分譲しました。最後に参加した方々からの質問に回答して2時間ほどの教室を終了しました。
スタッフの方が「募集して1日で予約が埋まった」と話されていましたが、有名な芸能人による「カマキリ先生」などのTV番組の影響があるのか、初心者の方々が多いように感じました。今回も機会を与えていただいたNPO法人日本アンリ・ファーブル会の皆様には心より感謝しております。ありがとうございました。次回も機会をいただけるとのことですので、準備をしておきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。

■2021年11月1-2日 第一平和保育園「昆虫教室」開催の報告■
2021年11月1-2日(月-火)、第一平和保育園で園児を対象に「昆虫教室」を開催しました。1日の15時頃から標本箱8箱(約300種類)とヘラクレスオオカブトやギラファノコギリクワガタなど4種類ほどの生きた昆虫を搬入して机の上に展示し準備をしました。
16:00頃から年長さんを対象に「昆虫教室」がはじまりました。昆虫教室用に編集した映像を見た後に展示してある標本や生きた昆虫に直接に触れる「自由観察時間」をもうけましたが、子どもたちは初めて見る珍しい昆虫の標本や生きている大型のヘラクレスオオカブトを見て、興味深々に観察し触っていました。「飽きてしまうかな」と思いましたが、かなり長い時間を集中して観察していましたので、少し驚かされました。翌日は年中や年少の子のほか、2歳児にも展示した標本や生きた昆虫を見せていましたが、怖がる子はほとんどなく好奇心をもって見ている姿が印象的でした。
過去に公立の小学校で行ったときには「昆虫が大嫌い」いう子供が90%を超えていて「自由観察時間」の最初が大騒ぎになっていたのとは対照的な感じでした。NHKなどで有名な芸能人が「カマキリ先生」などに扮した番組の影響なのかなとも思いましたが「多様性」という言葉が多くのメディアで取り上げられている時代背景もあるように感じました。
昆虫に触れている小さな子どもたちを見ていて、世界で盛んに取り上げられはじめた「地球環境の問題」の先行きに大きな懸念を感じ「この子たちは将来、生き残れるのかな?」という漠然とした不安を感じました。

■2021年8月16日 樋野口子ども館「なつまつり」企画での「昆虫教室」開催報告■
2021年8月16日(月曜日)、樋野口子ども館が企画した「なつまつり」のイベントとして「昆虫教室」を青少年会館樋野口分館2階の視聴覚室で開催しましたので報告いたします。 当日は12時30分頃に車で標本箱8箱、生きたヘラクレスオオカブトなどの大型昆虫5-6種類とプロジェクター、ノートPCなどを青少年会館樋野口分館2階の視聴覚室に搬入して以下のような時間割で行いました。
1部
13:00 イベント開始
13:25 昆虫についての話(画像上映およびPWPによる説明)
13:30 世界の虫と触れ合おう
13:55 質問、疑問コーナー
14:20 イベント終了
第2部
15:00 イベント開始
15:25 昆虫についての話(画像上映およびPWPによる説明)
15:30 世界の虫と触れ合おう
15:55 質問、疑問コーナー
16:20 イベント終了  
実際に行ってみると、その日に「子ども館」に集まった子どもたちを対象にして自由参加で行うため、興味のある子は画像なども見てくれますが、そうではない子は途中で抜けてしっまたりと「昆虫教室」の進行の方法に工夫が必要なように思いました。
2部制で行いましたが、2回目は生態の説明の画像などではなく、ヘラクレスオオカブトの飼い方やノコギリクワガタの採集の様子などの動画を見てもらいました。興味のある子どもたちは大変に熱心に参加してくれましたが、そうではない子はすぐに飽きてしまったようですので、講座の内容と進行方法に何らかの工夫が必要だと思いました。

■2021年8月15日 保護者企画・主催「昆虫教室」 開催の報告■
2021年8月15日(日曜日)、このNPOの「サッカー教室」に参加している児童のお母さんたちが企画してくれた「昆虫教室」を松戸市民会館301号会議室で開催しましたので報告いたします。
連日、新型コロナウイルスの感染者数が最大値に達する報道などがある中で「健康観察表の作成と配布および当日の回収」「アルコール消毒液80%による入場前の消毒と非接触温度計による体温測定」などの感性対策をしていただき、開催当日は強めの雨の中、24組64名の親子の方々が参加してくれました。
会議用の縦長の机を2個向かい合わせ、一つのブロックに感染対策のため少人数で座るように12のグループに分け、その上にテーマ別に分けた昆虫の標本箱8箱と生きた大型のヘラクレスオオカブトやギラファノコギリクワガタなどの昆虫4-6種類を振り分けて展示しました。
各ブロックに5-6名ずつが座り「昆虫教室」を開始しました。最初は昆虫の擬態や警告色、本能などを編集した映像を見てもらい、その後パワーポイントで作成した画像を見ながら、それぞれの説明をしていきましたが、12のグループに分けたため列の左右の子たちは中央でプロジェクターに映し出される映像が見え難いようでした。
その後は、展示してある生きた大型の昆虫や珍しい昆虫の標本などの自由観察時間でしたので、参加した子どもたちや保護者の方々も興味津々に見ていましたが、感染対策のため自由に動くことを規制して3分毎に展示物を移動させましたが、少し間延びしてしまう傾向がありましたので、観察終了の3分前には「あまり密集しないように」という条件で、自由に見て回る時間を作りました。
今年は大きなヘラクレスのオスが2匹も展示できましたので、熱心に観察していましたが、ほかの大型のクワガタや800㏄ほどのガラス瓶にエサの朽ち木のマットを詰め込んだ中で動いているスジブトヒラタクワガタの幼虫などにも興味を持って見入っている子もいました。
講師の反省として親子を中心に開催する「昆虫教室」ですので、説明の映像やパワーポイントなどをもう少しわかりやすく、テーマを絞ったものにする必要を感じましが、企画していただいたお母さん方の熱意と手際の良さに強いチームワークを感じました。
参加費として徴収させていただいた12000円はNPOの活動費とさせていただきます。企画・開催していただいたお母さん方をはじめ参加しくださったすべの方々に心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

2021年8月8日(日曜日)、NPO法人日本アンリ・ファーブル会の主催で「ノコギリクワガタ飼育教室」の開催をしました。当日は雨の降る荒天にもかかわらず、親子9組、約20名の参加がありました。
飼育容器、産卵木、埋め込みマット、転倒防止用の木っ端と生きたノコギリクワガタ1♂、2♀を参加者分用意して最初にパワーポイントで飼育方法を説明した後に、それぞれ自分たちの手で飼育環境作りの作業をしてもらいましたが、皆さん産卵木を埋め込みマットの中に動かないように埋め込む作業に苦戦していました。
ノコギリクワガタの配布は大型の♂から順番に行いましたが、受け取る順番を決める「じゃんけん合戦」を勝ち抜くため、子どもたちは真剣な表情でじゃんけんをしていて、気迫が伝わってきました。♂♀の大小はあったものの自分たちで手作りした飼育容器の中に1♂、2♀を入れると、すぐに♀がマットの中に素早く潜り込んでいく様子に親子で見入っていました。
その後、2019年7月2日に奄美大島で採集されたアマミスジブトヒラタクワガタの累代幼虫の割り出しも行いましたが、大きな3齢幼虫が繁殖用の飼育容器から出てくるところや産卵木に坑道を掘って中に入っているところを見て写真を撮っていました。ほしい人には分譲しましたが、うまく育ってほしいと思いました。
日本産のノコギリクワガタの飼育繁殖は意外に難しく、幼虫飼育の発酵マットをボトル詰めする際には、かなり多めの水分を入れほうが順調に成長するようですが、あまり湿りすぎると腐敗を招くこともあるので、調整が難しいように思います。また、成虫に羽化するのが翌年の6-10月頃になりますが、ボトルから出すのは、次の年の5-6月以降にしないと繁殖もできずに死んでしまうようです。卵から成虫を割り出すまで2年がかかることになります。現在、アマミノコギリクワガタを飼育繁殖していますが、いま繁殖飼育している♂♀は2020年の6-10月に羽化してきた個体です。今年の6月に羽化した♂は来年の5月以降にボトルから出す予定です。
参加した皆さんにも上記の飼育方法は、お知らせしましたが大きな♂などがボトルから出てくると長年、飼育に取り組んでいても驚愕と畏怖の念を抱きますので、うまく累代飼育ができることを期待しています。

◆2021年7月17日ジェフ千葉主催「目指せ! 昆虫博士!!」開催報告◆

2021年7月17日、土曜日。40名×3部制でジェフ千葉主催の「目指せ! 昆虫博士!!」の講師をしてきました。HPにUPして2週間ほどで40組ほどのキャンセル待ちが出るほどの人気だったそうですが、当日の9:15分に10時開催の準備にユナイテッドパークに着くと、すでに数組の親子の方が受付待ちをしていました。
世界最大で美麗種のトリバネアゲハの標本などにも興味を示していましたが、やはり生きているヘラクレスオオカブトやギラファノコギリクワガタ、ニジイロクワガタ、オオクワガタの人気は高く、写真を撮ったり、少し触れたりして、大いに盛り上がっていました。
目玉賞品のニジイロクワガタの幼虫の「オオアミダクジ」の抽選などもあり、最後にノコギリクワガタかカブトムシをお土産にもらって子どもたちは大満足で帰途についていました。来年も開催の予定ですので、関心のある方はぜひご参加ください。

2020年 活動の様子

■2020年12月26日3年生(8人制)TM・27日「ジェフスタジュニアカップU12大会(5人制)」の報告■

2020年12月26日(土曜日)に南奥戸小学校にてFC.EDOとの8人制の3年生のTMと翌27日(日曜日)ジェフユナイデッドスタジアムで開催された「ジェフスタジュニアカップU12大会(5人制)」の大会に参加しましたので、報告をします。

■FC.EDOとの3年生8人制TM
12月26日(土曜日)、尊コーチの知り合いの葛飾区のFC.FEDのコーチの方からお誘いを受け19:00-20:20の予定でナイターにて初めての8人制のTMを行いました。9名の3年生で参加しましたが、練習場所の関係からミニサッカー中心の練習しかしてこなかったので、スローインも出来ず戸惑う場面が多く見られましたが、相手選手との個々の差も大きく10分×5-6本のTMで1点も取ることができずに大敗し苦い経験となりました。
それでも練習中には相手やボールを怖がることのある子が相手選手のシュートを怖がらずにブロックしたり、必死に追いかける姿も見られ、試合という機会の中でそれぞれの子どもたちが急速に成長する様子も見られ「経験をする」ことの重要性を強く感じました。次回からスローインの練習を取り入れることにしました。
これからは多くの機会を作るように努力していきたいと思いますが、練習も時にはゴールやフィールドの広さなどが整った場所で行う必要性も強く感じるTMとなりました。機会を下さったFC.EDOのコーチの方々はじめ子どもたちの皆さんには心より感謝いたします。ありがとうございました。

■ジェフスタジュニアカップU12大会
12月27日(日曜日)、6年生2名と5年生3名、4年生1名と3年生1名の7名で15:00-19:00の予定で「ジェフスタジュニアカップU12大会」に参加しました。前後半各5分の試合時間で参加9チームの総当たりのリーグ戦を行い1-2位のチームで、決勝戦を行うというルールで行われました。
リーグ戦初戦は毎度のことながら「硬さ」が目立ちやや有利に進めながらも後半の終了間際に失点し0-1で敗れました。続く2回戦で2-0と勝利し勢いがつくかと思いましたが、3戦目に決勝に進出して準優勝したチームと対戦し、前半を2-0でリードしてかなり有利な展開で折り返しましたが、後半に入ると相手の勢いに押されミスも絡み3失点し2-3と逆転負けしました。
4-5回戦も内容は押していましたが、3回戦の逆転負けを引きずるような内容で結局3-3と引き分けてしまいました。ここで子どもたちの集中力も切れてしまったようで、6-7回戦では体格の大きな相手を怖がるような場面が見られるようになり0-8、1-5と大敗してしまいました。最終戦は2-0で勝ちましたが、バラバラな印象で内容は良いものではないように感じました。通算成績は2勝2分4敗、総得点13、総失点23、9チーム中6位という結果でした。
全体的な印象では、優勝したチームには1-5で敗れはしたものの得点もとれましたし、準優勝のチームにも2-3と逆転されましたが、勝てるチャンスもあったような内容でしたので、普段の力が出せれば十分上位に食い込めるように思いました。今後も1月10日に「NEW YEARアキュアカップ高学年大会」、また今回、戦った子どもたちの要望で1月24日には再び「ジェフスタジュニアカップU12大会」に出場予定ですので、子どもたち自身が満足できるような戦いを期待したいと思います。

■2020年12月19日のTMおよび20日の「第22回アキュアカップ」1-2年生、3-4年生大会報告■

2020年12月19日(土曜日)にトミー・フットサル松戸で行った国府台FCとの全学年のTMの報告と、20日(日曜日)に「スポーツオーソリティフットボールパーク幕張新都心」で開催されたジェフ千葉主催の「第21回アキュアカップ」1-2年生、3-4年生大会(5人制)に1年生5名と2年生2名、3年生4名と4年生3名の14名で参加してきましたので報告いたします。

■国府台FCとの全学年TM
12月19日(土曜日)、トミー・フットサル松戸のフットサルコートをレンタルして13-15時までが1-3年生、15-17時までが4-6年生の全学年で国府台FCとのTM(トレーニングマッチ)を行いましたので、ご報告いたします。

◆1-2年生TM
5人制の10分マッチを4-5本ほど行いましたが、最後の1本に1-0で勝利した以外は全て負けてしまいました。当NPOの育成方針はあくまでも「自主性の尊重」ですので、新しく入会した子どもたちには「顔を上げる(姿勢)」「ボールはどこに来るのか?(相手の姿勢とボールの位置を見ての予測)」「前記の2項の情報を基に、コートのどこにいればいいか?(ポジショニング)」を指針としてヒントを与えた練習を中心に行っていますが、精神、技術の両面において対外試合を行うレベルではないと感じました。
サッカーだけではなくスポーツの試合は対戦相手がありますので、精神的な準備ができていないと相手の練習にもなりません。今期は8月8日からの活動でしたので、期間が短いということもありますが「一生懸命」ということが理解できていない子どもたちが多い印象を受けましたので、根本に戻って「自分で考える」を中心に練習メニューやグループ分けを考え直す必要を感じるTMとなりました。

◆3年生TM
1グループに入っている4名の3年生を除き8名の3年生でTMに臨み、5人制による10分マッチ4-5本を行いましたが全敗という結果で、各個人の試合に対する意識の差を強く感じました。
サッカーは団体スポーツの中でも「他者への思いやり」が大切なスポーツですが、国府台FCの子どもたちの方が「仲間意識」が高くて何度、試合をしても勝てないような感覚がしましたので、1-2年生同様に練習内容やグループ分けなど、根本的な見直しの必要を感じました。

◆4-6年生TM
3年生4名、4年生2名、5年生2名、6年生2名の10名で国府台FCとのTMに臨み、最初の10分マッチは両チームともベストのメンバーで戦いました。相手のゴールキーパーは市川市のトレセンの6年生でしたので、身長も技術も高く開始後の何度かのシュートも簡単に処理され、苦戦を予想させましたが、今回は前回のプライベート大会の直後でしたので、緊張することもなく試合の主導権を握ることができ、味方のワンタッチシュートを相手キーパーがセーブしたこぼれ球に素早く反応しダイレクトでゴールに押し込み先制点が取れました。
この先制点により、その後も優勢に試合を進めることができ、相手ボールを奪ってからのカウンター攻撃で効果的なダイレクトパスなどから守備陣形を完全に崩しキーパーが反応できない形で2点を追加し3-0で快勝し、27日の「ジェフスタジュニアカップU12」につながる内容のあるTMとなりました。その後は組合せを代え両チームとも勝ち負けを分け合うような形なりましたが、両チームとも適度な緊張感が保て大変に良い雰囲気でのTMになりました。
今回のTMを心よく引き受けてくださり、コートのレンタル料も折半でご負担いただいた国府台FCのコーチはじめ選手の子どもたちの皆さまには心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。

■「第21回アキュアカップ」1-2年生、3-4年生大会
◆1-2年生大会
参加8チームを4チームの2グループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの順位を決め、その後は各組1-2位、3-4位の各4チームによる上位と下位に分かれての順位決定リーグ戦を行いました。8分間のランニングタイムで行われた予選リーグ戦の初戦で優勝したチームと当たり、0-5で敗れるとその後も0-2、0-8で3戦全敗となり、各組3-4位の4チームによる下位リーグに回りました。
順位決定リーグ戦は6分ハーフの前後半制で行われましたが、いずれも0-3、1-7、1-2という結果で参加8チーム中8位の最下位となりましたが、試合結果以上に個人差は大きいものの相手を「怖がる」場面が多く見られ、試合をする以前の状態だと感じました。大会参加などは「良い経験」にならねばなりませんが、今回は子どもたちにとって「厭な経験」になってしまったと感じ、大いに反省させられました。
前日の国府台FCとのTMやこの大会中の子どもたちの様子も含め3年生以下に関しては今後、グループ分けや練習メニュー等についてもコーチ達全員で見直しを進め、根本的な改革をする必要を強く感じる大会参加となりましたが、得点が2点取れたことは、今後の大会参加を考えると良かったと思います。

◆3-4年生大会
1-2年生大会と同様に参加8チームを4チームの2グループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの順位を決め、その後は各組1-2位、3-4位の各4チームによる上位と下位に分かれての順位決定リーグ戦を行いました。
8分間のランニングタイムで行われた予選リーグ初戦は毎度のことですが「緊張からの硬さ」からミスが目立ち敗戦寸前というような内容でしたが、よく守りきり0-0で引き分けました。続く2戦目も「硬さは」はとれませんでしたが、2点を先制し2-1で逃げ切り、1位抜けをかけた3戦目に入っても動きが硬く押し込んではいたものの0-0と引き分け1勝2分で勝ち点5得失点差+1で同率の1-2位となり上位リーグへの進出は決まりましたが、組み合わせのための順位決めジャンケンに勝って予選リーグを1位で抜けました。
上位リーグ戦に入ると子どもたちの雰囲気に大きな変化が見られました。今までの「負けたくない」という消極的な感じから「勝ちたい」という闘争的な空気感への変化です。対戦相手を自分たちで確認して全員でその試合を見て観察をしていましたので、コーチ達とのミーティングでも対戦相手に対する認識は一致していました。上位リーグ初戦を2-0(前半1-0、後半1-0)で勝利すると予選リーグで0-0引き分けた相手に3-0(前半1-0、後半2-0)と快勝しましたが、最終戦はジェフ千葉スクール強化チームで個の力では上回っていて、体格が大きくキック力と個人技のあるボランチの選手がいる対戦相手です。
試合開始前からかなりの緊張感がありましたが、子どもたちの様子に硬さはなく「臨戦モード」のような気迫を感じました。試合が始まると激しいボールの奪い合いになりましたが、コーチ達と子どもたちとの一致した相手ボランチを徹底的にマークする作戦が当たり、決定機は作れないものの相手にもシュートをさせない展開で前半を終えました。
後半に入いると相手のボランチのリズムが崩れ試合の主導権を握り何度かの決定機も作りましたが、トラップミスやシュートミスがあり、なかなか得点ができませんでしたので「引き分けかな」と思い始めた後半3分、ハーフライン近くの右側からのキックインで相手コートのやや左側中央付近に蹴りこまれ、相手がクリアミスしたボールに反応した味方選手がダイレクトでゴール前左に流して、走りこんできた3人目が相手ゴールファーの右上隅に見事なダイレクトシュートを決め1-0となり試合が動きました。相手のキックオフから試合は再開されましたが、気落ちした相手に対して何度か攻め込み反撃を許すことなく1-0で勝利し優勝しました。
試合を見ていて驚かされたのは上位リーグでの子どもたちの変化です。試合中に大きな声で指示を出し合うことによる素早いカバーリングで対戦相手に全くサッカーさせることなく、試合に出ているメンバー全員に一体感があり、決定機を作らせることもなく点を取られないサッカーをしていました。長い間、子どもたちの指導をしていて何回かこうした経験はしていましたが、今回も驚きの連続でした。
試合後に対戦相手の元プロサッカー選手のコーチの方から「子どもたちが皆、意図をもったプレーをしているように見えましたが、どのような指導をされているんですか?」という問いかけをいただき「彼らは普段からの仲よしで、いつも一緒にサッカーをしていますよ」と答えると「仲よし、そうですね。それがサッカーの原点ですね」といっていただきましたが、その物腰の柔らかさと大変に暖かい問いかけや応対に、スポーツを目指し一流なるためには「豊かな心と優しい人間性」が大切だと改めて思い知らされました。
応援に来てくださった保護者の皆さんからも優勝の瞬間に大歓声が上がっていましたが、寒い中観戦くださりありがとうございました。ボランティアで指導いただいているコーチの皆様もありがとうございます。
また、大会に参加させていただき、いつも子どもたちを暖かく迎えてくれるジェフ千葉のコーチの方々にも心よりお礼を申し上げます。ありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願い致します。

■2020年12月12日 トミーフットサル松戸U12大会の報告■
2020年12月12日、トミーフットサル松戸主催のU12大会に6年生3名、5年生3名、4年生1名、3年生2名で参加しましたので、大会結果などの報告をします。
出場6チームを3チーム2ブロックに分け、前後半各7分の総当たりのリーグ戦を行い成績上位の3チームと下位の3チームによる順位決定リーグ戦を行いました。
14:50より最初の試合に臨みました。
先発した子どもたちは緊張からか動きが硬く、試合開始3分間で2失点という最悪の立ち上がりでしが、失点後にようやく緊張がほぐれ相手に対応できるようになって前半終了間際に1点を返して1-2で前半を終えました。
後半に入ると互角の戦いになったものの、相手に先に点を取られて1-3となり大差で負けるような試合展開になりかけましたが、そこで踏ん張り直後に1点をかえして2-3と追い上げ両チームとも激しい点の奪い合いになりました。
その後、1点を加えられ2-4となりましたが、すぐに1点をかえして3-4になり残り時間の2分間ほどは相手をハーフコートに押し込んで決定機を何度か作りましたが、シュートが外れ相手に守りきられ3-4での敗戦となりました。
続く2戦目は硬さもほぐれ、5-1で相手を圧倒して勝ち予選リーグは1勝1敗得失点差+5という成績で終えましたが上位リーグ、下位リーグの振り分けでは別ブロックの2位チームに得失点差で及ばず下位リーグに入りました。
下位リーグに回り子どもたちのテンションは一気下がってしまい、先ほど5-1で勝利したチームに1-4で敗れ、続く試合も2-4で敗退し、通算成績は1勝3敗、総得点11、総失点13という結果で、6チーム中の6位という最下位に沈んでしまいました。
プライベートな大会で、レベルのあるチームが参加するため簡単には勝てないと感じましたが、試合数も圧倒的に少ない上、対戦相手とは比較にならないほど練習環境も劣悪なことを考えると善戦したと思います。
課題として大きく感じたことは実戦経験の不足とともに、せめてフットサル用のゴールのある環境での練習の必要性ですが、ボランティアでのNPO活動ですので無理はできないとも思いました。
次回は12月20日にジェフ千葉主催の「第22回アキュアカップ1-2年生、3-4年生大会」に参加します。また、12月27日には同じくジェフ千葉主催の「ジェフスタジュニアカップU12大会」に今回と同じメンバーで参加しますが、U12の大会にはジェフ千葉スクールのエリートクラスの参加も予想され、かなり高いレベルの大会になると思われますので、1勝することが目標になると思います。
出場を予定しているお子さんたちは、積極的な練習参加をお願い致します。

活動の様子(2019年)

■2020年2月22日「ゼット南船橋 3年生招待杯」参加報告■

2020年2月22日(土曜日)「ビビット南船橋屋上フットサルコート」で開催されたゼットフットサルスポルト南船橋主催の「ゼット南船橋 3年生招待杯(5人制)」に3年生3名と2年生5名の8名で参加してきました。
大会は参加8チームを4チームずつのA・Bブロックに分け総当たりの予選リーグ戦を戦い、各ブロックの順位を決めて、1-8位の順位決定トーナメントを行う方式で行われました。Bブロックに入ったミラクルズは初戦を押し気味に試合を進めながらも0-0と引き分けてしまい、続く2回戦は優勝したチームとの対戦となり、善戦したものの2-4と敗れ、3回戦はほとんど相手コートで試合を進めながらも決定機にシュートミスが続き、相手の1回のカウンター攻撃で0-1で敗戦し1分2敗となり最下位となってしまいました。
7-8位決定戦は一方的な試合になり3-0で快勝しましたが、前回の2年生大会に続き個々の子どもたちのシュート体制に持ち込む技術力と精度の低さが大変に目立ち、コーチ達にとっても大きな課題を残す大会となりました。通算成績は1勝1分2敗、総得点5、総失点5という結果でした。
得点をしないと勝つことができませんので、スモールゴールしか無いという練習環境ではありますが、決定力を高めていく練習方法をコーチ達で考えていきたいと思いました。また、試合になると相手を怖がり、パニック状態になるような場面が多く見られたり、緊張から全員の動きが硬くなり、練習中の力が出ないという課題も前回と同じでした。
2月29日には同じ主催での5年生大会にも参加しますので、課題が克服できるように練習に取り組んでいきたいと思います。
応援に来ていただいた保護者の皆様と引率してくれたコーチの方々には、お礼を申し上げます。ありがとうございました。

■2020年2月11日「松戸流山Z杯2年生大会」参加報告■

2020年2月11日(火曜日・祝日)「ゼットフットサルスポルト松戸・流山フットサルコート」で開催された「松戸流山Z杯2年生大会(5人制)」に2年生9名で参加してきました。
大会は参加10チームを2チーム参加のチーム同士が対戦しない変則の総当たりの予選リーグ戦で順位を決め、その後1-5位の上位リーグと6-10位の下位リーグに分けての順位決定リーグ戦を行いました。
予選リーグ戦の初戦を2-0で勝利し、第2戦も0-0で引き分け、上位リーグ進出の可能性を残して第3戦に臨みましたが、試合を押し気味に進めてはいるものの動きも硬く、決定機がつくれない状況が続きました。すると試合終了の3分前にペナルティエリアでドリブルしてきた相手の足を引っ掛ける反則でPKを与えてしまい、これを決められて0-1で敗退。
続く第4戦は女子のチームと対戦し、ほとんど相手コートで試合を進めるような展開でしたが、決定機に得点がとれず、相手のカウンター攻撃を受け、右サイドからゴール前に折り返してきたボールが戻りが遅れた味方選手に当たりオウンゴール、その後もゴール前で反則して与えたFKを直接、決められ0-2の敗戦。予選リーグ最終戦は上位リーグで優勝したチームと対戦し0-2と3連敗し、1勝1分3敗で6-10位の下位リーグ戦へ回りました。
6-10位リーグでは2勝1敗1分で総合で7位という順位でした。総合成績は3勝2分4敗。総得点5、総失点7という内容でしたが、1日に9試合というハードな日程を大きなケガもなく終えることができました。
実戦経験の不足からか練習時の元気も出ず、力を出し切れない状況が気になりましたが、これからも機会を多くつくるように努力しつつ、今回の課題をフィードバックして、より効果的な練習をしていきたいと思います。
応援に来ていただいた保護者の皆様と引率してくれたコーチの方々には、お礼を申し上げます。ありがとうございました。

■2020年2月2日 NPO法人日本アンリ・ファーブル会「昆虫飼育教室オオクワガタ編」開催報告■

2020年2月2日、日曜日。NPO法人日本アンリ・ファーブル会の「虫の詩人の館」で今年最初の「昆虫飼育教室オオクワガタ編」の開催をしました。
かつては昆虫界の「黒いダイヤモンド」といわれクワガタブームの象徴的な存在のクワガタでしたが、養殖技術の発達により、80㎜をこえるような大型の個体がネットオークションで売られる時代になり、それほど話題になることもなくなりました。
当日は10家族、22-3名程の方々の参加がありましたが、申し込みを開始してから数日で埋まってしまったこともあり、親子の皆さんの熱気で満ち溢れていました。早速、オクワガタの幼虫を割り出しようにセットしてある飼育容器を樹脂製の大きな四角い入れ物の中にあけて幼虫の割り出しをはじめました。
幼虫が産卵木から割り出されてくるたびに「おー!」という声と同時に、まわりを囲んでいた子どもたちがどんどん身を乗り出してくるので、作業をしている私にぶつかってきて危なく幼虫を潰してしまうところでした。スタッフの方がうまく交通整理をしてくださったので何とか潰さずに幼虫たちを割り出すことができましたが、用意してあった幼虫のエサとなる菌糸ボトルに入れる幼虫を選ぶ順番を決めるジャンケンも大きな幼虫を狙って、子どもたちは気合を入れていました。
その後はパワーポイントを使った「飼育方法」の説明を行いましたが、クワガタとカブトが交ざっている説明用のパワーポイントでしたので、画面に写しだされる画像がヘラクレスオオカブトだったりして、子どもたちの「あっ! ヘラクレスだ」という声に反応してしまい説明している私の話がその画像の説明になってしまうようなことが、たびたびあって一貫性を欠いてしまいました。
今後の反省点としてパワーポイントの説明を「クワガタ」と「カブト」に分けておくことが大切だと強く感じました。また、飼育法のレジメも今回は作成が間に合わずに手渡せなかったことも大きな反省点です。種類別の「昆虫飼育教室」ですので、次回までにパワーポイントの見直しと、種類ごとのレジメの作成をして、十分な準備をしたいと考えています。

■2020年1月4日「NEW YEARジェフカップ」U12・大人大会報告■

2020年1月4日(土曜日)千葉県千葉市中央区南町にあるJFE体育館にて行われた「NEW YEARジェフカップ」U12 and 大人大会に参加してきました。U12大会は応援で来てくれた6年生と5年生の兄弟と5年生1名、4年生2名、2年生1名の6名で、大人大会はコーチ5名と応援3名の8名で大会に臨みました。
◆U12大会
参加14チームを4チームずつのA・Cグループと3チームずつのB・Dの4つに分け、総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの組の対戦成績により1~4位の順位を決め、その後、各順位別の総当たりのリーグ戦を行い、それぞれの順位の優勝を争いました。
グループCに入ったミラクルズは優勝候補と当たった初戦を1-5で敗戦すると続く2試合もGKが前に出て無人になったゴールへのシュートを外すなど決定機を何度も外して0-0と引き分け、2分1敗のグループ3位となり3-4位の順位決定リーグへ回りました。
6チームのリーグ戦では5試合を戦いましたが、2-4、2-4、0-1、2-5、1-4と5連敗をして、大会参加以来、初めての未勝利という結果になりました。大会前に欠員が出て、応援を頼んでの参加でしたが、普段の練習での取り組みが全く理解されておらず、判断ミスによる失点と何度も練習しているトラップ時の体の向きが悪く無人のゴールへのシュートミスもするような悪循環を繰り返していました。
得点も応援で来てくれた6年生が4得点と弟の5年生が1得点してくれたもので、ミラクルズの子どもたちはほとんど無力なまま大会が終わってしまいました。前から指摘していることではありますが「子どもたちの自治」が「楽しければいい(楽な方がいい)」という方向に向いていて、コーチの「技術的、戦術的な話をほとんど聞いていない(理解しようとしない)」と感じました。活動をはじめてから一貫している守備における単純な理論も全く理解ができていない現実が分かり、コーチングに対する無力感と失望を強く感じました。通算成績は2分6敗、総得点8、総失点23という結果でした。
今後はコーチミーティングを増やし「技術と理論の共通化」を図り中学生になったときに「最低限の個人技術と戦術」を身につけ、部活内でもレギュラー争いができるレベルにして送り出したいと強く感じた大会となりました。
◆大人大会
参加8チームを4チームずつA・Bブロックに分け、総当たりの予選リーグ戦を行い1-2位の4チームによる上位リーグと3-4位の4チームによる下位リーグの総当たり戦でそれぞれの優勝を争いました。
グループAに入ったミラクルズシニアはジェフ千葉ヤングコーチチームと初戦を戦い1-0と勝利しましたが次戦を残り2分の「ジャンピングタイム」に女性に得点され0-6で敗戦してしまいましたが、最終戦を6-0で勝利し、上位リーグへ進出しました。
ジェフ千葉のコーチチームが2チームいる上位リーグでは残り2分まで、元プロのいるジェフ千葉アダルトコーチチームに1-0でリードをしていましたが「ジャンピングタイム」で失点して1-2で惜敗しました。ジェフ千葉ヤングコーチチームとは1-1で引き分けて最終戦は4-0で勝利し3位となりました。
子どもたちにとっては試練の大会となりましたが、コーチチームも昨年同様に元プロのいるジェフ千葉のコーチチームとも対戦ができ良い体験なったと思います。

■2019年12月22日「クリスマスカップpresented byアキュア」1-2年生、3-4年生大会報告

2019年12月22日(日曜日)「スポーツオーソリティフットボールパーク幕張新都心」で開催されたジェフ千葉主催の「クリスマスカップpresented byアキュア」1-2年生、3-4年生大会(5人制)に2年生6名と3年生3名、4年生2名の11名で参加してきましたが、インフルエンザで2年生1名と4年生1名が当日不参加になりました。

◆1-2年生大会
参加14チームを4チームと3チーム3つの4グループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの順位を決め、その後、順位別のリーグ戦を行い順位ごとの優勝を争いました。今回のテーマは2年生になって3回目の大会でしたので「責任感」にしました。
4チームのグループAに入り行われた予選リーグ戦は、2-0、0-3、2-0の2勝1敗の2位となって、各組の2位の4チームで行われる2位優勝決定リーグ戦へ進みましたが、2-0で勝った1試合目が終わったときに「ポジションを代わってほしい」という意見が子どもたちから出ました。そこで「だれかGKをしてくれる人」といったところ、誰もいませんでしたので、コーチ側からは「大会が始まっているのにポジションを決められないなら次の試合までに、みんなで話し合って決めて」と話すと結局GKを交代して2試合目を戦うことになりましたが、0-3で負けてしまいました。
試合後に「自分が満足するために試合をするのか、チームが勝つために試合をするのかをもう一度、みんなで話し合ってから次の試合に臨みましょう」と話すと、子どもたちでしばらく話し合ってから「チームが試合に勝つために試合をしたい」と言ってきましたので、1回戦と同じポジションに戻して試合に臨みました。この試合に勝つことできて2位になることができました。
2位抜けの順位決定リーグ戦はジェフ強化A、Bとの対戦になりましたが1-1、1-0の1勝1分で3試合目を迎え勝てば2位抜け優勝の可能性もありましたが、負傷者が出てしまい元ジェフ千葉のプロ選手が指導しているチームに0-2で負けてしまい14チーム中7位という結果に終わりました。通算成績は3勝2敗1分、総得点6、総失点6という内調でした。ポジションへの不満なども出ましたが、子どもたちで話し合う良い機会になったと感じています。皆で話し合って「チームが勝つために試合をする」という結論が出たということは「責任感」というテーマを意識できた結果のようにも思い、良い経験になったと思います。

◆3-4年生大会
参加16チームを4チームの4グループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの順位を決め、その後、順位別のトーナメント戦を行い順位ごとの優勝を争いました。今回のテーマは1-2年生と同じく「責任感」としました。
前回優勝のチームがいるグループAに入り行われた予選リーグ戦では、初戦でそのチームと当たりましたが、終了10秒前に与えてしまった自軍ゴール近くのフリーキックを直接ゴールされ1-2と惜敗しました。2回戦を2-0、3回戦はジェフ千葉強化Bと対戦し1点先制されましたが、その後3点を取り返し1-3で勝利し予選を2勝1敗の2位で抜けました。2位抜けの4チームで行われた2位優勝トーナメントでは何回かあった決定機のシュートを外してしまい0-1で負けてしまい決勝へは進めませんでしたが、前回のトーナメント戦よりも善戦ができたように感じました。通算成績は2勝2敗、総得点6、総失点4という内調でした。
テーマとした「責任感」については2年生で全試合のGKを務めてくれた子については「勇気」もプラスして100点以上だと感じました。他の子たちからも一生懸命さが伝わってきて全体として1位抜けした前回大会よりも試合内容はよかったと感じましたので「合格点」だと思います。1-2年、3-4年とも参加したチームチ中の7位と8位というど真ん中の成績だったので次回はその上に行けるように頑張ってほしいと思います。
この大会を通じて「判断の速さ」の重要性を痛感しました。攻守ともに一瞬の隙をつかれて失点したり、判断が遅く得点できないことが多く、今後の練習のテーマにしていきたいと考えています。大変に寒い中、応援をしてくださった保護者の皆様には感謝しております。ありがとうございました。

■2019年11月10日 NPO法人日本アンリ・ファーブル会「昆虫飼育教室ヘラクレス編」開催報告■

2019年11月10日、日曜日。NPO法人日本アンリ・ファーブル会の「虫の詩人の館」で今年最後の「昆虫飼育教室ヘラクレス編」の開催をしました。
当日は13家族、30名ほどの方々の参加がありましたが、カブトムシの王様である「ヘラクレスオオカブトの飼育教室」ということで熱気が満ち溢れていました。パワーポイントを使った卵、幼虫、前蛹、蛹、成虫の説明を子どもたちもメモを取るなどして、真剣に聞いていました。
その後、繁殖用にセットしていた大型の飼育容器の中身を机をよけて床にスペースを作りブルーシートの上にを広げて確認する場面では、子どもたちも大人たちも身を乗り出して見守っていましたが、固まったマットが容器から出ると同時に何頭かの1-2齢幼虫が転がり出てくると「オォー」とどよめきが起きました。20頭ほどの幼虫と卵が1つ出てきましたが、このセットは2回目で♀は2カ月ほどで死んでしまい、ほとんど卵は産んでいないと思っていましたので数の多さには驚かされました。
配布用に定期的に飼育容器内を確認して別に管理していた21頭の幼虫の入ったコンテナボックスをあける場面では「この幼虫は皆さんが持ち帰る分ですよ」と話してあけた瞬間に子供たちの手が出てきましたが、スタッフの方が交通整理をしてくれて混乱なく配り終わりました。この他にも750㏄程度のガラスのフタ付の容器4本で管理していた15頭の幼虫も配り、一組3頭の幼虫を配布しました。
最後に質問の受け答えをし、今回のヘラクレスの幼虫の情報と飼育方法をまとめたレジメを13組の参加者に配って終了しましたが、参加した方々の熱気が伝わってきた盛況な「昆虫飼育教室」でした。アンリ・ファーブル会の関係者の方に「来年は定期的に開きませんか?」と話しましたので、続けて開催する方向に進む予定です。場を提供していただいたNPO法人日本アンリ・ファーブル会の関係者の方々には感謝申し上げます。ありがとうございました。

※昆虫関係のイベントなどに興味をお持ちの方は下記の「NPO法人 日本アンリ・ファーブル会」のHPにアクセスしてみてください。

■小学校サッカー部 地区大会報告■

2005年より途中での中断もありましたが、松戸市教育委員会の非常勤講師として市内のいくつかの小学校のサッカー部活の外部コーチを行ってきました。3年ほど前より松戸市立東部小学校の外部コーチをしていますが、一貫して「姿勢」「予測して準備する」「ポジショニング」という3つのことをテーマとし「コンパクトな陣形で戦う」ことをコーチングしてきましたが、最初の年は0-3、0-7の大敗という結果でした。
昨年は2-0、0-1の1勝1敗とあと一歩で優勝はできませんでした。3年目の今年は9月12日より6回ほどのコーチングと回数はそれまでよりも大変に少ないものでした。1回目の練習では、子どもたちも忘れている子が多く昨年のテーマの確認で終わってしまいました。
2回目の練習はいきなり他校との練習試合となり、コーチングのテーマと戦術が理解できているのかと大変に不安でした。試合前に「試合に出る子も出ない子も、同じことを考えるようにして相手より先にボールに触るようにして、特に最初の5分は絶対に失点しないという強い気持ちで戦いましょう」と話して練習試合が始まりました。
試合が始まると全員が緊張からロボットのような動きになり、開始1分でセンターバックの中途半端なトラッップミスをつかれて先制されました。その2分後、全く同じミスで2点目の失点をしてしまい、ゲームプランは開始早々に崩壊してしまいました。それでも「ボールはどこに来る? 相手の体の向きで予想し、相手より先にボールにアタックしなさい」「絶対にボールがバウンドする前に処理しなさい」と声をかけ続けました。
試合開始から10分ほど経過すると相手より早くボールへ寄せることができるようになり、徐々に試合のペースをつかんでいきました。何度かの決定機をシュートミスで逃したものの、15分に1点を返すと前半の終了間際に2点目を取り同点で前半を終了しました。後半が始まると出足で相手を圧倒できるようになり、6得点し8-2で圧勝しました。何よりも子どもたち全員が同じ方向を向いて戦っているのが伝わってきました。
3年目にして、参加している子どもたち全員がテーマと戦術を理解しようとしていることがコーチングをしている私に伝わってくる感覚がありました。その後の練習は全てレギュラーチームと控の子と先生、コーチを加えたチームでの紅白戦でした。問題点があると試合を止めて説明しましたが、理解度が高く少ない回数でしたが、チーム力が上がっていることが実感できるような内容でした。
2019年10月8日(火曜日)松戸市立梨香台小学校で大会は始まりました。私は外部コーチですので、ベンチ外から観戦しました。試合前に「緊張するとかではなく、今までやってきたことを信じて、自分を信じて戦ってね。反対側で見ているからね」と話しました。第二試合でしたので14:00のキックオフでした、最初の試合を6-0で圧倒して勝ち、10分の休みを挟み第三試合で「引き分け以上で優勝」という条件の中で15:00にキックオッフで試合が始まりました。ボールへの出足が早く有利に試合が進みましたが、1回目の相手の攻撃でサイドバックの判断ミスが出てしまい開始8分で失点をしてしまいました。
今まで多くの子どもたちの試合を見てきましたが展開が早く、その中でもまれにみる好試合となりました。ペースは東部小学校が握っていて決定機は作るものの、相手の集中力も高くバックとGKの好判断とセーブに阻まれ、なかなか得点ができずに後半の折り返しも過ぎ、残り時間も5分を切りました。見ていて「負けるのか」と思った残り3分についに同点に追いつき、そのまま試合終了のホイッスルが鳴り優勝することができました。前後半40分間、高い集中力を保った両チームの子どもたちには頭の下がる思いがしました。
東部小学校の子どもたちとは長く接することはできませんが「サッカーに対する思い」の違いを強く感じさせられました。この試合はこれからの子どもたちの人生の中で一つの財産となると確信しました。子どもとはいえ真剣勝負になるのがスポーツの特徴と言えるでしょう。特にサッカーは人間性も試される競技です。「サッカー教室」に参加している子どもたちにも気づいてほしいと複雑な気持ちにさせれられました。見ていた私が一番、考えさせられた試合となりましたが「おめでとう」と大きな声で子どもたちに声をかけたときの子どもたちの輝いた笑顔が強く印象に残りました。
以上、報告いたします。

■2019年9月21日「ZFC南船橋 3年生招待杯」参加報告■

2019年9月21日(土曜日)「ビビット南船橋屋上フットサルコート」で開催されたゼットフットサルスポルトビビット南船橋主催の「ZFC南船橋 3年生招待杯(5人制)」に3年生2名と2年生5名の7名で参加してきました。
大会は参加8チームを4チームずつのA・Bブロックに分け総当たりの予選リーグ戦を戦い、各ブロックの順位を決めて、1-7位の順位決定トーナメントを行う方式で行われました。Bブロックに入ったミラクルズは初戦を2-1と苦しみながらも勝利して、これで勢いがついたのか続く2回戦を5-0、3回戦も3-0と相手チームを圧倒し、3連勝で優勝決定トーナメントへ進みました。
3年生のメンバーが2人しかいない状況で迎えた優勝決定戦は、試合開始の挨拶で並んだ瞬間に相手チームとの体格差が目立っていましたが、それでも試合開始直後は攻め込む場面が多く、何回かのシュートを放ちましたが、相手ゴールキーパーの攻守にも阻まれ得点をすることはできませんでした。
試合が進んでいくと体格差の影響が出始め、競り合いで相手にボールを保持されることが多くなっていきました。1対1の場面でボールを奪いに行ったものの、相手に押されてパワーで負けてボールを奪い返され、最初に打たれたシュートで失点をしてしまいました。
その後も何度かの同点機は作ったものの体の大きな相手に寄せられて良いシュートを打つことはできませんでした。2失点目も左サイドでパスを受けた選手が相手選手に絡まれて、ボールを失い、押し込まれての失点でした。0-2となり必死に1点を取りに行きましたが、シュートミスも重なりそのまま敗戦となりました。
試合に負けて悔し涙を流している子もいましたが、体格の大きな相手に良く頑張ったと思います。表彰式で2位の銀メダルをもらって皆、笑顔になりましたので、良い経験になったと感じました。優勝決定戦では何回か良い場面も作れていましたので、真剣勝負の試合経験を増やしていくことで、個人としてもチームとしても攻守両面で力を付けて行く必要性を感じました。
試合引率をしてくれたコーチの方々、ありがとうございました。10月13日(日曜日)にはジェフ千葉主催の「第20回アキュアカップ1-2年生・3-4年生大会」もありますので、引き続きよろしくお願い致します。

■2019年9月8日(日曜日) NPO法人日本アンリ・ファーブル会「昆虫教室」開催報告■

2019年9月8日(日曜日)NPO法人 日本アンリ・ファーブル会との協業で11組の親子を対象とした「ギラファノコギリクワガタ・ニジイロクワガタ飼育教室」の講座を行いました。今回は、2種類の外国産クワガタの飼育方法の実演と解説でしたので、ファーブル会のスタッフとも話し合い、開始後すぐにギラファノコギリクワガタの飼育方法の実演からはじめました。
750-1000㏄のガラス製のビンに幼虫のエサとなる広葉樹の樹木の幹を粉上に粉砕して作った発酵マットを詰め込む作業の実演をしてから、参加した子どもたち自身の手で実際に作業をしてもらいましたが、11組全員が詰め終るのに1時間近くかかりました。
その後、6ヵ月前に飼育を開始して、幼虫が繁殖している飼育ケースを目の前で逆さにして作業台の上にあけましたが、7㎝超えるような大きな♂の幼虫がゴロゴロと出てきて、子どもたちからは「おぉー!!」という歓声が上がりました。「クイズとじゃんけん」で幼虫を受け取る順番を決めた争奪戦も子どもたち同士の真剣勝負となり、大いに盛り上がりました。
ニジイロクワガタの飼育ケースも作業台の上で開けましたが、こちらは数がギリギリの11頭だけでした。透明な樹脂性の飼育容器を外から観察していたときは多く見えましたので、少し驚くと同時に「何が悪かったのか?」という疑問を持ちました。
この幼虫のエサはビンに詰められた状態でクワガタの幼虫専用に売られている菌糸ビンですので、真ん中に幼虫が潜りこんでいける穴も開いているので、短い時間で終わりました。最後に飼育上の留意点や注意点などを説明して「飼育教室」を終えました。
今回はこの教室用に作成したテキストが8冊しかなく、配ることができませんでしたので、参加者から多くの質問を受けました。簡単な受け答えはしましたが「後日、メールでお答えします」と約束すると帰っていかれましたが「飼育用のテキスト」の配布も重要だと思いました。次回は「ヘラクレスオオカブトの飼育」です。今回の教室はHP配信後、2日で予約が埋まって好評だったと担当者の方が話されていました。

■2019年8月28日 中部放課後児童クラブ「昆虫教室」開催報告■

2019年8月28日(水曜日)14:00より、中部放課後児童クラブの子どもたち60-70名を対象とした「昆虫教室」を開催しました。テーマ別に分けた昆虫標本箱8箱(約300種類)と大型のヘラクレスオオカブトや「世界一きれいなクワガタ」といわれているニジイロクワガタなど生きた昆虫を展示して準備しました。子どもたちが部屋に入ってくると昆虫標本から遠ざかる動作をする子が何人かみられましたので、講座のはじめに「虫が大嫌いな人」と聞くと70-80%くらいの子が手をあげていました。
そこで、今年はパワーポイントで作成してあった「環境学習のための昆虫教室 採集編」を児童クラブの大型のテレビ画面に映して画面を見ながら「準備(1)~用意するもの~」「準備(2)~マナーと心構え~」「●昆虫のいる環境を探そう●」「●里山で出会える昆虫たち●」「◆ノコギリクワガタの採集 実践編(動画)◆」「◆昆虫の採集や観察の楽しさ◆」の説明から開始しました。多くの昆虫の生態写真や複数のノコギリクワガタが1本の細い山ヤナギの幹につかまって樹液を吸っている動画などを興味津々に見ていました。
その後、昆虫標本や生きた昆虫たちに触れることのできる「自由観察」の時間を設けましたが、怖がる子は少なく「もっと見たい!」という子が多くいて予定よりも長い時間触れ合っていました。時間も予定より長くなってしまいましたので、特に「擬態」や「警告色」「本能」の説明などはせずに「質問」の受け答えをしました。「ヘラクレスのツノの下にはなんで毛が生えているの?」「何でニジイロクワガタは輝いているの?」など、生きている昆虫への質問が集中しましたが、いずれも明確な答えは出ていない質問ばかりでしたので、観察から得た様子や通説でいわれている回答をしました。また、「どのようにして昆虫の写真を撮ったのですか?」と言う実践的な質問をした女の子もいました。
45分の予定でしたが、子どもたちからの「もっと見たい!」という要望で70分以上の授業になってしまいましたが、最後に「少し虫が好きになった子は?」と聞くと、ほとんどの子どもたちが手をあげてくれました。このことから「虫が大嫌い!」なのではなく「色々な昆虫に触れることや見る機会がない」のだと思いました。今年の5月に国連の会合IPBESは、人類の活動によって約100万種の動植物が絶滅危機にさらされていると警告する、人類の生存をも脅かす危機的な報告書を発表しましたが、誰も興味を持たないのは学校の授業でも習わないことからくる「無知と無関心」からだと強く感じました。
写真:学童の子どもたちが夏のキャンプで行く「千ヶ滝」とその滝壺付近の濡れた地面で吸水する「ミヤマカラスアゲハ」 2005年8月撮影

■2019年8月25日「EXILE CUP4-6年生大会」報告

2019年8月25日(日曜日)「フクダ電子フィールド」で52チームが参加して開催された「EXILE CUP4-6年生関東大会2」に参加してきました。千葉県サッカー協会の公認大会ですのでユニフォームを作り、初めての試合参加となりました。
参加52チームを4チームずつ13のグループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、順位を決め各ブロック1位、13チームプラス2位チームの成績上位3チームの16チームで決勝トーナメントを行い優勝チームが全国大会へ進むという厳しい日程で行われました。
7分-2分-7分で行われた予選リーグ戦はグループGに入り、9:30分に一斉にスタートしました。試合が始まると緊張からか、全員ロボットのようなぎこちない動きとなり、開始1分で先制点を入れられる苦しい展開となりましたが、その後も硬さは抜けずに前半だけで0-4という一方的なゲームとなりました。後半に入り少し硬さが取れて1点は返したものの、さらに3点を奪われ結局1-7の大敗という結果になってしまいました。続く第2戦は硬さも抜けて先に攻め込み相手ゴールのポストを叩くシュートが2本もありましたが、このシュートミスが響いて相手に先制され後半に入りました。後半の終了間際には見送ればゴールを外れていたシュートに触ってしまい自殺点になるという決定的なミスが出て、0-2での敗戦。早々と予選リーグ敗退が決まってしまいました。
第3戦は相手が弱く8-1で大勝し、予選リーグ戦は1勝2敗で総得点8、総失点10という結果でした。試合前には「一生懸命」というテーマを持って臨みましたが、全員「緊張」という対戦相手以外の敵に負けてしまうような情けない結果となりました。初めての公式戦で、52チームも参加する大きな大会でユニフォームを着て戦うという状況も子どもたちの「緊張」を大きくする要素になってしまったようでした。
こうした結果を踏まえ、今後は対外試合を増やしていって「試合度胸」を強くしていく必要性をコーチ全員で強く感じました。来月の9月21日土曜日に南船橋のフットサル場で開催されるZFC杯の3年生大会にエントリーしましたが、子どもたち自身も「何が足りないか」を考えていかないと、「遊びのサッカーしかできない」ということになってしい、「真剣勝負」の醍醐味を知らない人間になってしまうと思います。これからもコーチ、子どもたちともにサッカーを考えていきたいと思いますので、保護者の皆さんも応援、宜しくお願い致します。

 ■NPO法人 日本アンリ・ファーブル会「昆虫飼育教室」開催報告■

Photo:鈴木 知之

2019.8.11(日曜日)11組の親子を対象とした、NPO法人 日本アンリ・ファーブル会の「虫の詩人の館」で「ノコギリクワガタ・オオクワガタ飼育教室」の講座の講師をしてきました。
今回は、パワーポイントで作成した「昆虫教室 飼育編」を見せながら説明をしていきました。オオクワガタやヘラクレスオオカブトなどの卵から成虫に成長していく過程の写真を見せながらの講座でしたので、子どもたちも分かりやすく集中して聞いてくれたようです。
その後、子どもたち自身の手でノコギリクワガタを飼育する飼育容器の環境作りをして、♀を2匹ずつ入れ飼育・観察する準備をしました。この夏休みに順調に生きて産卵をしてくれれば、自分の眼でノコギリクワガタの卵から幼虫、蛹そして成虫に羽化する様子が観察できると思います。
それだけではなく、オオクワガタの♂♀ペアももらえるという大変に豪華な「昆虫飼育教室」でしたので、ノコギリクワガタとオオクワガタをもらった子どもたちは大喜びでした。
次回は9月8日(日曜日)に外国産のクワガタ数種の「飼育教室」を開催する予定です。

■青少年会館「昆虫に詳しくなろう!」開催報告■

「だいすき松戸! 子どもフェスティバル」実行委員会と「青少年会館」との協働事業で「夏休みは、遊びの基地青少年会館へ」の取り組みとして、2019年7月26日(金曜日)15:15-16:45の時間に青少年会館のロビーに来館している小学生までを対象に「昆虫に詳しくなろう!」を開催しました。当日は25名の小学生とその保護者の方、数名が参加してくれました。
進行については参加者の人数の増減を見て判断しましたが、すぐにロビーの一角で確保した場所がいっぱいになりましたので、最初にパワーポイントで作成した「昆虫教室 採集編」をプロジェクターにて映写して「準備(1)用意するもの」「準備(2)~マナーと心構え~」「昆虫のいる環境を探そう」「里山で出会える昆虫たち」「ノコギリクワガタの採集 実践編(動画)」「昆虫の採集や観察の楽しさ」の順に映像を見ながらの説明をしました。
多くの実際に生きて活動をしている昆虫たちの写真や実際にノコギリクワガタを採集している動画も映写しましたので、参加した子どもたちも保護者の方たちも興味を持って集中して聞いてくれました。その後の標本箱を示しての「擬態」や「警告色」の話も良く聞いてくれました。
展示した大型のヘラクレスオオカブトやパラワンオオヒラタクワガタ、ギラファノコギリクワガタなどの生きた昆虫には興味津々に子どもたちも保護者の方たちも触れていました。

■宿題寺子屋「千葉大園芸学部 生き物観察会」開催報告■

「NPO法人人材パワーアップセンター」と「NPO法人こどもっとまつど」との共催事業の「宿題寺子屋」からの依頼を受け、2019年7月20日(土曜日)14:00-16:00の予定で千葉大学園芸学部松戸キャンパス内において「生き物観察および採集会」を行いました。
当日は「宿題寺子屋」に参加している子どもたち12名とスタッフ6名の18名で3か所の庭園での昆虫や他の生き物などを探しましたが、昨年に比べ梅雨が明けておらず雨天後の曇りという天候もあり、見かける昆虫の種類も数も大変に少ない状況でした。
その後、雑木林の中にも入って探しましたが、全く何も見かけることができませんでした。昨年はカブトムシがたくさん止まって樹液を吸っていたクヌギの木も樹液もあまり出ていなく、一匹のカブトムシも捕まえることができず参加した子どもたちは「がっかり」していました。
同じような時期に「生き物観察および採集会」を実施しても、年度により庭園や雑木林の中の状況も全く違っているということを参加した子どもたちは「強く感じた」と思いますが、長くこうした活動を行っているとよくあることです。
人工的な環境にしか触れていないと「全く気がつかない」ことですが、年毎の雨量や気温、湿度などの違いが昆虫などの生き物たちに大きな影響を与えているようです。猛暑や長雨、乾燥なども人間の生活に大きな影響を与えますが、自然界では植物を含めたすべての生き物たちに最大限の影響を与えていることが、こうした活動を定期的に行っていると実感することができますので、参加した子どもたちには「得難い経験」になったと感じました。同時に昆虫の採集は「捕れないと大変に疲れる」ことも学習したと思います。

■2019年7月27-28日「2年生練習試合」および「co-op deliカップ大会」3-4年生大会報告■

2019年7月27日(土曜日)練習を9:00~11:00の全学年参加に切り替えて、当NPOのコーチの知り合いの方がコーチをされている江戸川区の少年サッカークラブのお誘いをうけて、12:00より14:00まで江戸川区スポーツランドの人工芝フットサル場にて2年生9名の希望者による練習試合を行いました。
10分程度のランニングタイムで6-7本の6人制での試合をしました。緊張からか立ち上がりは動きが硬く、練習での力がほとんど出せないような状況が続きましたが、時間が経過し緊張がとれていくと、動きも良くなっていきました。勝敗は別として全試合を通じて失点が1点だけだったのは、参加した2年生全体として大変に良かったと感じました。
練習試合だけではなく、ジェフの大会なども極度の緊張状態となって「普段の力が出せない」という共通の問題点が浮き彫りになった練習試合でもありました。お誘いいただいたサッカークラブのコーチには、機会をいただき心より感謝するとともに、今後ともよろしくお願い致します。ありがとうございました。

2019年7月28日(日曜日)「スポーツオーソリティフットボールパーク幕張新都心」で開催されたジェフ千葉主催の「Co-op deliカップ大会(5人制)」に参加してきました。午前中の1-2年生は通過する台風の影響を受けた強い風雨のために中止となってしまいましたが、午後に開催の3-4年生大会は予定通りに13:00より開催されましたので報告いたします。
◆3-4年生大会
参加16チームを4チームずつ4つのグループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの順位を決め、その後、順位別のトーナメント戦を行い順位ごとの優勝を争いました。今回のテーマは「力を出し切る」としました。
グループCに入り行われた予選リーグ戦では、1-0、2-0、1-1の2勝1分の1位となり、前回に続き4チームでの1位優勝決定トーナメントへと進みましたが、初めて進んだ前回以上に硬さが目立ち、ミスを恐れてボールを蹴りこむような試合展開となってしまい、体力に勝る相手に押し込まれ、スコアは2-4でしたが、内容では一方的な敗戦となってしまいました。
通算成績は2勝1敗1分、総得点6、総失点5という結果でしたが、5失点中の4失点が準決勝戦という戦った子どもたちにとっても残念な結果だったと思います。テーマとした「力を出し切る」については予選リーグから硬さが目立ち、参加した全員ができていなかったと感じました。
練習への取り組み方やメンタルの強化法など、子どもたちがより面白くサッカーをするための改善点を探し出し「なぜ、このようなことが起きるのか?」ということについてコーチだけではなく、参加している子どもたち全員で考えていく必要を強く感じました。

■ジェフ千葉「目指せ! 昆虫博士!!」開催の報告 ■

7月18日(木曜日)ジェフユナイテッド株式会社「チーム統括部 普及グループ」からの依頼を受けて以下のスケジュールにて「目指せ! 昆虫博士!!」の開催をしました。今年で4回目の開催ですが、HP(https://jefunited.co.jp/news/2019/07/grassroots/156194340012576.html)に掲載される公式の行事の中でも人気のある企画となっているようで、当日は約80名の小学生とその保護者の方たちが参加してくれました。
従来と違い今回は、パワーポイントにたくさんの昆虫写真を入れて作成した「昆虫教室 採集編」の解説が面白かったようで、子どもたちは集中して聞いてくれました。その後はテーマ別に昆虫が展示してある標本箱を示しながら「擬態」と「警告色」についての説明をしましたが、これも集中して聞いてくれ、良い雰囲気の講座となりました。
そのあとの「ヘラクレスの巨大幼虫争奪クイズ大会」は超難問を用意しましたので、全問正解がなく、3問正解者2名での「ジャンケン」によって勝者を決めましたが、5年生くらいの女の子と1年生くらいの男の子の対決でした。男の子が勝利して112gの巨大なヘラクレス♂幼虫をゲットしましたが、大いに盛り上がりました。
最後に今回のイベント用に採集してきた「ノコギリクワガタ72匹、カブトムシ13匹」を参加者全員に配布してイベントは無事終了しました。配布する「クワガタとカブト採集」にかなりの手間と時間がかかりますが、参加した子どもたちは大変に喜んでくれますし、ジェフ千葉の皆さんも「目指せ! 昆虫博士!!」のイベントを大事にしてくれますので、これからも続けていきたいと考えております。
来年も開催する予定ですので、興味のある方は申し込まれてはいかがでしょうか。HPにアップしてから3日間で定員になってしまうとジェフの担当者の方が話されていました。

  9:30 受付開始
10:00 イベント開始
10:00 ジェフ普及コーチからのお話
    先生の紹介と自己紹介
10:10 簡単な昆虫の話とパワーポイント「昆虫教室 昆虫採集編」を見ながらの解説
    標本を見ながら「擬態」の説明
    標本を見ながら「警告色」の説明
10:45 世界の虫と触れ合おう「触る。写真撮影(保護者も参加)」※各グループで移動
11:15 ヘラクレスの巨大幼虫争奪クイズ。環境に関する問題4問(選択制)
Q1.この数十年以内に絶滅の危機的な状況にある生き物の種類数。
  ①100種程度 ②1,000種程度 ③10,000種程度 ④100,000種程度 ⑤1,000,000種程度
A1.国連環境計画(UNEP)主催の政府間会合は5月6日、人類が陸海空で自然環境と生物多様性に壊滅的な打撃を与えていると警告しました。
世界132カ国の政府が参加する「生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム」(IPBES)は、人類の活動によって約100万種の動植物が絶滅危機にさらされているとする、報告書を発表しました。(イギリスBBCニュースより)
Q2.1980年から2000年の20年間に失われた熱帯雨林の面積。(熱帯雨林:南回帰線と北回帰線の間にある赤道付近にあって温暖で、年間の雨量が2,000㎜以上の森林地帯)
  ①サッカーコート約2万5千個 ②約24万個 ③約250万個 ④約1,600万個 ⑤約1億4千万個
A2.1980年から2000年の間に失われた熱帯林の面積は、1億ヘクタールに及ぶ。(サッカーコート約1億4千万面分、日本の国土面積の約2.65倍)南米での牧畜と東南アジアのパーム油生産が、その主な原因です。(イギリスBBCニュースより)
Q3.世界の人間が1年間に排出するゴミの量
  ①約5百万トン ②約2千万トン ③約3億トン ④約10億トン ⑤約20億トン ⑥約30億トン
A3.急速な都市化と人口の増加により、世界の廃棄物年間発生量は、推定で2016年の20.1億トンから今後30年間で34億トンに達すると予測されています。(世界銀行HPより)全人類77億人の総重量が約4億トン程度といわれていますから、一人の人間が1年間に体重の4倍近くのゴミを出していることになります。
Q4.ギラファノコギリクワガタの学名を当ててください。
  ①Dorcus giraffa ②Odontolabis giraffa  ③Lucanus giraffa ④Prosopocoilus giraffe ⑤Prismognathus giraffa
A4.④Prosopocoilus giraffe  小種名のgiraffeはラテン語でキリンを意味しています。長いオオアゴからこのような名前が付けられてのだと思います。(『クワガタ・カブト飼育大図鑑』世界文化社より)
※最後まで残った子には、ヘラクレスの巨大♂幼虫をプレゼント。
11:30 参加者全員に「クワガタ、カブト」プレゼント
11:50 イベント終了

■第19回「アキュアカップ大会」1-2年生、3-4年生大会参加報告■

2019年6月23日(日曜日)「スポーツオーソリティフットボールパーク幕張新都心」で開催されたジェフ千葉主催の「第19回アキュアカップ大会」1-2年生、3-4年生大会(5人制)に2年生7名と3年生3名、4年生5名の8名で参加してきました。

◆1-2年生大会
参加15チームを4チーム3つと3チーム1つの4グループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの順位を決め、その後、順位別のトーナメント戦を行い順位ごとの優勝を争いました。今回のテーマは2年生になって2回目の大会でしたので「集中力」にしました。
グループDに入り行われた予選リーグ戦は、1-1、1-2、0-2の1分2敗の3位となって、各組の3位の4チームで行われる順位優勝トーナメントへ進みました。1回戦は3-2と点の取り合いになりましたが、相手に押される展開で、失点後のキックオフからのシュートやキックインを相手キーパーが触ってしまいそれが決勝点になるなど、内容はよいものではありませんでした。
3位抜けでしたが、初めて順位決勝戦へ進みました。開始直後に相手陣内からキックインされたボールをインターセプトしてシュートにつなげると、対戦チームにミスが続き3度の決定機を作りましたが、いずれも得点できず、攻め込まれる展開となりました。それでも相手陣に少し入った場所からのキックインからキーパーと1対1になる4度目の決定機を作りましたが、これもシュートミスで得点ができず、相手ペースの苦しい展開に。相手が攻め込んでくる中で、自陣の中盤からのキックインを素早く逆サイドから相手の裏に走りこんできた味方につなぎ、カウンター攻撃。5度目の相手キーパーと1対1となる決定機を作り、今度はキーパーをかわして先制点を奪うことができました。これで試合は互角の展開となりましたが、残り時間が2分を切って、相手が前掛りなったところを自陣のコーナー付近の深い位置からのキックインから、またしてもカウンター攻撃につなげシュート、キーパーを抜けましたが、ゴールカバーに入っていた相手選手がスライディングでカバーしたものの逆サイドからは走りこんできた味方が絡みエンドラインぎりぎりから折り返して2点目につなげました。終了間際に1点を返されましたが、3位抜けで優勝することができました。テーマとした「集中力」に関しては個人的なバラツキもあり、大きな課題を残したように思いましたが、順位戦で勝ち抜けたことは大きな経験になると思います。

◆3-4年生大会
参加15チームを4チーム3つと3チーム1つの4グループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの順位を決め、その後、順位別のトーナメント戦を行い順位ごとの優勝を争いました。今回のテーマは1-2年生と同じく「集中力」としました。
3チームのグループBに入り行われた予選リーグ戦では、4-1、1-1の1勝1分の1位となり、4チームでの1位優勝決定トーナメントへと進みました。初めて進んだ1位優勝決定トーナメントの1回戦では、試合開始から動きが硬く、緊張しているのが分かりました。相手のレベルが上がっているということもありますが、普段の実力を出すこともできず、不用意なミスから失点をして、0-2で敗退しました。
通算成績は1勝1敗1分、総得点5、総失点4という内容でしたが、テーマとした「集中力」については予選リーグではよかったように思えましたが、決勝トーナメントでは「緊張」の方が強く出てしまい「戦う」こともできていなかったと感じました。「試合に出場する」ということについても個人個人でもっと考えてほしいと思いました。優勝したチームの子どもたちとは「サッカー」に対する意識の違いを大きく感じる大会となりましたが、意識が変われば大きく伸びるとも強く思いました。


■2019年5月12日「ジェフチャレンジカップ大会」1-2年生・3-4年生大会報告■

2019年5月12日(日曜日)「スポーツオーソリティフットボールパーク幕張新都心」で開催されたジェフ千葉主催の「ジェフチャレンジカップ大会」1-2年生、3-4年生大会(5人制)に新2年生6名と新3年生3名、新4年生4名の7名で参加してきました。

◆1-2年生大会
参加16チームを4つのグループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの順位を決め、その後、順位別のトーナメント戦を行い順位ごとの優勝を争いました。今回のテーマは新2年生になってから初めての試合でしたので「チームワークと一生懸命」にしました。
グループBに入り行われた予選リーグ戦は、1-3、6-0、5-0の2勝1敗の2位となって、各組の2位の4チームで行われる順位優勝トーナメントへ進みましたが、1回戦で1-4と敗退してしまい、決勝戦へは進めませんでした。
昨年度の12月の「クリスマスカップ大会」では「無勝利」に終わりましたが、今回は通算成績で2勝2敗、総得点13点、総失点7点という内容でした。しかし、勝利した試合は大量得点で無失点、負けた試合は3失点以上という極端な試合内容でした。これは「全員で攻める」はできていたものの、負けた試合では相手のカウンター攻撃で簡単に失点していましたので「全員で守る」ができなかった結果でした。
子どもたちが試合に勝ちたいのであれば「全員で守ることを意識する」ことの重要性をコーチングで伝えていきたいと思いました。テーマとした「チームワークと一生懸命」がある程度できていたので予選リーグを2位で抜けられたのだと思います。新2年生になって大きな前進が見られた大会初参加となりました。

◆3-4年生大会
昨年度の主力だった4年生が5年生になり抜け、新4年生と新3年生で参加した最初の大会でしたので、1-2年生と同じ「チームワークと一生懸命」をテーマに大会に参加しました。参加チームが13チームでしたので、予選、決勝ともにリーグ戦での戦いとなりました。4チームのグループAに入り行われた予選リーグ戦では、1-1、2-0、1-5の1勝1敗1分の3位となり、5チームでの総当たり戦となる3位優勝決定リーグへと入りました。
リーグ戦では6-0、3-0、5-1と3連勝して、勝てば優勝というリーグ最終戦へ臨みました。この日の7試合目となるタフなスケジュールでしたが、集中力を切らすことなく1-0で勝利し、4戦全勝となり3位リーグで優勝することができました。予選リーグで1-1と引き分けたチームが1位リーグで優勝していましたので、新3-4年生での初戦としては良いスタートができたと思います。
通算成績は5勝1敗1分、総得点19、総失点7という内容でしたが、テーマとした「チームワークと一生懸命」については「一生懸命」はある程度できたものの「チームワーク」については新3-4年で一緒に戦う初めての大会でしたので、課題があるように思いました。参加した子どもたちは「1位で優勝がしたい」と話していましたので、今後は連携などを高めていく練習にも取り組んでいきたいと思います。
一方で大会に参加する上で「ゴールキーパーが不在」という大きな課題も見つかりましたので、現在のメンバーの中から「ゴールキーパーを育成する」ことも重要という共通の認識をコーチ達で確認しました。

■2019年3月10日「振り返りの会&交流会」の報告■

●はじめに
 2019年3月10日(日曜日)、松戸市民会館301号会議室にて「振り返りの会&交流会」を以下の内容で開催しました。

◆「振り返りの会」開催日時および場所、スケジュール
2019年3月10日(日曜日)14:00-16:30  松戸市民会館301会議室(定員150名)
1.14:00-05 開会のお知らせと役員の紹介(役員紹介および資料配布) 佐藤 敬
2.14:05-10 理事長の挨拶 藤塚 光慶
3.14:10-40 映像での「振り返り」
4.14:40-50 パワーポイントでのNPO設立の経緯説明および活動報告
5.14:50-15:05 参加者全員による意見交換および「将来への展望」
6.15:05-15:15 メッセージ記入
7.15:15-16:40 ビンゴ大会

 当日は、このNPOの理事などの役員8名、寄付をいただいている協賛会員の方4名、「サッカー教室」に参加している17の家族の子どもたち27名と、その保護者の皆さん24名の合計で63名の方々に参加していただきました。

●開催目的
 現状では「サッカー教室」に参加している子どもたちと保護者の皆さんが活動会員となって運営していますので、コーチ以外でこのNPOに携わっている理事などの役員や発起人、また寄付をいただいている協賛会員の方たちとの接点は全くありません。
 活動会員のお子さんや保護者の皆さんには「振り返りの会&交流会」の開催により、コーチ以外でこのNPOに関わっている方々を知っていただくこと。
 役員や協賛会員の方々には、映像や画像などにより日常の子どもたちの様子を紹介し、活動の「理念」や「将来の目的」などを活動会員の保護者の方々と共有していただくことと同時に、「ビンゴ大会」などを通じ、関わる全ての人たちの交流を目的として開催しました。
 第1回目の「振り返りの会&交流会」としては、反省点も多くあるものの参加した方々全員にとって意味のあるイベントになったと思いました。

※「ビンゴ大会」を企画していただいた保護者の皆様へは、お礼を申し上げます。「ありがとうございました」

●「メッセージ記入」の紹介
◆子どもたちからのメッセージ(複数回答)20通
 ●サッカーが楽しい。 18人
 ●もっと練習時間を長くしてほしい。 12人
 ●試合をたくさんしたい。12人
 ●広いコートで練習をしたい。5名
 ●ゴールがあるので、室内で練習したい。 2名
 ●もっとサッカーがうまくなりたい。 16名
 ●ユニフォームを作ってほしい 4名
 ●練習のメニューを増やしてほしい。 3名
 ●試合に呼んでほしい。出たい。 2名
 ●コーチの話が長い 1名
 ●もっとコーチの話を聞いてうまくなりたい 1名
 ●全員が映像に映るようにしてほしい。 1名
 ●試合になると、あまりボールに触れない。 1名
 
◆保護者からのメッセージ(複数回答)27通
 ●「子どもが中心」「モラル重視」というNPOの理念に共感できる 27名
 ●子供はサッカーの練習を楽しみにしている 26名
 ●映像や画像が良かった 6名
 ●キーパーを含め個人での練習方法を指導してほしい 2名
 ●大会や試合がもっとあると良いと思う。 2名
 ●すべての子どもたちが大会に出られる機会を作ってほしい 1名
 ●もっと本格的な活動にしてほしい 1名

◆協賛会員の方々からのメッセージ 4通
 ●「皆さんこんにちは」と言いましたときに、子どもたちも保護者の方もどなたも「こんにちは」とおっしゃらないのは寂しく思いました。挨拶することを教え
  ていただきたいです。
 ●子どもたちを支援することは、金額的にもあるのでしょうか。
 ●協賛会員として応援致します。豊かな心の子どもたちを指導ください。
 ●若い人の動きを見ていると私も元気が出ます。女子のメンバーが少ない。(難しいかもしれませんが、松戸出身の名選手が出ると良いですね)



活動の様子(2017年)

◆2017年6月10日 横枕「ほたる祭り」サッカー教室
 2017年6月10日、昨年度から親交のある栃木県那須烏山市横枕の青年団が主催する「ほたる祭り」の中のイベントとして、地元の1年生から6年生を対象とした「サッカー教室」を開催させていただきました。
 当日は地域の35名ほどの子供たちが集まりキック、トラップ、ドリブル等の技術的な基本の指導とミニゲームを行いました。開催場所が少し狭かったので、開催後に地元の方々から「もう少し広い場所で開催してほしい」などのご意見がありました。また、途中に天候の急変などもありましたが、ケガ人も無く無事に終了することができました。松戸からも参加してくれた活動会員の方がいました。
 夜の8時過ぎにはホタルが飛び交う様子も観察できました。

◆2017年7月2日「第16回アキュアカップ」
 1-2年生大会
 ジェフユナイテッド千葉の主催する「第16回アキュアカップ」に参加してきました。1-2年生大会には、昨年度から参加している新2年生と今年度に入会した新しい1年生と保育園の年長さん1名を加えて、7名で参加しました。新1年生は初めての試合でしたので、ケガなく1勝ができればと臨みました。
 リーグ戦は出場チームが15チームだったので、3チームのグループDに入り2試合を戦いました。結果は0-5、0-0の引き分けの1敗1分で3位グループの順位トーナメントへ進みましたが、初戦で1点を先制したものの2点を返され逆転で負けてしまい、2敗1分の成績で目標の「1勝をする」ことはできませんでしたが、参加した子供たちはケガもなく、一生懸命に戦っていましたので良い経験になったと思います。
 新しい1年生については、初めてサッカーを始めた子が多く、ルールを理解することを丁寧に教える必要を感じました。2年生については昨年度にはやらなかった「キーパー」をしなければならず、「キーパーはやりたくない」といったような態度が見られましたので、「すべてのポジションを経験する」ことの重要性を子どもたち自身で理解することができるようにコーチングしていかなければと感じました。

◆2017年7月2日「第16回アキュアカップ」
 3-4年生大会
 ジェフユナイテッド千葉の主催する「第16回アキュアカップ」に参加してきました。3-4年大会には今回、11チームが参加してA、B、Cの3グループに分かれてリーグ戦を行い各グループの1位の3チームと2位の3チーム+3位のじゃんけん勝ちを加えた4チーム、3位と4位の4チームで、順位戦もリーグ戦で行いました。去年まで2年生だった新3年生4人と新4年生(1人は女子)3名を加えた7名で参加しました。
 予選リーグは3チームのグループCに入り、2試合を戦いました。初戦は0-0の引き分けでしたが、2試合目に対戦したのは優勝候補の強豪チームで、6年生のような体格の大きな選手で構成されていて圧倒され、0-5で大敗しました。
 その結果、4チームでの3位リーグに入り3試合を戦うことになりました。3位リーグでは2-0、3-0、3-0と3連勝して3位抜けで優勝できました。
 予選リーグでの優勝候補との試合で「キーパー」を引き受けてくれた4年生が、相手の強烈なシュートを何度も体を張って防いでくれた姿が大変に印象に残りました。サッカーでは技術も大切ですが、どのようなポジションでもチームのために一生懸命に戦う責任感がとても大切だと改めて、その子から教えられました。

◆2017年7月24日「ジェフ1DAYサッカースクール」3-4年、5-6年生の部参加
 ジェフ千葉主催の「1DAYスクール」3-4年生、5-6年生の部へ参加してきました。当日は3年生が5名、5年生が5名の総勢で10名での参加となり、コーチ2人で引率をしました。夕方からの公共交通機関を使っての移動となりましたのでマナーが守れるかを心配しましたが、想像していた以上に参加した子供たち全員が気を付けてくれ、トラブルもなく予定通りに行うことができました。
 参加した子たちは全く知らない子供たちと一緒に、ジェフ千葉のコーチから指導を受け、少し緊張気味でしたが、技術的に上手な子供たちもいて、良い刺激を受けたと思います。初めて参加した3年生のお母さんから「楽しかったのと、4年生と一緒に学び、自信がついたようです」というメッセージをいただきました。今後も機会があれば、子供たちにこのような経験をさせていきたいと考えています。

◆2017年8月11日「第1回ジェフチャンピオンズカップ」4-6年生大会◆
 フクダ電子スクエアで24チームが参加した、6人制の「ジェフチャンピオンズカップ」4-6年生大会に5年生6名と3年生1名で参加しました。ほとんどのチームが6年生での参加でしたので、見た目にも体格差があり「1勝ができれば」と思いました。
 4チーム6ブロックに分かれての予選リーグの初戦では、終了2分前に判断ミスから失点し、そのまま敗戦かと思いましたが、終了40秒前に唯一参加の女子のスーパーシュートで同点に追いつき、引き分けました。その後の2試合もほとんど防戦一方でしたが、全員で良く守りきり1-1、0-0、0-0の3引き分けで予選を3位で通過し3位抜けの順位決定リーグへ進みました。
 順位決定リーグも体格に勝る対戦相手に押し込まれる展開でしたが、1-0、2-0と2連勝して3位優勝決定戦へ進みました。最後の大事な優勝決定戦で「勝ちたい」という気持ちが強くなりすぎたのか守備が雑になり、試合の中盤と終盤に失点し0-2で敗退しましたが2勝3分け1敗の成績で、よく頑張ったと思います。子供たちは「また参加したい」と話していましたので、とてもよい経験ができたと感じました。

◆2017年9月16日「練習の一場面」
「サッカー教室」の練習前のグランドの石拾い。子供たちは一生懸命に石を拾っていた。「練習よりも面白いのかな?」

◆2017年11月5日「第2回ジェフチャンピオンズカップ」4-6年生大会

11月5日、フクダ電子スクエアで24チームが参加した「第2回ジェフチャンピオンズカップ」4-6年生大会(6人制)に5年生8人と3年生1人の9名で参加してきました。今回で2回目の参加でしたので、前回より良い試合ができればと臨みました。
24チームを4チーム6ブロックに分け、総当たりの予選リーグの勝敗で順位を決め、次はそれぞれの順位別に3チーム2ブロックに分けての順位決定リーグを経て、各順位の優勝を争いました。予選リーグ戦は1-1、0-0、0-1の2分1敗でしたが、「クロスシュート」で3ポイントを獲得していたので2位で抜けました。
順位決定リーグ戦も0-0、0-0の2分けで結局、2位抜けの優勝決定戦へは進めず、通算成績は4分け1敗でした。予選リーグで0-1で負けたチームが優勝しました。

ジェフ千葉U12の「ジェフエリート」も参戦していましたが、優勝はできませんでした。しかし、個々の技術やサッカーに対する意識は高く、子供たちが目指す良い目標となると思いました。
もう少し個々の技術力を上げないと引き分けには持ち込めても勝てないと実感しましたが、何人かの子供たちは、かなり精神的にも成長していると感じられる場面が多くみられましたので、次は1位抜けを目指して頑張ってほしいと思いました。子供たちにとっても「良い経験」から「成長する」場になっているように感じました。
大会前にコーチと子供たちの間で、練習に対する取り組みの姿勢を巡って、意見の食い違いなどもありましたが、そうした状況を子供たち自身で乗り切っていったように感じ、人間的にも成長していると思いました。

活動の様子(2018年)

◆2018年1月8日「NEW YEARジェフカップ」U12大会◆

1月8日月曜日(祝)、JFE体育館で14チームが参加した「NEW YEARジェフカップ」U12大会(5人制)に5年生5人と3年生2人の7名で参加してきました。ベストのメンバーでの参加ではありませんでしたが、今回で3回目でしたので前回の2位抜けの順位戦進出以上の成績を目指して臨みました。
14チームを4チーム2ブロックと3チーム2ブロックの4ブロックに分け、総当たりでの予選リーグの勝敗で順位を決め、次は順位別にトーナメントを戦い、それぞれの順位優勝を争いました。当チームは4チームのグループC入りリーグ戦3試合を戦いましたが0-2、0-1、1-0の1勝2敗で3位抜けとなり順位決定トーナメントへ進みました。
3位抜けの初戦では1点を先制されましたが、終了直前に1点を返して追いつき、サドンデスのPK戦となりました。両チームとも全員が決めて2順目となりましたが、これも全員が決めて3順目に入りました。相手が先にミスをして入れれば勝てる状況になりましたが、こちらも外してしまいPK戦は続き、今度はこちらが外してしまい結局PK戦で敗退してしまいました。通算成績は1勝2敗1分(PK負け)でしたが、PK戦でのキックを見ていて、全員がある程度ボールをしっかりと強く蹴ることができ成長が感じられました。

今回は予選リーグ初戦で0-2で負けたチームが1位抜けの決勝へ進み、ジェフ千葉U12と戦いましたが、結果は1-0でジェフの勝ちでした。点差以上にサッカーに対する意識の高さの違いが目立ち、技術以上に取り組む姿勢の違いを痛感させられました。(前回はリーグ戦初戦で0-1で負けたチームが優勝し、ジェフ千葉U12は優勝できませんでした)
前回同様に、もう少し個々の技術力を上げないと勝てないと実感しましたが、ジェフ千葉U12の子供たちを見ているとサッカーに「一生懸命に取り組む」という、年齢に関係なく誰にでもできるシンプルな姿勢の重要性を再認識させられました。同時に練習環境や時間など環境整備の必要性も感じました。今後も子供たちは「参加したい」と話していましたので「成長する場」として参加していきたいと思います。

■2018年3月11日「第3回ジェフチャンピオンズカップ」4-6年生大会■

3月11日、日曜日20チームが参加してフクダ電子スクエアで開催された「第3回ジェフチャンピオンズカップ」4-6年生大会(6人制)に5年生7人と3年生1人の8名で参加してきました。今回で5人制での大会を含め4回目の参加でしたが、今回は成績よりも「一生懸命にプレーする」を目標に試合に臨みました。
試合前のチーム対戦による「クロスシュート」では相手チームより1点多く決めることができ「勝ち点3」を獲得できました。20チームを5チーム、4つのブロックに分けて行われた予選リーグ戦はグループAに入り4試合を戦いましたが、0-1、3-0、0-0、0-1の1勝2敗1分で勝ち点4となり、「クロスシュート」で獲得した勝ち点3をプラスしても各組2位までが進める8チームでの上位トーナメントには進めず、3位から5位までの12チームで行われる下位トーナメントに回りました。
4位でしたので、4試合を勝ち抜かないと優勝はできませんが、トーナメントの1回戦は前回と同様に0-0の引き分けとなり、サドンデスのPK戦になりました。相手の3人目のPKを味方のキーパーが好セーブで防ぎ、入れれば勝ちという前回と全く同じ状況で、キックカーも同じ3年生の選手に回ってきましたが、今回はしっかりと決めることができて勝ち抜き2回戦に進みました。

その後の試合も4-1、2-0で勝利し、下位トーナメの決勝に進みました。決勝戦はこの日の8試合目となり、全員かなり疲れていましたが集中力を切らせることなく4-0で快勝し、下位トーナメントで優勝しました。通算成績も4勝2敗2分(1PK勝)で得点13、失点3という内容でした。
対戦相手が6年生ということもあり、まだまだ技術も体力も上位チームとの差はありますが、参加した子供たち全員に恐れずに向かっていく姿勢が見られ「一生懸命にプレーする」という目標はクリアできた一日となり、精神的にも成長していると強く感じました。子どもたちは「次は上位トーナメントで戦いたい」と話していましたが、もう少し良い環境でサッカーの練習をさせてあげたいと思いました。

■2018年6月16日「第4回ジェフチャンピオンズカップ」4-6年生大会■

6月16日(土曜日)、22チームが参加してフクダ電子スクエアで開催された「第4回ジェフチャンピオンズカップ」4-6年生大会(6人制)に6-4年生を中心にしたミラクルズホワイト、5-3年生を中心にしたミラクルズブルーの2チーム編成で参加してきました。今回はホワイトが「自立」ブルーが「チャレンジ」という目標を持って試合に臨みました。
大会の1週間前に6年生チームに参加する予定だった児童が小学校の部活中にケガをしてしまい、メンバーが不足する事態になりましたが、親交のある国府台FCの協力を得て4年生3名とコーチ1名に合同で参加いただき予定通り2チームで参加することができました。
試合前の「リレー対決」では両チームとも順位が低く、勝ち点を獲得することはできませんでした。
3-5年生5名と国府台FCの4年生3名の8名でチーム編成をしたミラクルズブルーは予選グループ②に入りリーグ戦3試合を戦いましたが、0-3、0-4、0-1と3連敗をして4位抜け順位リーグ戦に回りました。順位リーグ戦も1-2と敗れ、4位優勝決定戦へは進めませんでしたが、合同で参加してくれた国府台FCの4年生が得点を決めてくれました。
通算成績は4敗で得点1、失点10と大敗してしまい、まったく勝つことはできず6年生が相手だったので「次はやめておくか?」と聞くと、子供たちは「また行きたい」と話していましたので目標としていた「チャレンジ」はできていたように感じました。次回は初勝利目指して練習を積んでいきたいと思いました。

6年生4名と4年生2名の6名の交代要員なしで編成したミラクルズホワイトは3チームでの予選グループ⑥に入りリーグ戦2試合を戦いました。初戦は残り1分まで1-0とリードしていましたが、反則をして相手チームにフリーキック与え、かなり距離はありましたが直接ゴールを決められ1-1と引き分けました。続く第2試合は1-0と勝利し1勝1分でしたが、得失点差1の差で2位抜け順位リーグ戦へ回りました。各3チーム2ブロックで行われた順位リーグ戦では1-0、1-0と2連勝して2位優勝決定戦に進みました。
2位優勝決定戦は両チームとも緊張からか、お互いにボールを相手ゾーンに蹴りこむような展開になり、0-0のサドンデスでのPK戦に入りました。今回のホワイトのテーマは「自立」でしたのでGK以外のキッカーの順番などは子供たちに決めさせました。コーチ側から見ると「大丈夫かな?」というキッカーの選択でしたが、両チームとも2人が決めて3人目に入りました。
味方のGKが3人目のPKを阻止して、入れれば勝ちという前回と全く同じ展開になり、キッカーも4年生になった同じ選手に回ってきましたが、見事に決めて2位優勝決定戦を制しました。通算成績も3勝2分け(1PK勝)で得点4、失点1という内容で、前回大会を上回っただけではなく過去最高の結果となりました
大会直前に6年生がケガで抜け4年生を加えての参加となり、ベストのメンバーではありませんでしたが、お互いに声をかけあいながら集中して戦っている姿に精神的な成長を感じましたが技術的には、まだ足りない部分がたくさんあり、常に感じることですが、もう少し良い環境で「サッカーをさせてあげたい」と思いました。
今回、急なお願いにもかかわらず、快く合同で参加いただいた国府台FCの4年生とコーチの方々、そしてチーム関係者の皆様には、心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

■2018年6月16日「横枕ほたる祭り」サッカー教室■

2018年6月16日(土曜日)、今年度も親交のある栃木県那須烏山市横枕の青年団が主催する「横枕ほたる祭り」の中のイベントとして地元の1年生から6年生を対象とした「サッカー教室」を開催させていただきました。
前日まで雨模様でしたが、当日の天候は曇りでグランドも少し湿っているものの、サッカーをするのには支障のない状況でした。受付開始の13時頃には32名ほどの地域の子供たちが集まりました。
13:30開始。最初に「姿勢」の話をしてから「周りを見る。ぶつからない」をテーマに単純な「ふやし鬼」の鬼ごっこをして体をウォームアップし、その後のドリブルの練習では、効き足を中心にボールの置く場所によって良い姿勢が保て、インサイド、アウトサイドと足裏でのボールタッチもスムーズに行えるといことを実感してもらえるように気を配って練習をしました。
キックやトラップについても、「姿勢」を重視することでボールが「より蹴りやすく」そして「トラップしやすい」ということを実感してもらえるように注意しました。最後に学年別に分けてミニゲームをしましたが、32名と人数が多く、3つのカテゴリーに分けて5分で回していきました。
しかし、10分以上の待ち時間ができてしまい、特に低学年の子供たちは飽きてしまうような状況でしたので、内容を見直す必要があると感じました。大きなケガをする子供もなく15:30に終了しましたが、「姿勢」の話など少し難しく、もう少し楽しくするための工夫が必要だとも思いました。

■2018年7月22日「第17回アキュアカップ大会」1-2年生、3-4年生大会報告■

2018年7月22日(日曜日)「スポーツオーソリティフットボールパーク幕張新都心」で開催されたジェフ千葉主催の「第17回アキュアカップ大会」1-2年生、3-4年生大会(5人制)に1年生4名と2年生3名の7名と4年生4名と3年生3名の7名で参加してきました。

◆1-2年生大会
昨年の7月に参加して以来、久々の大会出場となりました。前回は1分2敗と目標としていた1勝ができませんでしたが、今回は新しい1年生を加えての参加となり、「ケガをせずに楽しく」をテーマにして「1勝する」ことも目標に臨みました。
出場14チームを4チームのグループA、B。3チームのグループC、Dの4つのグループに分け、総当たりのリーグ戦を行い、それぞれの順位を決め、各順位での決勝トーナメントを行い優勝を争いました。4チームでリーグ戦を行うグループBに入ったミラクルズは初戦を4-1と快勝し、目標としていた「1勝する」を達成しましたが、2試合目は0-3と負けてしまい、3試合目を1-1と引き分けて、1勝1分1敗となり、2位抜けの決勝トーナメントへ進みました。
グループAの2位と戦ったトーナメントの一回戦は、実力差があり、0-4で負けてしまいましたが「ケガをせずに楽しく」というテーマと「1勝する」という目標も達成することができ、子どもたちには良い経験となったと思います。一方でGKのルールが分からずに失点することが多く、今後の練習の課題だと思いました。

◆3-4年生大会
今回は初めて試合に臨む3年生と4年生、各1名を加え7名で参加しましたので「協力」をテーマに試合に臨みました。
出場12チームを3チーム、4つのグループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの順位を決め、1-3位の各4チームによる決勝もリーグ戦で行いました。グループCに入ったミラクルズは、予選リーグ初戦を0-0と引き分けましたが、2戦目を4-0と勝利し、C組1位で優勝決定リーグ戦へ進みました。
優勝決定リーグ1試合目を0-2と敗戦し、2戦目は1-1と引き分け1敗1分けで第3戦に臨みました。第3戦は激しい点の取り合いとなりましたが3-2と勝利し、1勝1分1敗で3位となりました。通算成績は2勝2分1敗、得点8、失点5という内容でした。
今回のテーマであった「協力」は新しい子が入っても、一生懸命にプレーしていましたので良かったと思いますが、ミスや集中力の緩みからの失点が多く、今後の反省点となりました。

■2018年8月4日「第5回ジェフチャンピオンズカップ」4-6年生大会■

2018年8月4日(土曜日)13チームが参加してフクダ電子スクエア開催された「第5回ジェフチャンピオンズカップ」4-6年生大会(6人制)に6年生2名、5年生2名、4年生2名の6名で参加してきました。参加を予定していたバックアップメンバーの3年生が前日のケガで出場ができなくなり、交代要員のいない状況での参加になりました。
今回は4、5、6年、各2名ずつでの参加でしたので「協業と思いやり」をテーマに試合に臨みました。参加チーム数が13チームでしたので、5チームのグループA、各4チームのグループB、Cの3ブロックに分けて予選リーグ戦を行い、その後1-2位の6チームで争う上位トーナメントと3-5位の7チームでの下位トーナメントに分かれて優勝を争いました。
4チームで予選リーグを戦うグループB入ったミラクルズは1-0、0-0の1勝1分けで第3戦に臨みました。相手は過去の3-4年生大会で何度か戦い負けているチームでしたので、注意する選手などを確認して試合に臨みましたが、試合途中から6年生主体の相手チームに対して「このメンバーでは勝てない」というような態度が主力の選手に見られ、試合後半に集中が切れて失点を重ね0-3で敗退しました。
7チームで争う下位トーナメントの1回戦を3-0と勝利しましたが、決勝戦進出をかけた2回戦は自軍ゴール近くでの相手のキックインから寄せが甘くなったところをドリブルシュートされ、そのまま0-1で敗れ決勝へは進めませんでした。
チーム編成時に主力の6年生が参加できず、かなり苦しい戦いになると思いましたので「協業と思いやり」をテーマにしましたが、今まで参加した中では一番モチベーションの低い大会参加となったように感じました。試合のメンバーを気にするのではなく、各自がもっと「自身が頑張りチームの支えになる」という気持ちを持ってほしいと思います。反省点の多い大会となりました。

2018年9月23日「第6回ジェフチャンピオンズカップ」4-6年生大会

2018年9月23日(日曜日)フクダ電子スクエアで開催された「第6回ジェフチャンピオンズカップ」4-6年生大会(6人制)に6年生7名と4年生1名の8名で参加してきました。参加した24チームを4チーム、6グループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれのグループの順位を決め、今回はその後の順位戦もトーナメントではなく総当たりのリーグ戦で戦い優勝から最下位までを争いました。今回は「自立と責任感」というテーマを持って大会に臨みました。
グループDに入ったミラクルズは予選リーグ初戦を7-0と大勝し、第2戦も1-0と勝利しました。第3戦の相手は2試合を戦い1勝1分でしたので、引き分ければ1位抜けで優勝決定リーグ戦へ進めるという有利な状況で迎えましたが、過去に2敗しているチームでしたので厳しい戦いになると予想していました。試合がはじまると集中力が高く失点をするような場面は作らせませんでしたが、得点機も生かせず0-0で引き分け、2勝1分で予選リーグをはじめて1位で通過し、優勝決定リーグへと進みました。
優勝決定リーグ戦の初戦も押し気味に試合を進めていましたが、決定機をいかせずに0-0の引き分けでした。第2試合は1点を先制したものの、試合終了2分前に同点に追いつかれて1-1の引き分けとなりました。第3試合は対戦して引き分けた2チームに負けている2敗のチームでしたが、集中力が持続できずに相手のキックインから簡単に失点し、その1分後にも同じような状況で失点をしてしまいました。試合自体は押し気味に進めていましたが、終了間際に1点を返すのが精一杯でした。結局、2分1敗となり4位となってしまい改めて優勝する難しさを実感した大会となりました。
通算成績も2勝3分1敗で得点10、失点3という内容で、24チーム中4位という、今までで最高の成績でしたので子どもたちは頑張ったと思いますが、今回の目標としてあげた「自立と責任感」という意味では、優勝決定リーグでの戦い方には課題が残ったように感じました。
予選リーグよりも対戦相手の実力はあったとは思いますが、集中力は明らかに落ちてしまっていて、前回の2位抜け優勝の時の方が試合内容では勝っているように感じました。子どもたちにはサッカーにかぎったことではなく「自立性と責任感」持つためには「集中力」の持続が重要だということに自身で気づいてほしいと思います。子どもたちは「また参加したい」と言っていましたが、もう少し良い環境で「サッカー」をさせてあげたいと思いました。

■2018年10月7日「coop deliカップ大会」1-2年生、3-4年生大会報告■

2018年10月7日(日曜日)「スポーツオーソリティフットボールパーク幕張新都心」で開催されたジェフ千葉主催の「coop deliカップ大会」1-2年生、3-4年生大会(5人制)に1年生3名と2年生3名の6名と4年生3名と3年生2名、2年生1名の6名で参加してきました。

■1-2年生
参加した10チームを5チーム、A、Bの2グループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれのグループの順位を決め、各グループ上位2チームの4チームで争う上位トーナメントと3-5位の6チームで争う下位トーナメントに分かれ、それぞれの優勝を争いました。今回は「一生懸命」をテーマにして大会に臨みました。
グループBに入ったミラクルズは予選リーグを0-0、0-2、1-2、2-2の2分2敗の成績で4位となり、優勝を争う上位トーナメントには進めず、6チームでの下位トーナメントへ進みました。4位でしたので5位チームとのトーナメントに勝って3位のチームに勝たないと決勝へは進めない状況でしたが、1回戦を2-1と勝ち抜けて準決勝へ進みました。
準決勝は1点を先制され苦しい状況でしたが、コーナーキックから素早くリスタートしてダイレクトでシュートを決め同点となりました。その後は両チームとも得点がなくタイムアップとなりサドンデスのPK戦となり、相手の1人目が外し、味方の最初のキッカーがゴールしてPK戦を勝ち抜き、下位トーナメント決勝へ進みました。
決勝戦は試合終了の1分前にキーパーが相手のシュートをセーブしたあとのパントキックに走りこんだ味方がゴールエリアを出てきた相手キーパーに競り勝ってゴールし、そのまま守りきり優勝をしました。この日の7試合目でしたので子どもたちは、かなり疲労をしていましたが、よく頑張り、この日のテーマだった「一生懸命」は達成できたと思います。
通算成績は2勝3分(1PK勝)2敗、得点7失点7という内容でしたが、キーパーのルールが理解できていないことからの失点が多いなど、1-2回の説明では子どもたちには理解ができないことが分かりコーチングの課題も見えた大会となりました。

■3-4年生大会
参加した16チームを4チームずつ4つのグループに分け、総当たりのリーグ戦で順位を決め、各順位での決勝トーナメント戦を経て優勝を争いました。今回は「自分で考える」をテーマに試合に臨みました。
グループDに入ったミラクルズは予選リーグ戦を4-0、2-1、3-0で3連勝し、1位抜けして優勝決定トーナメントへ進み、グループC、1位のチームとの準決勝を戦いました。開始直後から試合を有利に進め相手より多くのチャンスを作りましたが、シュートがポストを叩くなど得点できずに0-0でサドンデスのPK戦に入りました。味方GKが相手の2人目のPKを阻止して、入れれば勝ちという状況になりましたが、その後2人が続けて外してしまい。1-2でPK戦を敗退し、決勝へは進めませんでした。結局、負けたグループC、1位のチームが決勝戦を制して優勝しました。通算成績は3勝1分(PK負け)、得点9、失点1で16チーム中の4位でした。
大会の全試合を通して、有利に試合を進めることはできていましたが、集中力が途切れるような不用意なミスが見られ、得点機やPKなどでのミスキックに繋がっていたように感じました。3-4年生は普段の練習中の態度も波が大きく、集中できないことも多く見られますので、今後の大きな課題だと思います。
「サッカー教室」に参加している全ての子どもたちが「自治と責任」ということを段階的に理解し、自覚できるようになってほしいと思います。このNPOの「子どもたちが主体」という理念は、関わる大人だけではなく参加している全年代の子どもたちも「考える」をしていかないと、「自分(子ども)が中心」という間違った権利意識へとつながりますので、今後、より注意深く観察しながら、「良い、悪い」を明確にして、関わり合っていきたいと感じました。

■2018年11月18日「第18回アキュアカップ大会」1-2年生、3-4年生大会報告■

2018年11月18日(日曜日)「スポーツオーソリティフットボールパーク幕張新都心」で開催されたジェフ千葉主催の「第18回アキュアカップ大会」1-2年生(2チームエントリー)、3-4年生大会(5人制)に1年生6名と2年生4名の10名と4年生4名と3年生2名の6名で参加してきました。

◆1-2年生大会
ミラクルズホワイトとブルーの2チームで参加しました。参加16チームを4つのグループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの順位を決め、その後、順位別のトーナメント戦を行い順位ごとの優勝を争いました。初めて参加する1-2年生が多かったので今回は「仲間への思いやり」をテーマにしました。
グループAに入ったホワイトは予選リーグを0-3、3-0、0-4の1勝2敗とし、3位トーナメント戦へ進みました。1回戦を3-1で勝ち抜け、3位の優勝をかけ決定戦に進みました。相手に先制され、1点を追う苦しい展開となりましたが、終盤に追いつき試合は1-1でタイムアップとなり、PK戦での勝負となりました。先攻のホワイトは1-2人が決め、相手の2人目のキックを味方GKが止めて2-1で勝利し、3位トーナメントで優勝しました。通算成績は2勝2敗1分(PK2-1勝)、総得点7、総失点9という内容でした。
グループDに入ったブルーは、0-2、0-2、0-1の3敗となり4位トーナメントへ進みましたが、1回戦も1-3と負けてしまいました。通算成績は4敗で総得点1、総失点7という内容でしたが、試合後に16チームで行った「PK対決」で優勝することができました。
個々の子どもたちのサッカーに対する意識に差がある中での参加でしたので、ケガのリスクなどを心配しましたが、無事に終了したことが大きな成果だと感じています。

◆3-4年生大会
前回のコープデリカップでは、予選を3戦全勝で1位抜けし、優勝を争う準決勝へ進み、決定機も何度か作り有利に試合を進めていたものの0-0の引き分けとなり準決勝戦でPK負をしました。子どもたちは「今回は絶対に決勝へ進む」と話していましたので「集中力の継続」をテーマに大会に臨みました。
予選リーグ1-2回戦を5-0、7-0と大勝し、1位抜けを目指して3回戦に進みましたが、この試合から子どもたちの表情に硬さがみられるようになり、1点を先行したものの「勝ちたい」という意識が強くなりすぎたためか、ミスが目立つようになり終盤に追いつかれて1-1の引き分けになってしまいました。1-2回戦の大量得点があったため、1位で予選リーグを突破しましたが、表情には硬さが残っていました。
準決勝戦は子どもたちの硬さが増して試合序盤にミスから先制点を奪われる苦しい展開となりました。試合残り時間は30秒を切り「敗戦か」と思われた残り5秒で右サイドからの折り返しをワンタッチシュートで決め奇跡的に追いつき、PK戦に持ち込みました。
PK戦は先攻となり味方の1-2人が決め、相手の2人目を味方GKがセーブし2-1でPK戦を勝ち抜き、初の決勝戦へ進みました。
決勝の相手は体格が大きく、個人的な能力でも勝っている相手でしたので「勝のは難しい」と感じていましたが、序盤は相手にも硬さが目立ち、お互いにボールを相手陣に蹴りこむような展開となりました。このような展開ではフィジカルの強い相手に徐々に押し込まれるようになり、自軍ゴール近くからのキックインのボールを相手の大きな強い選手に寄せが甘くなったところをシュートされ先制されてしまいました。その後も押し込まれ2点を奪われ、0-3と反撃することもできずに敗退し、準優勝に終わりました。子どもたちの落胆した表情が印象に残りました。
今回の大会を通じて、コーチング方法などいろいろな点で不足している部分を痛感させられました。能力の高い相手と戦うためにどのような練習メニューを作成し実行していくかなど多くの課題が見えてきたように思いますが、もう少し良い環境で子どもたちにサッカーをさせてあげたいとも思いました。

■2018年12月16日「クリスマスカップ大会」1-2年生、3-4年生大会報告■

2018年12月16日(日曜日)「スポーツオーソリティフットボールパーク幕張新都心」で開催されたジェフ千葉主催の「クリスマスカップ大会」1-2年生、3-4年生大会(5人制)に1年生4名と2年生3名の7名と4年生4名と3年生2名の6名で参加してきました。

◆1-2年生大会
参加16チームを4つのグループに分け総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの順位を決め、その後、順位別のトーナメント戦を行い順位ごとの優勝を争いました。今回のテーマは最近の練習に取り組む姿勢の反省をもとに「集中力の持続」にしました。
グループDに入り行われた予選リーグでは0-2、0-0、0-3の1分2敗となり、最下位4位トーナメント戦へ進みましたが、1回戦で1-3と敗退してしまい、数年前の初参戦以来の「無勝利」に終わりました。
普段の練習に対する取り組み時の「集中力の欠如」が試合に反映する形となり、あまり粘ることもできずに、敗戦を重ねてしまいました。「子どもたちが主体」という理念のもとに「自主性を」尊重して練習に取り組んできましたが、「怒られない」ということに対して、コーチを「試す」ような行為が見られ、「甘え」に繋がっているようにも感じていました。今後は「良い、悪い」という基準をコーチ間で共有し、子どもたちに接していかなければと強く感じる大会参加となりました。

◆3-4年生大会
今回は新しいメンバー2人が入っていましたので、「チームワーク」をテーマに大会に臨みました。B組に入って行われた予選リーグでは2-0、3-1、2-1と3連勝で1位抜けしましたが、戦い方が雑で負けてしまいそうな試合もありました。
優勝決定トーナメントの準決勝戦もスコアは4-1でしたが、キックやトラップが不正確で危ない場面も多く見られました。決勝戦ではこうしたミスが重なり立ち上がりの3分間で3失点してしまい、「チームワーク」もバラバラになり、結局1-5という大差で敗退しました。
普段から、もっと基本的な練習に時間をかける必要性を感じましたが、こうした練習に対して子どもたちは「集中」して取り組むことができずにいますので、コーチ側で練習方法を工夫していきたいと強く感じました。また、子どもたちの側も、もっと練習に「真摯に取り組む姿勢」を身につけることが大切だとも思いました。準優勝はしたものの、反省点の多い大会となりました。

2018年12月22日 T.T.Tフットボールアカデミー練習試合の報告

2018年12月22日(土曜日)13時より14時30分近くまで、蘇我のフクダ電子アリーナ近くの商業施設「グローボ」内にあるフットサルコートで6年生1名、5年生2名、4年生4名、3年生2名、2年生1名の10名でT.T.Tフットボールアカデミーと練習試合を行いました。
先方との話し合いから、1軍、2軍のようなチーム分けをして、13:10頃から10分ゲームを開始しました。6年生1名、5年生1名、4年生2名、3年生1名で構成した1軍は、最初の2試合までは、善戦していましたが、後半の2試合は相手に押し込まれる場面が多く、勝つことはできませんでした。
相手のコーチは元ジェフ千葉のプロ選手ですので、1試合が終わるごとに、試合の分析をして、子どもたちに伝えますが、理解力も高く、こちらの弱点をついてきました。自軍の子どもたちには、試合中のアドバイスはしましたが、特に戦術的な指示はしませんでした。
2軍の試合は個々の技術に差があり、押し込まれる展開が多く、1勝もできませんでしたが、3点以上の差をつけられることはありませんでした。こちらのチームにも2年生がいましたが、相手のチームにも体の小さな1年生がいて、転ばされてもすぐに起き上がりドリブルで相手に向かっていく姿から「火の出るような戦い方」をしていて強く印象に残りました。こうした1年生を見て、子どもたちが「何かを感じて」くれればと思いました。
サッカーに対する「意識の差」が技術の習得や「ファイティングスピリッツ」の違いに繋がっていると強く感じる練習試合となりましたが、その後の24日の練習と25日の練習を見ていると練習試合に参加した子どもたちには確実に「意識の変化」が見られましたので、試合を受けていただいたT.T.Tフットボールアカデミーのコーチの方々には感謝しております。今後もサッカーに対する意識の高いチームとは積極的に交流して、少しでも子どもたちに良い刺激を与えられればと考えています。以上、報告いたします。(写真は帰りの駅)

■2019.1.6「NEW YEARジェフカップ」U12・大人大会報告■

2019年1月6日(日曜日)千葉県千葉市中央区南町にあるJFE体育館にて行われた「NEW YEARジェフカップ」U12 and 大人大会に参加してきました。U12大会は6年生1名、5年生2名、4年生2名、3年生1名の6名で、大人大会はコーチ6名と助っ人1名の7名で大会に臨みました。

■U12大会
参加16チームを4チームずつA~Dの4グループに分け、総当たりの予選リーグ戦を行い、それぞれの組の対戦成績により1~4位の順位を決め、その後、各順位別のトーナメント戦を行い、それぞれの順位の優勝を争いました。
グループAに入ったミラクルズは初戦の開始45秒で相手に先制点を入れられる苦しい展開となりました。3分後に1点を返し同点に追いつき、その後も何回かの決定機を作りましたが、シュートミスなどで決めきれず、1-1の引き分けとなりました。ジェフエリートU12・Bとの対戦となった予選2戦目も早い時間に1点を先制され、70%近くボールを支配される苦しい展開の中となりましたが、相手のパス回しのスピードに慣れると高い位置で相手ボールを奪いシュートに持ち込むことが3回ほどできました。結局0-1で敗れましたが、善戦した内容でした。第3戦は体の大きな6年生を中心にしたチームとの対戦となり、体力とスピードについていくことができず、0-4で完敗し1分2敗の3位で予選トーナメントを終えました。
順位トーナメントの1回戦はジェフ強化チームU12との対戦となりましたが、0-5と大敗してしまいました。通算成績も1分3敗で総得点1、総失点11という過去最低の成績に終わりましたが、ジェフの2チームとも対戦ができ、レベルを体感できる経験をしたことは良かったと感じました。

■大人大会
参加10チームを5チームずつA・Bブロックに分け、総当たりの予選リーグ戦を行い1-2位の4チームによる上位トーナメントと3-5位の6チームによる下位トーナメントでそれぞれの優勝を争いました。
グループBに入ったミラクルズシニアはジェフアダルトコーチチームと初戦を戦い1-2と惜敗しましたが、その後の予選を3-0、6-0、4-3と3連勝しました。予選の最終戦は得点が倍になる残り2分のボーナスタイムに相手に得点をゆるし3-2と逆転されましたが、残り5秒で得点し、4-3と再逆転し4チームの上位トーナメントへ進みました。
トーナメント1回戦の相手は優勝候補のジェフヤングコーチチームとの対戦となりましたが、得点が2倍になる終了2分前のボーナスタイムの入るまで1-1という拮抗した状況でしたが、ここで失点をしてしまい負けてしまいましたが、元プロのいるジェフのコーチチームと2試合も対戦ができ、コーチ達にとっては、その技術やスピードなどを体感できる貴重な体験となりました。
子どもたちも大人もジェフチームに完敗してしまいましたが、共に得難い体験ができた貴重な一日となりました。

2017年「昆虫関係」の活動
◆昆虫教室開催状況
 ●2017年7月1日(土曜日)13:30~16:00
   NPO法人人材パワーアップセンター「宿題寺子屋」
  参加者:子供20名程度、大人20名程度
 ●2017年7月26日(水曜日)10:00~11:30
  ジェフユナイデッドパーク(ジェフユナイテッド株式会社)
  参加者:子供80名程度、大人80名程度
 ●2017年7月29日(土曜日)14:00~16:30
  松戸市民会館(活動会員父母主催)
  参加者:親子48名
 ●2017年8月2日(水曜日)15:00~17:00
  松戸市青少年会館(NPO法人 子どもっとまつど協業)
  参加者:子供30~40名程度
 ●2017年8月15日(火曜日)14:00~15:30
  中部放課後児童クラブ(社会福祉法人ピスティスの会)
  参加者:子供30名程度
 ●2017年8月25日(金曜日)14:00~16:00
  相模台放課後児童クラブ(社会福祉法人ピスティスの会)
  参加者:子供80名程度
 ●2017年10月25日(水曜日)16:30~18:00
  探求型スクールC-Quest
  参加者:子供20名程度 大人10名程度
 ●2018年2月7日(水曜日)8:45~11:25
  松戸市立東部小学校
  参加者:3年生90名程度
 ●2018年2月20日(火曜日)13:45~15:25
  松戸市立東部小学校
  参加者:3年生30名程度
※下記に子どもたちからのQ&Aを掲載していますので、ご覧ください。

◆昆虫教室の内容
●生きた昆虫

 ヘラクレスオオカブト、ギラファノコギリクワガタ、ニジイロクワガタ、タランドスオオツヤクワガタ等4種類程度の生きた昆虫の展示。
●標本箱
 8箱、隠蔽擬態、警告色、構造色、カブト、クワガタ、オオツノハナムグリ等、テーマ別に区分した標本箱の展示。(300種類程度)
●画像データ
 昆虫の棲息環境、生態、飼育、構造などの画像約100点とノコギリクワガタの野外採集動画など。
●触れる
 展示されている生きたカブトムシやクワガタに触れ、五感を使って直接に観察する。
●進行
 開催場所の机やイスを移動し8グループに分け、それぞれの机に標本箱を1箱と生きた昆虫を適宜に配置して準備する。最初にグループ分けした子供たち同士で話しあい(親子参加の場合は父母も加わる)「昆虫教室で知りたいこと」等のテーマを話し合ってもらう方法など、参加した子供たちを主体とし、それぞれの要望に合わせ臨機応変に対応して進めていく。その後、テーマに沿って標本箱や生きた昆虫、画像や動画を示しながら、隠蔽擬態、警告色、構造色や驚異的な本能について解説をしていく。(参加者や主催者の要望に沿った方法で開催する)

2018年3月7日・20日開催の松戸市立東部小学校3年生対象の「昆虫教室」児童からの質問への回答(増補版)

ヘラクレスオオカブト オキシデンタリス♂

15~17年ほど前、初めて自分で飼育し、成虫に羽化したヘラクレス・オキシデンタリス。メスの成虫が一週間ほどで飼育容器のマットの上で死んでいた。さらに一週間ほど待って、マットの中を確認してみると3個の卵が確認できた。飼育を続け1♂、2♀の成虫になった。写真の♂の体長は約136㎜。胸角は細くスマートで、鞘羽は黒紋が小さく点在し、美しい色合いだと感じた。

3年1組1班
Q1.ハナムグリの色は、なぜ色々な模様があるのか?
A1.ハナムグリだけではなく、昆虫の色や形などは生活している環境によって違ってくると考えられているようです。それぞれのハナムグリも普段生活している場所や活動している時間帯などによって、体の色や模様に変化があるのだと思います。
Q2.ヘラクレスオオカブトの種類は何種類なのか?
A2.ヘラクレスオオカブトの仲間を分けるとき、少し難しいですが、種と亜種という考え方があります。「ヘラクレスオオカブトの仲間の種数は?」ということであれば、ディナスティス(Dynastes)属の中の種類数をさしますが、「ヘラクレスオオカブトの亜種は?」ということであれば、「ヘラクレスオオカブトとほぼ同じようではあるが、棲んでいる地域などより、少し違った特徴を持っている」という程度の差を見極めて分けているようです。具体的に書くと「亜種はヘラクレス・ヘラクレス、ヘラクレス・リッキー、ヘラクレス・オキシデンタリス、をはじめ13の亜種」があるそうです。属の中の種類数は「ヘラクレスオオカブト、ネプチューンオオカブト、サターンオオカブト、グラントシロカブト、ヒルスシロカブト、ティティウスシロカブト、マヤシロカブト、ミヤシタシロカブトなど8種」が知られているようです。
Q3.クワガタの種類は何種類なのか?
A3.世界中のクワガタの種類数は約1500種類といわれています。日本には約39種類のクワガタが生息しているそうです。この1500種類の中でもオオアゴが大きく発達しているノコギリクワガタのような大型のものは、100種類もいないそうです。

3年1組2班
Q1.ヘラクレスオオカブの体は、ガッシリしているのにツノとオシリにどうして毛が生えているのか?

A1.ヘラクレスオオカブトはツノとオシリだけではなく、脚の生えている下側の面にはたくさんの毛が生えています。これらの毛は近づいてくる生き物の振動や空気の流れを感じるセンサーの役目をしていると考えられているようです。振動の大きさや風の圧力によって、相手の大きさを判断して逃げるのに役立っていると考えられています。木を蹴飛ばすとカブトムシやクワガタが落ちてくるのは、この習性を利用して捕まえる方法です。ヘラクレスオオカブトのツノに生えているフサフサな毛については、過去にもたくさんの子どもたちから質問がありましたが、これも正確に答えることはできないと思います。ツノの地面側に生えている毛の役目を知るためには、最初に南米の熱帯雨林の中でヘラクレスオオカブトがどのような生活をしているのかを観察する必要がありますが、人間が広大なジャングルの中では「小さな存在」のヘラクレスオオカブトの生態を全て観察することは不可能なことでしょう。日本のアゲハチョウでも幼虫を飼育して育てサナギから羽化するところは観察できても、チョウになってからの生活を「全部、調べなさい」といわれても「無理なこと」だということはわかると思います。長い間、飼育し観察していて感じたのは「飛んでいるときにツノにあたる風の流れを調節しているのではないか?」ということですが、本当のことはわかりません。
Q2.チョウには、どうして触角が生えているのか?
A2.チョウだけではなく、ほとんどの昆虫には触覚があります。役割はそれぞれの昆虫によって違っているようですが、よく分かってはいないようです。ガの仲間のオスの触角は複雑な構造をしていてメスの匂い物質のフェロモンを高感度でとらえるそうです。
Q3.カブトの種類は、だいたい何種類いるのか?
A3.世界中のカブトムシの種類数は約1300~1400種といわれているようです。そのうち体が大きく、カブトムシらしい大きさのものは、それほど多くはないそうです。

3年1組3班
Q1.ヘラクレスの進化は、どういうのですか?
A1.ヘラクレスオオカブトの進化を説明することはできないと思います。生き物の進化についての説明は、すべてが「仮説」といって仮の説明です。人間の進化についても、本当のことはわかっていませんし、生き物全体の進化も「進化論」という「仮説」で説明されています。1859年に「進化」ということについて、その考え方をまとめて発表したのは、イギリスの博物学者のチャールズ・ダーウィンという学者です。その著書である『種の起源』という本の中で、生き物が進化する仕組みを大まかに「同じ種の中での小さな変化」「生き残るための競争」「最も環境に適した個体が生き残る」ということをあげ、「自然選択」という言葉で説明しました。現在では、最初にあげた「同じ種の中での小さな変化」の要因として、「遺伝子の変異」が加えられ、「進化論」といわれています。しかし、長い時間の経過と共に生き物がどのように変わってきたのかは、それぞれの地層から見つかる化石を比較して判断するより方法がありません。現在では「遺伝子解析」という方法で「進化」を説明できるようになったそうですが、いまだに「進化」についての明確な説明は、なされていないのが現実です。ヘラクレスオオカブトの大きな体や長いツノなどは、南米の熱帯雨林という豊かな自然環境によって造られたものなのかもしれませんね。
Q2.博士が知っている中で一番、珍しい昆虫はなんですか?
A2.授業でも、お話したように昆虫の種類数は100万種以上といもわれていますので、知っている昆虫の方が本当に少しで、知らない昆虫がたくさんいます。山梨でオオクワガタを捕まえるのに4年近くもかかりましたので、私にとっては「とても珍しい昆虫」です。世界の熱帯雨林にはたくさんの新種がいるそうですが、「森林伐採」によって年間に520万ヘクタール(日本の国土面積の約14%)もの森林が消滅しているそうです。これは中国を中心とした世界中で行われている植林を差し引いた森林の消滅面積ですが、昆虫をはじめととする多くの生き物の棲みかになっている「熱帯雨林」に限定すると年間に約1500万ha(日本の北海道、九州、四国を合わせた面積とほぼ同じ)もの面積が消滅しているといわれています。そのことに伴い約4万種もの生き物が年間に絶滅しているそうです。(絶滅スピードは1975年当時の4万倍ともいわれています)
Q3.猫や犬はアゴを触ると喜ぶけど昆虫は触ると喜ぶところはあるのですか?
A3.長くカブトムシやクワガタ、チョウの幼虫などを飼育してきましたが、昆虫はほかの生き物に接触することを嫌がるように感じています。昆虫にとっては、ほかの生き物に「触られる」ことは「食べられる」ことにつながるからだと思います。

3年1組4班
Q1.毒をもっているチョウは人間には、効くのですか?
A1.トリバネチョウの毒は、幼虫が食べるウマノスズクサに含まれているアリストロキア酸という毒素で人間が食べても毒になるそうです。
Q2.どういう風に昆虫は進化するのですか?
A2.昆虫だけではなく、生き物の進化についての説明は、すべてが「仮説」といって仮の説明です。人間の進化についても本当のことはわかっていませんし、生き物全体の進化も「進化論」という「仮説」で説明されています。1859年に「進化」ということについて、その考え方をまとめて発表したのは、イギリスの博物学者のチャールズ・ダーウィンという学者です。その著書である『種の起源』という本の中で、生き物が進化する仕組みを大まかに「同じ種の中での小さな変化」「生き残るための競争」「最も環境に適した個体が生き残る」ということをあげ、「自然選択」という言葉で説明しました。現在では、最初にあげた「同じ種の中での小さな変化」の要因として、「遺伝子の変異」が加えられ、「進化論」といわれています。しかし、長い時間の経過と共に生き物がどのように変わってきたのかは、それぞれの地層から見つかる化石を比較して判断するより方法がありません。現在では「遺伝子解析」という方法で「進化」を説明できるようになったそうですが、いまだに「進化」についての明確な説明は、なされていないのが現実です。夜行性の昆虫などは複眼があまり見えていないようですので、生き物の進化には「環境」が大きく関係しているように思います。
Q3.どうやって昆虫は狩をするのか?
A3.昆虫の「狩り」の方法はたくさんあります。狩りバチのように神経核に毒針をさして麻痺させるものやクモのようにアミを張って獲物をからめ捕ったり、カマキリのようにカマのような前脚ではさんで捕まえたり、オサムシという翅が退化して歩行性で肉食の甲虫はライオンのように獲物を追いかけていって飛びかかって狩をしているようです。また、自然物に擬態していて近づいてくる昆虫を狩ったりと、いろいろな方法で狩をしているようです。


アフリカ大陸で最大のクワガタ タランドゥスオオツヤクワガタ♂
大きな♂は90㎜を超えるといわれている。(写真の個体は約77㎜)


3年2組1班

Q1.タランドスは、なぜ振動するのか?
A1.クワガタの仲間の中でも振動するのはタランドゥスだけのようです。「なぜ振動するのか?」という質問に正確に答えることはできないと思います。それは自然の中での生態がきちんと観察されていないからです。皆さんもタランドゥスオオツヤクワガタを触っていて、振動を感じると驚いて手を放していましたね。そのことから、考えられることは他の捕食動物などにつかまったときに「振動」すれば同じように相手は驚いて、はなすのではないかということです。つまり「逃げる」ことができるのではないかということです。これも身を守る一つの方法なのかもしれないですね。
Q2.ヘラクレスオオカブトのツノについているフサフサな毛は、なんでついているのか?
A2.ヘラクレスオオカブトのツノに生えているフサフサな毛については、過去にもたくさんの子どもたちから質問がありましたが、これも正確に答えることはできないと思います。ツノの地面側に生えている毛の役目を知るためには、最初に南米の熱帯雨林の中でヘラクレスオオカブトがどのような生活をしているのかを観察する必要がありますが、人間が広大なジャングルの中では「小さな存在」のヘラクレスオオカブトの生態を全て観察することは不可能なことでしょう。日本のアゲハチョウでも幼虫を飼育して育てサナギから羽化するところは観察できても、チョウになってからの生活を「全部、調べなさい」といわれても「無理なこと」だということはわかると思います。長い間、飼育し観察していて感じたのは「飛んでいるときにツノにあたる風の流れを調節しているのではないか?」ということですが、本当のことはわかりません。

3年2組2班
Q1.オオキバドロバチは、どうして大きな「キバ」をもっているのですか?
A1.NHKの「ダーウィンが来た」という番組に出ていた、大きなキバ(アゴ)をもったドロバチのことですよね。番組によると、メスよりも早く羽化して成虫になり、メスの蛹の巣のそばで羽化をするメス成虫を待ちかまえている習性をもつことから、オス同士がメスを求めて、メスの蛹の巣の上で「戦う」ため、より大きなキバを持つことが有利になり「大きなキバが進化した」というような説明がされていたように思います。しかし、同じようにメスより早く羽化する他の種類の「ドロバチ」のオスに「大きなキバ」があるわけではないので、すこし乱暴な説明のようにも感じました。昆虫だけではなく全ての生き物についても、一部分の行動を見て体の構造の意味を決めつけるのは大変に危険なことだと思います。より大きな体と長いキバ(アゴ)やツノなどを人間が見て「強い武器を持っているから生きていく上で有利なのだ」という単純な発想をすることは「強力な武器を持てば世界を支配できる」というような考え方につながるからです。同じような条件で飼育していても小さなヘラクレスオオカブトやオオクワガタの成虫も羽化してきます。初めて自然の中でオオクワガタを捕ったときのオスの体長は48㎜、一緒にいたメスは30㎜ほどでした。体の小さなオスでツノやキバ(アゴ)が大きくなくても相手を見つけ、繁殖をして子孫を残すことができるのではないかと思います。
Q2.ヘラクレスオオカブトは、どうして大きく進化したんですか?
A2.ヘラクレスオオカブトがなぜ大きな体や長いツノを持つように「進化」したのかを説明することは不可能なことだと思います。最初に南米の熱帯雨林の中でヘラクレスオオカブトがどのような生活をしているのかを観察する必要がありますが、人間が広大なジャングルの中では「小さな存在」のヘラクレスオオカブトの生態を全て観察することは不可能なことでしょう。日本のアゲハチョウでも幼虫を飼育して育てサナギから羽化するところは観察できても、チョウになってからの生活を「全部、調べなさい」といわれても「無理なこと」だということはわかると思います。
単純に「大きな体と長いツノが有利だから進化した」と説明した場合、「体が大きくなって不利になったこと」もたくさんあげることができるでしょう。「生き物の進化」というのは「豊かな自然観環境」があって初めて起きるのではないかと思っています。「100万種以上もいるのでは」といわれている「多様な昆虫」を見ていると「強いものだけが生き残っている」わけではないのだと強く感じています。ヘラクレスオオカブトの大きな体や長いツノなどは、南米の熱帯雨林という豊かな自然環境によって造られたものなのかもしれませんね。

3年2組3班
Q1.なんでチョウにはコナがついているのだろう?
A1.チョウの体についているコナについて、正確な答えをすることはできないと思います。ただいくつか、その役目については説明ができます。「水をはじく役目」がある。「捕まえたときコナで、すべって逃げられること」がある。というようなことです。昆虫だけではなく生き物の体の仕組みには、かならず「意味がある」と思います。
Q2.ツノが上がっているカブトムシと下がっているカブトムシがいるのは、なぜだろう?

 A2.この質問についても正確に答えることはできないと思いますが、それぞれのカブトムシが生活している「自然環境」と関係があるように思います。昆虫だけではなく生き物の形や機能を造っていくのは「生活する環境の違い」ではないかと思います。つまり「生活する環境に合うように」変化(進化)しながら造られていくのではないかと思っています。
Q3.なぜヘラクレスオオカブトのツノには毛が生えているのだろう?
A3.ヘラクレスオオカブトのツノに生えているフサフサな毛については、過去にもたくさんの子どもたちから質問がありましたが、これも正確に答えることはできないと思います。ツノの地面側に生えている毛の役目を知るためには、最初に南米の熱帯雨林の中でヘラクレスオオカブトがどのような生活をしているのかを観察する必要がありますが、人間が広大なジャングルの中では「小さな存在」のヘラクレスオオカブトの生態を全て観察することは不可能なことでしょう。日本のアゲハチョウでも幼虫を飼育して育てサナギから羽化するところは観察できても、チョウになってからの生活を「全部、調べなさい」といわれても「無理なこと」だということはわかると思います。長い間、飼育し観察していて感じたのは「飛んでいるときにツノにあたる風の流れを調節しているのではないか?」ということですが、本当のことはわかりません。

3年2組4班
Q1.なぜ昆虫は頭・胸・腹に分かれているのか?
A1.昆虫の祖先は、たくさんの節を持つムカデやエビ類などから分化して、進化してきたといわれています。チョウのイモムシ状の幼虫を見ればわかりますが、頭を入れて13の体節に分かれています。このことからも多くの体節を持つ生き物から分化してきたことが、うかがえます。しかし、なぜ頭・胸・腹に分かれたのかと聞かれると明確に答えることはできないと思います。逆に「頭・胸・腹の三つの部分に分かれ、6本の脚を持つ生き物を昆虫とする」ということになると思います。恐竜が地上に現れる以前の3億数千万年前の古生代石炭紀という地層からは翅をもつ「ゴキブリ」や古生代石炭紀末期の地層からは翅を広げた大きさが70cm以上もある「メガネウラ」という巨大なトンボの祖先の化石、バッタやカゲロウ、セミの仲間などの昆虫類の化石も発見されているようです。こうした昆虫の仲間が翅をもつことを考えると、かなり早く地上に現れていて、空を飛べる翅をもつまでに進化していたと考えられます。
昆虫を長年にわたって観察していると「頭・胸・腹の三つの部分に分かれ、6本の脚を持つ」という体の構造が「多様な自然の環境によく順応している」と感心させられますので、「いろいろな自然の環境に合うように昆虫が造られているのではないか」と考えたりもします。

クジャクチョウ

Inachis io geisha(イナキス・イオ・ゲイシャ)
小種名の “イオ” はギリシャ神話の全能の神ゼウスの正妻ヘラに仕えた美女からつけられたが、ゼウスが寵愛したためヘラの怒りを恐れたゼウスにより、牝牛に姿をかえさせられ世界中を放浪し最後にエジプトで人間の姿に戻されたとされ、エジプトの女神イシスと同一とされているそうだ。ゲイシャは日本の芸者を指しているのだろう。こうした学名からもわかるように大変に美しいチョウだ。本州では平地では見られない。写真は山梨県の茅ヶ岳広域農道沿いで撮影したもの。(標高3~400m程度)

3年3組1班
Q1.ハチの胸と腹の進化について気になり疑問に思っていることがあります?
A1.ハチの胸と腹については、特に腹の形に変化があるようです。オオスズメバチのようにずんぐりと楕円の形をしているものが多いですが、トックリバチやジガバチの腹部は管のように細長い形をしている部分があります。これは巣の形と卵の産み方によって変化しているのだと思います。シリアゲコバチというハチは木の中に巣をつくる他のハチの幼虫に卵を産み付けるため、産卵管が大変に長く腹部を一周しているそうです。産卵時にはその長い産卵管を木の中に差し込んで巣にいる幼虫に届かせて産卵をするそうです。人間からは少し変わった形に見えても、それぞれの昆虫にとっては生活する環境や習性に適した形なのだと思います。
Q2. クワガタとカブトムシはどこが違(ちが)いますか?
A2.クワガタもカブトムシも昆虫の中では「甲虫目」という仲間に入っていて、コガネムシ上科に分類されています。その中でもクワガタムシ科とコガネムシ科とに分かれています。クワガタムシのツノ(キバ)はオオアゴが発達してものですが、コガネムシ科のカブトムシのツノは頭部や胸部の表面が変化してツノの形になっています。このように、それぞれの体の特徴の違いや器官(触覚や生殖器)の形の違いなどによって、分けているようです。

3年3組2(6.7)班
Q1.一番、強い昆虫はなんですか?
A1.「強い」ということを考えてみましょう。「力が強い(ケンカが強い?)」「寒さに強い」「暑さに強い」など強いといっても、いろいろな意味があります。昆虫ではありませんがクマムシという生き物は極度の乾燥や150℃近くの高温から絶対零度といわれる-237.15℃の低温、真空から75,000気圧の高圧、高線量の紫外線やX線、ガンマ線等の放射線にも耐えて、生きることができるそうですので、「最強の生き物」といえるでしょう。しかし、授業でお話した「巨人ベッコウバチとタランチュラ」の関係性を見ると、いつも麻痺させられてエサにされているタランチュラが弱いように感じるでしょうが、人間にとっては巨人ベッコウバチよりもタランチュラの方が危険だと思います。自然の中の生き物同士の関係は「強い、弱い」といった単純な関係ではなく、棲息する環境や生き物同士の関係などから一定の「調和性と法則性」で成り立っているのではないかと思います。
Q2.昆虫は何種類いますか?
A2.「昆虫」の種類数については、いろいろな意見があるようです。数百万種とも数千万種ともいわれています。熱帯雨林などで一本の木を調べてみると、名前のわかる種類は数パーセントしかなく、90パーセント以上がわからないそうです。カブトムシやクワガタが含まれている甲虫類だけでも35万種以上もいるそうです。
Q3.どうして昆虫は進化したんですか?
A3.昆虫の進化については、あまりはっきりとしたことは分かっていません。それは、化石があまり見つかっていないからです。しかし、今から4~5億年前に陸上に進出した生物の中で最も進化のスピードが速かったのが昆虫だそうです。それは脊椎動物の祖先である両生類が陸上に進出したと考えれれている約3億6千万年前には、すでに翅をもつ「ゴキブリ」などの昆虫の化石が見つかっているからだそうです。
1859年に「進化」ということについて、その考え方をまとめて発表したのは、イギリスの博物学者のチャールズ・ダーウィンという学者です。その著書である『種の起源』という本の中で、生き物が進化する仕組みを大まかに「同じ種の中での小さな変化」「生き残るための競争」「最も環境に適した個体が生き残る」ということをあげ、「自然選択」という言葉で説明しました。現在では、最初にあげた「同じ種の中での小さな変化」の要因として、「遺伝子の変異」が加えられ、「進化論」といわれています。しかし、長い時間の経過と共に生き物がどのように変わってきたのかは、それぞれの地層から見つかる化石を比較して判断するより方法がありません。現在では「遺伝子解析」という方法で「進化」を説明できるようになったそうですが、いまだに「進化」についての明確な説明は、なされていないのが現実です。

3年3組3・4班
Q1.幼虫から成虫になるまで、一番長い昆虫はなんですか?
A1.アメリカに「17年ゼミ」というセミがいて、卵から成虫になるまでに17年間もかかるそうですが、地面から出てきて成虫のセミになると1ヵ月くらいしか生きていないそうです。同じアメリカには「13年ゼミ」という卵から成虫になるまでに13年かかるセミもいます。「なぜ13年や17年間もかかるのか?」ということについては日本人の生物学者、吉村仁先生によると「氷河期を生き残るために、17や13の素数であれば最小公倍数が大きく交雑する可能性が低くいので、現在まで生き残った」というような説明がされていますが、詳しくは自分でも調べてみてください。長生きする昆虫としては、このほかにオーストラリアに生息するあるシロアリの女王は100年近くも生きるそうですが、どのように年齢を測定したのかなどの記述はありませんでした。
Q2.進化して失敗したことはないですか?
A2.恐竜は体が大きくなりすぎて「地球の気候の変動に対応できずに絶滅した」ともいわれていますので、進化にもたくさんの失敗があると思います。「サーベルタイガー」という動物はその名の通り長いキバを進化させましたが、狩がうまくできなくなり、10万年前には絶滅してしまったそうです。
人間も「進化の頂点」などと驕って、地球の環境を破壊し続けていると「絶滅」という失敗にあうかもしれませんね。現在も世界全体の森林は年間に520万ヘクタール(日本の面積の14%程度)も消失し続けています。この季節になると「スギ花粉症」でたくさんの日本人が苦しむほど、たくさんのスギを植林しているにも関わらず、東南アジアからの木材の最大の輸入国は日本です。それは、日本のスギを伐採して木材にして売るよりも東南アジアから輸入した方が「値段が安い」からです。このように世界の人口(約76億人)の「1%にも満たない」人間が「金が儲かるか、儲からないのか?」という価値観で地球の環境を破壊し続け、世界の全体の50%近くもの富を独占している状況を考えると人類の進化は失敗するかもしれないですね。

3年3組5班
Q1.カブトムシの口の下に生えている茶色い毛は何のためについているのですか?
A1.カブトムシの口の下に生えている茶色い毛はエサを吸い上げるためについているようです。カブトムシのエサは樹液などの液状のものが多いですので、毛細管現象(液体が管の中を上昇する現象)を使って吸い上げているではないかと思います。いろいろな種類のカブトムシを飼育して観察していると、バナナなどの固形物のエサだと、ドロドロに溶けてきますので「何か溶かすような(人間でたとえれば唾液のような)ものを出しているのでは」とも感じました。
Q2.コンフキウスノコギリクワガタは、ツノ(アゴ)が丸くなっているのはなぜですか?
A2.コンフキウスノコギリクワガタは インド北東部,シッキム,ミャンマー北東部,ベトナム北部,中国(南東部)などの広い範囲に生息するギラファノコギリクワガタに近い近縁種だそうです。標本で見るとアゴ(ツノ)の形が円を切り取ったように丸くなめらかな弧を描いているように見えますね。しかし、「丸くなっているのはなぜですか?」という質問に正確な回答をすることはできないでしょう。クワガタだけではなく、いろいろな昆虫の器官(アゴやツノ)の形なども説明することはできないと思います。それは、それぞれの昆虫がどのような生活をしているのかが分からなければ、アゴやツノの使い方もわからないからです。考えられることは、生活する「環境」に合うように体の形やアゴやツノの形などが、できているのではないかということです。

3年仲よし組
Q1.昆虫の重さはどのくらいですか? 大きい虫と小さい虫はどのくらいですか?
A1.ゴライアスオオハナムグリはカブトムシなど甲虫の仲間の中では一番重く体重が100g近くもあるそうです。また東南アジアに住んでいるサカダチコノハナナフシのメスは500g近くもあり、もっとも重い虫と思われます。小さくて軽い虫は1997年にアメリカから発表されたチャタテムシの卵寄生バチの新種で、オスには翅がなく、その最小個体の体長はわずか0.139mmだったそうです。体長から換算すると体重は0.002mg以下と思われ、1円玉一枚の重さ1gで50万匹! 世界で一番体重の軽い昆虫だと思われます。
Q2.昆虫はどこで捕ったのでしょうか? 大きなクワガタはどこで捕まえたのか?
A2.みなさんに見てもらった昆虫の標本は、そのほとんどが地球の上で太陽の通り道になっている赤道という地域に広がっている熱帯雨林(年間の平均気温が25℃以上で降水量が2000㎜以上の森)で採集されたものです。現在は地球の陸地の7%ほどの面積しかありませんが、それでも地球上の50~70%もの生き物が生活していると考えられています。大きなクワガタやカブトムシは熱帯雨林の中でも平地にはあまり住んでいなくて、標高が800~1300mくらいの場所に集中して住んでいるようです。そうした場所に住んでいる人たちの中に「採り子」といって「昆虫を採集」して生活をしている人がいて、日本などに輸入しているそうです。
Q3.なんで飾ってあるチョウチョはずっときれいなんですか?
A3.昆虫の標本が入っている標本箱は密閉性が高く、外の空気がはいらない構造になっています。また、防虫剤や乾燥剤を半年に一度交換して、きれいな状態に保つようにしています。

ギンヤンマ♂・♀
トンボの中でも大型で美しいといわれているギンヤンマ。時速50~60㎞のスピードで飛ぶことができ、♂単独で池の上などでテリトリー飛行をしているときなどはアミで捕まえるのが大変に難しい。子どもの頃、飛行中のギンヤンマをアミで捕ることができると周りの子どもたちに自慢できた。


3年4組1・2斑

Q1.たくさんの虫をどこで、捕ったんですか?
A1.みなさんに見てもらった昆虫の標本は、そのほとんどが地球の上で太陽の通り道になっている赤道という地域に広がっている熱帯雨林(年間の平均気温が25℃以上で降水量が2000㎜以上の森)で採集されたものです。現在は地球の陸地の7%ほどの面積しかありませんが、それでも地球上の50~70%もの生き物が生活していると考えられています。しかし、人間の経済活動により年間に約1500万ha(日本の北海道、九州、四国を合計した面積)もの熱帯雨林が減少していて、それに伴い、生き物も年間に4万種近く絶滅しているそうです。
森林の減少については、世界全体では年間に日本の面積の約14%に当たる520万ha程度が減少しているといわれています。これは中国を中心に大規模な植林をしていることにより出ている減少面積ですが、自然林の減少は増え続けているようです。熱帯雨林に限定すると前述した年間に約1500万haという凄いスピードで減り続けているようです。その大きな要因は「アブラヤシやゴムの木を植えて、農園に変えてしまうプランテーション開発」といわれていますが、その資源を利用しているのは日本やアメリカ、ヨーロッパの先進国といわれている国々で、熱帯雨林を伐採している発展途上国には、あまり利益が還元されていないのが現状のようです。
昆虫の標本も現地の人が「採り子」となって集めてきますが、一匹10円程度の安い値段で買い取られているそうです。それを中間に入っている標本商が何百倍もの値段(虫の種類にもよりますが)で先進国の博物館や個人の愛好家などに売って「金儲け」にしているようです。皆さんが大人になるまで熱帯雨林は維持できるのか心配です。
Q2.どうやって、ハチや他の虫は毒を身につけたのですか?
A2.「毒」をどのようにして身につけたのかという「進化」の説明をすることは大変に難しいことだと思います。「無毒の虫に比べて毒を持つことで身を守りやすいので進化した」という説明では、「なぜ無毒の虫もたくさん繁栄しているのか?」という単純な質問に答えることができないからです。考えられることは「昆虫が生息している環境の植物や他の生き物との関係などにより、毒を持つようになっていった」のではないかということです。
Q3.世界の中で毒を持っている虫は何匹ぐらいですか(わかるかぎり)?
A3.これも「まったくわからない」と思いますが、毒を持つ虫をあげてみましょう。ハチの仲間、チョウの仲間、甲虫の仲間、カメムシの仲間などのほか、ほとんどの昆虫の仲間の中に毒を持つ虫がいますので、世界中にいる毒を持つ虫の数を数えることはできないでしょう。しかし、アリ1種でも76億の人間と「同じ重さがある(アリも毒を持つ種類がある)」といわれている昆虫ですので、世界の中ではすごい数の「毒虫がいる」ことになるのではないかと思います。

3年4組3・4斑
Q1.ヘラクレスオオカブトのツノについているオレンジ色の毛は、なんのためについているのですか?
A1.ヘラクレスオオカブトのツノに生えているフサフサな毛については、過去にもたくさんの子どもたちから質問がありましたが、これも正確に答えることはできないと思います。ツノの地面側に生えている毛の役目を知るためには、最初に南米の熱帯雨林の中でヘラクレスオオカブトがどのような生活をしているのかを観察する必要がありますが、人間が広大なジャングルの中では「小さな存在」のヘラクレスオオカブトの生態を全て観察することは不可能なことでしょう。日本のアゲハチョウでも幼虫を飼育して育てサナギから羽化するところは観察できても、チョウになってからの生活を「全部、調べなさい」といわれても「無理なこと」だということはわかると思います。長い間、飼育し観察していて感じたのは「飛んでいるときにツノにあたる風の流れを調節しているのではないか?」ということですが、本当のことはわかりません。
Q2.フンコロガシが転がしているフンは何㎝ぐらいですか?
A2.それぞれの種類によって体の大きさが違いますので、転がしているフンの玉の大きさもちがってくるでしょう。タイに住んでいてゾウのフンの下に40㎝ほどの穴を掘り、その巣穴の中にゾウのフンを運びこんで丸めその中に産卵して、幼虫を育てているオウサマナンバンダイコクコガネという体長が50~60㎜以上もある大型のフン虫のフンの玉は直径が7㎝近くもあるそうです。野球の硬球の直径が7.3㎝ですから、かなり大きいですね。『ファーブル昆虫記』に出てくるスカラベはのフンの玉も「数㎝」とありますので、体長から考えると4㎝ぐらいはあるのかと思います。
Q3.オオゴマダラの蛹はなんで金色なのか?
A3.これも正確な回答はできないと思います。オオゴマダラだけではなく、マダラチョウの仲間は幼虫の時に食べていた植物から毒を体内に持っているといわれています。そのことから「金色で目立つことで、警告色の役目をしている」とか、逆に「太陽光に反射することで目立たなくしている」や「トリが金色に光るものを餌と認識できない」など、いろいろなことがいわれていますが、本当のことはよくわかっていないようです。

3年4組5・6斑
Q1.タテハモドキの最初の色は何色ですか?
Q2.ニジイロクワガタは最初、虹色では、なっかったのですか?
Q3.ヘラクレスオオカブトは、なぜこんなにまで大きくなったのですか?
Q4.ヘラクレスオオカブトは最初からツノが長かったのですか?
A1.-4.Q1.~Q4.については、まとめて回答します。それぞれの昆虫の進化の状況を知ることは現在ではできていません。ですからタテハモドキの最初(祖先)の色もンニジイロクワガタの虹色もヘラクレスオオカブトの体の大きさとツノの長さについても、正確に答えることは不可能でしょう。昆虫の進化の過程については、ほとんどのことが分かってはいませんし、どんなに科学が進歩しても膨大な種類数や本能の進化などの謎を考えると不可能だと思います。
昆虫だけではなく、生き物の進化についての説明は、すべてが「仮説」といって仮の説明です。人間の進化についても、本当のことはわかっていませんし、生き物全体の進化も「進化論」という「仮説」で説明されています。1859年に「進化」ということについて、その考え方をまとめて発表したのは、イギリスの博物学者のチャールズ・ダーウィンという学者です。その著書である『種の起源』という本の中で、生き物が進化する仕組みを大まかに「同じ種の中での小さな変化」「生き残るための競争」「最も環境に適した個体が生き残る」ということをあげ、「自然選択」という言葉で説明しました。現在では、最初にあげた「同じ種の中での小さな変化」の要因として、「遺伝子の変異」が加えられ、「進化論」といわれています。しかし、長い時間の経過と共に生き物がどのように変わってきたのかは、それぞれの地層から見つかる化石を比較して判断するより方法がありません。現在では「遺伝子解析」という方法で「進化」を説明できるようになったそうですが、いまだに「進化」についての明確な説明は、なされていないのが現実です。
生き物の進化についてファーブルは『昆虫記』の中で「環境に合うように生物が造られている」と書いていますが、長く生き物を観察していて、私もそのように感じています。タテハモドキやニジイロクワガタの色の変化もヘラクレスオオカブトの体の大きさやツノの長さも「棲息環境に合うように進化」していったのではないでしょうか。

3年4組7、3/7お休みの児童の斑
Q1.なぜモルフォチョウは上から見ると翅の色が青く光っていて、横から見ると茶色なんですか?
A1.モルフォチョウの翅の鱗粉には表面に多くの凹凸があり、大変に複雑な構造になっています。翅に太陽の光が垂直に当たると鱗粉の凹凸の構造により、屈折(まがって)してから、青い色の波長になって反射するので「青く光って(構造色)」見えるようです。横から見ると光が反射しないので、茶色く見えますが、これが翅の「本当の色」ともいえるでしょう。今も繊維の会社などにより鱗粉の構造の研究がされていますが、人工的に同じもが作れていませんので、分かってはいないことも多くあるようです。
Q2.なぜヘラクレスのオスの体の色は金色なのにメスの体の色は黒なんですか?
A2.ヘラクレスオオカブトのオスとメスの体の色の違いを正確に説明することは、できないと思います。「オスとメスの体の色の違い」を知るためにはヘラクレスオオカブトが南米の熱帯雨林の中でどのような生活をしているのかを観察する必要がありますが、人間が広大なジャングルの中では「小さな存在」のヘラクレスオオカブトの生態を全て観察することは不可能なことでしょう。日本のアゲハチョウでも幼虫を飼育して育てサナギから羽化するところは観察できても、チョウになってからの生活を「全部、調べなさい」といわれても「無理なこと」だということはわかると思います。
考えられることは、卵を産むメスは「目立たたない方が良い」のではないかということです。地味な色の方が安全なのかもしれないですね。オスは金色(黄色、オリーブ色)をしていますが、昼間の光の差し込む熱帯雨林の中だと目立たたないのかもしれないですが、本当のことはわかりません。
Q3.なぜアカエリトリバネアゲハは集団で行動するのですか?
A3.授業で配布したテキストの表紙の写真のことですね。これは集団で行動しているのではなく、アカエリトリバネアゲハが川岸にあるミネラル(カルシウム・マンガン・鉄・コバルト・硫黄(いおう)・銅などの無機塩類)の含まれた水を吸水しにきているところです。必要なミネラルが含まれた場所は限られていますので、アカエリトリバネアゲハが集まってきたのでしょう。ほかのチョウもきていますが、体の大きなアカエリトリバネアゲハに追われてしまうのかもしれないですね。昆虫も生きていく上では花の蜜(糖分)だけではなく、ミネラルがが必要なようですね。ヘラクレスオオカブトを飼育しているときは昆虫ゼリーだけではなく、ミネラルが含まれているバナナを時々与えるようにしています。

※昆虫だけではなく、生き物の進化についての説明は、すべてが「仮説」といって仮の説明です。人間の進化についても本当のことはわかっていませんし、生き物全体の進化も「進化論」という「仮説」で説明されています。1859年に「進化」ということについて、その考え方をまとめて発表したのは、イギリスの博物学者のチャールズ・ダーウィンという学者です。その著書である『種の起源』という本の中で、生き物が進化する仕組みを大まかに「同じ種の中での小さな変化」「生き残るための競争」「最も環境に適した個体が生き残る」ということをあげ、「自然選択」という言葉で説明しました。現在では、最初にあげた「同じ種の中での小さな変化」の要因として、「遺伝子の変異」が加えられ、「進化論」といわれています。しかし、長い時間の経過と共に生き物がどのように変わってきたのかは、それぞれの地層から見つかる化石を比較して判断するより方法がありません。現在では「遺伝子解析」という方法で「進化」を説明できるようになったそうですが、いまだに「進化」についての明確な説明は、なされていないのが現実です。

アカエリトリバネアゲハ Photo/松香健次郎

2018年7月17日開催の松戸市立東部小学校3年生対象の「昆虫教室」児童からの質問への回答

アレクサンドラトリバネアゲハ Photo/松香健次郎

メスは翅を広げた大きさが24㎝もあり、ギネスブックにも登録されている世界で最大のチョウだ、パプアニューギニアのポポンデッタという地名のごく限られた地域でしか生息が確認されておらず、パンダと同じワシントン条約付属種に指定登録されている。小種名のalexandrae大英帝国の女王アレクサンドラに献名された。


3年1組1班
Q1.クワガタはなぜクワガタという名前か?
A1.クワガタはそのツノ(オオアゴ)の形が日本の戦国時代の武将の甲冑の兜飾りの一種、鍬形(くわがた)に似ていることから、名前がつけられたという説があります。また、中国語でクワガタのことを「鍬形蟲」と書くことから、中国の古い時代の鍬の先の形がクワガタのツノの形に似ていて、そこからつけられたのではないか、とも言われているようです。
Q2.なぜ警告色のような派手な色をそこまで出すのか?
A2.この質問に正確に答えることはできないと思います。人間が派手な色の昆虫を調べたところ体の中に毒を持っているものやスズメバチのように毒針を持つものなど、危険な種類が多いことから「警告色」という言葉を考えたようです。やはり「派手な色で毒を持った生き物」が生き残っていく確率も髙かったので、派手な色になっていったのかもしれませんが、「毒も持っていなく、派手な色もしていない昆虫」もたくさん生き残っているので、本当のことはよくわかっていないと思います。
Q3.なぜ1回、1回体を変えていって本物の姿になっていくのか?
A3.この質問にも正確な答えはできないでしょう。地球上に生命が誕生したのが約40億年前だそうですが、ごく単純な構造の単細胞生物で、最初は分裂して増えていったと考えられているようです。その後、生き物も増えていき環境が複雑になってくると、いろいろな変化が起こっていったと思われます。
昆虫の祖先といわれているのは「トビムシ」といって、翅のない4㎜ほどの化石が4億年ほど前のスコットランドのデボン紀中期の地層から見つかっていますが、現在でもほとんど姿を変えずに土壌中にたくさん棲んでいるようです。その後の約3億年前の古生代石炭紀には翅をもつゴキブリの祖先の化石が見つかっていて、現在のものとほとんど同じ形をしているのでゴキブリは「生きた化石」ともいわれています。トビムシもゴキブリも不完全変態の昆虫ですので卵から生まれた後は、それほど形を変えず脱皮を繰り返して成虫になりますが、成虫の段階で翅をもつゴキブリと持たないトビムシという大きな違いがあります。
質問にある「1回、1回体を変えて…」いうのは、卵→幼虫→蛹→成虫という段階を経て成虫になる完全変態の昆虫のことだと思いますが、不完全変態の昆虫との違いは成長と共に体の構造が大きく変化することです。不完全変態の昆虫は卵から生まれた幼虫と成虫の生活のスタイルは成虫が翅を持つ以外はほとんど変わりませんが、完全変態の昆虫の幼虫期と成虫の生活のスタイルは全く違います。どちらの昆虫も現在、繁栄していることを考えると地球の環境の変化が違いを作っていったのではないかと思います。昆虫の祖先といわれる「トビムシ」の化石の見つかった約4億年前から複雑な構造の翅をもつゴキブリの化石の見つかっている古生代石炭紀は石炭つまり植物の大量な化石の量から、植物が大繁栄していた時代ですので、昆虫の進化もこうした環境の変化を効率的に利用するためにエサを大量に食べるイモムシ型の幼虫から蛹を経て成虫という「完全変態」の昆虫が生まれてきたのかもしれないですね。

3年1組2班
Q1.オオベッコウバチがタランチュラの急所を知っているのは、なぜですか?
A1.授業でもお話したようにオオベッコウバチがなぜタランチュラの急所を「知っている」のかは、まったくわかってはいません。卵をタランチュラに産み付けると母バチは死んでしまいます。人間のように言語も文字も持ってはいませんので、幼虫に何かを伝えることも不可能だと思います。何か特殊な方法で伝達しているのかも全くわかってはいません。このハチの本能だけではなく、生き物が持つ「本能」については現在も全く解明されていません。
『昆虫記』の中でファーブルは蛾の幼虫のイモムシを狩るアラメジガバチの狩の様子を観察して次のように書いています。

『以上は私がゆっくりとそして楽に――これは非難の余地のない観察に必要なことだ――見たことだ。蜂は科学がうらやむほどの正確さで事を行った。彼は人が殆ど何時も知らないことを知っている。彼はいけにえの複雑な神経組織を心得ていて、芋虫の体節ごとに繰り返される神経節のためには同じく繰り返した剣の刺し傷で応じている。私は言った「彼は知っている、心得ている」と私は「彼はあたかも知っていて、心得ているかのように振舞う」と言わねばならなかったのだ。彼の行為はすべて霊感だ。動物はその為していることを少しも会得せずに、彼をそうさせずにはおかない本能に従っているのだ。だが、この崇高な霊感は一体どこから来るのか。隔世遺伝説、淘汰説、生存競争説はそれを理屈に合うように解釈する力があるだろうか。私および私の友にとって、これは世界を支配し、無意識者をその霊感の掟に従ってみちびく言外の論理の一番雄弁な顕現の一つであったし、現在もそうである。この真理の稲妻に心の底までゆり動かされたとき我々二人は瞼の下に何とも言えぬ感激の涙の流れるのを感じた』(ファーブル『昆虫記』より)

タランチュラは八本の脚の付け根の中心部に「神経核」があって、その一箇所を刺せば麻痺してしまうようですが、イモムシ状の幼虫の場合は頭を除いて12の体節があり、それぞれの神経核を順番に刺していかなければ完全に麻痺させることはできないので、大変に複雑な作業になりますが、アラメジガバチはその本能で完璧にやり遂げます。ファーブルはこうしたことを可能にしているのは「これは世界を支配し、無意識者をその霊感の掟に従ってみちびく言外の論理」つまり人間の知識のおよばない「論理」が働いていると考えていたようです。
生き物の持つ本能の問題は、全く説明することができず、人間の科学が世界の中のほんの一部しか解明できていないことを証明していると思います。少しのことしか分かってはいないのに「人間の科学はすべてを解明している」というような考え方は大変に危険だと思います。福島第一原子力発電所の事故は、人間が「原子力エネルギー」のことをほとんど理解できずに扱った結果が表れてしまったように思います。
人間は大きな脳を進化させて「文明」を作りました。現在では、暮らしやすいように巨大な都市を作ったり、広大な農園を作ったりと地球の自然環境を大きく変えてしまいました。現在も年間に約1500万ha(九州、四国、北海道を足した面積)もの熱帯林が消滅していて、同時に4万種もの生物が絶滅していますが、こうした環境破壊の原因は人間が必要以上に「お金儲け」をするための「経済活動」です。
ある昆虫採集家の「アマゾン昆虫記」というDVDを見て、もっとも驚かされるのは舗装もされていないので、道路ともいえないような広大な荒れ地をバックに、伐採された巨木を満載している巨大なトラックが何台も走っている様子でした。かなり以前の映像ですが現在も無差別な伐採は続き、同じようにトラックが走り続け、アマゾンの熱帯雨林はものすごいスピードで消滅していると思います。
私たち日本人をはじめ、多くの現代人の生きる最大の目標は「お金儲け」をして「他人よりも快適な生活を手に入れる」ことだと思います。こうした考え方が世界中に広がっていき、容赦のない「自然破壊」が行われているように思いますが、その反面「快適な生活」を手に入れることのできる人は世界の全人口77億人の10%にも満たないのが現実です。
人間を除く生き物には「文明」を持つような頭脳はありませんが、生活していくためや繁殖するために必要な最小限の本能は備えていますから「生きる道しるべ」のようなものかもしれませんね。本能が狂ってしまうと多くの生き物は異常な行動をして、死んでしまいます。地球の環境を破壊し続けている人間の行為は「本能が狂ってしまった」結果なのかもしれないですね。
Q2.虫の種類はどのくらいですか?
A2.虫の正確な種類数は分かっていません。現在、名前のつけられている生き物は175万種程度といわれていますが、その中で昆虫は95万種ほどを占めているそうです。赤道付近の熱帯雨林で昆虫の調査をすると90%以上もの種類が分からないそうですので、学者によっては数百万種から数千万種といわれているので、種類数は大変に多いということです。
Q3.ニジイロクワガタは、なぜ虹色になるのですか?
A3.この質問にも正確に答えることはできないと思います。それは虹色になる前のニジイロクワガタがどのような色をしていたかが分からないからです。ニジイロクワガタの虹色は「構造色」といって、太陽の光に照らされると虹色に光りますので「光のある時間帯に活動」していることが、虹色になるための重要な要素になると思います。しかし、昼行性の甲虫が全て「構造色」にはなっていませんから、何かしらの理由があると思います。ニジイロクワガタは飼育して観察していると、日本の構造色の昆虫、ヤマトタマムシほどではありませんが、よく飛翔します。真夏の日中の最も太陽光線の強い時間帯に活動をすると考えると「構造色」によって太陽光を反射する意味はあると思います。昆虫も人間も体温が40℃を超えるような状況になると生命の危機となるでしょう。ニジイロクワガタは構造色(ニジイロ)を進化させることにより、熱帯の日中の最も気温が高く、ほかの生き物の活動が鈍くなる時間帯に太陽の強い光を反射させることにより、体温の上昇を抑えることができて活動ができるのかもしれませんね。また、捕食者であるトリが光る物体を嫌うといった説もあるようですが、正確なことはわかりません。

オオモンクロベッコウバチ Photo/松香健次郎

腹部の先端にある毒針でクモの8本の脚の付け根にある神経核を正確に刺し毒液を注入して、アシダカグモを狩った直後のオオモンクロベッコウバチ、背中に噛みついているのは、麻痺して完全に動けなくなっているのか確認をしている行動といわれている。完全に麻痺していることが確認できると、巣をつくる場所までクモの脚をアゴでくわえ後ろ向きに運んでいくが、意外と速いスピードだ。野外でアシダカグモを見たことがあるが、動きはかなり早かった。まだ、クモを狩る瞬間を観察したことがないので「こんなに動きの速いクモが狩れるのか?」と驚異を感じる。



3年1組3班
Q1.ニジイロクワガタは、なぜ虹色なのですか?
A1.この質問に正確な答えはできないと思います。ニジイロクワガタの虹色は「構造色」といって、太陽の光に照らされると虹色に光りますので「光のある時間帯に活動」していることが、虹色になるための重要な要素になると思います。しかし、昼行性の甲虫が全て「構造色」にはなっていませんから、何かしらの理由があると思います。ニジイロクワガタは飼育して観察していると、日本の構造色の昆虫、ヤマトタマムシほどではありませんが、よく飛翔します。真夏の日中の最も太陽光線の強い時間帯に活動をすると考えると「構造色」によって太陽光を反射する意味はあると思います。昆虫も人間も体温が40℃を超えるような状況になると生命の危機となるでしょう。ニジイロクワガタは構造色(ニジイロ)を進化させることにより、熱帯の日中の最も気温が高く、ほかの生き物の活動が鈍くなる時間帯に太陽の強い光を反射させることにより、体温の上昇を抑えることができて活動ができるのかもしれませんね。また、捕食者であるトリが光る物体を嫌うといった説もあるようですが、正確なことはわかりません。
Q2.人間にも本能はありますか?
A2.人間にも本能はありますが、「本能の行動」と「認識の行動」を全て自覚することは難しいと思います。「お腹が空いた」ということは本能で感じると思いますが、食糧を手に入れるためには、「買う、料理する」などの認識での行動が必要となります。呼吸をしたり、睡眠をとったりすることや障害物をよける行動なども「本能」だと思いますが人間の場合は、ほとんどの行動に「認識力」が加わっているように思います。
  現在、色々な学問の分野では「本能」という言葉は使われずに、「生得的行動(遺伝的性質に基づき、習得的な影響を受けない行動)」という言葉が使われています。人間以外の生き物は学習をしなくても、ミツバチは正確に六角形の巣をつくることができますし、狩りバチの仲間はそれぞれの幼虫のエサとなるクモや蛾の幼虫、タマムシやゾウムシなどの甲虫類の正確な神経核の位置を知っています。そして、時期になるとそれぞれの昆虫は本能に従って、狩をして巣を作り子孫を残す準備が終わると成虫の生命も尽きてしまいます。
こうした行動と人間を比べると「何も考えずに学習を必要とするような行動ができる」ということでは、当てはまらないかもしれないですね。生まれると同時に「学習」が始まる人間の場合は、どんな行動をするときも「思考=考える」ということが同時に入っていると思います。「お腹が減った」からといってお店のものを勝手に食べるような行為は言葉が理解できないような小さな子供しかしないでしょう。こうした単純な行動と昆虫の複雑な狩や巣作りを一緒にすることは違うような感覚もします。
人間の「本能」を考えると「モラル」ということが頭に浮かびます。仲間と集団生活をして社会を構成するため「相手を思いやる」という感覚は大変に重要で、欠如すると「仲間がいなくなり孤立する」「孤立すると精神に異常をきたす」といった状況になってしまい、「引きこもり」などの原因にもなると思います。路上で血を流して倒れている人を見て理性で「知らん顔」をしていても「全く何も感じない」人はいないと思います。
「自分以外の個体を認識し尊重する」というのは、人間が持っている基本的な「本能」なのではないかと思っています。現在はこうした考え方よりも「競争に勝ち抜き、お金儲けをして、人をよりも良い生活する」といった考え方が世界中に広まっていき、これが徹底的な自然破壊のもとになっていると思います。
ある昆虫採集家の「アマゾン昆虫記」というDVDを見て、もっとも驚かされるのは舗装もされていないので、道路ともいえないような広大な荒れ地をバックに、伐採された巨木を満載している巨大なトラックが何台も走っている様子でした。かなり以前の映像ですが現在も無差別な伐採は続き、同じようにトラックは走り続け、アマゾンの熱帯雨林はものすごいスピードで消滅していると思います。
現在も年間に約1500万ha(九州、四国、北海道を足した面積)もの熱帯林が消滅していて、同時に4万種もの生物が絶滅していますが、こうした環境破壊の原因は人間が必要以上に「お金儲け」をするための「経済活動」だと思います。本能が狂ってしまうと多くの生き物は異常な行動をして、死んでしまいます。地球の環境を破壊し続けている人間の行為は「本能が狂ってしまった」結果なのかもしれないですね。

3年1組4班
Q1.なぜ人間と虫に本能があるのか?
A1.この質問に正確に答えることはできないと思います。「なぜ本能が進化したのか?」ということについては現在「遺伝子に最初からプログラムされている」ということがいわれていますが、「どのようにしてプログラムされたのか?」ということについては答えられていませんので全く分かっていないのが現状だと思います。地球に生命が誕生したのは40億年前といわれていて、単細胞生物と考えられているようです。こうした単純な構造の生き物が生きていく上で「明るい、暗い、熱い、冷たい」などの最小限の感覚から発達していったのではないでしょうか。いろいろな種類に分かれていくと「食べられたり、食べたり」する関係もできてきたと思います。少しずつ種類も増え、環境も変化していくのにともない、生物もその環境に合うものが生き残ったと考えられます。こうした中で、生きていく上で「最低限」の性質としてそれぞれの生き物に「本能」が備わっていったのではないでしょうか。
現在、色々な学問の分野では「本能」という言葉は使われずに、「生得的行動(遺伝的性質に基づき、習得的な影響を受けない行動)」という言葉が使われています。人間以外の生き物は学習をしなくても、ミツバチは正確に六角形の巣をつくることができますし、狩りバチの仲間もそれぞれの幼虫のエサとなるクモや蛾の幼虫、タマムシやゾウムシなどの甲虫類の正確な神経核の位置を知っています。そして、時期になるとそれぞれの昆虫は本能に従って、狩をして巣を作り子孫を残す準備が終わると成虫の生命も尽きてしまいます。
こうした行動と人間を比べると「何も考えずに学習を必要とするような行動ができる」ということでは、当てはまらないかもしれないですね。生まれると同時に「学習」が始まる人間の場合は、どんな行動をするときも「思考=考える」ということが同時に入っていると思います。「お腹が減った」からといってお店のものを勝手に食べるような行為は言葉が理解できないような小さな子供しかしないでしょう。こうした単純な行動と昆虫の複雑な狩や巣作りを一緒にすることは違うような感覚もします。
人間の「本能」を考えると「モラル」ということが頭に浮かびます。仲間と集団生活をして社会を構成するために「相手を思いやる」という感覚は大変に重要で、欠如すると「仲間がいなくなり孤立する」「孤立すると精神に異常をきたす」といった状況になってしまい、「引きこもり」などの原因にもなると思います。路上で血を流して倒れている人を見て理性で「知らん顔」をしていても「全く何も感じない」人はいないと思います。「自分以外の個体を認識し尊重する」というのは、人間が持っている基本的な「本能」なのではないかと思っています。
ある昆虫採集家の「アマゾン昆虫記」というDVDを見て、もっとも驚かされるのは舗装もされていないので、道路ともいえないような広大な荒れ地をバックに、伐採された巨木を満載している巨大なトラックが何台も走っている様子でした。かなり以前の映像ですが現在も無差別な伐採は続き、同じようにトラックが走り続け、アマゾンの熱帯雨林はものすごいスピードで消滅していると思います。
私たち日本人をはじめ、多くの現代人の生きる最大の目標は「競争に勝ち抜き、お金儲けをして他人よりも快適な生活を手に入れる」ことだと思います。こうした考え方が世界中に広がっていき、容赦のない「自然破壊」が行われているように思いますが、その反面「快適な生活」を手に入れることのできる人は世界の全人口77億人の10%にも満たないのが現実です。
人間を除く生き物には「文明」を持つような頭脳はありませんが、生活していくためや繁殖するために必要な最小限の本能は備えていますから「生きる道しるべ」のようなものかもしれませんね。本能が狂ってしまうと多くの生き物は異常な行動をして、死んでしまいます。地球の環境を破壊し続けている人間の行為は「本能が狂ってしまった」結果なのかもしれないですね。

3年1組5班
Q1.生き物にはかならず本能があるのか?
A1.この質問に正確に答えることはできないと思います。人間は、ほんの少しの生き物のことしか知らないからです。単純な構造から複雑な構造の生き物が存在していると思いますが、どの段階の生き物から本能があるのかを全て調べることは不可能なことでしょう。
現在、色々な学問の分野では「本能」という言葉は使われずに、「生得的行動(遺伝的性質に基づき、習得的な影響を受けない行動)」という言葉が使われています。ミツバチなどは正確な六角形の巣室を作っていきますが、これは人間が幾何学と数学を駆使して空間をもっとも合理的に無駄なく使う形として導き出した答えと同じです。授業で説明したオオベッコウバチがオオグモのタランチュラを麻痺させるために毒針を刺しこむ場所も1㎜四方にも満たない非常に微細な1点です。一部の昆虫や鳥類などは遠くのまったく知らない場所で放されても、正確に巣に戻ることができる「帰巣本能」を持っています。このように多くの生き物で「本能」の存在が知られていますが、細菌等の微細な生き物については何が本能的な行動なのかは調べても出てきません。しかし「本能的な行動はしない」と言い切ることができるのかは疑問が残ると思います。
生き物にとって「本能」とは子孫を残していく上で重要な役割を果たしていることは確かなことだと思いますので、地球上に生活する多くの生き物は生存するための「本能を持っている」ということはできるのではないかと思います。
人間の本能についても少し考えてみましょう。人間の「本能」を考えると「モラル」ということが頭に浮かびます。仲間と集団生活をして社会を構成するために「相手を思いやる」という感覚は大変に重要で、欠如すると「仲間がいなくなり孤立する」「孤立すると精神に異常をきたす」といった状況になってしまい、「引きこもり」などの原因にもなると思います。路上で血を流して倒れている人を見て理性で「知らん顔」をしていても「全く何も感じない」人はいないと思います。「自分以外の個体を認識し尊重する」というのは、人間が持っている基本的な「本能」なのではないかと思っています。現在はこうした考え方よりも「お金儲けをして、人をよりも良い生活する」といった考え方が世界中に広まっていき、これが徹底的な自然破壊のもとになっていると思います。
ある昆虫採集家の「アマゾン昆虫記」というDVDを見て、もっとも驚かされるのは舗装もされていないので、道路ともいえないような広大な荒れ地をバックに、伐採された巨木を満載している巨大なトラックが何台も切れ間なく走っている様子でした。かなり以前の映像ですが現在も無差別な伐採は続き、同じようにトラックが走り続け、アマゾンの熱帯雨林はものすごいスピードで消滅していると思います。
私たち日本人をはじめ、多くの現代人の生きる最大の目標は「競争に勝ち抜き、お金儲けをして他人よりも快適な生活を手に入れる」ことだと思います。こうした考え方が世界中に広がっていき、容赦のない「自然破壊」が行われているように思いますが、その反面「快適な生活」を手に入れることのできる人は世界の全人口77億人の10%にも満たないのが現実です。
人間を除く生き物には「文明」を持つような頭脳はありませんが、生活していくためや繁殖するために必要な最小限の本能は備えていますから「生きる道しるべ」のようなものかもしれませんね。本能が狂ってしまうと多くの生き物は異常な行動をして、死んでしまいます。地球の環境を破壊し続けている人間の行為は「本能が狂ってしまった」結果なのかもしれないですね。

3年1組6班
Q1.タランドゥスオオツヤクワガタは、なぜそんなにツヤツヤしているのだろうか?
A1.この質問に正確に答えることはできないと思います。それはタランドゥスの生態が分かっていないからです。タランドゥスだけではなく広大な自然環境の中では小さな存在の昆虫の生態を調べることが不可能に近いことは少し考えれば理解できると思います。
飼育していてオオクワガタなどとの行動の違いが分かったのは、野外で写真撮影をしようとしたときです。写真をきれいに撮るためには、周りが明るいことが絶対的な条件となりますので、太陽が真上から当たる時間を選んで外に出して撮影をしました。オオクワガタやヒラタクワガタなどは、直接に太陽光線が当たるとすぐに止まり木の下に入っていき、マットに潜り込もうとしますので、あらかじめカメラのピントを合わせておき、それぞれのクワガタを太陽の下に置いてすぐにシャッターを切ります。こうしないとすぐに動き出しますので、ピントがボケてしまいます。
ところがタランドゥスは太陽光線の下に出しても止まり木の下やマットに潜ろうとはせずに昆虫ゼリーを食べ続けていました。光沢のあるボディーで太陽光線を反射しているように感じました。このことから昼間の直射日光が当たり、気温が上昇するような場所でも活動ができるのではないかと思いましたが、ツヤツヤしている本当の理由は分かりません。
Q2.タランドゥスオオツヤクワガタは、なぜノコギリクワガタとツノの形がちがうのか?
A2.この質問にも正確な答えはできないと思います。クワガタムシはその体の特徴から色々な種類に分けられています。オオクワガタはドルクス属と言ってヒラタクワガタの仲間で、ノコギリクワガタはギラファノコギリクワガタなどと同じ仲間です。昆虫だけではなく、生き物は一つの種類から現在のような多種多様な種類に分かれていったと考えられていますが、その理由は住む場所が変わっていった時にその環境に合うように生き物が少しずつ変化していったためと思われます。
タランドゥスはアフリカに住んでいるクワガタムシの仲間ですが、アフリカが日本とは全く違う自然環境だということは想像ができると思います。天敵やほかの同じような生態の昆虫などとの関係も大きく違っていると思いますので、生き延びていくためには日本とは違った生態や形に変化していく必要があるのではないでしょうか。こうしたことが、形の違いに関係しているのではないかと思います。
Q3.どうしてクワガタやカブトムシなどは脚がギザギザしているのですか?
A3.正確な理由は分からないと思いますが、カブトムシなどは体全体を掴もうとすると脚についているギザギザで手の中で暴れるので、痛くて手を放してしまいます。また、腐葉土の中などに潜り込むときにはギザギザが土にかかって掘りやすいようにも思います。虫の体の構造は生活する環境に大きな影響を受けていると思いますので、脚のギザギザはクワガタやカブトの生活では、いろいろな役目があると思います。

3年1組7班
Q1.タランドゥスオオツヤクワガタは、なぜそんなにツヤツヤしているのだろうか?
A1.この質問に正確に答えることはできないと思います。それはタランドゥスの生態が分かっていないからです。タランドゥスだけではなく広大な自然環境の中では小さな存在の昆虫の生態を調べることが不可能に近いことは少し考えれば理解できると思います。
飼育していてオオクワガタなどとの行動の違いが分かったのは、野外で写真撮影をしようとしたときです。写真をきれいに撮るためには、周りが明るいことが絶対的な条件となりますので、太陽が真上から当たる時間を選んで外に出して撮影をしました。オオクワガタやヒラタクワガタなどは、直接に太陽光線が当たるとすぐに止まり木の下に入っていき、マットに潜り込もうとしますので、あらかじめカメラのピントを合わせておき、それぞれのクワガタを太陽の下に置いてすぐにシャッターを切ります。こうしないとすぐに動き出しますので、ピントがボケてしまいます。
ところがタランドゥスは太陽光線の下に出しても止まり木の下やマットに潜ろうとはせずに昆虫ゼリーを食べ続けていました。光沢のあるボディーで太陽光線を反射しているように感じました。このことから昼間の直射日光が当たり、気温が上昇するような場所でも活動ができるのではないかと思いましたが、ツヤツヤしている本当の理由は分かりません。
Q2.ゴライアスオオツノハナムグリは世界一大きくて重い甲中なのにどうして早く飛べるのか?
A2.ゴライアスオオツノハナムグリは世界で最も重い甲虫といわれています。その体重は大きなものでは100g程度といわれています。2番目に重いといわれている甲虫のゾウカブトが50g程度といわれていますから、かなり重いことがわかります。以前、飼育していた140㎜を超えるヘラクレスオオカブトムシの体重は30g程度でした。
「飛ぶのが早い」というのはハナムグリ類全般にいわれていることですが、それは翅の構造が少し特殊で、鞘翅を開かずに後翅をのばして飛翔することができるからです。鞘翅を開く時間を短縮できるので、早く飛び立つことができるのでしょう。実際にハナムグリの仲間のカナブンなどを観察していると飛び立つスピードはカブトムシやクワガタより、はるかに速いです。ゴライアスオオハナムグリが飛んでいる様子を観察した記録は、ネットで調べてもほとんど出てきません。カナブンと同じように素早く飛び立つことができるのかは、まったくわかりませんが翅の構造が同じなので「同じように早く飛び立てる」と思われているのだと思います。甲虫の中でもハナムグリの仲間の翅の構造が変化している理由は全くわかっていません。生き物の「進化」そのものも、まったくわかっていないのが現状です。

ニジイロクワガタ♂

「なぜ、構造色なのか?」という質問が多くの子どもたちから寄せられるが、正確な答えはない。オーストラリアの北部からニュージーランドの南部にかけて分布しているようだが、生態自体がよく分かっていない。日本では養殖技術が確立され、ペットショップなどで安価で購入できる。


3年2組1班
Q1.どうしてチョウの模様は、こういう模様ができているのですか?
A1.チョウの仲間は世界で18,000~20,000種がいるといわれています。種類数がはっきりとしていないのは学者によって、似たようなチョウを同種としたり別種としたりしていることや新種が発見されたりするからです。チョウの翅の模様も種類数と同じだけあることになるでしょう。「どのようにして翅の模様ができたのか?」という質問に正確に答えることはできないと思います。それはほとんどのチョウの生態(生活の様子)がわかっていないからです。授業の標本で見せたトリバネチョウのようにオレンジやミドリ、キイロ、アオなどの組み合わせで大変に派手な模様のチョウもいれば、スカシマダラというチョウは透明な翅をしています。このように色々な種類の模様があるのは、それぞれのチョウが生活している環境の違いや、生きていく上での生き方の違いがあるからだと思います。トリバネチョウは幼虫の時に食べているウマノスズクサという植物が持っているアリストロキア酸という毒素を成虫になっても体の中に持っています。このことと派手な色の翅をもつことで、トリなどの捕食動物に「毒を持っていますよ」と警告する役目をしていると考えられていて「警告色」といいます。派手な色の翅をもち目立つことで、捕食動物に学習してもらい身を守っていると考えられています。スカシマダラは透明な翅をしていますので、飛んでいると背景と一体化して、見つけるのも難しいようです。コノハチョウは翅を閉じると「枯葉」にそっくりな色や形をしていて「擬態」で身を守っているといわれていますが、翅を開くと構造色のブルーにオレンジの太いラインという派手な色をしています。これはメスに対するアピールだともいわれていて、多くのチョウのメスはオスの翅の色や模様で「同じ種のオスを見分けている」ともいわれています。このようにチョウの翅の色や模様が持っている意味には、たくさんの理由があるようですので、いろいろな色や模様の翅が進化していったのでないでしょうか。
Q2.チョウは何で胸に毛が生えているのですか?
A2.この質問にも正確に答えることはできないと思います。チョウの翅は魚の鱗のような構造をしていて粉がついていますので、「鱗粉」といわれています。水をかけると弾きますし、チョウを捕まえて翅を指で掴むとすべって「逃がしてしまう」こともあります。胸の毛についてはよくわかりませんが、前にヘラクレスオオカブトを飼育していたとき、♂が大変に長生きをして11ヵ月近くも生きていました。ところが黄色いブラシ状の口器の周りにエサであげていたバナナや昆虫ゼリーが固まって、こびりつくようになって弱ってしまいました。ほかの若い♂の成虫と比べてみると口器のまわりに生えている大変に短く細かい毛が、はげてなくなっていました。水などで口器のまわりの掃除をしましたが、2週間ほどで死んでしまいました。このことから、昆虫の体に生えている細かくて短い毛には「汚れを防ぐ」役目もあるのではないかと思うようになりました。チョウの胸に生えている毛も花の蜜を吸っているときに花粉などの有機物で体が汚れないようにする役目があると思います。樹液や花蜜、花粉などが付着して汚れで体の動きなどが悪くなれば、昆虫のような小さな生き物にとっては致命的になってしまうのではないかと思います。人間は体の汚れを風呂などに入り自分で落せますが、昆虫は汚れること自体を防ぐ体の構造をしているようにも思います。
Q3.カブトムシはどうして大きいのと小さいのがあるのですか?
A3.正確なことは分かりませんが、カブトムシの体の大きさの違いは生活している自然環境の違いや「身を守る」ための生き方の違いから、おきるのではないかと思います。餌場を守るためであれば、ほかの昆虫より大きな体などは役に立つと思いますが、捕食動物からは目立って狙われることになるでしょう。昆虫が豊富に存在する熱帯雨林などには多くの植物種も存在し多様な生息環境を用意しています。こうした中から、体の大きさや構造、習性を少しずつ変化させることで、生き物も種類数を増やしていくことができるのではないかと思います。多様な環境があることによって、色々な形や大きさの変化などが生き物の中に起きていくのではないでしょうか。

3年2組2班
Q1.ニジイロクワガタは、なぜ虹色なのか?
A1.この質問に正確な答えはできないと思います。ニジイロクワガタの虹色は「構造色」といって、太陽の光に照らされると虹色に光りますので「光のある時間帯に活動」していることが、虹色になるための重要な要素になると思います。しかし、昼行性の甲虫が全て「構造色」にはなっていませんから、何かしらの理由があると思います。ニジイロクワガタは飼育して観察していると、日本の構造色の昆虫、ヤマトタマムシほどではありませんが、よく飛翔します。真夏の日中の最も太陽光線の強い時間帯に活動をすると考えると「構造色」によって太陽光を反射する意味はあると思います。昆虫も人間も体温が40℃を超えるような状況になると生命の危機となるでしょう。ニジイロクワガタは構造色(ニジイロ)を進化させることにより、熱帯の日中の最も気温が高く、ほかの生き物の活動が鈍くなる時間帯に太陽の強い光を反射させることにより、体温の上昇を抑えることができて活動ができるのかもしれませんね。また、捕食者であるトリが光る物体を嫌うといった説もあるようですが、正確なことはわかりません。
Q2.なぜ標本箱の中に虫が展示されているのか?
A2.標本箱の中に昆虫を展示しているのは、標本を大切にするためです。普通の木箱などにガラスを張ったような箱では、すき間から小さな虫などが侵入して標本を食べてしまいます。密閉性の高い標本箱に入れ、乾燥剤と防虫剤を入れることによって、長く大切に保管ができます。

ヘレナ・モルフォチョウ

世界で最も「美しい」とされるモルフォチョウは北アメリカ南部から南アメリカにかけて80種ほどが分布している。その青く光り輝く美しい翅の色は光が当たると反射する「構造色」によるものだ。このチョウを見た子供たちから「なぜ、こんなに青く光輝くのか?」と質問されるが、正確に回答することはできない。自然が造りだした「美」の中の最高傑作と思えるような色彩だ。小種名の「ヘレナ」はギリシャ神話に登場する「絶世の美女」から名付けられたそうだ。


3年2組3班

Q1.カブトムシは何年ぐらい生きるのですか?
A1.日本のカブトムシだと長くて6ヵ月、ヘラクレスオオカブトは飼育したところ、11ヵ月近く生きていました。メキシコゾウカブトやグラントシロカブトは4-6ヵ月生きていました。
Q2.カブトムシのツメは何で2本しかないのですか?
A2.カブトムシのツメの部分は跗節(ふせつ)の最先端部です。なぜ2本なのかはわかりませんが、フンコロガシの仲間は前脚の跗節は退化してありません。木に摑まったりする上で2本のツメのような構造になったのではないでしょうか。
Q3.チョウの口は、なんでストローみたいな口なのですか?
A3.花の奥にある蜜を吸いこむ上で、ストロー状の口が進化していったのではないでしょうか。花蜜を吸うハチドリなども長い嘴(くちばし)が進化していますが同じ理由ではないでしょうか。餌である花の形状に合わせて口(口器)の形が進化した結果だと思います。
Q4.タランドゥスオオツヤクワガタはなぜアゴの力が強いのか?
A4.タランドゥスオオツヤクワガタ棲んでいるはアフリカ大陸です。大型のカブトムシやクワガタの仲間は少なく、大型のハナムグリが数種類生息しています。クワガタの仲間は2種ほどが知られています。タランドゥスオオツヤクワガタは1属2種が知られていて、アフリカ大陸最大のクワガタムシで体長は最大で90㎜を超えるといわれています。長さだけではなく横幅も広く、世界のクワガタの中でも最大級の大きな体をしていると思います。この大きな体がアゴの力の強い原因だと思います。一度、77㎜程度のタランドゥスオオツヤクワガタに挟まれたことがありますが、指の皮がめくれあがり血がでました。そしてとても痛かった思いをしました。

3年2組4班
Q1.なぜゴキブリは恐竜がいた時代から、ずっと今自分たちが生きている時代まで生きられるのですか?
A1.現代のゴキブリと約3億年前に化石で見つかったゴキブリがほとんど「同じ姿」をしていることは形を比較して分かったことです。しかし、化石は動きませんから実際の行動が同じかどうかは全くわからないでしょう。「進化」というと人間が作り出した機械やコンピュータのように性能がどんどん良くなるようなイメージを持つと思いますが、全く違っています。
目のような高性能で複雑な構造を進化させた器官も「暗い洞窟」や濁った水中で暮らす生き物では退化してしまい、中には全くなくなってしまった生き物もいます。それぞれの生き物が暮らしている環境が色や形、感覚器官などを変化させていくことを「進化」というのだと思います。
オサムシという地上で生活をする甲虫は飛ぶ翅が退化して飛ぶことができません。バッタ類の中にも翅が退化して飛べない種類がいます。鳥類の中にもダチョウやヒクイドリ、沖縄のヤンバルクイナなどは翼が退化して飛ぶことができません。「退化」と書くと「劣っている」というようなイメージを持つと思いますが、生活する環境が「飛ぶことを必要としない」ものであれば、飛ぶための翼の必要はなくなってしまうのでしょう。
ゴキブリの場合も3億年前から「姿を変えず」に生活できる環境が残っているということだと思います。また、その生活のスタイルが人間の暮らす居住空間と合っていたために、一部の種類が人間と共に大繁栄したのだと思います。ゴキブリの仲間の中でも特殊な環境で生活する種類などは人間の無差別な「自然破壊」により絶滅の危機にあると思います。
現在も年間に約1500万ha(九州、四国、北海道を足した面積)もの熱帯林が消滅していて、同時に4万種もの生物が絶滅していますが、こうした環境破壊の原因は人間が必要以上に「お金儲け」をするための「経済活動」です。
ある昆虫採集家の「秘境アマゾン」というDVDを見て、もっとも驚かされるのは舗装もされていないので、道路ともいえないような広大な荒れ地をバックに、伐採された巨木を満載している巨大なトラックが何台も走っている様子でした。かなり以前の映像ですが現在も無差別な伐採は続き、同じようにトラックが走り続け、アマゾンの熱帯雨林はものすごいスピードで消滅していると思います。今年の異常気象現象などは人間が行うこうした徹底的な「自然破壊」も関係しているのかもしれませんね。
Q2.タランチュラはハチと戦う時に立ち上がるにはなぜですか?
A2.ネットで映像を見ただけで実際に観察したわけではありませんので、確かなことは分かりませんが、向かってくる生き物などを「威嚇」するために立ち上がるのだと思います。人間のように「理性」があるのであれば、「逃げ続ければいい」と思うのですが、タランチュラの本能は「威嚇」するようにできているのかもしれませんね。
Q3.カブトムシは何年または、何日生きられるのですか。チョウも何年、何日生きられるのですか?
A3.実際に飼育して知っているのは、成虫で日本のカブトムシが約6ヵ月、メキシコゾウカブトやグラントシロカブトが4-6ヵ月程度、ヘラクレスオオカブトが11ヵ月と少し生きていました。幼虫状態だとヘラクレスがメスで1年半程度、オスだと2年程度で成虫になりました。ゾウカブトの仲間では幼虫の期間が3年間の種類もいるそうです。
チョウの場合は現在、観察しているツマグロヒョウモンというチョウがオスで1-2週間程度、メスで2-4種間程度です。アゲハやタテハチョウなど、それぞれの種類によって成虫や卵、幼虫、蛹などで越冬する種類もいますが、長くても一年以内には死んでしまうと思いますが、確かなことは分かりません。

クヌギの樹液を吸汁するカブトムシ(山梨県韮崎市)

3年2組5班
Q1.昆虫が毒の葉を食べても死なないのは、なぜですか?
A1.毒のある植物を食べている昆虫は、毒を解毒する酵素や微生物(毒の物質を分解して無毒にする)を消化器官の中に持っているので、食べることができるそうです。
人間は野菜の茎や葉を作っているセルロースという物質を分解することができませんので、そのまま排泄されてしまいますが、牛や馬など植物食の動物は胃や腸の中にセルロースを分解することのできる微生物が大量に棲んでいて、食べた植物を分解してくれ栄養素を吸収していているそうです。
腐葉土を食べるカブトムシの幼虫や枯れた広葉樹を食べているクワガタの幼虫なども、こうした栄養素の少ない食物を分解して栄養素に変えてくれる微生物が体の中にいるようで、人間では食べても全く栄養にならないような腐葉土などを食べても成長ができるようです。
人間が食べたらすぐに死んでしまうような猛毒を持っているトリカブトという植物を幼虫が食べて成長するキンウワバとう蛾の仲間もいるそうです。動くことのできない植物が身を守るために体の中で毒素を作るようになり、今度は食べる生き物の方が体内で解毒できる酵素や微生物を持つことによって、食べられるように「進化」したと説明されていますが、なぜ猛毒の植物を食べないで、無毒の植物を食べるように「進化」しなかったのかと不思議に思います。
Q2.進化すると体は大きくなるけど成虫になってから、それ以上大きくなりますか?
A2.昆虫の場合、成虫になると外骨格といって体を覆っている殻が固まってしまいますので、成長することはないようです。成虫での体の大きさにかなりのバラツキがあるのは、幼虫の時の環境が大きく影響をあたえるようです。かなり前にヘラクレスオオカブトを飼育して繁殖させましたが、大きなオスは137㎜もありましたが、小さなオスは日本の大きなカブトムシよりも小さくツノも大変に短く75㎜ほどしかありませんでした。原因は養分の少ないエサを与えたことです。ヘラクレスのオスは11ヵ月近く生きていますが、この小さなオスは3ヵ月くらいで死んでしまいました。クワガタのオスも成虫での大きさにかなりのバラツキがあり、小さなオスと大きなオスではツノ(オオアゴ)の形も全く違ってしまい別種のように見えます。
Q3.警告色の色は、何種類ありますか?
A3.この質問に正確に答えることはできないと思います。警告色をもつ昆虫たちには赤や黄色、ブルーや白、黒や金色、緑やオレンジなどいろいろな色の組み合わせがありますが、派手な警告色の翅の色をしているチョウなどでも、翅を閉じていると枯葉のような茶色の模様をしていて目立たない種類もいます。このように全ての色の組み合わせがありますので「何種類」と特定することはできないと思います。
昆虫の中には「ベイツ型擬態」といって、警告色を持つ昆虫たちにそっくりな色や形をしていて飛び方や動きまで似ている無毒の昆虫もいます。

3年2組6班
Q1.ハチは何で卵を産んだら死んでしまうのか不思議です?
A1.昆虫は卵を産むと死んでしまう種類が多いようです。「17年ゼミ」というセミは幼虫の状態で17年間も土の中にいて、出てきて羽化して成虫になるとオスはメスと交尾をしてメスは卵を産みますが、1ヶ月ほどでオスもメスも死んでしまいます。私が観察しているツマグロヒョウモンというチョウはオスで1-2週間、メスも2-4週間で死んでしまいますが、その間に多くの卵を残します。少し考えれば理解できると思いますが、子孫を残すことができなければ、どんな生き物もわずかな時間で滅びてしまいます。
西暦1900年には1億6千万人ほどだった人口は100年と少しで40倍を超え2018年現在で77億人までに急増しました。人間の平均寿命も日本では80年を超える時代になりました。そして、過去に例を見ない徹底的な「自然破壊」が行われています。年間に約1500万ha(九州、四国、北海道を足した面積)もの熱帯林が消滅していて、同時に4万種もの生物が絶滅していますが、こうした環境破壊の原因は人間が必要以上に「お金儲け」をするための「経済活動」です。
ある昆虫採集家の「秘境アマゾン」というDVDを見て、もっとも驚かされるのは舗装もされていないので、道路ともいえないような広大な荒れ地をバックに、伐採された巨木を満載している巨大なトラックが何台も走っている様子でした。かなり以前の映像ですが現在も無差別な伐採は続き、同じようにトラックが走り続け、アマゾンの熱帯雨林はものすごいスピードで消滅していると思います。今年の異常気象現象などは人間が行うこうした徹底的な「自然破壊」と関係しているのかもしれません。人間がこのような愚かとも思える行為をするのは、なぜでしょうか。
多くの昆虫が子孫を残すと死んでしまうのに対して、人間は「自己保存」つまり自分自身が生き残ることを中心に考えているからではないでしょうか。こうした考え方は人口の急増を可能にした「産業革命」後に世界中に広まっていったように思います。今、皆さんが大人になる前にこうした「自分中心」といった考え方を見直していかないと、もっと大きな地球環境の変化が起きて人類が滅びてしまうかもしれませんね。昆虫の「生き方」から学ぶことは多いと思います。
Q2.チョウは敵から身を守るためになぜ。何かに似ている姿をして身を守るのか。飛んで逃げたり、走って逃げた方がいいと思います?
A2.そうですね。何かに似た姿をしていても近くにいて、わかってしまえば「食べられて」しまうでしょう。前に翅を閉じた状態で、翅の後ろの部分が三角形に切り取られたコノハチョウの写真を撮ったことがあります。おそらくキノボリトカゲというトカゲに噛みつかれた痕だと思いますが、近づいてくる前に飛んで逃げた方が良いように思います。
これは昆虫が世界を「どのように見ているか?」ということに関係があると思います。人間は大きな脳を持っているので、視力だけではなく聴力、嗅覚、味覚、触感などのすべてが発達していますが、昆虫はどうでしょうか。トンボは大きな複眼をもっていますから視力はいいかもしれませんが、聴力や嗅覚はあるのかさえわかりません。
カブトムシも複眼は持っていますが、耳に当たる器官は無いといわれています。授業でも実験しましたがヘラクレスオオカブトは複眼に触るほど指を近づけても、全く反応しませんでしたから、目はほとんど見えてはいないのでしょう。
こうしたことを考えると昆虫が身を守る手段として「擬態」している意味も少しは推測することができるかもしれません。人間のように脳をはじめとする目などの優秀な器官で「積極的に危険を避ける」ことができなければ、本当のことは分かりませんが、自然物に姿を似せるという「消極的な方法で身を守る」方法が進化したのかもしれないですね。
Q3.なんで、こんなにいっぱいの虫がいるんだろう?
A3.昆虫の種類数が多いのは、自然環境の中のいろいろな場所で生活ができるからだと思います。アリなどは地中に巣を作りますが、地中の中を利用する昆虫もたくさんいます。熱帯雨林などでは、多くの植物がありますので、地表や樹木の幹や葉、あるいは樹冠など多くの生活環境があります。こうした環境を利用できように進化してきたのでしょう。学者によって違いますが、数百万種から数千万種いるとも言われているようです。

3年2組7班
Q1.保護色はどういう色なのか?
A1.この質問に正確に答えることはできませんが、昆虫の保護色は自然環境の中にあるほとんどの色彩を含んでいると思います。コノハチョウは枯葉に形と色も擬態しています。コノハムシは暮らしている植物の葉に色や葉脈、葉の縁の枯れた様子などまで似ています。ほかにもコケにそっくりなキリギリスの仲間や樹皮にそっくりな模様と色をしている蛾や甲虫。生活している地面にそっくりな色をしているバッタなどもいます。南米の熱帯雨林で生活しているスカシマダラというチョウは翅が透明になっていて、背景に溶け込んで敵から見えないようにしています。まるで「プレデター」みたいですね。このように自然界にあるいろいろなものに似ている色は保護色といえると思いますが、正確な組み合わせなどは分からないと思います。
Q2.ハチはなぜ毒を持っているのか?
A2.この質問にも正確な回答はできませんが、ハチは膜翅目といってアリなどと同じ仲間で女王を中心に巣を作って大きな集団で生活をする種類があり、こうしたハチの仲間が強力な毒を持っています。スズメバチやアシナガバチ、ミツバチの毒針は巣を守るために進化したといわれていますが、集団で生活をしているアリの仲間の中には毒針を持たない種類も多くいますが、地下に巣をつくることで毒針を持たなくても危険な生き物から巣を守れるからなのかはわかりません。
毎年、スズメバチに刺されて30名近くの人が死亡をしていますので、最も危険な昆虫といえますが、人間が巣に気がつかずに不用意に近づいて刺されることがほとんどで、単独で行動をしているハチが人間を襲うことはほとんどないようです。
「狩りバチ」の仲間も幼虫のエサとなる生き物を麻痺させる針を持っていますが、スズメバチやミツバチのように人間に致命傷を与えるような威力はないようです。授業でお話したタランチュラを狩るオオベッコウバチは無理に手でつかんだりすると刺すそうですが、かなり「痛い」ということです。ハチが毒を持っているのは「身を守るため」だといえると思いますが、「なぜ毒を持つようになったのか」ということは説明ができないと思います。
Q3.ハチはなぜ触角があるのか?
A3.ハチだけではなく昆虫は頭部に「触角」を持っていますが、どのような役割をしているのかということについては、よくわかってはいないと思います。ファーブルは『昆虫記』の中でオオクジャクヤママユという蛾のメスが研究室で羽化したので金網の中に入れておいたところ、40匹ものオスが飛来してきたことを記述しています。なぜオスがやってきたのかを調べるために色々な実験を行い「メスが特定の匂い物質をだしているのではないか」と記述しています。
のちにカイコガの実験からメスがオスを誘引する匂い物質の「フェロモン」が分離されファーブルの見解が正しいことが証明されました。空気中にメスが発するほんの少しのフェロモンの匂い粒子があると、オスはその櫛のような複雑な構造の触角で捕えて、かなり遠くからでもメスのいる場所に正確にやってくるそうです。
クワガタやカブトムシなども同じ種類のメスを飼育しているケースなどに入れると、盛んに触角を震わせて反応をしている様子が観察できますが「嗅覚だけを感知している」のか、他にも役割があるのかなどや、昆虫の種類によって差があるのかなど、全ての触角の役割が分かっているわけではないと思います。

上:カバマダラ 中:メスアカムラサキ♂ 下:メスアカムラサキ♀ Photo/松香健次郎

奄美諸島以南から南西諸島に棲息しているカバマダラとメスアカムラサキの♂と♀。
カバマダラは幼虫の食草であるトウワタという植物に毒があり、成虫になっても体内にその毒が残っていて毒チョウといわれている。アメリカで行われたアオカケスという鳥とオオカバマダラという同じ仲間の毒チョウを使った実験で、ゲージで育てられ、オオカバマダラを見たことがないアオカケスがチョウを食べ、すぐに吐き出す様子が観察されている。
メスアカムラサキの♀は体内に毒は持っていないが、写真にあるようにカバマダラに大変によく似ていて、ゆっくりとした飛び方などの行動も真似ているといわれている。これは「ベイツ型擬態」といわれ外敵から身を守るために進化したと説明されている。(詳しくは下記の「ベイツ型擬態」を参照ください)
一方、中段にあるメスアカムラサキの♂は全く似ていない。石垣島でテリトリーを張っている♂を観察したが、飛び方などの行動も早く全くカバマダラには似ていない。「擬態」が生競争に有利なのであれば、なぜ♂は擬態しないのか?「♂まで似ているとメスが同じ種だと見分けられないから」ということらしいが、本当のことなのだろうか。

●ベイツ型擬態

イギリスのナチュラリスト、ヘンリー・W・ベイツ(1825-1892)は1849年から1860年の11年間にわたってアマゾン流域での生き物の野外調査を行った。その目的の一つであるチョウの採集で94種のチョウを採集し分類したが、そのときに毒チョウのグループの仲間とまったく別のシロチョウの仲間の中に、色や形だけではなく飛び方など行動までもが毒チョウによく似ているシロチョウが何種類かいることを発見した。
ベイツは、なぜこのような現象が起きているのか知るためにチョウの行動を観察することにした。するとドクチョウ類はチョウを食べてしまう敵である鳥の多くいる場所にもかかわらず、かなり多くの毒チョウが目立つ色彩をしているだけではなく、非常にゆっくりと飛んでいて捕まえやすいのに鳥に食べられないことが観察できた。
このことからベイツは「鳥にとって毒チョウは味が不味くて食べられないのだろう」と。毒のないシロチョウがドクチョウに色や模様、行動などが似ていることによって、食べられないという利益を得ていると考えた。その後、こうした生物同士の関係を「ベイツ型擬態」というようになり「保護的形質(ほごてきけいしつ)のない動物が保護的形質のある動物に似ること」と定義された。後年、別の研究者によりアオカケスという鳥と毒のあるカバマダラチョウを使った実験でアオカケスがカバマダラを食べないことが確認された。
こうした関係はチョウに限らず、スズメバチに擬態しているアブの仲間やカミキリムシ、アリに擬態しているカマキリ、テントウムシに擬態しているゴキブリなど多くの昆虫の間で観察されている。また、魚類や両生類、爬虫類、一部の哺乳類などの動物や植物同士の間にも見られるようだ。

3年3組1班
Q1.なぜ多くの虫は木に登ったり、飛んだりするのか?
A1.この質問に正確に答えることはできませんが、昆虫の体の作りが、生活する環境に合うように作られているのだと思います。翅のあるゴキブリの化石が見つかっている約3億年前の古生代石炭紀はたくさんの石炭、つまり植物の大量な化石で覆われています。こうした環境の中で生活するのに最も適しているのが「先端がカギ爪ようになっている6本の脚を持ち、空中を飛翔する翅をもつ体の形」だったのではないかと思います。
Q2.なぜ虫は、メスが狩をしてオスがしないのだろうか?
A2.昆虫の場合は卵を産むメスには「子孫を残す」という大きな役割があります。稀にオスとメスで子育てをする昆虫もいますが、ほとんどの昆虫はメスが繁殖の仕事を行っています。「狩りバチ」だけではなく、ハチのオスは刺す針も持っていません。メスに精子を届けることだけが仕事です。オスが狩をすることは体の作りからも無理なことなのです。
ミツバチのオスバチは繁殖の時期が終わると同じ巣の働きバチに追い出されたり、殺されてしまうこともあるそうです。
Q3.なぜ多くの虫は木に登ったり、飛んだりするのか?
A3.この質問に正確に答えることはできませんが、昆虫の体の作りが、生活する環境に合うように作られているのだと思います。翅のあるゴキブリの化石が見つかっている約3億年前の古生代石炭紀はたくさんの石炭、つまり植物の大量な化石で覆われています。こうした環境の中で生活するのに最も適しているのが「先端がカギ爪ようになっている6本の脚を持ち、空中を飛翔する翅をもつ体の形」だったのではないかと思います。
Q4.なぜチョウは飛ぶのか?
A4.チョウは成虫になると花の蜜を求めて移動しなければなりません。花の咲く時期や一箇所での花蜜の量には限度がありますので、飛べなければ、すぐに死んでしまうと思います。幼虫が食べる植物もチョウの種類によって違いますので、飛べなければ一箇所に集中してしまい飢え死にやほかの肉食の生き物に食べ尽くされてしまうでしょう。交尾する相手を探すのも飛べることにより、広範囲の移動が可能になります。アサギマダラというチョウは3,000Km近くの距離を移動して、生活しているそうです。チョウにとって「飛ぶ」ことはエサである花蜜を探したり、メスを探すなど子孫を残すために重要な役割を担っていると思います。
Q5.カブトムシのツノは、みんな同じ数なんですか?
A5.カブトムシのツノの数は種類によって違っています。ヘラクレスオオカブトのツノは2本でが、東南アジアで最大のカブトムシといわれているコーカサスオオカブトのツノの数は3本です。タイなどがあるインドシナ半島に生息しているゴホンツノカブトはその名の通り5本のツノを持っています。これが最も多いツノの数だと思います。
Q6.なぜカブトムシやクワガタは木に登るのか?
Q7.なぜ多くの虫は木に登るのか?
A6-7.カブトムシやクワガタだけではなく多くの虫が木に登るのは、生活している環境が木の多い森や林の中だからだと思います。カブトムシやクワガタがエサにしているのは樹液などですので、木に登らないと吸汁することはできません。熱帯雨林には木の中に巣を作って暮らしているアリなどもいます。不思議なことに植物はアリにエサまで用意しているそうです。アリの方は巣を作っている植物に葉を食べるイモムシなどの昆虫が来ると攻撃して追い払うということで、お互いに助け合っていて、こうした関係を「共生」というそうです。
「多くの虫が木に登る」というよりも「多くの虫が木に登れる構造をしている」と言えるのではないかと思います。生き物の形などは生活する環境に合うようにできているのではないでしょうか。
Q8.なぜカブトムシは樹液を食べるのか?
A8.カブトムシだけではなく多くの虫が樹液を食料にしています。昆虫の場合は成虫になると成長しませんので、活動するためのエネルギーのみが必要となります。人間の場合は成長期が終わって背が伸びなくなる大人になっても、死ぬまで「新陳代謝」と言って細胞を作り続けいますが、昆虫の場合はこうしたことが、あまり無いように思います。そのため成虫の寿命が短いのだと思います。シロアリの女王は大変に長生きで何十年、あるいは百年以上も生きているのではないかと言われていますが、それはたくさんの働きアリに囲まれていて、色々なエサを食べさせてもらっているからではないかと思います。
Q9.カブトムシは何でカブトムシという名前になったのですか?
A9.日本のカブトムシがツノを生やしている姿が、戦国時代の武将が戦争の時に身につけている甲冑の姿に似ていることから「甲虫」あるいは「兜虫」という名前が付けられたそうです。クワガタはその兜につけられている角のような飾り(鍬形)にツノ(オオアゴ)の形が似ていることから名前が付けられたそうです。
Q10.なぜカブトムシやクワガタはツノが生えているのか?
A10.同じカブトムシやクワガタと戦うためにツノが発達したとも言われているようですが、この場合の「戦う」というのは人間のように強さを競って「戦う」ということとは意味が違うように思います。餌場や棲家を確保するためや、視覚でエサを探している捕食動物などから、少し恐れられるためなど、基本的には自分の「身を守る」ために進化したのではないかと思います。オオクワガタのツノなどは小さな木の洞などにいるオスを挟んで追い出しやすい形をしているそうです。
  人間の刀や槍などのように、戦争で相手を殺すために作られた武器とは全く違うものだと思います。自由に銃を買うことのできるアメリカでは、殺人事件がとても多いそうですが、カブトムシやクワガタはそのツノを使って相手を殺すようなことは自然界では、ほとんどないのではないかと思います。
Q11.カブトムシの角は1本なのにクワガタの角は、なんで2本なんですか?
A11.カブトムシの角も2本です。ヘラクレスオオカブトは頭部から1本の角が生えていて、胸部からも長いツノが生えています。縦に並んで生えていたので1本に見えたのだと思います。クワガタは頭部の左右から生えているので2本に見えたのでしょう。
カブトムシの角とクワガタの角では全く違っていることがあります。カブトムシの角は頭部と胸部の外骨格の一部が変形して長い角になっていますが、クワガタの角はオオアゴが長く伸びて角になっていますので、角になっている体の器官がちがっています。
大型のカブトやクワガタでは角が大変に目立ちますが、相手を殺してしまうような武器というよりは、餌場や棲家を守るためのもののように思います。昆虫を良く食べる鳥類や哺乳類から身を守るためのものだとも思います。
Q12.虫は、なぜ人間を嫌うのか?
A12.虫が「人間を嫌う」ということはないと思います。昆虫採集などに行ってギンヤンマやオニヤンマなどのトンボやアゲハチョウなどを捕まえようとアミを振ると、よく逃げられてしまいますが、「逃げている」というよりも「よけている」ということだと思います。昆虫は生態系の中では爬虫類や鳥類、哺乳類などのエサとして大量に食べられています。このため「擬態」や「警告色」などを進化させ、身を守ってきたのだと思います。「人間を嫌う」のではなく「食べられないように」しているのではないかと思います。
Q13.クワガタはなぜ攻撃をするのか?
A13.授業の時に展示したクワガタムシたちは、皆さんに触られるので「身を守る」ために「攻撃的」になったのだと思います。20年以上にわたって色々なカブトムシやクワガタムシを飼育、観察してきましたが、カブトムシやクワガタから攻撃しにくるものは1種類もありませんでした。大きいといっても昆虫を食べてしまう爬虫類や鳥類、哺乳類から見れば小さく無力な存在なので「擬態」や「警告色」などを進化させてきたのだと思います。
Q14.なんで虫は葉に登るものや木に登る虫がいるのか?
A14.昆虫は自然環境を利用して繁栄してきました。カブトムシやクワガタなど樹液をエサとしている昆虫は木に登りやすいように脚の先の符節という部分が2本のカギ爪のようになっていますが、ツルツルとした植物の葉の上を歩きまわるカミキリムシなどの脚の先は、カブトムシのようなカギ爪ではなく、細かい毛がびっしりと生えていて吸盤の役目をする構造になっていて滑らずに歩き回ることができます。ガラスの表面も登っていけます。このように生活する場所に合った体の形や構造を進化させてきたために、木や葉に登ることができるのだと思います。
Q15.なんでカブトムシはツノの先に毛が生えているものがあるけど、クワガタは生えていないのか?
A15.よく気がつきましたね。ヘラクレスオオカブトの胸部から生えているツノの下には茶色い細かい毛が生えていますが、クワガタのツノには毛は生えていません。これはツノになっている体の器官がちがうからだと思います。ヘラクレスオオカブトの毛の生えたツノは胸部の外骨格が変形してできていますが、クワガタのツノはオオアゴが変形してできています。こうした器官の違いから、毛が生えていたり、いなかったりするのではないでしょうか。
このヘラクレスオオカブトの毛が何のために生えているのかは、全くわかってはいません。役割もわかりません。昆虫の場合、独特な形や色、構造などをしていますが、ほとんどその役割などは分かっていないようです。

ゴホンヅノカブトムシ

インド東北部のアッサム地方からインドシナ半島にかけて分布しているといわれている。生息地では竹林で生活をしていて竹の新芽から吸汁するそうだが、飼育時には昆虫ゼリーだけで大丈夫だ。5本も角が生えているが、性格は極めて大人しく、闘争はしないそうだ。その5本の角の役割は何なのだろうか?


3年3組2班
Q1.チョウの一番の敵は、なんですか?
A1.チョウは一匹のメスが100~数百の卵を産みますが、そのうち1ペアのオスとメスが生き残り交尾をして次の世代を残せば自然界にいるチョウの数は一定に保たれることになるでしょう。ですからそれ以外のほとんどの卵は何者かに食べられることになります。卵や幼虫は寄生バチや寄生バエに寄生されて食べられてしまいます。トリも幼虫を良く食べます。成虫になるとカマキリやトカゲ類にも食べられるようです。トリがアゲハチョウなどの成虫を食べているところは観察したことがありませんが、庭に来るツマグロヒョウヒョウモンというチョウの不完全羽化した成虫はオオカマキリのメスにたべられているのを観察しました。
前にクスノキから20個のアオスジアゲハの蛹を採集して、上下を閉じた吹流し状のアミの中に入れ羽化を観察しようとしたところ、19個の蛹から赤い大きな複眼をもったハエがでてきて、無事にチョウになったのは1個だけでした。生存率は5%でした。
庭にミカン科の植物を植えていたころには、たくさんのアゲハチョウの幼虫がつきましたが、トリのフンのような色彩の時はたくさんいるのですが、脱皮して緑色の幼虫になるとたくさんのヒヨドリがきて全部、食べてしまうのを観察したこともあります。
一番の敵となると、「寄生バチや寄生バエ」ということになると思いますが、カマキリやアリなどの肉食の昆虫や鳥、トカゲなどの爬虫類、ネズミやなどの小さな哺乳類もチョウを食べることがあるように思います。
Q2.チョウは仲間を食べたりしますか?
A2.チョウは幼虫時に「共食い」が確認されている種類がいるようです。ジャコウアゲハやアサギマダラ、モンシロチョウの仲間などの幼虫も「共食い」をするそうです。昨年から、庭に来るツマグロヒョウモンを観察していますが、食草のスミレの仲間をプランターや鉢植えでたくさん用意していますが、たくさんの幼虫がついて成長していくと「あっという間」に茎だけを残して食べ尽くされてしまいます。まだ「共食い」は観察していませんが、エサがなくなると数匹を残して姿を消してしまいます。
Q3.チョウは威嚇をしますか?
A3.チョウの成虫のオスはテリトリー(縄張り)行動をすることが知られています。十数年前に沖縄の石垣島でコノハチョウのテリトリー行動を観察しました。授業でもお話したようにコノハチョウは翅を閉じると枯れた葉にそっくりで目立ちませんが、翅を開いた表面は構造色の濃いブルーの地にオレンジ色の太い筋状の模様が入っていて、大変に目立ちます。
林道に突き出ている葉や枝先にこの派手な翅を広げて止まっているので、20-30m手間から姿を確認することができます。観察していると半径が5-10m以内に入ってくるチョウや鳥までも追いかけて威嚇していました。これはメスが来るのを待っている行動だそうです。
Q4.ニジイロクワガタは、なぜ頭は茶色なんですか?
A4.よく観察をしましたね。確かにニジイロクワガタの頭ではなく胸の部分は鞘翅に比べると虹色ではなく茶色で輝いてはいませんが、「なぜ」といわれても答えることはできないと思います。昆虫の体の構造にはかならず意味があると思いますので、ニジイロクワガタの自然での生態が分かれば、胸部がニジイロでない理由のヒントがあると思います。しかし、少し考えれば分かると思いますが、人間が広大な自然の中ではとても小さな存在のニジイロクワガタの生活の様子を全て観察することは、不可能なことでしょう。ですから胸部の色が茶色い理由は分かりません。
Q5.ニジイロクワガタは、なぜ爪がとれやすいんですか?
A5.飼育して観察していると飼育容器の中を動きまわりますので、蓋の裏に張り付いていて爪が網目に引っかかっていることが多く見られました。動き回っているうちに取れなくなって身動きができないような状態の時もありましたので、こうしたことが、爪がとれやすい原因になっていると思います。
Q6.どうして光ってるやつは、毒があるんですか?
A6.光っている昆虫に毒があるのではなく、派手な色をしている昆虫に毒を持っているものが多く見られるということです。「警告色」や「構造色」の虫に必ず毒があるわけではありません。
Q7.なぜ、ニジイロクワガタは、ピカピカで色もきれいなんですか?
A7.この質問に正確に答えることはできませんが、ニジイロクワガタの虹色は「構造色」といって、太陽の光に照らされると虹色に光りますので「光のある時間帯に活動」していることが、虹色になるための重要な要素になると思います。しかし、昼行性の甲虫が全て「構造色」にはなっていませんから、何かしらの理由があると思います。ニジイロクワガタは飼育して観察していると、日本の構造色の昆虫、ヤマトタマムシほどではありませんが、よく飛翔します。真夏の日中の最も太陽光線の強い時間帯に活動をすると考えると「構造色」によって太陽光を反射する意味はあると思います。昆虫も人間も体温が40℃を超えるような状況になると生命の危機となるでしょう。ニジイロクワガタは構造色(ニジイロ)を進化させることにより、熱帯の日中の最も気温が高く、ほかの生き物の活動が鈍くなる時間帯に太陽の強い光を反射させることにより、体温の上昇を抑えることができて活動ができるのかもしれませんね。また、捕食者であるトリが光る物体を嫌うといった説もあるようですが、正確なことはわかりません。
Q7.なぜ、チョウは翅の裏の色がちがうんですか?
A7.コノハチョウは翅を閉じた裏面は枯葉にそっくりですが、開いたときの表面はブルーの構造色と太いオレンジのオビ模様という大変に派手な色彩をしています。これはメスに仲間のオスだと識別してもらうためだともいわれています。裏面は地味で目立たない色でも表面はその種類だと分かるように、それぞれ特徴のある色彩になっているということだそうです。コノハチョウなどは派手な翅を広げて林道などで、テリトリー行動をしていますので、大変に目立ちます。これもメスへのアピールと言われています。
Q8.チョウの体は、どうしてこんな色(模様)になったのですか?
Q9.どうして虫は毒があるのと毒のないのに分かれているんですか?
Q10.どうして虫はそれぞれ違う特徴を持っているのですか?
     どうして表がキラキラしているチョウがいるんですか?
A8-10.これらの質問にはまとめて答えますが、正確に答えることはできません。今の科学では虫のことがほとんど分かっていないからです。チョウの翅の色などは派手なものから地味なものまで、18,000-20,000種と言われている種類数と同じ数ほどあるでしょう。色彩や毒のあるなし、それぞれの昆虫の特徴などを決めているのは生活している環境だと思います。スカシマダラというチョウは透明な翅をしていますので、飛んでいると背景に溶け込んでしまい、ほとんど目立たないそうです。逆にトリバネチョウのように派手な大きな翅をもっていて大変に目立ちますが、体の中に毒を持っています。
コノハチョウは翅を閉じていると「枯葉」にそっくりですが、開くと構造色のブルーの地に太いオレンジのオビ模様という派手な色をしていますが、毒を持ってはいません。
オサムシという森林などの地上で生活しているカブトムシなどと同じ仲間の甲虫は飛ぶための翅が退化してしまい飛ぶことができませんが、地上で生活しているために飛ぶ必要がなくなったので、これは進化だと思います。鳥類でもダチョウやヒクイドリ、沖縄に棲んでいるヤンバルクイナなども翅が退化して飛ぶことができませんが、生活する上で不利なことではないようです。
このように昆虫だけではなく地球上に生活しているほとんどの生き物は環境に合うように体の機能や器官が作られているように思います。体の中に毒を持つようになったのは幼虫が食べている植物に毒があっても、ほかの植物を食べられないので適応した結果ではないかと思います。その中でも派手な色彩をした個体が生き残る確率が上がっていって「警告色」ように派手で目立つ色が進化したのではないでしょうか。昆虫だけではなく、生き物の特徴を決めているのは自然環境だと思います。キラキラした「構造色」も太陽光線を反射させる効果がありますので、体温の上昇を防ぐ役目があるのかもしれませんね。
Q11.ニジイロクワガタは、なぜあんな色をしているんですか?
Q12.なんでクワガタは角が2本なんですか?
Q13.なんでカブトムシやクワガタは木の樹液を食べ物にしているんですか?
A11-13.これらの質問にはまとめて答えますが、正確に答えることはできません。今の科学では虫のことがほとんど分かっていないからです。ニジイロクワガタは「構造色」と言って光が当たると七色に光りますが「なぜあんな色を」といわれると答えるのは難しいです。もっとも気温が高く強い太陽光線のもとで活動をすると考えると光を反射する「構造色」を進化させ虹色になっていったというようなことも言えますが、正確な答えではありません。考えられることは「高温と強烈な太陽光線」という環境の中で生活するということが大きな影響を与えたのではないかと思われることです。
クワガタのツノは2対のオオアゴが変化したものなので、2本なのだと思います。カブトムシやクワガタが樹液を食べ物にしている理由も正確な答えはできませんが、カブトもクワガタも樹木の豊富な環境の中で生活をしていることを考えると、長い年月の中で樹液を食べ物にしていったように思います。樹液はボクトウガなどの幼虫がクヌギの中の木質部分を食害して、その食痕から出てきます。7月の中旬にクヌギがたくさん生えている雑木林の中に入っていくと樹液が発酵し、少しお酒の匂いの混じったような強い匂いがします。匂いをたどっていくと樹皮がめくれあがり、穴が空いたようなクヌギの幹から大量の樹液が出ていて、たくさんのカナブンやカブトムシのオスやメス、ノコギリクワガタや場所によってはミヤマクワガタも見かけます。発酵した樹液の成分の中に人間を含む生き物が活動するためのエネルギーになる糖分が多く含まれているということが「食べ物にしている」理由だと思います。
Q14.なんでニジイロクワガタの角の形は変なんですか?
A14.クワガタのツノは2対のオオアゴが変化したものですが、ほかのクワガタと違って上を向いている理由は分かりません。同じオーストラリアやニューギニアに生息しているパプアキンイロクワガタもツノが上を向いていますが、生活にどのような役割があるのかは、ほとんど分かっていないようです。しかし、昆虫の色や体の器官の形などには生活する環境が大きな影響を与えていると思いますので、ニジイロクワガタの生態が分かればツノの役割も分かると思いますが、自然の中では砂粒と変わらないほど小さな存在のニジイロクワガタの生態のすべてを人間が解明することが不可能なことは、少し考えるだけで分かると思います。この昆虫だけではなく生き物のことを解明すること自体が人間の能力では限界があるのに「分かった」ようにするのは大変に危険な行為だと思います。
福島第一原発の事故は原子力のことなどほとんど理解できていないにも関わらず、発電に利用したために起きたことの良い例だと思います。放射性物質の放射能の影響は数十万年も続くといわれています。生き物の「遺伝子操作」なども大変に危険な行為だと思います。
Q15.カブトムシのオスは角があるのにメスは角がないのですか?
Q16.カブトムシの脚は同じ形をしていますか?
A15-16.これらの質問にはまとめて答えますが、正確に答えることはできません。今の科学では虫のことがほとんど分かっていないからです。カブトムシの場合、オスはツノを持っていて体もメスより大きくて立派です。生態を観察しているとクヌギの樹液が出ている場所で、オスはメスに覆いかぶさるようにして一緒に樹液を吸汁していることが多く見られます。ツノが樹液を出すために樹木の幹を削るようなことができないことはツノの構造からもまた観察からもできないきことはわかります。
メスをめぐるオス同士の争いになったときに、大きな体でツノも大きければ有利なような気もしますが、子どもの時を含めれば30年近くもカブトやクワガタの採集をしてきましたが、テレビで見るようなオス同士の戦いは、あまり見たことがありません。オス同士の小競り合いはよく見かけますが、小さなオスが引き下がり、すぐに決着がついてしまいます。
メスには「卵を産んで子孫を残す」という重要な役割がありますので、ツノなどの余計な器官を作る必要が全くないので「進化」しなかったのだと思います。産卵のために腐葉土の中などに潜っていくのに最も合理的な形をしているのでツノは無いのだと思います。
カブトムシの脚の形についてですが、種類が違っても基本的には同じ形をしていると思います。コーカサスオオカブトなどは日本のカブトムシと比べると脚も長く符節の先のカギ爪も長いですが、こうした違いは生活する環境の違いからできたものだと思います。
Q17.なんで角があるのに戦うのがきらいなんですか?
A17.この質問に正確に答えることはできません。今の科学では虫のことがほとんど分かっていないからです。自然の中での「戦う」という行為は、大きなエネルギーを消耗することになりますので、意味がなければ戦わない方が生存する確率も上がると思います。子どもの時を含めれば30年近くもカブトやクワガタの採集をしてきましたが、テレビで見るようなオス同士の戦いは、あまり見たことがありません。オス同士の小競り合いはよく見かけますが、小さなオスが引き下がり、すぐに決着がついてしまいます。以前にヘラクレスオオカブトを飼育していて、同じような時期に6匹のオスが羽化してきましたので、大きなプラスチック製の衣装ケースにカブトムシ飼育用のマットを25㎝ほど敷き詰め、少し大きめの止まり木を入れて仕切りを作り多頭飼育しました。エサはバナナを半分に切った物を6個入れました。飼育ケースの中では時々、オス同士で小競り合いはありましたが、大きな争いは起きませんでした。ある日、夜になって、動きが激しくなりツノがぶつかり合う大きな音がしたので、フタを開けて中を見てみると、後ろが衣装ケースのコーナーで逃げ場のなくなったオスの胸部に相手のオスのツノが刺さっていました。2匹ともパニック状態でしたので刺さったツノを抜いて離すと2匹とも凄いスピードで逃げ出しました。胸部に穴の開いたオスは2週間後に死んでしまいましたが、穴をあけたオスは大変に臆病になりました。この観察を通じて「戦うことが好きではない」と思うようになりました。

レギウスゴライアスオオハナムグリ♂・♀

アフリカ大陸で最大の甲虫類だ。体長ではツノの長いヘラクレスオオカブトより短いが、体全体が大きく世界で最も重い甲中としても知られている。大型のゾウカブトでも50gほどの体重だが、100㎜を超える大型のゴライアスオオハナムグリの体重は100gを超えるといわれている。同じ仲間の日本のカナブンなどは、飛翔するのが大変に上手だが、ゴライアスオオハナムグリも同じように飛翔するのが上手だといわれているが、ネットで検索しても飛翔している動画は見つからなかった。

3年3組3班
Q1.ニジイロクワガタの翅の色を教えてください。ニジイロクワガタのツノは、どうして上に向いているのですか?
A1.この質問に正確に答えることはできませんが、ニジイロクワガタの虹色は「構造色」といって、太陽の光に照らされると虹色に光りますので「光のある時間帯に活動」していることが、虹色になるための重要な要素になると思います。しかし、昼行性の甲虫が全て「構造色」にはなっていませんから、何かしらの理由があると思います。ニジイロクワガタは飼育して観察していると、日本の構造色の昆虫、ヤマトタマムシほどではありませんが、よく飛翔します。真夏の日中の最も太陽光線の強い時間帯に活動をすると考えると「構造色」によって太陽光を反射する意味はあると思います。昆虫も人間も体温が40℃を超えるような状況になると生命の危機となるでしょう。ニジイロクワガタは構造色(ニジイロ)を進化させることにより、熱帯の日中の最も気温が高く、ほかの生き物の活動が鈍くなる時間帯に太陽の強い光を反射させることにより、体温の上昇を抑えることができて活動ができるのかもしれませんね。また、捕食者であるトリが光る物体を嫌うといった説もあるようですが、正確なことはわかりません。
ツノ(オオアゴ)が上を向いている理由もはっきりとは分からないと思います。考えられることは、その生体の中で自分の体よりも上にあるものを挟む必要があるために、ツノが上を向くように進化したのかもしれませんね。同じオーストラリア地域に住んでいるパプアキイロクワガタは同じように上に向いたツノをしていますが、役割は分かっていません。生活しておく上で重要な役目を持っている可能性もありますので、ツノの形の理由を決めつけることはできないと思います。膨大な時間を費やしてニジイロクワガタの生態を研究しなければ、形や色など構造の理由は理解できないと思います。
Q2.マレーヒラタクワガタの噛む力はどのくらいですか。ツノの形がちがうのはなぜですか。威嚇するポーズはどんなポーズなんですか?
A2.マレーヒラタクワガタなどの大型のヒラタクワガタの噛む力を数値で表したデータなどを見たことも聞いたこともないので、正確に答えることはできませんが、飼育していて大型のグランディスオオクワガタに指を挟まれたことがあります。体長は78㎜ほどでしたが、とても痛く、指の皮膚が裂けて血が出るほどでしたので「とても痛くて強い」としか答えられません。ツノの形がちがうのは生活する環境の違いからだと思いますが、クワガタの生態が分かっていませんので、正確なことは分からないと思います。
多くのクワガタの威嚇のポーズは前脚を上げて体を反らせて、ツノを大きく開くようです。タランドゥスオオツヤクワガタは触れると胸部を振動させますが、この行動も威嚇なのかもしれないですね。日本のオオクワガタの威嚇のポーズは10年近く飼育していましたが、見たことがありませんでした。
Q3.クワガタが黒いのはどうしてですか?
A3.黒い色、以外のクワガタもたくさんいます。授業でも話しましたが、色は光がなければ見ることはできませんので、黒い色の昆虫は「夜行性」だと考えられています。日本のカブトムシなどは昼間の明るい時間帯でもクヌギの樹液にたくさん集まっていて活動をしていますので「体の色が黒いので夜行性」と決めつけることはできませんが、黒ければ光のない夜に目立たないことも事実だと思います。黒いクワガタも夜の方が活動が活発なのだと思いますが、以前にオオクワガタを採取したのは午前11:30頃でした。黒い色をした特徴的な形のアゴの先がクヌギの樹皮の穴から見えていましたので、捕まえることができました。
Q4.ツノはどのくらい大きいのですか? なんで虫は戦ってばかりなのですか?
A4.クワガタやカブトムシのツノの大きさ(長さ)は種類にもよりますが、ヘラクレスオオカブトやギラファノコギリクワガタなどでは体長の1/3以上の長さがあると思います。ツノの数ではゴホンヅノカブトやゴホンヅノダイコクコガネは5本のツノを持っています。
  長いツノやオオアゴを持つカブトムシやクワガタは「戦ってばかりいる」と思われているようですが、飼育して観察していると広い飼育スペースがあれば、ほとんど戦うことはないようです。人間が狭い場所で戦うように仕向けなければ、すぐに戦いは終わってしまいます。
自然の世界は「強い者だけが生き残る」という言葉がありますが、これは間違っていると思います。昆虫の種類数は数百万種から数千万種とも言われていますが、このように多くの種類数が存在できるのは豊かな自然環境があることと、多くの生き物がバランスを保って「共生」できるからだと思います。
ところが現在、年間に約1500万ha(九州、四国、北海道を足した面積)もの熱帯林が消滅していて、同時に4万種もの生物が絶滅していますが、こうした環境破壊の原因は人間が必要以上に「お金儲け」をするための「経済活動」です。「戦ってばかり」なのは人間だと思います。現在も世界では多くの戦争が行われていますが、最大の原因は石油資源や鉱物資源などの「巨額なお金儲け」をめぐって起きているものだと思います。
Q5.ツノが長かったり短かったり、違うのはなぜですか?
A5.同じ種類の中でツノの長さや形がちがうのは、幼虫の時の栄養の状況に影響を受けるようです。栄養が豊富でたくさんのエサを食べられる環境で生活すると体も大きく長いツノを持つようになりますが、悪環境の中で食べられるエサの量などが限られてしまうと体も小さくツノも短くなり、同じ種類にも思えないほど形もちがってしまいます。15年ほど前にヘラクレスオオカブトのリッキーという亜種を飼育したことがありますが、137㎜ほどのオスが羽化してきた飼育容器と日本のカブトムシと同じような大きさの77㎜のオスが羽化してきた飼育容器がありました。小さなオスは3ヵ月ほどで死んでしまいましたが、大きなオスのほうは10ヵ月近く生きていました。
種類の違うカブトムシやクワガタでツノの長さや体の大きさが違うのは、生活する環境の違いから起きるのだと思います。もっとも小さなクワガタはマダラクワガタと言って体長は5㎜ほどですが、最大の体長を持つといわれているギラファノコギリクワガタは120㎜近くの大きさになるといわれています。生活する環境により、このような違いができるのだと思います。
Q6.ニジイロクワガタは、なぜ虹色なんですか。
A6.この質問に正確に答えることはできませんが、ニジイロクワガタの虹色は「構造色」といって、太陽の光に照らされると虹色に光りますので「光のある時間帯に活動」していることが、虹色になるための重要な要素になると思います。しかし、昼行性の甲虫が全て「構造色」にはなっていませんから、何かしらの理由があると思います。ニジイロクワガタは飼育して観察していると、日本の構造色の昆虫、ヤマトタマムシほどではありませんが、よく飛翔します。真夏の日中の最も太陽光線の強い時間帯に活動をすると考えると「構造色」によって太陽光を反射する意味はあると思います。昆虫も人間も体温が40℃を超えるような状況になると生命の危機となるでしょう。ニジイロクワガタは構造色(ニジイロ)を進化させることにより、熱帯の日中の最も気温が高く、ほかの生き物の活動が鈍くなる時間帯に太陽の強い光を反射させることにより、体温の上昇を抑えることができて活動ができるのかもしれませんね。また、捕食者であるトリが光る物体を嫌うといった説もあるようですが、正確なことはわかりません。
Q7.チョウは何キロぐらい飛べるんですか?
A7.オオカバマダラという北米から中南米に生息しているチョウは4,000㎞もの距離を移動することが知られています。普段は北米で生活していますが、世代を重ねながら冬に向かってメキシコへと移動します。そしてメキシコの標高が3,300mほどの高地の森の中の決まった場所で越冬をするそうです。移動する距離もすごいですが世代を代えても、なぜ同じ場所に戻ってこられるのかは全くの謎だそうです。
日本でも見られるアサギマダラというチョウも3,000㎞もの長い距離を移動することが知られています。世界で最大の大きさになるトリバネアゲハの仲間などは、どのくらい飛べるのかは調べられてもいないと思います。ですから全てのチョウの飛翔距離を知ることは不可能だと思います。
Q8.クワガタとカブトムシの違いはなんですか?
A8.クワガタとカブトムシの違いは、見たとおりに外形上の違いです。同じコガネムシ上科という仲間の中に入っていますが、クワガタはクワガタムシ科という独立した科に分類されていますが、カブトムシはコガネムシ科の中に分類されています。体の器官の形の違いによりこのように分けられているようです。
Q9.クワガタの翅は何キロぐらいあるんですか? クワガタは何キロぐらいあるんですか?
A9.これは重さへの質問でしょうか? 重さであれば翅の重さは数グラム程度だと思います。クワガタムシの体重となると大きな種類と小さな種類ではかなりの違いがあると思いますが、100㎜を超えるような大きなパラワンヒラタクワガタでも体重は20g以内だと思います。もっとも小さなマダラクワガタだと1-2g程度だと思います。
Q10.カブトムシのツノはほかにどういうのがあるんですか?
A10.ヘラクレスオオカブトのツノは2本ですが、東南アジアで最大のカブトムシといわれているコーカサスオオカブトのツノの数は3本です。タイなどがあるインドシナ半島に生息しているゴホンツノカブトはその名の通り5本のツノを持っています。これが最も多いツノの数だと思います。
Q11.翅の色は赤とかあるんですか?
A11.上翅の色であれば、赤だけではなく、あらゆる色の翅があると思います。昆虫の色彩には自然界ある「全ての色」が含まれていると思います。
Q12.茶色のクワガタは、死んでも活動するんですか?
A12.昆虫だけではなく、死んでしまってから活動ができる生き物は一つもありません。
Q13.威嚇ってどうやってするんですか?
A13.クワガタムシの威嚇で多く目にするのは、上体を大きく反らせてツノ(オオアゴ)を大きく開くポーズです。カブトムシは威嚇する時、ツノを上に跳ね上げるような動きをしているようです。カマキリなどは前脚のカマを大きく開いて、反り返り翅も広げるようです。ヒシムネカレハカマキリなどは広げた下翅に大きな目玉模様があって、これで敵を脅かすようですが、音で威嚇する昆虫など、色々な方法で威嚇しているようです。自分でも調べてみてください。
Q14.ツノの形がなんで違うんですか?
A14.昆虫の場合、ツノの形だけではなく、生活する環境によって大きな形の違いがあります。昆虫だけではなく生物の形などを決めているのは「自然環境」だと思います。
Q15.なぜカブトとクワガタはツノの形がちがうんですか?
A15.カブトのツノは頭部と胸部の外骨格(キチン質)が変化してできたものですが、クワガタのツノはオオアゴが発達して、大きくなったものですので形がちがうのだと思います。
Q16.なぜ昼間は活動しないのですか?
A16.夜の方が活動は活発なようですが、昼間も活動をしています。「夜行性」は「夜しか活動ができない」という意味ではないようですね。
Q17.威嚇すると怒って襲う速さはどのくらい?
A17.「威嚇して怒って襲う」昆虫を見たことがありません。昆虫がほかの生き物を襲うのは「食べるため」などで、「怒って襲う」ことなどはないと思います。威嚇するのは相手を「追い払いたい」ためで、戦うためではありません。同種同士で大きな戦争をして、何十万人も殺してしまうのは人間だけでしょう。自然界では必要のない威嚇や怒り、襲撃などはないと思います。人間は「お金儲け」のために戦争をします。このような生き物は地球上で人間だけだと思います。
Q18.一匹で卵は何個産むんですか?
A18.ファーブルの『昆虫記』によるとツチハンミョウの仲間が数千個卵を産むと書かれていたように思います。クワガタやカブトムシは多くても百以内だと思います。子育てをするカブトムシの仲間の糞虫だと10個以内だと思います。産卵数は子育ての方法によって大きく違ってくるのだと思います。ちなみに魚類のマンボウは海中に卵を放出するので、数億個の卵を産むそうです。
Q19.威嚇したらどうなる?
A19.威嚇しても相手が逃げなかったら、威嚇した昆虫自身が逃げることになると思います。

コノハチョウ

「擬態」の話になると必ず登場するコノハチョウ。チャールズ・ダーウィンよりも早い時期に「自然選択」についての仮説にたどり着いていたとされる博物学者のアルフレッド・ウォレスが1869年に出版した『マレー諸島』の中でも後翅の葉の葉柄のような突起部分を小枝に触れさせて止まっているイラストを掲載し、その擬態を「匹敵するものがないような見事な適応...」と絶賛している。しかし、写真を見てもらえば分かるが、翅の突起部分を枝に触れさせると体は枝から離れてしまうのだ。十数年前に石垣島で観察したときも、驚いて飛び立つと、かえって目立ってしまうような場所に止まってしまうこともあった。テリトリー行動で翅を広げて林道の突き出た枝や葉先に止まっていると、その目立つ翅の表面の色彩から20mほど手間で発見できた。行動の観察をせずに色や形からの先入観でウォレスのイラストは描かれたのだろうか。この観察から昆虫は自分の姿を意識することはできないように感じた。虫は「ウソをつけない」のだと思った。

3年4組1班

Q1.タマムシはどうしてキラキラしているの?
A1.ヤマトタマムシがキラキラしているのは太陽の光が当たると七色に反射する「構造色」という仕組みを持った体をしているからです。
Q2.虫はどうして大きさが違う?
A2.昆虫の体の大きさの違いは、「どのような自然環境に合わせて生活しているのか」ということからくるのだと思います。昆虫は数百万種以上の種類数があるのではないかといわれていますが、体の大きさが1㎝以下の種類がほとんどだそうです。大型のカブトムシやクワガタは百種にも満たないと思います。
Q3.鳴く虫と鳴かない虫がいるのはどうしてか?
A3.鳴く虫は、その音で仲間を認識しているといわれています。セミはその鳴き声で同じ種類のセミを見つけているそうです。コオロギなども鳴き声で種類を聞き分けているといわれています。鳴かない虫は匂いや視覚、触覚など違った方法で仲間を見分けているようです。

3年4組2班
Q1.なぜ昆虫は誕生したのか?
A1.昆虫の最も古い化石は足が3対(6本)という昆虫の特徴を持った翅のない4㎜ほどの「トビムシ」の仲間の化石が4億年ほど前のスコットランドのデボン紀中期の地層から見つかっていますが、現在でもほとんど姿を変えずに土壌中にたくさん棲んでいるようです。しかし、「なぜ昆虫が誕生したのか?」ということについては、正確に答えることはできません。それは現在の科学でも全く解明できないからです。海の中には昆虫の仲間は住んでいませんので、生物が地上に上陸してから進化したものと思われます。約3億年前の古生代石炭紀には翅をもつゴキブリの祖先の化石が見つかっていて、地上で最も早く空中に進出した生物でもありますが、昆虫の誕生の謎はいまだに解明されていません。
Q2.なぜチョウの触角は長いのか?
A2.クワガタやカブトムシに比べるとチョウは長い触角をもっていますが、もっと長い触角をもつ昆虫も多くいます。昆虫の種類によって触角の長さや構造にはかなりの変化がありますが、これは生活する環境によって違っているのだと思います。暗闇の洞窟などで生活しているバッタの仲間などは体長よりも長い触角をもっているようです。食物の花蜜や幼虫の食料となる食草の匂いなども感知しているのかも知れませんが、チョウの触角がどのような性能を持っているのかは、完全には分かっていないと思います。

3年4組3班
Q1.どうして臆病なのか?
A1.正確なことは分かりませんが、自然の中では多くの危険がありますので、昆虫だけではなく生き物は「臆病」な性格をしているように思います。草食動物は肉食の動物に襲われないように視覚、嗅覚、聴覚などの感覚器官や早く走るなどの運動能力も人間よりもはるかに優れていますが、性格は「臆病」のように思います。すべてのことに敏感になっていないと「身を守る」ことはできないでしょう。人間のように丈夫な家の中や整備されている都会に住んでいる環境とはまったく違っていますので、「臆病」なのだと思います。
Q2.ヘラクレスオオカブトの翅の上の部分はどうしてツルツルしているのか?
A2.ヘラクレスオオカブトは甲虫といって、体が硬い外骨格におおわれている昆虫の仲間です。ツルツルしているのは、ほかの動物に捕まりにくいためかもしれませんが、本当の理由は分かりません。
Q3.どうして本能のある昆虫は少ないのか?
A3.本能のある虫が「少ない」のではなく、本能の分かっている虫が「少ない」のだと思います。昆虫だけではなく生き物の生態(生活の様子)を調べるためには、膨大な時間と労力が必要になりますので、目立った行動をする虫の本能が少しだけ「分かっている」のだと思います。地球上の生き物のことについては、ほとんどのことが分かっていないのが現状だと思います。

2018年「昆虫関係」

■2018年7月14日(土曜日)千葉大園芸学部内「生き物観察・採集会」■

7月14日(土曜日)、NPO法人パワーアップ人材センターが主催する「宿題寺子屋」に参加している小学生10名とシニアの方たち10名の20名で千葉大園芸学部の許可を得て園芸学部内で「生き物観察・採集会」を開催しました。当日は13:45に千葉大園芸学部前に集合し、生協の入っている「緑風会館」の前にある藤棚の下に集合し着替えなど準備をして「注意事項」などを説明して「観察・採集会」をはじめました。

園芸学部の裏門を入ってすぐの左側にある小さな庭園ではツマグロヒョウモンの♂、2匹が「テリトリー行動」をしていましたので説明をしましたが、子どもたちはバッタやトンボなどを追いかけるのに夢中で説明など、ほとんど聞いていませんでしたが、その姿を見てなぜか「ほっと」した気持ちになりました。

次に土のグランド部分が草に覆われ、小さな草原のようになった場所に行きましたが、そこでもバッタやトンボとりをしていました。その後も「イタリア式庭園」「フランス式庭園」「イギリス式庭園」と周り、バッタやカマキリの幼虫、トンボ、チョウなどの観察と採集をしました。子どもたちは普段ほとんど「虫捕り」をしていないので、飛んでいるトンボやチョウは、ほとんど捕まえられませんでした。

 次に「イギリス式庭園」と6号線の間にある「雑木林」の観察をするために林道の様になっている小道を通り中に入りました。庭園に比べるとかなり薄暗いので、慣れてない子どもたちは少し気味悪がっているようにも見えました。

面積にすれば、サッカーグランド2面分くらいの小さな「雑木林」ですが、中に入っていくと色々な種類の樹木が林立しているので、かなり広く感じます。枯れて倒木となり菌類により分解されている直径15㎝位の木を拾い上げて手で割ってみると、クワガタやカミキリムシなどが食い進んだ跡がオガクズの様に残っている食痕が確認できましたが、幼虫は見つかりませんでした。カブトムシやクワガタが好む樹液を出すクヌギやコナラの木も確認できましたので、樹木に「キック」で衝撃を与え、こうした昆虫が落ちこないかを確認しながら進みました。

舗装された道路を挟んで「戸定邸」側にある雑木林へ移動しようとしていると黒いアゲハチョウが飛んできて、そばにいた高学年の女の子がアミを振ると見事に捕獲に成功しました。捕まえた黒いチョウを確認すると「カラスアゲハ」でした。経験者でも飛ぶのが早いカラスアゲハは捕まえるのが難しいチョウですので驚いていると、もう一匹、黒いチョウが飛んできて、違う高学年の女の子がまたもやアミの一振りでゲットしましたので、確認するとクロアゲハでした。林道沿いを飛んでいるチョウは吸蜜しているチョウに比べ、飛び続けいるので捕るのが難しいのですが二人とも見事に一振りで捕えました。

 最後に雑木林の反対側の道路際にあるクヌギの木を見に行きましたが、根本から1m程度の部分からたくさん樹液が出ていて、多くのカブトムシがついていました。子どもたちは喜んで捕まえていました。

 最後に「熱帯雨林の減少」とそれに伴い「年間で4万種もの生物の絶滅」が起きている地球の現状の話をして「観察・採集会」は終わりました。個人的には中国から来たアカボシゴマダラというチョウが園芸学部内にたくさんいたのに驚かされました。

◆7月24日(火曜日)ジェフユナイデッド(株)主催「昆虫教室」小学生対象◆

標本箱や生きた外国産のカブトムシやクワガタの展示は同じですが、最初に「昆虫採集」に行くための場所探しの環境説明の画像やその環境下での実際の昆虫の生態画像、卵や幼虫、蛹室内の蛹など飼育観察下での画像などを示して説明した後に、8つのテーブルに配置しているジェフの普及のサッカーコーチにより、生き虫や標本箱を移動しての自由観察の時間を作りました。
子どもたちと父母を合わせると160名近くの人数になりますので、ジェフのコーチ達の協力がないと、かなり混乱してしまう状況ですが、子どもや父母たちへの対応に慣れているので、混乱なく進めることができました。
その後、この日の目玉のプレゼントの「ヘラクレスオオカブトの♂の幼虫争奪」の4問の「生き物関連クイズ」を実施しました。かなりの難問でしたが1名の子どもが勝ち残り、獲得しました。私の方で作成した「飼育の方法」を添付して一緒に渡しました。
参加した子どもたち全員にも私たちとジェフのコーチたちで採集してきたカブトムシとノコギリクワガタ、コクワガタなどをプレゼントして終了しました。

◆8月5日(日曜日)市民会館 サッカー教室の父母企画「昆虫教室」家族対象◆ 

ジェフの「昆虫教室」と同じような進行をしようとしましたが、参加した親子の子どもたちの年齢差が大きく、上は4-6年生、下は3-6歳児も多く、画像を使っての説明も聞いていることが難しいような状況になりました。標本や生きた昆虫には興味を示していましたが、説明の部分にパワーポイントなどを使い画像に説明文や漫画風のイラストを加えるなどの工夫が必要だと感じました。最後に参加した子どもたち全員に私たちで採集してあったカブトムシやノコギリクワガタなどのプレゼントをして終了しました。

◆8月18日(土曜日)松戸市青少年会館「昆虫教室」小学生対象◆

 昨年度と同じく、青少年会館の「ロビー」を使っての開催となりました。低学年の子どもたちの参加が多く、生きた昆虫や標本などには興味を示しますが、昆虫についての説明が長くなると聞いてはいられない状況になり、8月5日の時と同じ問題を感じました。画像の見せ方などに工夫をして短めな時間で、「聞かせる」ではなく「見せる」に重点を置くと良いのではないかと思いました。

■「昆虫教室」開催報告■

◆8月21日(火曜日)相模台放課後児童クラブ 小学生対象
子どもたちは、生きた昆虫や標本の展示に対しては興味を示してくれますが、説明には飽きてしまう傾向がありますので、説明するテーマを絞るなど年毎に変化をつけることが必要だと感じています。画像での説明もテーマを分けて、パワーポイントなどで工夫して作成したいと考えています。来年には今までと違った内容の「昆虫教室」にしたいと思います。

◆8月24日(金曜日)(株)大功 NPO法人Mama Can企画 親子対象
参加した親子数が10組程度と人数は少なかったのですが、興味のあるお子さんや父母の方が集まったので、熱のある「昆虫教室」になったように思います。学年のバラツキもありましたが、標本箱を示しての説明や単純な画像の説明などにも熱心に耳を傾けてくださり、質問なども多く出て内容の濃いものになったように思いました。しかしながら、パワーポイントなどで見ながら理解できるような工夫が必要だと感じました。

◆8月28日(火曜日)中部放課後児童クラブ 小学生対象
相模台放課後児童クラブよりも人数が少なく空間も狭かったので、子どもたちとの距離が近いこともあり、質疑応答形式で行いました。全体としては、あまり飽きる子もなく時間を過ごすことができたように思います。しかし、画像についてはパワーポイントでの加工をして工夫する必要があると思います。

◆10月9日(火曜日)第2平和保育園 年中・年長児童対象
年長さんと年中さんが対象でしたので、パワーポイントで作成した時間の短い画像説明を行い、その後、先生側からの要望で標本と生きた昆虫を隔てて展示し、観察するグループに分けて行いました。このことにより、子どもたちが一気に押し寄せるような事態は避けられ、混乱なく進めることができました。子どもたちは生きた大きなヘラクレスオオカブトや10㎝を超えるパラワンオオヒラタクワガタに大興奮でした。画像説明用のパワーポイントをテーマ別に作成できれば、開催ごとに少し違った内容にできると思いました。

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NPO法人名 NPO法人 スポーツ&文化振興協会
理事長 藤塚 光慶
設立年月 2016年1月(任意での活動は1997年より開始しました)
NPO事務局住所
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mail:sports.and.bunka@gmail.com
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設立年月 2016年1月
問合せなど担当者
理事・コーチ・講師 佐藤  敬 携帯:090-3596-9931
設立年月 2016年1月(任意での活動は1997年より開始しました)