家庭内での使用
子供や老人などのいる家庭では、GPSを使う事によって現在家族がどの場所にいるのかを知る事ができます。
子供が学校から帰宅すると、共働きの家庭では放課後の子供の事について目が行き届きにくいものです。
そうした時にGPS内蔵のキッズ携帯やGPS機能を持つ防犯ブザーなどがあり、子供が学校からちゃんと帰宅しているのか?習い事にちゃんと行けたのか?今はどの辺りで遊んで居るのか?といった子供を見守る目として使う事ができます。
また家族に徘徊をしてしまう老人を抱えている場合には、GPSのついた携帯・御守り形のGPS機器・靴にGPSが内蔵されているものがあります。
高齢者が徘徊してしまうと、家族がその居場所を探し回らなければならない事や、本人も現在居場所が分からない場合、車道を歩いてしまったり警察のお世話になってしまうという事があります。
こうした行動は事故に繋がってしまう可能性も高い事から、徘徊してしまう老人に対しても見守りの目を持つ事ができます。
親が遠くの故郷で一人暮らしをしている場合でも、GPSの活用は期待でき、実際に自治体の中でも、一人暮らしの老人の見守りの一貫としての運用が検討されている所もあります。
ペットも家族の一員と考える家庭も増え、迷子になってしまった時に発見する方法として、首輪などに小さなGPS機器を取り付ける事もできます。