自分を大切にするあなたへ贈る
40歳からのSサイズワンピース専門店
Ruby
News Information
2021年3/22 21時~「Ruby」リニューアル再始動!
30代を過ぎたころ、一部のブランドで開催していたSサイズフェア。そのフェアでサイズが合うってこういうことか!と感動したことを覚えています。でも当たり前ですが、全てのブランドでSサイズフェアが行われるわけではありません。
いろいろな洋服を着てオシャレを楽しみたいのに着てみたい服を着ることができない。
身長が低いって不利だよ・・そういえば、昔から身長が低くて良かったことなんてなかったよ・・とさえ思いました。
そして、こんな風な思いをしているのは私だけではないのではないか?同じ思いをしている小柄さんがきっといるはず!
その一心で突っ走りました。初体験の連続!いろいろな方に協力していただきました。最初はまず3年!と思っていましたが、あっという間に4年経ちました。リピーターさんも徐々に増えてきて、年に1度北海道を出て小さな試着会を開催し、実際にお客様とお会いしたり、スカートを全く履かなかった方が試着会で「スカートに挑戦してみる」と言ってご注文くださった時には嬉しくて飛び上がりそうになりました。
そんななか、今まで当店のパターン、縫製を一手に引き受けてくださっていた縫製担当の方が、ご家族の病気のこともありメイン縫製から外れることとなりました。それが昨年12月末のことです。
そこで、この縫製担当が不在の間に4年間お店を運営して浮き彫りになった課題と向き合おうと考え、4月からビジネススクールで学んでおりました。
ビジネススクールで学びながら、オリジナルのパターンを製作できる人、サンプルや縫製ができる人を探していました。4年間お店をやっている時も、常に、他に縫製ができる人がいないか?と探してはいましたが、なかなか見つかりませんでした。
初めて勇気を出して、札幌にある縫製工場に問い合わせをしてみましたが、お話を聞いていただく間もなくお断りのメールが届きました。 お休みしている期間、1番苦しかったのはこの縫製担当探しでした。私のメンタルもかなり落ちました。
「北海道でアパレルの仕事をするのは無理なんじゃないか」とさえ思い始めました。「まただめだったー」となるのが怖くて動けなくなったりもしました。
そんな困っている私に、お友達から「友人の知り合いで縫製の仕事をやっている人がいる!」というお話をいただきました。それが夏頃のことです。
ありがたいことに、その方とお会いして、またお知り合いを紹介していただいて、と紹介の連鎖が続き、ようやくパターンとサンプル製作、縫製を引き受けてくれる方お一人が決まりました。
私は、「Ruby」を継続させていくことがお客様のためにもなると考えているので、縫製担当が、事情で仕事ができなくなった時にまたお店をお休みしなければいけなくなることは、できればもう避けたい。
ご紹介を受けた方にいろいろご相談しているうちに、小ロットで製作してくれる縫製工場をご紹介いただけることになり、11月に入ってから縫製工場を訪ねました。
とても親切な担当者さんで、「スケジュールを前もって出してもらえれば今の仕事に組み入れることができると思う」と言っていただき、その工場さんにもご協力をいただくこととなりました。
新しい縫製担当者と初めての縫製工場との仕事。
縫製工場さんにお願いするとなるとスケジュールの組み方が変わります。まだまだいろんなことを教わってやっていくことになります。またまた初めて尽くし。
その時に「思い切ってアイテムを絞ってみる。」という案が浮かびました。
そして絞るとしたらワンピース!と。
「アイテムを限定するということ」、今まで一度も考えたことがなかったか?と言われれば嘘になります。
ただ、今までのお店のコンセプト「小柄だからと着たい服をあきらめないで欲しい、サイズが合えばいろいろな服を着られる、いろんなファッションにチャレンジしてもらいたい!」とやることが変わってしまいます。言ってきたことと違うことになる・・ここに私自身が引っかかりました。
今でも小柄でも、大人体型になってもいろんなファッションに挑戦してもらいたい、楽しんでほしい!という気持ちに変わりはありません。
自分の気持ちは変わりませんが、私を取り巻く環境は大きく変わりました。
お休み期間で、今までのやり方は自分のキャパシティを越えていたことを知ることになりました。
今の私で、どうしたい?待っていてくれるお客様、応援してくれているお客様。自分の年齢や体調の変化、家族との時間。様々な面から私は自分の人生の中でどういうふうに働いていきたいか?1年間、苦しい時間でもありましたが、これからどうやって仕事をしていくか?をじっくり考える時間になりました。
第一の私の願いは、お客様のためにもお店を長く安定して続けていくこと。
現在の縫製担当の状況など、いろいろなことを熟考し、今できる私の精一杯がワンピース専門店にリニューアルすることでした。
私は元々、ワンピースが好きです。
そしてワンピースには、特別な思い出があります。
私は小学校に上がる前から、持病があり、母に連れられて隣町の病院にバスで通っていました。その時に母が紫色で細かい柄が入った柔らかい素材のワンピースを着ていた記憶があります。毎回ワンピースを着ていたわけではないはずなのですが、その絵面が今でもぼんやりと浮かびます。
きっと、ワンピースを着ていた母が好きだったから記憶に残っているのだと思っています。
【私がワンピースを好きな理由】
★「1枚着ているだけで圧倒的にカワイイ」
これはもう今までいろんなアイテムを製作してきた私でも揺るがなかった事実です。セットアップを着るとワンピースに見えるものもありますが、やっぱり違うんですよね。
ワンピースを着る潔さが、迫力、いやエネルギーに変わるのだと思います。
★「着ているだけできちんとしているように見える、オシャレに見える。」
★「好きなアイテムなので着ているだけで自分のテンションが上がり、気合も入る。」
★「リラックスできる」着るデザインや素材にもよりますが、家でまったり、長距離の移動でもラク。締め付けず、身体に優しい。
★家でワンピースを着ていると、そのままお出かけもできる。
★家でワンピースを着ている私が好き。
今までワンピースを販売してきて、「着ていくところがないー」という声を聴いたことがあります。
それは、その方が「ワンピースを特別なもの」としているから。
・特別な時に着るワンピース。
・勤務先にも着ていけるワンピース。
・リゾートで着たいワンピース。
・家でも遊びに行くときも着られるワンピース。
ワンピースは主にデザインと生地でそのワンピースの用途が決まります。
気負わずに着られるワンピースもたくさんあります。
これからは、場面に応じたワンピースの選び方なども、皆さんにお伝えしていきたいなと考えています。
ワンピースのメリット
1.誰でもバランスよく見える。
2.選ぶ形、素材によりますが、カラダのラインを拾いすぎない。
3.コーディネートに悩まない。(単品より着回しが利かないというデメリットもあります)4.おしゃれに見える。
5.大人の女性のカラダに優しい。
いろいろなワンピースを少しずつ製作してお届けします。
ワンピースを購入したきっかけ、購入した時の気持ち、着ていく先での出来事、その時に一緒だった人・・
Rubyのワンピースはあなたの人生の記憶の一場面となり思い出を彩ります。
生まれも育ちも北海道。高校卒業まではオホーツクの田舎町に住んでいました。
今は、札幌市の隣町(江別)に夫と二人で暮らしています。 ただいま、48歳。 40歳を転機に、なにかもっと本当にやってみたいこと、楽しいことを仕事にできないかな?と考えるようになりました。約3年ほど模索し、自分の特性をまるっと活かせる仕事を!と思い立ち、大人のSサイズさんの洋服店をやろうと決心しました。
私は身長151㎝。
思えば、中学、高校の制服はいつも呉服屋さんに仕立ててもらっていました。うちは、家族全員小柄。母はシンプルなオシャレを楽しむ人で、いつもバランスに気を使っていました。ほんの少しのことでも、お直しすると見た目が変わると教えてくれたのも母。今考えると周りはみな既製の制服だったところ、私はそれが当然のことのように仕立ててもらっていました。母の配慮のおかげですね。
今でも私はSサイズさんの洋服の着こなしで一番重要なことはバランスと考えています。
新しいキャッチコピーは、
新)自分を大切にするあなたに贈ります。
「40歳からのSサイズワンピース専門店・Ruby」
それに合わせ、HPも順次新しくし、販売方法も一部見直しをします。
今後、全てのご案内はLINE@で配信しますので、皆様のご登録、お待ちしております。LINE@は誰に見られることなく、店主とやりとりができます。どなたが登録してくださったのかわからないシステムになっておりますので、差支えのないお客様はお名前だけでも一言添えていただくと嬉しいです。
★刺繍ブローチ等の販売も続けていく予定です。