私たちのワークショップを運営するメンバーは、様々な手段で場の作り方を実践的に学んだ後、実際にワークショップや遊びの場づくりを実践しています。特に2015年からは、パートナーの1人である、演劇家でNPO法人演劇百貨店の代表の柏木陽さんより、場の作り方をより実践的に学んできました。学校現場は特別支援学校も含め、多様なこどもたちを巻き込みます。そして美術館、福祉施設など、ワークショップを届ける場も様々です。
今回は、柏木さんのミニワークショップを体験しながら、アートと遊びの境目を探り、ワークショップにおける場作りの秘密を探ります。皆さんとお会いできることを楽しみにしています!
○ゲスト
柏木陽(かしわぎ・あきら)|NPO法人演劇百貨店代表/演劇家
1993年、演劇集団「NOISE」に参加し、演出家・劇作家の故・如月小春とともに活動。
2003年にNPO法人演劇百貨店を設立。全国各地の劇場・児童館・美術館・学校などで、子どもたちとともに独自の演劇空間を作り出している。近年の主な仕事に、世田谷パブリックシアターかなりゴキゲンな巡回団年間契約アーティスト、兵庫県立こどもの館での中高生との野外移動劇創作、の演出・進行など多数。青山学院大学でのワークショップデザイナー育成プログラム、青山学院女子短期大学、大月短期大学、和光大学の講師なども務める。
○企画・運営
山田小百合(やまだ・さゆり)|NPO法人Collable 代表理事
1988年生まれ。大分県出身。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。修士課程ではインクルーシブデザインや、障害のある子もない子もともに参加するワークショップの実践研究を行う。修士課程修了後、NPO法人Collableを創立。学習環境デザインやインクルーシブデザインをベースに、ワークショップ、コミュニティづくりなどを手がける。京都造形芸術大学非常勤講師。
武蔵野美術大学3年 秋山未来