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エンジニアの教科書

何をするときにも最初は現状を知ることからです。
現状を知ることでどのような対応をすれば良いのかが見えてきます。
それは転職に関しても同じこと。
まずはITエンジニアの転職の実態を知ることから始めましょう。

ITエンジニアが転職で不安に思うこと

20代というと、まだ社会に出てからの年数も少なく、周りには自分よりも年数を重ねた大人ばかりで自分を必要以上に小さく見てしまう時期でもあります。

それは20代で転職を考えているITエンジニアであっても同様です。

20代のITエンジニアで転職を考えている人たちが感じている不安のトップ3は以下のようなものです。

1位:自分のスキルが通用するか不安(51%)2位:実務経験が足りない不安(49.5%)3位:新しい環境にうまく溶け込めないかもしれない不安(40%)※引用:『IT編「自分の技術は通用する?」転職の不安解消法」TECH総(https://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000871)

ITエンジニアという技術職だということもあり、20代で転職を考えている人の半数以上が『自分のスキルが通用するか不安』と感じています。

確かにITエンジニアという職業は一部の天才的な人を除いて、経験年数に比例してスキルも身に付いていきます。

正解の無いものに対してモノを作っていくという場合に、蓄積された過去の事例を組み合わせて解決するということが多いからです。

20代のITエンジニアの転職に対する不安で次に多いのが『実務経験が足りない不安』です。

これに関してもスキルと同様に経験によっての蓄積が大きい部分です。

やはりまだまだエンジニアとしての年数が少ないということで感じている不安が大きいことがアンケート結果からも分かります。

3位の『新しい環境にうまく溶け込めないかもしれない不安』に関してはITエンジニアに限ったことではないですが、仕事をするに当たっては大きな要因になるので、不安に感じることも納得という結果でした。

転職によって年収がアップするITエンジニアは、ここが違う!

転職で年収がアップするITエンジニアは、転職に有利な資格を持っている

転職によって年収をアップさせることができる30代ITエンジニアの多くは、転職に有利なIT関連の資格を持っています。もちろん資格がなくても、自分のキャリアをしっかりとアピールできれば問題ないのですが、資格があればなお強力に企業を説得することができます。

20代のITエンジニアも、転職の際に資格を持っているに越したことはありませんが、20代の頃は仕事をこなすのに必死で、資格取得まで考える余裕はないかもしれません。その場合は、やる気や勤勉さ・素直さといった部分で好感度をアピールすることができれば、前職より高い年収で採用される可能性も高まります。

特に取得しておくと年収アップに役立つのは、次の国家資格です。情報処理技術者の国家試験は4つのスキルレベルに分かれており、数字が多いほどスキルレベルが高い資格です。自分自身のスキルに応じて、どの資格を目指すかを考えると良いでしょう。

■基本情報技術者試験(スキルレベル2)

数あるIT関連の資格の中でも、「これだけは取っておいた方がいい」と言えるのが、「基本情報技術者試験」です。“高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者”として、国が認める国家試験なので、ITエンジニアが転職する際のパスポート的な資格ともいえます。

■応用情報技術者試験(スキルレベル3)

ITエンジニアが転職によってキャリアアップを狙うなら、できれば基本情報技術者試験のワンランク上の国家資格である「応用情報技術者試験」に挑戦したいものです。応用情報技術者試験に合格すれば、システム開発などに関する基本的な知識だけでなく、管理・経営の部分まで踏み込んだ幅広い能力があることを認められるので、転職のためのより強力なアピール材料となります。

■ネットワークスペシャリスト(スキルレベル4)

「ネットワークスペシャリスト」試験は、ネットワークシステムの構築から運用までの知識があることを示す国家資格です。取得することによってネットワークのスペシャリストであることが認められるので、ネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアとして転職を考える人は、この資格があることでより高い年収を確保できる可能性が高まります。

■システムアーキテクト(スキルレベル4)

システムアーキテクトとは、ITストラテジストが企業の経営戦略に基づいて立案した方法を、実際にシステムに落とし込むための“システム設計”を行う人のこと。「システムアーキテクト」試験は、そのシステム設計を行うために必要なスキルを持っていることが認められる、上級システムエンジニアを対象とした国家資格です。

転職で年収がアップするエンジニアは転職する企業を厳選している

■高い業績を上げているIT企業は、年収も高い

年収の高い転職先を探すにあたって、最も重要なチェックポイントといえるのが、“企業の業績”です。転職で年収アップを図るなら、業績が好調で、今後も成長が期待できる企業を選ぶことが大切です。

たとえば極端な例を挙げると、魚を獲って生計を立てる漁師は、大漁の年はガッポリと年収が入り、不漁の年は年収が激減します。まさに業績=年収の、シビアな世界です。

魚が獲れたかどうかは目に見えるのでわかりやすのですが、ITの仕事は“情報”という目に見えないものを扱うため、どれだけ業績が上がっているかよりも、ついオフィスの立派さや所在地といった目に見えるものに注意が行きがちです。

「東京の一等地にあるIT企業だから」と思って応募したら、思ったほどの年収を提示されなかった」というような場合は、自分が予測しているほど会社の業績が伸びていない可能性もあるでしょう。

■大手IT企業は、中小IT企業よりも年収が高い傾向にある

これはいちがいには言えないことですが、大手(従業員300人以上)のIT企業は、中小企業に比べて比較的年収が高い傾向にあります。大手IT企業の平均年収は400万円~600万円ほどですが、二次請け・三次請けの仕事をしている中小IT企業の場合は、年収300万円台(あるいはそれ以下)というケースも少なくありません。

もちろん、中小IT企業でも業績が伸びていて、いい仕事をしている“掘り出し物”的なベンチャー企業もあります。その場合は、転職後に会社が成長すれば、マネージャーとして高い年収が得られる可能性も考えられるでしょう。

その辺の企業価値の見極めができるかどうかが、転職によって年収をアップできるかどうかの、分かれ道ともいえます。

■外資系のIT企業は、日本のIT企業よりも年収が高い傾向にある

先ほどアメリカのIT人材の平均年収が、日本のIT人材の平均年収の2倍ほどあるとお伝えしましたが、日本にある外資系企業の年収も、やはり全体的に高い傾向にあります。「日本の企業以外は転職したくない」というこだわりがない人は、思い切って外資系1本に絞って転職活動をするのも、ひとつの方法です。

■いまグングン伸びている業界の「社内SE」になるという選択肢もある

IT企業ではなく、いまグングン伸びている業界の「社内SE」になるという方法もあります。たとえば高齢化社会にあって、医療に関わる業界は今後確実に伸びることが予測されます。医療機器メーカーの社内SEになれば、転職によって年収アップが図れるとともに、今後も安定して高い年収を確保できる可能性が大です。外資系の生保や損保、金融系企業の社内SEも、年収アップを図るには狙いめです。

ただし、いったん社内SEとして転職した場合は、数年後にまたIT企業に戻るという選択肢はないと思った方が良いでしょう。転職した企業に定年まで勤めることを覚悟して、慎重に企業選びを行う必要があります。

■下流工程のITエンジニアから、上流工程のITエンジニアにシフトする

転職をきっかけに下流工程から上流工程の仕事にシフトできれば、当然ながら年収はアップします。たとえば小さな開発案件ばかりを扱うIT企業に勤めていたSEが、大規模な案件を扱う大手コンサルティングファーム系開発会社のSEに転職した場合は、年収が一気にアップする可能性があります。

ITエンジニアの早期転職の実態

20代前半というと、いわゆる第二新卒と呼ばれる区分に入る年齢で、まだまだ仕事の経験も浅く不安に感じることも多いでしょう。

ただ、ひと昔前は新卒から数年での転職やキャリアチェンジというのをよく思わない人や歓迎されない雰囲気があったのですが、今はその状況も変わってきています。

各社新卒採用と同様に第二新卒の採用活動も活発に行っており、企業側もその世代の転職もウェルカムの状況です。

ですので、転職を考えている人たちが思っているほどは不安を感じなくても良いと言えます。

ただ、気になるのは収入面がどうなるかです。

特別なスキルを持ってヘッドハンティングされたのならまだしも、自分で舵を切って転職に踏み切った場合には、年収アップどころか、スキルや経験がまだ少ないために年収も大きく下落する可能性もあるのではないかという不安はあるでしょう。

ですが、実はエンジニアにとっては少し楽観的に考えられるデータがありますので、それをご紹介します。

転職エージェントサービスを行っているDODAが調査したデータが『転職で年収アップするのはこんな人 年収アップ成功者に見る傾向と対策(https://doda.jp/guide/manual/1/004.html)』という記事で公開されているものです。

少し古いデータではありますが、転職によって年収アップを果たした人の割合をランキングしたデータによると、技術系職種の人の平均金額アップ率14.2〜14.9%、額面においても58.9万円〜65.2万円アップというデータになっています。

少し意外なデータだったのではないでしょうか?

もちろん全ての人が転職によって年収アップするということではありませんが、同じように20代での転職であっても他業種に比べてエンジニアの転職は専門的な分野ということもあり、比較的年収アップも狙いやすい状況であると言えるのではないでしょうか。

20代後半というのも、まだまだ早期転職と考えられる時期ではありますが、1つ転職のタイミングとしては良いのかもしれません。

というのも、20代後半というのは大学を卒業してすぐに就職したと仮定すると、10年には満たないとはいえ、新人の域から脱するタイミングでもあり、ある程度の知識や技術を身に付け始めている頃です。

30代になってくると即戦力として、入社直後からすぐに結果が求められてしまいますが、20代後半というのはそこまではまだ求められる事も少ないという、ちょうど良い時期だったりします。

また、数年間とはいえ、実際に現場に出て仕事をしてきた経験があるため、年齢を重ねるごとに求められるようになるプロジェクト管理に必要な対人能力や管理能力も養われてきている時期なので、将来的に会社のリーダーとして活躍してもらいたいという伸び代も含めた期待の意味も込めて企業側としても求めている世代です。

その企業側の期待が年収の面にも反映されることが多く、転職による年収アップも叶いやすいのが20代後半のエンジニアです。
さらに注視しておきたいポイントが転職回数による年収の差です。

実は、転職回数によって年収がアップするかどうかにも影響を及ぼしているというのがデータに出ており、20代後半の時点で過去に転職経験が0回の人でした。

そのデータから考えても、ITエンジニアは20代後半で転職というカードを使うのが良いのかもしれません。

20代のITエンジニアが転職を考えた時につまづきやすいポイント、失敗しがちなことについても触れておきます。

多くの人が同じような事でつまづいているポイントでもあるので、知っておくといざ本格的に転職をする際の参考になるはずです。

なかなか前に進めず、月日が経ってしまう

転職を考えている20代のITエンジニアの多くが陥ってしまうことは、色々考えているうちに転職にベストな時期を逃してしまうということです。

人生を左右する大きな決断になる可能性も高いため、慎重に考えるという気持ちも分かるのですが、ITエンジニアの転職市場の1つの区切りが30歳前後になります。

30歳を超えるかどうかで企業側の見方も市場の評価も大きく変わってきます。

20代の間は転職先の企業もこれから教育して育てていこうという考えで採用してくれるケースが多いのですが、30代に入ってくると、これから教育して育てるというよりも即戦力としての結果が求められるようになります。

実際に、30代のエンジニアがWebからSIerへの転職や、その逆も同様に20代の方々と比べて格段に求人案件が減ってしまいます。

そのため、もし新たな技術にチャレンジするための転職や新たな領域を経験したいための転職であれば、20代の内にしっかりと計画を立てて転職活動を進めることが望ましいと言えます。

現在の職場に不満があったり、今の労働環境に満足ができない人がより良い環境で仕事がしたい、より自分が求めているやりたい仕事がしたいと思っていても、なかなか行動ができず時間だけが過ぎていってしまうことはとても多いと多いというのが現実です。

ですので、30歳という区切りがあるということをしっかりと認識しておいて、本当に転職して今と違う環境でチャレンジしたいのであれば、しっかりと計画を立てて、少しずつでも具体的な行動をしていくことが大切です。

なんとなく転職してしまう

20代のITエンジニアに限ったことではありませんが、意外に多いのが転職理由が特にこれといってなく、なんとなく転職したというケースです。

転職市場で求人を出している企業は基本的には本気で来た人を採用したいと思っています。

そこになんとなく興味本意で応募をして面接に臨んでも、大抵はすぐに気づかれてしまって面接に合格することも難しいでしょう。

運良く(?)面接に通ってしまった場合、企業側も転職者のなんとなくの気持ちを見抜けていないため、いざ入社した後にミスマッチがあることが分かってしまい、結局すぐに不満が出てきてしまう結果になりかねません。

なんとなく今の環境を変えたいという場合は、しっかりと自分と向き合い、今の環境の何が自分にとって満足ができていないのかを明確にし、それを満たせる会社を探して転職活動をすべきでしょう。

転職も回数を重ねるごとに一般的には不利な状況になっていきますので、その辺りしっかりと考えることが大切です。

ITエンジニアが転職を成功させる3つの方法

20代のITエンジニアの転職状況を知ってもらいましたので、最後にどうやったら転職を納得のいくものにし、成功だと言えるようにできるのかについて3つのコツをお伝えしたいと思います。

3つのコツを押さえた上で転職活動に挑むことで、何もせずゼロの状態で転職活動をするのとでは雲泥の差が生まれると思っています。

ぜひご参考にしてみてください。

20代ITエンジニアが転職を成功させる方法①:スキルの棚卸し

まず20代のITエンジニアの方々が転職を意識し始めた時にやった方が良いことは『スキルの棚卸し』です。

今まで自分がどんな業界のどんな業務に携わってきたのか、またそこでどんな役割を担当してきたのかを1つ1つ紙に書き出してみてください。

自分のことというのは意外なほど正確に分かっていないことが多く、紙に書き出してみることで気が付くことも多いでしょう。

客観的な視点から自分の経歴と知識・スキルを把握し、一般的なレベルと照らし合わせて自分がどのレベルのエンジニアなのかを再認識することが大切です。

転職というのも商品やサービスの取引と同様に需要と供給のバランスによって成立します。

自分が出来ることと、企業側が求めているものとがマッチした時に採用が決まるわけです。

その場合に、自分の中に持っているカードの中に、企業が求めているもの・今は求めていないものの両方を持っていたとすると、どれを出すのかを間違ってしまうと、本来は採用されてしかるべき人材であったとしても、マッチしていないと判断されてしまいます。

その市場のニーズや転職活動のその場その場の適切な対応をするためにも自分自身のスキルを棚卸ししておくことが重要です。

20代ITエンジニアが転職を成功させる方法②:スキルを磨く事と情報収集

自分の持っているスキルの棚卸しができたら、今度はそれを有利に使うために磨きをかけることと、転職についての実際のところを知るための情報収集をしていきましょう。

・転職経験者の話を聞く

ITの世界にいる方なら『巨人の肩の上に立つ』という言葉をおそらく聞いたことがあるのではないでしょうか?

この言葉の意味としては、遠くを見通したいという場合に、自分の立ち位置から見るよりも自分よりも身長の高い人の肩の上に乗ってみた方が見通しも良く遠くがよく見えるようになるということから転じて、先人の知恵を生かして物事をうまく運ぶという意味です。

要するにゼロからスタートするのではなく、やったことがある人がいるなら、その人たちの話を聞いて、それを参考にするところからスタートしようということです。

おそらく普段の仕事ではそのようにしている方も多いのではないでしょうか。

それを転職活動を行う際にも同じように行うということです。

同じように20代の頃に転職をした経験のあるエンジニアの方に、転職するにあたって役に立った技術や、転職のために身につけた技術、実際の転職時のリアルな経験談を聞くことはとても参考になるでしょう。

また、成功事例の話を聞くだけではなく、「もっとこうしておけばよかった」という後悔していることや、失敗経験を聞くことで、同じ失敗をしないように気を付けることも可能になります。

もし、近くに20代で転職を経験しているエンジニアの知り合いがいるのであればぜひ話を聞いてみてください。

・勉強会に参加

IT関係のエンジニアの場合幸いなことに勉強会というのがあちこちで頻繁に開かれています。

そういう場に足を運んでスキルを磨いておくことで、転職の際に有利なスキルを身に付けることができます。

また、色々な会社の人が集まってくるような場の場合は、勉強会の後に懇親会や交流会が催されることも多く、そのような場で、他の会社の開発状況や自分と他のエンジニアとの距離感などをつかむことができ、スキルのアップデートのみではなく、情報収集の場として有効活用することも可能です。

また、横のつながりを作っておくことで、紹介が生まれる可能性もあるかもしれません。

そういう意味でも同じようにエンジニアの人が開いている勉強会に参加しておくのは良いでしょう。

20代ITエンジニアが転職を成功させる方法③:アウトプット

とても効果があるのに意外とやっている人が少ないのがアウトプットするということです。

ブログを開設して、そこに自分が今までに学んできたことや、やってきたことを書き残しておいたり、SNSを使って自分の持っている専門知識等を発信することは、とても意味があります。

転職活動の際にアピールできるポイントにもなりますし、採用担当者の目に止まって向こうからオファーがある可能性もあります。

面接の場だけでは伝えきれない部分をブログ等を使ってアウトプットしておけば、より深いところまで知ってもらうことができるため、転職活動も前向きに進みやすくなります。

また、自分の知識やスキルを表現するために、勉強している技術を使って個人的に開発をしてみて、それを発信しておくというのも有効です。

エンジニアである以上、求められるのはエンジニアとしてのスキルなので、それが伝えられる状況を自ら作っておくということも大切なことです。

エンジニアはなぜ転職回数が多いのか?

エンジニアはなぜ転職回数が多いのでしょうか?終身雇用が崩壊し、転職が当たり前の世の中になりましたが、しかし、その中でもエンジニアは他の業種よりも転職回数が多いイメージがあります。

では、なぜ、エンジニアは転職回数が多いのでしょうか?いくつかの視点から要因を探ってみました。

技術が共通

まず最初に挙げられる理由としては、この「技術が共通」ということ点です。
システム開発の現場では、プログラミング言語が共通であるため、会社や職場が変わってもプログラムの技術に変化はありません。
今まで培ってきた経験や技術をそのまま活かせることから、職場に合わせて仕事を変える必要がないため、職場環境を変えたい時には気軽に転職をする人が多いようです。
受け入れ側も、引き継ぎなどに割く時間が少なくて済むため、超即戦力として採用することが多いのです。

労働時間

エンジニアという職種はブラックのイメージでしたが、働き方改革が広がりはじめると労働時間を見直す会社が増えてきました。
とはいえ、突然の仕様変更などがあった場合、納期は必須のため、残業してでも対応しなければならないことがあります。
一時的に労働時間が長くなるのなら割り切って働くことができますが、それが慢性化し、頻繁に残業しなければならない状態だったりするとストレスが溜まり、周りの人を労わる気持ちが薄れてきます。イライラする人が多くなり、言い方がきつくなり、人間関係にしこりができ始めるようになってきます。
そんな中で働くのは体にも精神的にも悪いのは当たり前。より良い職場環境を求めて転職する人が多くなります。

給料

エンジニアは最新の技術に対する感度が高い人が多く、そういった技術に対して貪欲な人が多いようです。
そんな中、自ら学ぶことをしないでいると、あっという間に自分の技術が通じなくなり、仕事をこなすことが出来なくなってしまいます。
そのため、エンジニア同士で集まってセミナーを開催したり、エンジニアに特化したQAサイトのコミュニティなどで助け合いながら自分の技術をアップグレードするのがエンジニアとしての常識となっています。
そうしていくうちに1年後、2年後と気づかないうちに自分の市場価値が上がっていて、転職をすることで100万円位年俸があがることが稀にあるようです。

職場環境

エンジニアは長時間同じ姿勢でパソコンに向かっているため、椅子、空調、パソコンモニターの3点に対して配慮が無いといずれ健康に害を及ぼしてしまいます。
貸与されるパソコンがスペックの低いノートパソコンでは作業効率が落ちるだけでなく眼精疲労が慢性化してしまいます。
社員を大切にしている会社では、社員一人一人のワークスペースを1.5倍程度とり、デュアルディスプレイのモニターを用意します。椅子はパソコンの次に大切なので、腰に負担が少ない椅子をと考え、長時間座っていても体が疲れないものを厳選して用意しています。
健康被害にもなりかねない劣悪な環境で働いている場合、より快適さを求めて転職することは自分の健康を守る上で当然と言えるでしょう。

自分の適正

IT業界は、システムエンジニア、プログラマ、ネットワークエンジニア、デザイナーなどさまざまです。
その中で、プログラマを例にとると機械・組み込み系(電化製品や携帯端末のシステム開発)、オープン系でのWebアプリケーション開発、金融システム開発、WindowsなどOSに準拠したソフトウェア及びゲームソフトなどを含めたパッケージ商品開発、Webサイト制作運営など職場を選ぶ段階において、多くの選択肢があります。
この為、このエンジニアをひとくくりにすることは難しく、それぞれが専門性を持ちながら分散しているため、業界内で働く中で自分の適性は何なのだろうと考える機会がやってきます。
エンジニア業界の中で情報交換をしているうちに、より自分に合った専門性の高い技術を追い求め、考え方の方向性に変化が生じることは誰しも経験するものです。
人生をかけていきたい技術や会社のことを考え、自分の方向性に少しでも近いところで働きたいと考えることは、転職を考える上で大切なことなのでしょう。

ITエンジニアの働き方

一口にITエンジニアといっても、その職種や転職先、キャリアステップはさまざまです。

ITエンジニアの就職先SIer

日本のITエンジニアのほとんどはSIer(エスアイアー=システムインテグレーター)に所属しています。そして、SIerに所属するのがSE(システム・エンジニア)です。
SEの仕事は多岐にわたります。顧客が望むシステムについてヒアリングし、その要求を分析・定義します。そして、設計からテスト、運用までを担います。
SEは慢性的な人手不足の状態にあり、ITエンジニアを目指すならまずSEが狙い目です。

Web制作会社

Web制作会社で働くエンジニアもいます。特に、Web関連の技術に精通したエンジニアをフロントエンドエンジニアといいます。
フロントエンドエンジニアの技術は日進月歩のため、新しい技術に対する好奇心やアンテナの高さが求められます。

関連記事:フロントエンドエンジニアとは?その現状と必要な言語・ツール

社内SE

自社のシステムを開発・運用するITエンジニアもいます。一般に社内SEと呼ばれる職種です。社内のシステム構築、ネットワークやセキュリティ対策など、ITに関する業務全般を担います。
今やPCを使わない企業はほとんどありません。社内ネットワークや独自のシステムを構築している企業では、ITに詳しい人材が求められています。

自社サービス

自社サービスを開発するITエンジニアもいます。サービス内容によって職種は異なりますが、例えばWebサービスを運営している会社であれば、フロントエンドやバックエンドのエンジニア、そしてサーバーに関わるサーバーエンジニアも必要です。

ITエンジニアのキャリアステップ

ITエンジニアにはさまざまなキャリアステップがあります。エンジニアとしてのスキルを磨いてその道を究めるか、職種を変えてステップアップするかでキャリアは全く異なります。
分野によってもキャリアステップは違いますが、ここでは代表的な職種を紹介していきます。

ITスペシャリスト

一つの分野に特化して、高い専門性を持つのがITスペシャリストです。
一般のエンジニアには解決できない難解なバグにも対応可能な、問題解決能力に秀でた存在です。
ITスペシャリスト向けの資格試験もあるので、ITスペシャリストを目指すのであれば現場で経験を積んだ後、資格取得を目標にしてみましょう。

フルスタックエンジニア

ITスペシャリストと違い、幅広い分野の知識・技術を身につけているのがフルスタックエンジニアです。
例えば、Webに関する技術であれば、フルスタックエンジニアはサーバーやデータベース、フロントエンドなどの知識・技術を網羅しています。

PM(プロジェクトマネージャー)

PMはプロジェクト全体を管理・指揮します。
具体的には、開発計画の立案や開発中の進捗(しんちょく)管理、開発後の評価・レビューなどです。クライアントと予算や納期などを打ち合わせ、SEとプログラマーなどのチームを監督します。
ITエンジニアとしての経験・スキルだけでなく、コミュニケーション能力や経営者目線でのマネジメント能力が求められます。

ITコンサルタント

業務を効率化したり、システムの課題を解決したりする方法を提案するのがITコンサルタントの仕事です。
企業経営を支援するITシステムを企画・立案します。
ITの知識だけではなく、課題を解決するための分析力、コンサルタントとしての経営の知識、プロジェクトをまとめるマネジメント能力が必須の職種です。

IT業界に求められる人材

IT業界に求められる人材は、第一に向上心が高いことです。

日常の業務や研修だけでは、優れたITエンジニアにはなれません。
前述したように、知識やプログラミングスキルを磨くことを常時心がけましょう。
IT業界は非常に変化が速い世界です。常に新しい情報・技術を収集し、知識をアップデートし続けることが求められます。

第二に、効率化スキルです。スキルよりも、「効率化が好き」というほうが適切かもしれません。
例えば、Excelを使う仕事でVBA、Webの開発であればGulpやSassなどのツールを利用して、できる限り作業を自動化します。他にも、シェルスクリプトでPC作業を効率化できます。
これらを積極的に導入して、少ない労力で成果をあげることもエンジニアには求められます。

そして、コミュニケーション能力です。エンジニアは独りで黙々と仕事をしているイメージがありますが、そうではありません。
SEであれば、クライアントの要求を聞き出し、プロジェクトメンバーに適切に伝えなくてはいけません。


プログラマーは、仕様書の不明点を質問するなど、SEと連携して業務を進めます。ここでもコミュニケーション能力が必要です。
また、Webサイトやアプリを制作するエンジニアはデザイナーと連携します。両者は分野が異なるため、情報共有がうまくいかないこともあります。しっかりと意思疎通を行い、行き違いが生じないようにしなくてはいけません。


まとめ

「転職したい」「今の職場に不満がある」「ステップアップしたい」と日頃考えていても、いざ転職となると腰が重くなりがちです。
未経験からITエンジニアを目指している人も、初めはスキルが不安で転職活動に踏み切れないかもしれません。

しかし、ほとんどの企業では、不足しているITエンジニアを積極的に採用しています。現在、ITエンジニアの雇用環境は求職者に有利な状況です。
自らの市場価値を客観的に判断するのは難しいことです。実は企業が欲しがる人材だとしても、その自覚がなければ好条件で転職できない可能性もあります。