今回の講座はコーチの方、コーチングを学んでいる方、コーチングに興味のある方のために企画をしました。
対人支援の関わりの中で、とても大切なポイントとして「気づき」があります。

コーチングのセッションにおいても、ゲシュタルト療法のワークにおいても、この「気づき」が無ければクライアントに変化は起こりません。

この時代において、この人生をどう生きていくのか？
どう生きていきたいのか？

それはあなたの身体が知っています。
ゲシュタルト療法は、あなたの身体に問います。

「人生」にアプローチするのがゲシュタルト療法の大きな魅力です。

実存主義や現象学の哲学が背景になっているゲシュタルト療法は、一人一人に「どのように生きていくのか」を優しく深く問いかけます。
今、表出している現象または症状が、あなたに対してどのような「人生のメッセージ」を伝えてくれているのかと問いかけます。

最近では企業のリーダーシップや人間関係にも独自の哲学を持っている人たちが求められています。マニュアルに基づいた組織論では難しいからです。

ゲシュタルトの世界観にふれながら、ゆっくりと「コーチとしての在り方」「人生」を見つめていく時間を過ごしましょう。そして、深い気づきと変容を楽しみましょう。

ゲシュタルトは人を一つの有機体として扱います。そのために精神と身体を一つの有機体としてみて、知識による知的な気づきではなく、からだ（身体・精神）からの気づきや深い洞察へのアプローチをします。そのため、通常は対面でワークショップを行っておりますが、ゲシュタルトに初めて触れる方、遠方の方にも気軽にご参加いただけるようオンラインで開催させていただくことにしました。

オンラインではありますが、ワークの時間もしっかりとっております。
午前中は、ゲシュタルト×コーチングのポイント、理論、実践についてお話をします。午後からはワークを行います。

ゲシュタルト療法はまず体験をすることから始めます。自分の生き方や問題をワークしながら進みます。例えば「今―ここ」という言葉ではなく、「今―ここ」で私の身体を体験する瞬間を積み重ねていきます。人間関係においても「今―ここ」の瞬間に、私はどのように相手とコンタクトしているのか、どのように避けているのかを体験するのです。
このようにしていくことで本来の自分の独自性が生まれてきます。それが存在感となったります。

ゲシュタルト療法は、ユダヤ人の精神分析医フレデリック・パールズ（Frederic s Perls)と、ゲシュタルト療法心理学者で妻のローラ・パールズ（Laura Parls)とポール・グッドマン（Paul Goodman）によって創られました。

ゲシュタルトはドイツ語で「豊かな全体性（plump wholeness）」という意味です。ゲシュタルト療法が目指すところは、環境の中にいる生体機能としての気づきを高め、自己成長、成熟していくことです。

【当日の内容】

■午前：ゲシュタルト療法の概要レクチャー
■午後：ゲシュタルト療法ワーク（当日は３~4名の方にクライアントをしていただく予定です）
■質疑応答

当日は参加者の皆さまと一緒に創り上げていく時間となります。ご自身の課題やテーマを明確にした上でご参加いただくと、より体感していただけます。また、明確でない場合は是非当日たくさん質問をしたりワークでクライアント役をされてみることをオススメします。

※当日投影するスライドの配布は行いません。
※お昼休憩は1時間です。
※延長した場合は17：30になりましたら自由に退出していただいても大丈夫です。

縁あって、ゲシュタルト療法と出会いました。それ以来、自分の生きづらさが私の個性となり、私はどう生きていきたいのか？自分自身と本気で真摯に向き合う時間を過ごしてきました。

本来だれもが持っている「気づく」力、本来持っている豊かな全体性を思い出していくプロセス、その人らしく生きていく力を大切に身体の声を聴くきっかけを創りたく、今回主催させていただきました！
沢山の方に届きますように。祈りを込めて。

講座1週間前までのキャンセルは全額返金いたします。それ以降のキャンセルは主催者の都合による中止の場合を除き、返金致しかねますのでご了承ください。やむを得ず欠席された場合は録画のシェアがありますのでご安心ください。

問い合わせ：上のメールアイコンからご連絡ください。