言ってはいけない「勉強しなさい」
北海道で小中学生向けの学習塾を展開しておりますシオヤタカハルと申します。もと公立高等学校の教師で、みなさんには「しおちゃん」と呼んでいただいております。「元氣アップ」テーマの講演・研修講師でもあります。
ところで、あなたはお子さんに「勉強しなさい」と言った経験がありませんか?
実は、この「勉強しなさい」は学習を向上させるのに効果がないどころか、かえって逆効果となってしまうという研究データが発表されています。
「えっ!そうなの?そうは言っても「勉強しなさい」と言わないと、ホントにうちの子、勉強しないし…」
では、みなさんが上司や家族に「おい、それでやってるつもりなんか。ちゃんと仕事しなさいよ」と言われてやる氣が出るでしょうか。
(中略)
保護者の皆さんの元氣アップ
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お子さんの健やかな人間的成長
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しあわせの連鎖
そんなつながりが生まれるよう、私の20年以上の教育研究・実践をまとめております。
手に取ってくださり、本当に嬉しい!
この「はじめに」を読んでくださっている段階でハイタッチしたいです(ワタクシ、日本ハイタッチ普及協会の会長でもあります)。本当はハグしたいくらいです(笑)ソーシャルディスタンスを保つために、ハイタッチもハグも控えておきます。
少しでも笑っていただきながら読んでもらいたい。という思いを込めながら「親が元氣アップして、子どものやる氣スイッチを入れる秘訣」を55個にまとめています。
子育てを頑張ってしまっている親御さんが、悩まれていますね。もしくは、反抗期の子どもを目の前に、何をどうしたら良いかわからなくなっている方もいらっしゃいますね。
どうぞ、肩の力を抜いてお読みくださいね。
そして、最初にお伝えしたいのですが、本書を読みながら「今までの私のやり方が間違っていた」とか思わないで欲しいのです。
この本は、みなさんをジャッジするための本ではありません。
お子様のプラスの変化を信じております。
また、お子様の変化以上に、皆さん自身の笑顔をイメージしています。
そのために、まず「手放す」ことから。
やらなくていいことを知り、手放す。ちょっと身軽になって欲しい。
手放すと必要なことが入ってきます。動ける余裕が出てきます。
余裕が出てきたところで、やったほうがいいと思うことを、できるところから楽しくやっていきましょうか。
さあ、元氣アップ大作戦のはじまりです。