皮膚の機能の一つに外界からの刺激から身体を守るという役割があります。
靴による刺激などの外力が加わると、皮膚の機能がはたらき、皮膚の表面の角質層を厚く硬くして身を守ります。
それがタコやウオノメ・ガサガサカカトです。
本来足には3つのアーチの構造が存在しており、歩行時の衝撃吸収や安定性を高める役割をしています。
足の筋肉や靭帯が加齢や運動不足によって弱くなると、このアーチ構造が崩れてしまいます。
その状態には扁平足・開帳足などがあり、放置することによって外反母趾や内反小趾、外反扁平足という変形を引き起こしていることがあります。
また土ふまずが何らかの原因で高すぎるハイアーチや、
足指が地面に接していなかったり、適切に使えていない浮き指
という状態の方がいます。
このように足が変形している状態でサイズや形が足に合っていない靴を履くと、出っ張っている部位が靴に当たったり、摩擦を受けるなどの外的刺激が加わることで角質トラブルが起こります。