富山県を拠点に快適で豊かな暮らしの創造と地球に優しい環境づくりに貢献する日本海ガス絆ホールディングス株式会社と、東京などを拠点に地球スケールでの豊かな社会づくりを目指す株式会社INPEXとともに、全国の学生がプロジェクトチームをつくり、富山県の地域課題を解決する「実践型新規事業開発インターンシッププログラム」を実施しました。
今回取り組んだテーマは2つ。
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①「都市ガス会社の強みを活かした移住サービス」
都市ガス会社の強みや隠れたアセットを精査し、既存サービス「お試し移住サービスためスモ」を基軸に、若者ならではの富山県への斬新な移住サービスを開発する。
②「都市ガス会社だからこそできる地域包括SDGs」
都市ガス会社が本気でSDGsに取り組むためにできることとは。
富山市とのSDGs推進に関する包括連携協定をいかして、官民連携で地域を変える新しいSDGsの取り組みを生み出す。
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主に首都圏と富山から、11名の学生が参加。
それぞれのテーマを選んだ学生が「①」は1チーム、「②」は2チームの計3チームに分かれ、3ヶ月にわたり課題解決型新規事業開発に挑戦しました。
プログラムとそれぞれの内容は、下記の通りです。
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<8月16日(月) オンライン講義&ワークショップ Vol.1>
INPEX 渡邊氏より、エネルギー会社とは何をする会社なのか・INPEXの仕事とは・INPEX4UChallenge Labとは、についてご説明頂きました。
また、日本海ガス 阿部氏より、富山県の概要についてや、本海ガスの事業についてご紹介頂きました。
そのあと学生はそれぞれのチームに分かれ、自己紹介。初めて顔を合わせる他の地域・大学のメンバーとのコミュニケーションを楽しみながら、これからのインターンに向けて仲を深めていきました。
<8月19日(木) オンライン講義&ワークショップ Vol.2>
ソトコト編集長 指出一正氏にご登壇いただき、関係人口・交流人口を創出する上で大切にすべき考え方や、地域に入ってプロジェクトを行うために意識すべきことなどをお話し頂きました。
学生たちワークショップでは、それぞれが必要になりそうな情報を調べ「日本海ガスだからこそできることは何か」を意識しながら、これからどうやって課題を設定していくべきかを話し合う時間となりました。
<8月23日(月) オンライン講義&ワークショップ Vol.3>
「SDGsという考え方がいつ・なんのためにできたのか」というところから、富山県のSDGsに対する取り組みやそのきっかけなど、SDGsの第一線で研究をしている国立環境研究所 主任研究員 藤野純一氏にご講演頂きました。
その後学生は、調べていく中で出てきた疑問点を各チームのメンターにぶつけ、解決すべき課題をだんだんと絞っていきました。「テーマ」「日本海ガス」「新規事業(収益化)」をそれぞれうまく絡めたアイデアを模索していきます。
<8月30日(月) オンライン講義&ワークショップ Vol.4>
株式会社ボランチ 代表取締役 松重宏和氏より、そもそも「アイデア」とはどういうことか・アイデアを考える上で意識すべきことは何か、など実際の事例を交えながらご講演頂きました。
学生たちのワークショップも、発想についての講義を受けた後のためアイデアを出すことへのハードルが下がり、今までよりも議論が活発化した印象がありました。
<9月8日(水)〜10日(金) オンラインワークショプ>
本来ならば現地富山に集合して3日間のフィールドワーク&ワークショップを行う予定でしたが、コロナウイルスの影響でオンライン開催に。
初めて顔を合わせられる機会だっただけに非常に残念です。そのため、学生たちには、別日で個別にそれぞれで富山を訪れてもらい、気になる箇所を周ってもらいました。
この3日間は、主に学生たちの話し合いの時間でした。
取り組む課題、コアにするアイデアも決まりつつあり、あとはどこを詰めていくかが議論の焦点に。
途中、環境活動家の露木しいな氏にご登壇頂き、環境に関心を持ったきっかけや、露木さんの行動力の源などについてお話し頂いたり、富山 宇奈月温泉にあるお土産屋さん「中島観光百貨店」の中島さんに富山のウンチクを語ってもらいながら人気のお土産を解説して頂く時間もありました。
露木さんのお話から受けた影響を反映させたり、中島さんのお話で富山への理解をより深めたりしながら、各チームで話し合いを進めていきました。
3日目の10日(金)には中間報告プレゼンも行い、10月に向けて今どんな事を考えているのかを発表。良い点や課題点がクリアになり、今後のブラッシュアップに繋げます。
<10月16日(土) 最終成果報告会>
緊急事態宣言も明けたため、富山市にて開催いたしました。現地で集まることができ、オンラインでしか会っていなかったメンバーやメンターとやっと顔を合わせ、自然と顔もほころびます。
この日は、日本海ガス絆ホールディングス 関係各社の役員の方々が集まる中、学生たちが新規事業案をプレゼンしました。
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やり切った学生たちの顔はとても晴れやかで、この日でプログラムが終わることを惜しむ声も。
最後には全員で交流会を行い、この日やっと会えたメンバーや、INPEX・日本海ガスの方々とこれまでの振り返りを行いました。
このインターンを機に、これからも学生たちと富山県・日本海ガスとの関係が続いていく事を祈っています。
そして、ここで得た知識と経験を、今後の人生に活かしてもらえればと思います。
3ヶ月間、本当にお疲れ様でした!
また会える日を願っています!
富山県を拠点に快適で豊かな暮らしの創造と地球に優しい環境づくりに貢献する日本海ガス絆ホールディングス株式会社と、東京などを拠点に地球スケールでの豊かな社会づくりを目指す株式会社INPEXとともに、全国の学生がプロジェクトチームをつくり、富山県の地域課題を解決する「実践型新規事業開発インターンシッププログラム」を実施します!
■ 学生時代に本気になれる何かをしたい
■ 地方再生のために何か貢献したい
■ 自分に合うのは都市か地方か知りたい
正解がない今だからこそ、私たちが「今」できることを、企業とタッグを組んで富山県で一緒に見つけませんか?
※本プログラムは株式会社INPEXのサポートのもと、INPEX 4U ChallengeLabの取組の一環として運営されています。
※新規事業開発にあたっては外部のメンターや講師が二人三脚でサポートします。
日程 | 2021年7月~10月(オンラインとオフラインを併用して実施します) ※オンラインワークショップや現地訪問の正式な日程は、できるだけ全てのプログラムにご参加いただくため、本インターンへの参加が決まったメンバーの予定を踏まえ、6月中に面談等にて調整の上決定します。 |
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対象 | 地域課題解決に携わりたい大学生・大学院生 |
定員 | 8名(4名1チーム×2) |
参加費 | 無料(現地フィールドワークに際して必要な交通費及び宿泊費は主催者が原則負担します。) ※ただし「自宅から最寄駅までの往復費用」及び「現地での飲食費用」は参加者にご負担いただきます。 |
申込方法 | Googleフォームよりお申し込みください。 |
申込〆切 |
2021年6月6日(日) ※募集期間を延長しました |
主催 | 株式会社INPEX / 日本海ガス絆ホールディングス株式会社 |
後援 | 富山県 |
運営 | INPEX 4U Challenge Lab「地域課題解決実践型インターンシップ Future TOYAMA Lab」運営事務局(株式会社陽と人) |
問い合わせ | |
参加費 | 無料(現地フィールドワークに際して必要な交通費及び宿泊費は主催者が原則負担します。) ※ただし「自宅から最寄駅までの往復費用」及び「現地での飲食費用」は参加者にご負担いただきます。 |
都市ガス会社が本気でSDGsに取り組むためにできることとは。
富山市とのSDGs推進に関する包括連携協定をいかして、官民連携で地域を変える新しいSDGsの取り組みを生み出す。
※オンライン面談・選考の際に担当したいテーマを選んで頂き、チーム分けをします。
都市ガス会社が本気でSDGsに取り組むためにできることとは。
富山市とのSDGs推進に関する包括連携協定をいかして、官民連携で地域を変える新しいSDGsの取り組みを生み出す。
参加者申込受付 オンライン面談・選考
※参加申込を頂いたのちオンライン面談のご連絡を個別にさせて頂きます。
※応募者多数の場合は、参加者を選考します。
基礎知識を学ぶ講義+ワークショップ<4回>【オンライン】
(講義について)
・事業背景について理解していただくため、第1回に下記テーマについてのオリエンテーションを実施します。
-INPEXと4UChallenge Labついて
-地域における、⽇本海ガスの役割について
-富山県について
・第2回以降、関係人口/交流人口/定住人口、SDGs、アイディアの発想法など、社会性のある新規事業を検討する際に必要となる基礎知識を学びます。
・参加メンバーでチームビルディングを行います。
・現地への質問・ヒアリングを行ったり、チームごとに新規事業を検討し、メンターと共にブラッシュアップを行います。
※オンラインでの講義・ワークショップは各回4時間程度を予定しています。
フィールドワーク【4泊5日で富山県訪問】※
・事前のオンラインでのリサーチやインプットを踏まえ、実際に富山県や日本海ガス絆ホールディングス株式会社の現場を肌で感じ、オンラインワークショップで検討した仮説の検証を行います。
・現地フィールドワークで必要な情報を収集したのち、提案する新規事業についてチームごとにブラッシュアップをします。
・現地でのリサーチやインプットを踏まえ、提案する新規事業についてチームごとにブラッシュアップをします。
・現地にて提案する新規事業についてチームごとにプレゼンを行います。
※オンラインワークショップや現地訪問の正式な日程は、できるだけ全てのプログラムにご参加いただくため、本インターンへの参加が決まったメンバーの予定を踏まえ、6月中に面談等にて調整の上決定します。
※現地フィールドワークに際して必要な交通費及び宿泊費は主催者が原則負担します。ただし「自宅から最寄駅までの往復費用」及び「現地での飲食費用」は参加者にご負担いただきます。
※新型コロナウイルス感染症の状況次第では、オンラインフィールドワークに変更になる可能性もございます。
基礎知識を学ぶ講義+ワークショップ<4回>【オンライン】
(講義について)
・事業背景について理解していただくため、第1回に下記テーマについてのオリエンテーションを実施します。
-INPEXと4UChallenge Labついて
-地域における、⽇本海ガスの役割について
-富山県について
・第2回以降、関係人口/交流人口/定住人口、SDGs、アイディアの発想法など、社会性のある新規事業を検討する際に必要となる基礎知識を学びます。
・参加メンバーでチームビルディングを行います。
・現地への質問・ヒアリングを行ったり、チームごとに新規事業を検討し、メンターと共にブラッシュアップを行います。
※オンラインでの講義・ワークショップは各回4時間程度を予定しています。