「からだ」と「こころ」双方に影響を与えて
「気持ちいい」と言ってもらえる治療を目指しています。
鍼灸は病んでいる"部分"ではなく、
"身体全体"を治すのにとても有効です
私たちは患者様に寄り添い、患者様が本来持っている力を
鍼灸によって高めるお手伝いをさせて頂きます。
「からだ」と「こころ」双方に影響を与えて
「気持ちいい」と言ってもらえる治療を目指しています。
鍼灸は病んでいる"部分"ではなく、
"身体全体"を治すのにとても有効です
私たちは患者様に寄り添い、患者様が本来持っている力を
鍼灸によって高めるお手伝いをさせて頂きます。
院名 | ふじさわ鍼灸院 |
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院長 | 藤澤 知保 |
住所 | 〒227-0043 神奈川県横浜市青葉区藤が丘1-25-4 ビューホームズII 101 |
フリーダイヤル | 0037-60-3027740 |
受付時間 | 10:00~18:00(予約制) ご予約いただければ、18時以降でも対応いたします。 |
定休日 | 水曜・日曜 |
アクセス | 東急田園都市線「藤が丘」駅から徒歩5分(「昭和大学病院」近く) |
定休日 | 水曜・日曜 |
■自律神経とは
自律神経の働きについて、北関東循環器病院院長 南 和友先生は次のように言っています。
「人間の身体には2種類の神経が張り巡らされています。1つは手足、目、首を動かす神経(随意神経)であり、もう1つは自分の意志では動かすことのできない神経(不随意神経)です。
後者は、神経が人の意志から独り立ちしていることから"自律神経"と名付けられています。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、それぞれ相反する働きを持っています。
人の自律神経は車に例えればアクセルとブレーキのようなものです。体を能動的に動かそうとすればアクセルである交感神経が働き、休もうとすればブレーキの役割をする副交感神経が働きます。
車の場合には運転手が足でアクセルやブレーキを調整し、適正な速度を保ちながら走らせますが、人間の場合は生まれつき体に備わっている自律神経が「五感」「感情」といった高性能なセンサーで自動的に働き、時に早く時にゆっくり作用して体のバランス(ホメオスタシス)を保ちながら、健康な体の維持に役立っています。」
(参考資料『健康と自律神経・血液循環の関係について』)
■自律神経失調症とは
自律神経失調症は、自律神経の「五感」「感情」といった高性能なセンサーの自動的な働きが低下して、体のバランス(ホメオスタシス)が保てなくなることです。
自律神経失調症になると、特に原因が思い当たらないのに様々な症状が現れます。
例えば...
慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり 不眠、便秘、下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ 口やのどの不快感、頻尿、残尿感
などといった症状です。
精神的な症状としては イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない憂鬱になる、感情の起伏が激しい、あせりを感じるなど症状はいろいろあります。
■うつ病にみられる症状
1)自身で感じる症状
憂うつ、気分が重い、気分が沈む、悲しい、不安である、
イライラする、元気がない、集中力がない、好きなこともやりたくない、
細かいことが気になる、悪いことをしたように感じて自分を責める、
物事を悪い方へ考える、死にたくなる、眠れない
2) 周囲から見てわかる症状
表情が暗い、涙もろい、反応が遅い、落ち着かない、飲酒量が増える
3) 身体に出る症状
食欲がない、体がだるい、疲れやすい、性欲がない、頭痛、肩こり、
動悸、胃の不快感、便秘がち、めまい、口が渇く
(宮岡等:内科医のための精神症状の見方と対応、医学書院、1995を改変)
「うつ病」には「自律神経失調症」と共通する症状があります。ただし、「うつ病」には「悪いことをしたように感じて自分を責める」「物事を悪い方へ考える」「死にたくなる」など深刻な症状があります。
医療機関に通院しながらでも、鍼灸治療はできます。
■更年期障害とは
「更年期」とは閉経を挟んだ前後約10年間のことを指します。
初潮の年齢が人それぞれに異なるように、閉経の年齢にも個人差がありますが、日本人女性は50歳前後と言われています。
更年期障害は、この更年期にあらわれる不定愁訴をまとめた症候群です。
当院にいらっしゃる更年期障害の患者様が訴える症状は、
動悸、血圧の変動、腹痛、頭痛、めまい、耳鳴り、疲労感、息切れ、腰痛、しびれ、多汗、手足の冷え、
情緒不安定、イライラ、不安感、不眠などです。
■WHO(世界保健機構)が鍼灸の有効性を発表
1996年、WHO(世界保健機構)は更年期障害に対して鍼灸が有効であると発表しました。
中国伝統医学では、更年期障害は生命活動と深く関わっている腎の力が低下し、月経が停止した状態、
いわゆる閉経の前後に生じると言っています。
この「腎気の衰え」を改善していくのは鍼灸が得意とします。
全身の気血の流れが「腎気の衰え」(陰気)によって、陽の気が実(じっ)して偏ってしまい、
イライラする、突然カーッと熱くなる、冷や汗がでるなどの症状を陽実と診ます。
「心身を動かすエネルギー(気血)」の通路(ネットワーク)である「経絡」の滞りを潤滑に流れるようにすることによって、陽の気を押さえ、「腎気の衰え」(陰気)を補い、心身の不調を調えていきます。
そのことによって自律神経のバランスが保てるようになっていきます。