十書家(とおしょか)
大倫書道会師範、日本教育書道藝術院師範科卒。
6 歳で書道を始め古典的な書を学び続けていたが、25歳の時、ドイツ留学中に、手本が無いと作品を創れないと言う事実に愕然とし、「自らの中から出てくる思いを表現する書」を作ることを決意。
帰国後、7年間の会社員生活を経て書家として独立。見る人が「書というよりは絵画」というように書の既成概念を覆すような独自の作風で、物事の本質を表現するアーティスト活動を行う傍ら、ワークショップの開催、ロゴ作成などを行う。
一方で、もともと字が上手だったわけではなく普段書く字には強烈なコンプレックスがあった。紆余曲折を経て25歳頃ようやく自分の納得できる書き方に落ち着く。
その際、文字の「バランスの取れた状態」というのは無数にあるということに気づき、美しい文字ではなく自分らしさが表れる文字の探求を続けている。
また、あまたの手書き文字を眺め続けてきた結果、2017年秋頃から書かれた文字から書いた人の状態が読み取れるようになる。的中率は90%以上。
平野燿華公式HP
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