地域型住宅グリーン化事業とは、
政府が推進している省エネ関連事業の一つです。
大手メーカーではなく地場で営業している中小工務店が対象で、
一定の水準をクリアした住宅を建築することで補助金が交付されるというものです。
地域型住宅グリーン化事業の主な目的は、「地域における木造住宅の生産体制の強化」「環境負荷の低減」の2つです。
近年では、鉄筋コンクリート造りの建築物や高層ビル群など環境に良いとはいえない建築物が増えており、そのほとんどが大手メーカーによる建造物になります。
そこで、政府は環境に配慮した
優良木造住宅を提供している企業に対して支援を行い、
省エネ住宅の増加と地域産業の振興を狙っているのです。
地域型住宅グリーン化事業では、
国土交通省の採択を受けた住宅供給グループ
(原木供給・製材・建材・設計・施工などの業者)
が建てる省エネルギー性能や耐久性能などに
優れた木造住宅が対象になります。