Food Loss Changersは消費期限切れの食品から紙を作る企業です。
災害が起こった時のために備蓄していたけれど、賞味期限が切れたという理由で自治体などがお金をかけて廃棄してしまっている状況から、Food Loss Changersが災害用備蓄品を救い出すことができます。そんなFood Loss Changersについてこれから紹介していきます!
食品ロスとは?
みなさん、日本の食品廃棄物についてご存じでしょうか?なんと、年間2759万トンもの食品廃棄物等が出されています。
このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は643万トンです。
災害用備蓄品は対処されていない
これだけでも膨大な量が廃棄されていることがわかると思いますが、この数字に含まれていないものがあるのです!それが「災害用備蓄品」です。災害用備蓄品とは、災害が起こった時を想定し、それに備えて、水や食料などの日用品の蓄えのことを言います。朝日新聞の2018年の調査記事によると、2016年度には滋賀と大阪だけでも合わせて14万8千食(約1万4800トン)が廃棄されているのです。
この現状をなんとか変えたいを思い、「災害用備蓄食品」に注目しました。その中でも、賞味期限が切れて捨ててしまっているお米(アルファ―米)にスポットを当てました!
廃棄するにはもったいない!
災害用備蓄品は各家庭にもあると思いますが、賞味期限が切れて捨ててしまったことはないでしょうか?このことが、企業や自治体、学校にも当てはまります。しかも量が膨大で、お金をかけて捨ててしまっているのです。
実際、一部の自治体(17の自治体)が廃棄するのにかかった金額を総計すると、少なくとも3億円になるのです。このお金もったいなくないですか?この問題を解消するのがFood Origin Paperです!
Food Origin Paperとは?
Food Origin Paperとはお米(災害用備蓄品中の賞味期限が切れたもの)を使った紙のことです!ただ、100 %お米の紙というのではなく、紙をつくる原料の中にお米を混ぜて作ります。本来捨てられるはずのものが別の使えるものになるのです!
これを作ることによって、自治体が廃棄にかける費用を削減することができ、住民サービスを充実させることが出来るのです!
私たちの思い
食料を廃棄するために使われていたお金が無くなったら何に使えると思いますか?子どもたちが遊べる公園を作ったり、働いているお母さんの支援をしたり…。
最初は身近なところから笑顔になる人や幸せになる人が増え、それを日本全体に広げることが私たちの目標であり、思いです。
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