決済つきの予約システムが3,940円〜/月

サプリメント販売員
葉酸サプリ
辛口比較!

「結局、どの葉酸サプリがいいの?」

葉酸サプリ選びは、お腹の中の赤ちゃんにも関わる重要な選択です。

だからこそ、本当に妊活効果のある葉酸サプリメントを選んでほしい。

そんな思いから、サプリメント販売員である私が本音・辛口で葉酸サプリを比較し、本当におすすめできる葉酸サプリメントをご紹介します。
最近、「妊活」という言葉を頻繁に耳にするようになりました。

妊活という概念が世の中に浸透するにつれて、葉酸サプリメントの知名度や需要も高まっています。

これに伴って、葉酸サプリメントや妊活サプリメントに関連する商品が多く誕生しているため、妊活を考えている方たちにとっては、数多くの選択肢の中からひとつの葉酸サプリを選択することが非常に難しくなっているように感じられます。

このページでは、日頃サプリメント販売員として職に従事している私が、徹底的に各社の葉酸サプリメントを辛口に比較し、本音でおすすめできる葉酸サプリをご紹介します。

葉酸サプリと妊活効果の関係

「葉酸は妊活に効果がある」と聞いたことがある方は多いでしょう。

しかしながら、「なぜ、どのように、葉酸が妊活に効果を発揮するのか」については知らないお客様がとても多くいらっしゃいます。

まずは、葉酸という成分そのものや、妊活効果との関係についてご紹介したいと思います。

葉酸サプリには2つの効果がある

葉酸サプリメントは、大きく分類すると2つの効果が期待できます。

  • 胎児の先天異常を予防する効果
  • 母体を妊娠しやすい状態に整える効果

意外と知られていないのは、前者の「先天異常に関する効果」です。

葉酸を摂取することにより、「胎児の神経管形成における先天異常」のリスクを低減させることができるという研究結果が出ています。

厚生労働省が発行する『日本人の食事摂取基準』という資料には、葉酸の効果・効能として上げられているのは前者のみです。

では、後者の効果・効能はウソなのかと言えば、決してそうではありません。

「妊娠しやすい身体つくり」という目的での葉酸服用は、決して間違っているわけではなく、現在市場にて販売されている多くの葉酸サプリメントは、葉酸以外にも多くの「妊活成分」が配合されているからです。

一般的に知られている事実ではありますが、妊活時に限らず、多くの栄養素をバランスよく総合的に摂取することが健康的な身体を維持するための基本です。

そのため、葉酸だけを摂取したところで、日々の栄養バランスが偏っていれば不健康であることに変わりありません。

そこで、多くの葉酸サプリメントは、日常における食事からの栄養素摂取を前提としつつ、妊娠初期の女性に不足しがちな栄養素を豊富に含有することで、妊活における栄養面のサポートをするのです。

葉酸は、身体に対して単体で作用するのではなく、他の栄養素と互いに作用し合いながら効果を発揮していきます。

つまりは、葉酸サプリメントを選ぶ際には「葉酸との相性がよい栄養素が含有されている」という点も見逃すことができないポイントとなるということです。

葉酸と各種栄養素の関連性に関しては、後述したいと思います。


葉酸サプリで妊娠しやすくなる?

葉酸サプリメントを服用すると妊娠しやすいという認識は、間違いではありませんが、厳密には少々誤解されている部分もあるように思えるので、この章で解説していきます。

そもそも、葉酸とはビタミンB9にあたる栄養素です。

葉酸サプリメントは医薬品ではありませんから、身体に急激な変化をもたらすような作用は持ち合わせていないのです。

あくまでも、不足しがちな栄養素を補い、栄養バランスを整えることによって、より健康的な身体をつくるためのサポートとして服用するものです。

葉酸サプリメントを飲んだ途端に妊娠しやすくなるというものではないため、正しい認識をもって長期的に服用を続ける必要があります。

多くのサプリメントのパッケージや公式サイトに「効果の実感には個人差があります」等の但し書きがなされているのは、このためです。

たとえ同じサプリメントを、同じだけの量、同じだけの期間に渡って服用したとしても、日々の食事や生活リズムが違えば、葉酸サプリメントによる効果の度合いも変わるでしょうし、実感するかどうかは個々人の感覚によるものですから、メーカー・販売元としても明言することはできません。

もちろん、葉酸やその他サプリメントに含まれる多くの栄養素は科学的・臨床的に妊活に効果があるとされているものですから、正しい方法で長期的に服用すれば、効果は期待できるでしょう。


葉酸サプリの選び方と業界の裏話

葉酸サプリメントの選び方のポイントは、以下の3つです。

  • 販売経路はネットか店舗か
  • 栄養素の含有量は適正量か
  • 製品の企画・製造の過程が透明化されているか


上記は、業界で働く私から見て、特に重視すべきだと感じる視点です。

「裏話」と言うと大袈裟かもしれませんが、一般のお客様が意識していない点や、誤解されがちな点についてお話ししたいと思います。


販売経路はネットか店舗か

葉酸サプリメントの選び方として、その商品の「販売経路」に関して考えたことはありますか?

「ドラッグストアや薬局で買える商品じゃないと」という考え方のお客様もいらっしゃれば、「ネットでも品質が高そうで口コミの良い商品がある」と考えるお客様もいらっしゃいます。

どちらが正しいかについては一概には言えませんが、私個人としては「最近のネット商品は品質が良い」と考えています。

それを裏付ける根拠は下記3つです。

  • ネット販売は「卸(おろし)による仲介」がないから
  • 販売元は中小企業が多く、品質で勝負するから
  • ネット販売は口コミが命だから

それぞれについて、順を追って解説していきます。


1.ネット販売は「卸による仲介がないから」

まず一つ目の「卸による仲介がない」という点は、その販売モデルに着目した考え方です。

大手メーカーのサプリメントとインターネット販売のサプリメントでは、お客様のお手元に商品が届くまでの経路において、下記のような違いがあります。
大手メーカーのサプリメントがお客様の元へと届くまでには、「卸業者」や「小売業者」を経由しています。

メーカーのみならず、卸業者も小売業者も利潤を求めて商売をしている訳ですから、当然のことながら利益(マージン)を上乗せします。

お客様が大手メーカーの製品を購入する場合、製品の原価に加え、メーカーの利益、卸業者の利益、小売業者の利益が上乗せされた金額が、大手メーカーによるサプリメント商品の販売価格となります。

一方で、インターネット上で販売されているサプリメント商品は、メーカーからお客様へと直販しているのです。

そのため、卸業者や小売業者の「中抜き」と呼ばれる利益が上乗せされておらず、より原価に近い状態で販売できることになります。

もちろん、大手メーカーは財力がありますから、一度に莫大な量の発注をかけて安く大量生産する等、価格を抑える努力をしています。

しかしながら、現在はインターネットを通じてお客様に商品を直接届けることができる時代となり、それほど財力がない中小企業であっても、リーズナブルで高品質な商品が製造・販売できるようになったということです。

ちなみに、「リーズナブル」とは価格が安いことではありません。

リーズナブルとは、価格に対して商品・サービスの品質が高いことを指します。

卸業者や小売業者を経由しないインターネット販売の場合、同じ価格帯でもより高品質の葉酸サプリメントをお客様にお届けできるのです。



2.販売元は中小企業が多く、品質で勝負するから

次に、二つ目の理由「中小企業は品質で勝負するから」についてを解説します。

インターネット限定で販売されている葉酸サプリメントの販売元は、多くの場合中小企業に分類される会社です。

大手メーカーは、これまでの長い年月をかけて育て上げた「顧客からの信頼」という名の武器を持っています。

大手メーカーには潤沢な財源があるため、高額な費用のかかるテレビCMを放映することもできますから、製品に対する漠然とした安心感や商品のアピールにおいては大手企業が有利であると言えます。

中小企業がこれに対抗するためには、圧倒的な品質の高さを誇る商品を生み出すしかありません。

そのため、インターネット上で販売されているサプリメントは、含有成分にとことんこだわり、製造工場の品質管理を徹底し、それを前面に押し出す「企業努力」によって、新規顧客からの信頼を獲得しているのです。

理由がなくても信頼される大手企業と、理由がなければ信頼されない中小企業。

だからこそ、中小企業が血のにじむような努力をして作り上げた葉酸サプリメントは、信頼に値する商品に仕上がっているのです。



3.ネット販売は口コミが命だから

三つ目の理由「ネットは口コミが命だから」という理由も、上記に関連します。

今はインターネットが一般化した時代ですから、多くのお客様は商品を購入する際にインターネット上の口コミを重視されます。

ましてや、インターネット限定で販売するからには、インターネット上の口コミ次第で商品の売れ行きが左右されてしまうことは大いにあり得ます。

テレビCMにてイメージアップを図れる大手製品とは異なり、インターネット限定販売の葉酸サプリメントは、製品の口コミでイメージアップを狙うしかないのです。

そうなれば、必然的に製品の品質向上に努め、アフターフォローも充実させる等、多くの工夫が必要になります。

だからこそ、インターネット上で販売されている葉酸サプリメントは品質の高いものが多いのです。


栄養素の含有量は適正量か

葉酸サプリメントの選び方に限った話ではありませんが、栄養素の含有量が適正であるかどうかは最重要事項です。

「身体に良いと言われる栄養素が豊富に入っている=良いサプリメント」という認識では危険です。

各種栄養素には、推奨量耐容上限量という数値が設定されています。

栄養不足はもちろん良くないことですが、過剰摂取もまた問題です。

たとえば、葉酸の適正な摂取量をご存じですか?

18歳から64歳の男女(通常時)の場合、葉酸の推奨量は1日あたり240μgです。

しかし、上記は通常時の推奨量であり、妊娠前・妊娠前期、妊娠中期・後期ではまたこの数値が変わります。

下記の表に、成人女性・妊娠時の推奨量・耐容上限量をまとめます。

成人女性における葉酸の適正摂取量

推奨量
通常時
240μg/日

妊娠計画時
妊娠前期
食事性葉酸240μg
    +
サプリメント等にて400μg/日

妊娠中期
妊娠後期
480μg/日

妊娠中期
妊娠後期
480μg/日

耐容上限量
30歳未満 900μg/日

30歳~64歳 1000μg/日

65歳以上 900μg/日

65歳以上 900μg/日

上記の表のうち、ご自身の年齢や時期に合わせて、適切な葉酸の摂取を心がけてください。

ちなみに、「推奨量」とは、97.5%以上の人が必要量を満たすと考えられる量です。

また、「耐容上限量」は過剰摂取を未然に防ぐ数値として設定されています。

耐容上限量を超えて葉酸を摂取してしまうと、吐き気やむくみ等の副作用が発現する場合もあります。

サプリメントの成分は、含有量が多ければ良いというものではないのです。

サプリメントの成分における含有量が推奨量と同等、または少々超過する程度の量であれば、健康被害等の問題が起きることはほとんどありません。

葉酸サプリメントを選ぶ際には、葉酸やその他成分が適正量にて含有されているものを選びましょう。


企画・製造過程が透明化されているか

葉酸サプリメントの選び方として、「製品の企画・製造の過程が透明化されているか」も重要視すべき点として挙げられます。

インターネット販売の葉酸サプリメントは品質が優れている傾向にあることは上述しましたが、その上で企画・製造の過程についても透明化されている製品を選びたいところです。

これはどういった意味かと言いますと、「どのような専門家が監修し、どのような環境で製造され、どのような栄養素がどのくらい含有されているのか」について明確に示しているサプリメントを選ぶべきだということです。

インターネットにて販売されている葉酸サプリメントの中にも「管理栄養士が監修」「○○(栄養素・食品)を配合」等と謳う商品が多数ありますが、管理栄養士がどれほど深く企画に関わっているのか、その成分の含有量はどれだけなのか、等について明瞭にしているサプリメントは多くはありません。

これらの観点から、透明性の高さは実に重要な比較要素になります。


葉酸サプリを辛口比較

有名どころの葉酸サプリメントを辛口で比較していきます。

サプリメント販売員である私の一意見として、参考程度に捉えていただければと思います。

ちなみに私自身は、下記に紹介するサプリメントの販売元の専属販売員ではありませんので、より公平・公正な比較をしたいと心がけていますが、私個人の意見であることもまた事実であり、鵜呑みにはせず、適切に情報を吟味しながらお読みいただければと思います。

本音でおすすめできる葉酸サプリ

葉酸サプリの辛口比較は長くなりそうですので、まずは結論から申し上げたいと思います。

私が最も、心からおすすめしたいと思う葉酸サプリメントは『ベルタ葉酸マカプラス』です。

かなり緻密に栄養設計された、超高品質なサプリメントと言えるでしょう。

葉酸サプリメントの中でも金額は決して安くはないですし、妊娠後には『ベルタ葉酸サプリ』に切り替える必要がある点がデメリットですが、品質で比較するならば群を抜いておすすめです。

もちろん、葉酸サプリメントは長期的な服用が重要になるため、月々の家計の支出になるわけですから、価格も重要な指標になることでしょう。

しかし、葉酸サプリメントは、お腹の中の赤ちゃんが元気に正常な状態で生まれてくるために欠かせない栄養を摂取するためのものであるため、可能であれば金額よりも品質を重視していただきたいところです。

ベルタ葉酸マカプラスのおすすめポイントは下記のとおりです。

  • 妊娠計画期・妊娠前期に特化している
  • 専属の管理栄養士が監修、妊活相談も
  • 栄養素の含有量まで明示されている
  • 9つの成分で「栄養機能食品」に該当


1.妊娠計画期・妊娠前期に特化している


他社の妊活サプリや葉酸サプリのうち、多くは「妊娠前から飲み、妊娠発覚後は医師に相談しながら飲み続けることができる」というようなスタンスのものが多いです。


しかしながら、ベルタ葉酸マカプラスの場合、「妊娠後はベルタ葉酸サプリに切り替え」が推奨されています。

これは、ベルタ葉酸マカプラスが妊活中や妊娠前期に特化した栄養素で構成されているからです。

含有成分を見ると、「より妊娠しやすい身体づくり」に焦点を当てて設計されていることが分かります。

そして、切り替え先であるベルタ葉酸サプリよりもベルタ葉酸マカプラスが高額なのは、それだけ妊活中・妊娠前期に必要な栄養素が多いからです。

企業の利益を優先する場合、おそらく高額なベルタ葉酸マカプラスを継続して飲み続けてもらった方が会社の利益は増えるように思えますが、妊娠後期にはより安価なベルタ葉酸サプリに切り替えさせるのも、実に良心的な企業であることを示しているのではないかと思います。



2.専属の管理栄養士が監修

ベルタ葉酸マカプラスは、専属の管理栄養士が監修しています。

「監修」という言葉は便利なもので、全工程を指導・監督した場合にも、一部工程に意見を提示しただけの場合でも使用されます。

「管理栄養士監修」のサプリメントは多いですが、「専属管理栄養士による監修」のサプリメントは意外にも少ないものです。

ベルタ葉酸マカプラスを販売する株式会社ビーボには、常に専属の管理栄養士が在籍しており、サプリメントの栄養成分の設計のみならず、購入者の妊活相談等、アフターフォローにまで参加しています。

企業が専属の管理栄養士を長期的に雇用する場合、当然のことながら、商品開発の際にのみ監修してもらう場合とは桁違いの報酬を支払うことになります。

このような面からも、顧客のニーズに応えようという真摯な姿勢と企業努力が伺えます。



3.栄養素の含有量まで明示されている

ベルタ葉酸マカプラスは、公式サイトで成分の含有量まで明記しています。

成分の明記については当たり前のことのようにも思えますが、含有量まで詳細に表示しているサプリメントは多くありません。

たとえば、男女ともに妊活に対する効果が高いとされる『マカ』や、国連やNASA等からも注目を集めるスーパーフード『スピルリナ』を含有しているという妊活サプリメントは多いですが、実際にどれだけの量を含有しているかは明記されていない商品が多いです。

ベルタ葉酸マカプラスの場合、1日あたりの用量に対して国産マカが33mg、スピルリナは0.3mg配合されていることが明記されています。

公式サイトでは、下記の栄養成分について含有量が明記されています。

  • 葉酸
  • マカ
  • イソフラボン
  • スピルリナ
  • ピニトール
  • コエンザイムQ10
  • ビタミンE
  • 鉄分
  • 亜鉛


何が含有されているかよりも、何が「どれだけ」含有されているかに注目して、葉酸サプリメントを選ぶことが大切です。



4.9つの栄養素で「栄養機能食品」に該当

「栄養機能食品」とは、サプリメントの1日あたりの用量に含有される栄養成分が、国の定めた基準の上限・下限に適合している商品だけが名乗ることのできる名称です。

ベルタ葉酸マカプラスの場合は、下記の9つの栄養素において「栄養機能食品」に該当します。

  • 亜鉛
  • ビタミンB1
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • ビタミンB12
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ナイアシン
  • ビタミンA


ちなみに、葉酸サプリメントで9つも該当している商品は、他にありません。

また、ビタミンB3にあたる「ナイアシン」も、胎児の先天奇形の予防に効果を発揮することで知られる栄養素です。

その他の『ベルタ葉酸マカプラス』に関する情報は、下記サイトに分かりやすくまとめてあったので、リンクにて引用させていただきました。



葉酸サプリの比較項目

葉酸サプリメントの比較項目として、下記の表の6項目を設定します。

そのうち、特に重視すべき点は上から3つの「葉酸の種類」「葉酸の配合量」「栄養機能食品の該当成分数」です。

比較の際には、参考値として価格も記載しますが、今回は「葉酸サプリメントの品質」を比較しますので、優先度は低めに設定してあります。

1.葉酸の種類
葉酸には、天然の食品に含まれる「ポリグルタミン酸型葉酸(天然葉酸)」と、天然葉酸が体内に取り込まれる際に分解・変換されて生成される「モノグルタミン酸型葉酸」があります。厚生労働省が妊活中の摂取を推奨しているのは後者の「モノグルタミン酸型葉酸」です。モノグルタミン酸型葉酸は体内での変換ロスが少ないため、より効率的に吸収できます。
2.葉酸の配合量
妊活中や妊娠前期に必要な葉酸の摂取量は、食事性葉酸240μgに加え、モノグルタミン酸型葉酸400μgです。耐容上限量は年齢によって変動しますが、成人の場合900μg~1000μgです。基本的には、サプリメントでモノグルタミン酸型葉酸400μgが摂取できれば良いでしょう。先述のとおり、含有量が多ければ良いというものではありません。
3.栄養機能食品の該当成分数
栄養機能食品に該当する商品は、国の定めた基準に適応しているサプリメントです。各栄養素において「栄養機能食品」に認定されます。つまり、該当成分が多ければ多いほど、ひとつのサプリメントで複数の栄養素を適正量摂取することができます。葉酸以外の成分までバランス良く配合されているかどうかを見極める指標として「いくつの成分が栄養機能食品に該当するか」を比較します。
3.栄養機能食品の該当成分数
栄養機能食品に該当する商品は、国の定めた基準に適応しているサプリメントです。各栄養素において「栄養機能食品」に認定されます。つまり、該当成分が多ければ多いほど、ひとつのサプリメントで複数の栄養素を適正量摂取することができます。葉酸以外の成分までバランス良く配合されているかどうかを見極める指標として「いくつの成分が栄養機能食品に該当するか」を比較します。
4.含有成分の種類と含有量の透明性
より多くの成分が配合されているサプリメントほど魅力的に映るものです。この感覚は決して間違いではありませんが、含有成分の数が多いだけでは意味がありません。ごく微少量を配合しているだけで「○○配合」と表示されている可能性もあります。それぞれの成分を「どれだけ含有しているか」が明記されているものを選びましょう。
5.製造環境の安全性
製造工場の品質管理が徹底されているものを選びましょう。具体的な指標としては下記が挙げられます。

  • GMP認定工場で製造されている
  • 放射能検査を実施している
  • 農薬試験を実施している

6.添加物の有無と無添加の該当数
葉酸サプリメントは、妊娠しやすい身体づくりのためだけでなく、赤ちゃんの先天異常を予防するために摂取するものです。赤ちゃんの身体に有害な物質を与えずに済むよう、添加物が少ない葉酸サプリメントを選びましょう。特に、「どの添加物を配合していないのか」について明記されている商品をおすすめします。「無添加」と書かれていても、何の添加物において無添加なのかを確認しておきたいところです。
6.添加物の有無と無添加の該当数
葉酸サプリメントは、妊娠しやすい身体づくりのためだけでなく、赤ちゃんの先天異常を予防するために摂取するものです。赤ちゃんの身体に有害な物質を与えずに済むよう、添加物が少ない葉酸サプリメントを選びましょう。特に、「どの添加物を配合していないのか」について明記されている商品をおすすめします。「無添加」と書かれていても、何の添加物において無添加なのかを確認しておきたいところです。

辛口比較の対象サプリメント

辛口比較の対象とする葉酸サプリメントは、下記のとおりです。

  • ベルタ葉酸マカプラス
  • elevit(エレビット)
  • makana(マカナ)
  • mere me(メルミー)
  • ピジョン「葉酸カルシウムプラス」
  • mitete(ミテテ)
  • mamanic(ママニック)
  • mitas(ミタス)

尚、比較表の項目の前には」「」「にて評価を付け、最後にコメントを添えることとします。

葉酸サプリメントを辛口比較

ベルタ葉酸マカプラス
葉酸の種類 モノグルタミン酸型葉酸

葉酸の配合量 400μg

栄養機能食品の該当成分 9種(亜鉛、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンE、ナイアシン)

含有成分の種類と含有量の透明性 178種(マカ:33mg、イソフラボン:10mg、スピルリナ:0.3mg、ピニトール:0.3mg、コエンザイムQ10:3mg、ビタミンE:22.9mg、鉄分:10.02mg、亜鉛:9.37mg…)

製造環境の安全性 GMP認定工場・農薬試験・放射能検査

無添加の該当数 13種無添加(香料・着色料・保存料・香料発色剤・漂白剤・防かび剤・膨張剤・苦味量・光沢剤・酸味料・増粘安定剤・甘味料・pH調整剤が無添加)

価格・内容量 6,980円(税込)/120粒・30日分

コメント 価格が高いのがネック。しかし、含有成分の充実度や透明性、品質管理の徹底等、価格面をカバーするだけの高品質であるためおすすめしたい。また、価格の面は定期便での申込で割引が適用され、初回1,980円・2回目以降4,480円で購入可能。
栄養機能食品の該当成分 9種(亜鉛、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンE、ナイアシン)

elevit(エレビット)
葉酸の種類 モノグルタミン酸型葉酸

葉酸の配合量 800μg

栄養機能食品の該当成分 1種(マグネシウム)



含有成分の種類と含有量の透明性 18種(ビタミンB1:1.3mg、ビタミンB2:1.5mg、ナイアシン12mg、ビタミンB6:1.4mg、ビタミンB12:2.8μg、パントテン酸5.0mg、ビオチン50μg、ビタミンC:100mg…)

製造環境の安全性 GMP認定工場・農薬試験・放射能検査

無添加の該当数 2種(保存料・香料は無添加)




価格・内容量 4,500円(税込)/90粒・30日分

コメント 製薬会社が販売している点が強み。含有成分の透明性も高く、安心できる商品。しかし、価格はやや高く、着色料を使用している点が微妙なところ。800μgのモノグルタミン酸型葉酸は過剰摂取にはならないものの、少々多いように思える。
栄養機能食品の該当成分 1種(マグネシウム)



makana(マカナ)
葉酸の種類 モノグルタミン酸型葉酸

葉酸の配合量 400μg

栄養機能食品の該当成分 2種(鉄・ビタミンE)

含有成分の種類と含有量の透明性 90種以上(鉄:8.7mg、亜鉛:5.3mg、ビタミンB1:2.9mg、ビタミンB6:2.5mg、ビタミンB12:24.1μg、ビタミンC:124.2mg…)


製造環境の安全性 GMP認定工場・放射能検査

無添加の該当数 11種(香料・着色料・保存料・発色剤・防かび剤・膨張剤・苦味料・酸味料・甘味料・増粘安定剤・pH調整剤が無添加)

価格・内容量 6,580円(税込)/120粒・30日分

コメント 無添加が安心の妊活サプリ。妊娠時に不足しやすい鉄分において栄養機能食品に該当している点が高評価。しかし、価格が高い点の他、肝心のマカを含め、多くの含有成分の配合量が不明。尚、定期便の場合には初回3,980円・2回目以降5,980円にて購入できるが、それでも尚、高額な葉酸サプリの部類に入る。亜鉛の含有量が厚生労働省の推奨量より大幅に少ないのが残念。

栄養機能食品の該当成分 2種(鉄・ビタミンE)

mere me(メルミー)
葉酸の種類 モノグルタミン酸型葉酸

葉酸の配合量 400μg

栄養機能食品の該当成分 2種(カルシウム・ビタミンC)

含有成分の種類と含有量の透明性 17種(カルシウム:241mg、亜鉛:5.0mg、マグネシウム136mg、ビタミンB1:2.8mg、ビタミンB2:2.3mg、ビタミンB6:1.7mg、ビタミンB12:12.8μg…)※原材料の原産地まで開示

製造環境の安全性 GMP認定工場・農薬試験・放射能検査

無添加の該当数 11種(香料・着色料・保存料・発色料・防かび剤・膨張剤・酸味料・甘味料・苦味料・増粘安定剤・pH調整剤が無添加)

価格・内容量 6,580円(税込)/120粒・30日分

コメント マカナと販売元が同じで、妊活時ではなく「妊娠後~授乳期」を対象としている葉酸サプリメント。全体的に高品質な印象を受ける。成分の原産国まで開示している透明性の高さが高評価。しかし、栄養機能食品に該当する成分が2つに留まる点が残念。特に、食事からの摂取が難しいとされる亜鉛は、5.0mgと少ないのが気になるポイント。定期便で初回2,980円・2回目以降3,980円。
栄養機能食品の該当成分 2種(カルシウム・ビタミンC)

ピジョン「葉酸カルシウムプラス」
葉酸の種類 ポリグルタミン酸型葉酸

葉酸の配合量 400μg(ポリグルタミン酸型葉酸)

栄養機能食品の該当成分 1種(鉄)
含有成分の種類と含有量の透明性 12種(カルシウム:160mg、鉄:10mg、亜鉛:2.0mg、ビタミンB1:1.3mg、ビタミンB2:1.5mg、ビタミンB6:1.4mg、ビタミンB12:2.8μg、ナイアシン11.0mg…)

製造環境の安全性 記載なし

無添加の該当数 3種(香料・着色料・保存料が無添加)


価格・内容量 1,598円(税込)/60粒・30日分

コメント 1950年創業の歴史による安心感と、ドラッグストアで購入できる手軽さは大きなメリット。そして、手を出しやすい手頃な価格設定も魅力。しかし、葉酸は天然葉酸を使用している点がマイナスポイント。天然葉酸の場合、摂取量の50%程度しか吸収されないため非効率。また、GMP認証の記載がなく、製造環境が不透明な点が残念。
栄養機能食品の該当成分 1種(鉄)
mitete(ミテテ)
葉酸の種類 モノグルタミン酸型葉酸

葉酸の配合量 400μg

栄養機能食品の該当成分 1種(ビタミンD)
含有成分の種類と含有量の透明性 14種(カルシウム:200mg、鉄分:15mg、ビタミンB1:1.3mg、ビタミンB2:1.5mg、ビタミンB6:1.3mg、ビタミンB12:2.8μg、ビタミンC:70mg、ビタミンD:8.5μg、ナイアシン:12mg…)

製造環境の安全性 GMP認定工場・農薬試験・放射能検査

無添加の該当数 3種(香料・合成着色料・保存料が無添加)

価格・内容量 1,980円(税込)/120粒・30日分

コメント 各種成分の最終加工国を公開している点が高評価。また、自社ブランドショップや東急ハンズ・赤ちゃん本舗等の実店舗でも購入できる点が便利。価格も手頃でGMP認定工場にて生産されていることから、コストパフォーマンスは高いと言える。ただし、直接的な害のないものとはいえ、添加物の使用が気になるポイント。栄養機能食品はビタミンDのみ。
栄養機能食品の該当成分 1種(ビタミンD)
mamanic(ママニック)
葉酸の種類 モノグルタミン酸型葉酸

葉酸の配合量 400μg

栄養機能食品の該当成分 1種(ビオチン)

含有成分の種類と含有量の透明性 40種(カルシウム:250mg、鉄分15mg、マグネシウム40mg、ビオチン28μg)



製造環境の安全性 GMP認定工場・農薬試験・放射能検査

無添加の該当数 4種(香料・着色料・保存料・人工甘味料)


価格・内容量 5,500円(税込)/124粒・31日分

コメント GMP製品マークや安心安全マークプラスの表示等、品質管理の徹底ぶりが好印象な葉酸サプリ。各種成分の最終加工国を公開しているのも安心材料。しかし、ツバメの巣やヒアルロン酸等の魅力的な食品を配合しているにも関わらず、肝心の配合量が記載なしで不明瞭。価格は5,500円と微妙なところ。
栄養機能食品の該当成分 1種(ビオチン)

mitas(ミタス)
葉酸の種類 モノグルタミン酸型葉酸

葉酸の配合量 440μg

栄養機能食品の該当成分 なし
含有成分の種類と含有量の透明性 20種以上(鉄:5μg、ビタミンB1:1.36mg、ビタミンB2:1.5mg、ビタミンB6:0.64mg、ビタミンB12:2.88μg、ビタミンC:50mg、ビタミンD:7μg、亜鉛:3mg…)
製造環境の安全性 GMP認定工場・放射能検査

無添加の該当数 6種(香料・着色料・保存料・酸味料・甘味料・増粘安定剤)

価格・内容量 8,778円(税込)/120粒・30日分

コメント 産婦人科医による監修和漢素材による温活効果が特徴の葉酸サプリ。しかし、その和漢素材の配合量は明記されていないのが残念なポイント。価格は今回紹介する葉酸サプリの中で最も高額。定期コースでの申込で初回3,980円・2回目以降4,980円と割引率は大きいものの、個人的には品質に対するコストパフォーマンスが微妙な印象
栄養機能食品の該当成分 なし

葉酸サプリの辛口比較まとめ

以上、葉酸サプリメントの辛口比較でした。

業界人の私が個人的な意見を交えながら、本音で辛口コメントを添えてみました。

公正・公平を意識したつもりですので、かなり客観的な評価になったかと思います。

今はインターネットが普及して、誰でも欲しい情報を手に入れることができる時代ですから、消費者も自分で製品の比較をすることができるようになりました。

そのため、メーカーも適当な商品は作れませんし、中途半端な商品では売れずに終わってしまうでしょうから、いずれの商品も品質にこだわりをもって企画・製造されているはずです。

その上で、かなり細かいポイントに焦点を当てて「本当に良い葉酸サプリ」をご紹介したいと思い、今回この記事を執筆するに至りました。

ご自身が気になっているサプリメントの評価はいかがでしたでしょうか。

いずれの葉酸サプリメントを選んだとしても、ご自身が納得した上で購入し、長期的に服用することが重要ですから、ご自身のお好みに合わせて選んでみてください。

この記事が、あなたの妊活ライフをより豊かにしてくれるキッカケになれば、大変嬉しく思います。