施工管理技士になるには試験内容をチェックしよう

施工管理技士になるには、まず試験のことを知らなければなりません。試験に合格して始めて施工管理技士になることができるので、試験を受けるための条件から、試験内容、試験の難易度などをチェックするようにしましょう。施工管理技士になるための試験の概要を紹介します。

■施工管理技士になるまでの試験回数

・1級、2級の順番で受ける必要はない

施工管理技士は1級と2級があります。2種類の試験があるため、一般的に2級を合格してから、1級を受験する必要があると思われているようです。実際には、条件を満たせばいきなり1級から受験することもできます。その人のレベルに合わせて2級から受験したり、1級から受験したりしましょう。

・学科試験

施工管理技士の試験は、1級と2級どちらも、学科試験があります。学科試験は一次試験として扱われるものです。施工管理技士に必要な知識が身についているか調べるもので、受験を受ける前に勉強をしておきましょう。学科試験は免除されているケースがあるため、事前に確認しておいてください。

・実地試験

施工管理技士の実地試験は、二次試験の扱いです。学科試験に合格した者だけが、実地試験に進むことができます。万が一その年に実地試験に落ちてしまっても、翌年は学科試験が免除されるので安心しましょう。翌年またチャレンジすることが可能なので、そのチャンスを見逃さないようにしてください。

■施工管理技士の試験資格

・2級の場合

施工管理士の試験資格は、指定学科卒業後または指定学科以外卒業後に実務経験が必要です。大学や高度専門士の専門学校では、指定学科卒業後1年以上、指定学科以外卒業以外は1年6ヶ月以上の実務経験が必要となります。短期大学や高等学校などでは、2年~最大で8年以上の実務経験が必要です。

・1級の場合

施工管理技士の1級の資格は、大学や高度専門士の専門学校なら指定学科卒業後3年以上で、指定学科以外卒業後なら4年6ヶ月以上の実務経験が必要になります。短期大学や高等学校なら、5年から最大で15年以上です。これらの年数には、1年以上の指導監督的実務経験年数が含まれていることが条件となります。

■受験資格の免除について

・一級建築士

すでに一級建築士に合格している方は、所定の実務経験を満たせば、学科試験が免除となります。1級と2級どちらも実務経験を満たすことが条件です。二級建築士に合格している場合は、5年以上の実務経験があることで1級建築施工管理技士の受験資格が与えられます。この場合、学科試験の免除はありません。

・電気工事施工管理技士

電気工事施工管理技士へ目指す方でも、第一種電気工事士の資格を得ている場合は、実務経験がなくても1級または2級の電気工事施工管理技士の受験資格が与えられます。電気主任技術者となっている方は、1級は6年以上の実務経験、2級は1年以上の実務経験が必要です。

・舗装施工管理技術者

技術士資格の二次試験合格をすると、1年以上の指導監督的実務経験があれば、受験が可能となります。1級土木施工管理技士を合格者は、1年以上の指導監督的実務経験があれば受験可能です。1級建設機械施工技士合格者は、1年以上の指導監督的実務経験があれば受験できます。

■実務経験の証明について

・実務経験証明書

施工管理技士の試験を受ける際に、実務経験証明書を提出します。書類にはどのような経験があるか記載してください。それぞれの項目は現場ごとに記載する必要はありません。勤務先、勤務先住所、所属部署、工事種別や工事内容を記載しましょう。

・書類に会社印と代表印を押す

実務経験証明書には、実務経験を得た会社から会社印と代表印をもらっておきます。自分で経歴をかいただけでは証明書としては扱われません。書類を提出する前に、必ず印鑑を押してもらっておきましょう。

・自分が経営者の場合

自分が経営者の場合は、証明書と一緒に工事を請け負っている書類も提出しなければなりません。間違いなく工事を請け負っていることがわかる書類を提出しましょう。

■施工管理技士に求められる要素

・幅広い知識が必要

施工管理技士とは、建築工事を監督する役割があります。そのため、業務内容も工程管理から、品質管理、安全管理もしなければなりません。幅広い知識を必要とするため、現場での実務経験が不可欠なのです。

・リーダーシップがある

建築工事の現場では、施工管理技士が多くの人の管理を任されることになります。現場によっては扱う人数も多くなるので、施工管理技士はリーダーシップの要素が必要です。現場を束ねられるように、多くの人をまとめる要素を求められます。

・コミュニケーション能力

現場では多くの人が関わってくるので、施工管理士はコミュニケーション能力が求められます。多くの人に気を配りながら、安全に工事を進めていかなければなりません。施工管理技士が現場の雰囲気を盛り上げて、円滑に進めていく必要があるでしょう。

施工管理士になるには、下記リンクからも詳しくわかります。

施工管理技士になるには、こちらから

■まとめ

施工管理技士は多くの知識が必要となる職業のため、試験を受けるための条件が付いています。現場での実務経験が不可欠となるので、自分の受験資格があるのか確認しておきましょう。現場で働く場合は、経験を積めるか考慮しておくようにしてください。